Demon Slayer
🖌原作(Original Story): 吾峠呼世晴(Koyoharu Gotōge)
TVアニメ『鬼滅の刃』 第4話ネタバレ
竈門炭治郎「(俺が勝った理由、隙の糸の匂いが分かるようになったからだ)」
竈門炭治郎「(誰かと戦ってる時、俺がその匂いに気付くと糸は見える)」
竈門炭治郎「(糸は俺の刃から相手の隙に繋がっていて見えた瞬間ぴんと張る)」
竈門炭治郎「(俺の刃は強く引かれて隙を切り込む)」
鱗滝左近次「もう子供が死ぬのを見たくなかった。お前にあの岩は斬れないと思っていたのに」
鱗滝左近次「よく頑張った。炭治郎、お前は凄い子だ」
鱗滝左近次「最終選別、必ず生きて戻れ」
鱗滝左近次「儂も妹も此処で待っている」
竈門炭治郎「わー!どうしたんですかこんなに?」
鱗滝左近次「全ての修業を終えた祝いだ。遠慮せず食うといい」
鱗滝左近次「なぁ炭治郎、鍋はうまかったか?」
竈門炭治郎「はい!あんな御馳走久しぶりでした!」
鱗滝左近次「お前のような食べ盛りは食った分だけ力もつくし体は大きくなる。だがそれは鬼も同じ。覚えておけ。基本的に鬼の強さは人を喰った数だ」
竈門炭治郎「たくさん食べたら強くなるんですか?」
鱗滝左近次「そうだ。力は増し肉体を変化させ怪しき術を使う者も出てくる」
鱗滝左近次「お前ももっと鼻が利くようになれば鬼が何人喰ったかわかるようになるだろう」
産屋敷彼方「この藤襲山には殺鬼の剣士様方が生け捕りにした鬼が閉じ込めてあり、外に出ることはできません」
産屋敷輝利哉「山の麓から中腹にかけて鬼共の嫌い藤の花が一年中狂い咲いているからでございます」
産屋敷彼方「しかし、ここから先には藤の花は咲いておりませんから鬼共がおります」
産屋敷輝利哉「この中で七日間生き抜く、それが最終選別の合格条件でございます」
彼方・輝利哉「では、行ってらっしゃいませ」
竈門炭治郎「(7日間生き残る事だけを考えよう。まずはこの夜を乗り切る)」
竈門炭治郎「(朝日が昇れば鬼は活動できなくなるし体も休める事ができる。そのためには東!最も朝日の早く当たる場所を目指す!)」
竈門炭治郎「(いきなり2人…やれるだろうか…)」
竈門炭治郎「(大丈夫だ…落ち付いて動きを見ろ!修行の時を思い出せ!)」
竈門炭治郎「(全集中!)」
錆兎「知ってるだろ?それはお前も」
「何で大型の異形がいるんだよ、聞いてないこんなの」
竈門炭治郎「(怯むな!助けろ助けろ助けろ!俺はもう無力じゃない、動け!)」
竈門炭治郎「(水の呼吸 弐ノ型 水車)」
手鬼「また来たな、俺の可愛い狐が」
竈門炭治郎「何の話だ?」
手鬼「フフフッ、俺が喰った鱗滝の弟子の数だよ。フフフッ、アイツの弟子はみんな殺してやるって決めてるんだ」
手鬼「そうだなァ、特に印象に残っているのは二人だな。あの二人、珍しい毛色のガキだったな。一番強かった。宍色の髪をしてた。口に傷がある」
竈門炭治郎「(地面から鬼の匂い!!)」
手鬼「(たっ、高い!仕留め損なった!でもな、空中ではこの攻撃を躱せない!)」
真菰「やっぱり炭治郎も負けるのかな?アイツの頸硬いんだよね」
錆兎「負けるかもしれないし勝つかもしれない。ただそこには一つの事実があるのみ」
錆兎「炭治郎は誰よりも硬く大きな岩を斬った男だということ」
竈門炭治郎「(全集中)」
竈門炭治郎「(糸は俺の刃から相手の隙に繋がっていて見えた瞬間ぴんと張る)」
竈門炭治郎「(俺の刃は強く引かれて隙を切り込む)」
竈門炭治郎「鱗滝さん…」
鱗滝左近次「お前を最終選別に行かせるつもりはなかった」
鱗滝左近次「もう子供が死ぬのを見たくなかった。お前にあの岩は斬れないと思っていたのに」
鱗滝左近次「よく頑張った。炭治郎、お前は凄い子だ」
鱗滝左近次「最終選別、必ず生きて戻れ」
鱗滝左近次「儂も妹も此処で待っている」
竈門炭治郎「わー!どうしたんですかこんなに?」
鱗滝左近次「全ての修業を終えた祝いだ。遠慮せず食うといい」
鱗滝左近次「なぁ炭治郎、鍋はうまかったか?」
竈門炭治郎「はい!あんな御馳走久しぶりでした!」
鱗滝左近次「お前のような食べ盛りは食った分だけ力もつくし体は大きくなる。だがそれは鬼も同じ。覚えておけ。基本的に鬼の強さは人を喰った数だ」
竈門炭治郎「たくさん食べたら強くなるんですか?」
鱗滝左近次「そうだ。力は増し肉体を変化させ怪しき術を使う者も出てくる」
鱗滝左近次「お前ももっと鼻が利くようになれば鬼が何人喰ったかわかるようになるだろう」
竈門炭治郎「はい!ありがとうございます!行ってきます!鱗滝さん!」
鱗滝左近次「(炭治郎…なぜお前が…)」
産屋敷彼方「この藤襲山には殺鬼の剣士様方が生け捕りにした鬼が閉じ込めてあり、外に出ることはできません」
産屋敷輝利哉「山の麓から中腹にかけて鬼共の嫌い藤の花が一年中狂い咲いているからでございます」
産屋敷彼方「しかし、ここから先には藤の花は咲いておりませんから鬼共がおります」
産屋敷輝利哉「この中で七日間生き抜く、それが最終選別の合格条件でございます」
彼方・輝利哉「では、行ってらっしゃいませ」
竈門炭治郎「(朝日が昇れば鬼は活動できなくなるし体も休める事ができる。そのためには東!最も朝日の早く当たる場所を目指す!)」
鬼「てめぇ!横取りしようとしてんじゃねぇ!てめぇは向こうに行け!」
鬼「知るか!貴様が失せろ!」
竈門炭治郎「(いきなり2人…やれるだろうか…)」
竈門炭治郎「(大丈夫だ…落ち付いて動きを見ろ!修行の時を思い出せ!)」
竈門炭治郎「(全集中!)」
竈門炭治郎「(水の呼吸!)」
鱗滝左近次「鬼の急所は頸!しかし、通常の刃物で頸を斬っても殺すことはできない」
竈門炭治郎「じゃあ、どうやって倒せば…」
鱗滝左近次「鬼殺隊の持つ刀は特別な鋼で造られており、唯一鬼を殺すことがだきる。その名を日輪刀という」
竈門炭治郎「成仏してください」
竈門炭治郎「うっ!何だ…この腐ったような匂いは…」
竈門炭治郎「(何だ!あれは!)」
真菰「ねぇ錆兎、炭治郎勝てるかな?」
鱗滝左近次「鬼殺隊の持つ刀は特別な鋼で造られており、唯一鬼を殺すことがだきる。その名を日輪刀という」
竈門炭治郎「成仏してください」
竈門炭治郎「うっ!何だ…この腐ったような匂いは…」
「うわぁー!!聞いてない!こんなの聞いてないぞ!」
竈門炭治郎「(何だ!あれは!)」
真菰「ねぇ錆兎、炭治郎勝てるかな?」
錆兎「わからない。努力はどれだけしても足りないんだよ」
錆兎「知ってるだろ?それはお前も」
「何で大型の異形がいるんだよ、聞いてないこんなの」
竈門炭治郎「(怯むな!助けろ助けろ助けろ!俺はもう無力じゃない、動け!)」
竈門炭治郎「(水の呼吸 弐ノ型 水車)」
手鬼「また来たな、俺の可愛い狐が」
竈門炭治郎「また?」
手鬼「狐小僧、今は明治何年だ?」
竈門炭治郎「今は大正時代だ」
手鬼「うああああああ!!年号がァ、年号が変わっている!!まただ!!また俺がこんな所に閉じ込められている間に!許さん、許さんんん!!鱗滝め、鱗滝め、鱗滝め、鱗滝めー!!」
竈門炭治郎「どうして鱗滝さんを」
手鬼「知ってるさァ、俺を捕まえたのは鱗滝だからなァ。忘れもしない四十七年前、アイツがまだ鬼狩りをしていた頃だ。江戸時代慶応の頃だった」
「嘘だ!そんなに長く生きてる鬼はここにはいないはずだ!ここには、人間を二・三人喰った鬼しか入れてないんだ!選別で斬られるのと鬼は共喰いするからそれで…」
手鬼「でも、俺はずっと生き残ってる。藤の花の牢獄で五十人は喰ったなぁ、ガキ共を。十二、十三、で、お前で十四だ」
竈門炭治郎「今は大正時代だ」
手鬼「うああああああ!!年号がァ、年号が変わっている!!まただ!!また俺がこんな所に閉じ込められている間に!許さん、許さんんん!!鱗滝め、鱗滝め、鱗滝め、鱗滝めー!!」
竈門炭治郎「どうして鱗滝さんを」
手鬼「知ってるさァ、俺を捕まえたのは鱗滝だからなァ。忘れもしない四十七年前、アイツがまだ鬼狩りをしていた頃だ。江戸時代慶応の頃だった」
「嘘だ!そんなに長く生きてる鬼はここにはいないはずだ!ここには、人間を二・三人喰った鬼しか入れてないんだ!選別で斬られるのと鬼は共喰いするからそれで…」
手鬼「でも、俺はずっと生き残ってる。藤の花の牢獄で五十人は喰ったなぁ、ガキ共を。十二、十三、で、お前で十四だ」
竈門炭治郎「何の話だ?」
手鬼「フフフッ、俺が喰った鱗滝の弟子の数だよ。フフフッ、アイツの弟子はみんな殺してやるって決めてるんだ」
手鬼「そうだなァ、特に印象に残っているのは二人だな。あの二人、珍しい毛色のガキだったな。一番強かった。宍色の髪をしてた。口に傷がある」
竈門炭治郎「(この鬼に殺されていた?でも、俺は二人と)」
手鬼「その面、目印なんだよ。その狐の面がな、鱗滝が彫った面の木目を俺は覚えてる。アイツがつけてた天狗の面と同じ彫り方」
手鬼「厄除の面とか言ったか?それをつけたせいでみんな喰われた。みんな俺の腹の中だ。鱗滝が殺したようなもんだ」
手鬼「その面、目印なんだよ。その狐の面がな、鱗滝が彫った面の木目を俺は覚えてる。アイツがつけてた天狗の面と同じ彫り方」
手鬼「厄除の面とか言ったか?それをつけたせいでみんな喰われた。みんな俺の腹の中だ。鱗滝が殺したようなもんだ」
竈門炭治郎「(地面から鬼の匂い!!)」
手鬼「(たっ、高い!仕留め損なった!でもな、空中ではこの攻撃を躱せない!)」
錆兎「負けるかもしれないし勝つかもしれない。ただそこには一つの事実があるのみ」
錆兎「炭治郎は誰よりも硬く大きな岩を斬った男だということ」
竈門炭治郎「(全集中)」
竈門炭治郎「(水の呼吸)」
次回予告
竈門炭治郎「水面斬り!どうだ禰豆子?兄ちゃんかっこいいだろ!」
竈門禰豆子「んーんー!」
竈門炭治郎「え!錆兎の方がかっこいい…ね…禰豆子~そ…そうだ!試験会場の周りには藤の花が咲いていて綺麗だったぞ。人間に戻ったら見に行こうな」