Detective Conan
🖊原作者(Original Story):青山剛昌(Gosho Aoyama)
TVアニメ『名探偵コナン』 第1023話 ネタバレ
♦放送日(Airdate): 2021年10月16日
第1023話 汽笛の聞こえる古書店3
キャスト
🔷江戸川コナン Edogawa Conan CV. 高山みなみ
🔷灰原哀 Haibara Ai CV.林原めぐみ
🔷吉田歩美 Yoshida Ayumi CV.岩居由希子
🔷円谷光彦 Tsuburaya Mitsuhiko CV.大谷育江
🔷小嶋元太 Kojima Genta CV.高木渉
🔷高木渉 Takagi Wataru CV.高木渉
🔷鑑識員 CV.住谷哲栄
🔷玉木裕次郎 CV.牛山茂
🔷玉木一朗 CV.志村貴博
🔷吉川美知子 CV.宮川美保
🔷野嶋亮司 CV.二又一成
🔷竹内渚 CV.寺瀬今日子
🔷大村光輔 CV.五十嵐明
円谷光彦「みなさん、お集まりいただきありがとうございます」
コナン「つーか…話ってなんだよ?光彦」
円谷光彦「わかってしまったんですよ。玉木ブックカフェで注文した僕のパスタセットのデザート、プリンを盗み食いした犯人がね!」
コナン「はァ?んなことでみんなを呼び出したのかよ」
円谷光彦「そんなこととは何ですか!!僕すっごく楽しみにしてたんですよ!!」
玉木裕次郎「で、光彦君はその犯人がこの中にいるって言いたいのかい?」
円谷光彦「その通りです!犯行時、僕達が座っていた席順をよーく思い出してください」
円谷光彦「つまり、犯行が可能なのはコナン君と元太君の2人」
コナン「俺は知らねぇぞ」
玉木一郎「でも光彦君、そもそも君は盗られた時、気付かなかったのかい?」
円谷光彦「そう、犯人は巧妙に僕の目をプリンから逸らせたんです」
コナン「それが全然思い浮かばねぇんだよなぁ…あいつらよく思いつくよなぁ…」
コナン「あ…ごめんなさい…美知子さんの邪魔しちゃって」
吉川美知子「あ?違うの、別に迷惑だなんて思ってないわ。そもそもここに誘ったのは私だし…ただちょっと嫉妬しちゃったというか…」
円谷光彦「そう、犯人は巧妙に僕の目をプリンから逸らせたんです」
コナン「どうやって?」
小嶋元太「ごめんよ…光彦…俺の頼んだうな重セットにプリンが付いてなくて…なのに目の前にうまそうなプレンがあって…それで…つい…」
円谷光彦「罪を憎んで人を憎まず…しっかり反省してください」
小嶋元太「光彦…ごめんよ~」
コナン「この事件、俺には絶対解けなかったな。さすが光彦だぜ!」
円谷光彦「これくらい朝飯前ですよ」
円谷光彦「何しろ僕は、名探偵ミツヒコですから!」
大村光輔「う~ん なかなかよく書けてるよ」
円谷光彦「罪を憎んで人を憎まず…しっかり反省してください」
小嶋元太「光彦…ごめんよ~」
コナン「この事件、俺には絶対解けなかったな。さすが光彦だぜ!」
円谷光彦「これくらい朝飯前ですよ」
円谷光彦「何しろ僕は、名探偵ミツヒコですから!」
大村光輔「う~ん なかなかよく書けてるよ」
円谷光彦「いいじゃないですか~僕の小説なんですから」
小嶋元太「じゃあ、次は俺の見てくれよ!うな重が空から降ってくる話を書いたんだ」
吉田歩美「歩美のも読んで!小さくなってお人形さん達とお友達になる話なの!」
コナン「オメーは何書いてんだ?」
小嶋元太「じゃあ、次は俺の見てくれよ!うな重が空から降ってくる話を書いたんだ」
吉田歩美「歩美のも読んで!小さくなってお人形さん達とお友達になる話なの!」
コナン「オメーは何書いてんだ?」
灰原哀「内緒。そういうあなたはどうなのよ?」
コナン「それが全然思い浮かばねぇんだよなぁ…あいつらよく思いつくよなぁ…」
コナン「あ…ごめんなさい…美知子さんの邪魔しちゃって」
吉川美知子「あ?違うの、別に迷惑だなんて思ってないわ。そもそもここに誘ったのは私だし…ただちょっと嫉妬しちゃったというか…」
コナン「そういえば美知子さんはどうして小説教室に通おうと思ったの?」
吉川美知子「それ聞いちゃう?」
吉川美知子「それ聞いちゃう?」
コナン「うん!」
吉川美知子「前から本は好きだったんだけど、玉木ブックカフェで働くようになって、本をさらによく読むようになったのね。そしたらなんだか自分でも書きたくなっちゃって」
吉川美知子「目標はお店に自分の小説を置くことなの!ううん!それだけじゃないわ。100万部のベストセラーになって賞なんかも取っちゃって…」
div>野嶋亮司「調子はどうかね?」吉川美知子「目標はお店に自分の小説を置くことなの!ううん!それだけじゃないわ。100万部のベストセラーになって賞なんかも取っちゃって…」
大村光輔「ああ、野嶋さん、皆さんしっかり書けていますよ」
野嶋亮司「それは結構。それよりも大村先生には早くヒット作を書いていただきたいものですな。でないといつまでたっても、この教室をやめられませんぞ」
大村光輔「ハハッ…それは…」
野嶋亮司「それは結構。それよりも大村先生には早くヒット作を書いていただきたいものですな。でないといつまでたっても、この教室をやめられませんぞ」
大村光輔「ハハッ…それは…」
コナン「あのおじさんは誰?」
吉川美知子「あの人は、野嶋亮司さんといって、このお屋敷の家主で大村さんのスポンサーみたいな人だって聞いたけど…」
吉川美知子「あの人は、野嶋亮司さんといって、このお屋敷の家主で大村さんのスポンサーみたいな人だって聞いたけど…」
野嶋亮司「フン!くだらん!」
大村光輔「まぁまぁ、野嶋さん相手は子供なんですから」
野嶋亮司「この教室で半端はワシが許さん!!」
野嶋亮司「少し教育が必要なようじゃの!おぬしらに本物の物語というものを見せてやる!」
野嶋亮司「渚さん、地下へ行くぞ」
野嶋亮司「この教室で半端はワシが許さん!!」
野嶋亮司「少し教育が必要なようじゃの!おぬしらに本物の物語というものを見せてやる!」
野嶋亮司「渚さん、地下へ行くぞ」
竹内渚「かしこまりました、旦那様」
吉川美知子「あの…もしかしてこれも稀覯本(きこうぼん)とかなんじゃ…」
吉田歩美「でも…」
野嶋亮司「つべこべ言わずに読むんじゃ!渡した本を読むまでこの部屋からは出さんからな!」
光彦・元太・歩美「は…はい!!」
野嶋亮司「読み終わったらきちんと本棚に戻すんだぞ」
小嶋元太「フゥ~ようやく読みわかっだぜ」
野嶋亮司「つべこべ言わずに読むんじゃ!渡した本を読むまでこの部屋からは出さんからな!」
光彦・元太・歩美「は…はい!!」
野嶋亮司「読み終わったらきちんと本棚に戻すんだぞ」
小嶋元太「フゥ~ようやく読みわかっだぜ」
野嶋亮司「なんじゃ、腹が空いたのか?」
小嶋元太「う…うん…」
野嶋亮司「食べ終わったら読書の続きじゃぞ」
大村光輔「野嶋さん、この子供達には教室の続きが…」
大村光輔「野嶋さん、この子供達には教室の続きが…」
野嶋亮司「ワシに指図するつもりか?盗人の分際で」
玉木一郎「よかった…無事で」
吉川美知子「もう大丈夫…ちょっと体調がよくなかっただけだから…」
玉木裕次郎「美知子さん、今刑事さんとお医者さんに聞いてきたんだが」
玉木裕次郎「美知子さん、あなた毒を盛られた可能性があるんだそうだ」
野嶋亮司「ここに置きっぱなしじゃが、一応入り口には鍵がかけてあった」
野嶋亮司「鍵を持っていたのは、ワシと渚さんじゃが…頼まれればいつでも鍵を開けていたから」
野嶋亮司「大村先生もよく出入りしておった」
円谷光彦「そういえば、この本を読むようにって渡したのは野嶋さんでしたよね?」
野嶋亮司「鍵を持っていたのは、ワシと渚さんじゃが…頼まれればいつでも鍵を開けていたから」
野嶋亮司「大村先生もよく出入りしておった」
円谷光彦「そういえば、この本を読むようにって渡したのは野嶋さんでしたよね?」
玉木裕次郎「間違いありませんね。コナン君の言う通り、これはパリスグリーンです」
玉木裕次郎「この本の装丁に使われている緑色の人工顔料の事です。19世紀後半まで鮮やかな緑の発色を出す為の材料に強い毒が使用されていたことがあるんですよ」
玉木裕次郎「一説には、あのナポレオンもこのパリスグリーンの壁紙から出る毒のせいで亡くなったのでは、とも言われていますね」
円谷光彦「え?ナポレオンがですか?」
コナン「(ん?何だこの傷)」
コナン「(これは血痕!)」
コナン「(じゃあ、美知子さんが指を切ったのはこの本か…でもなんでこんな所に…)」
コナン「(何だこれ…この跡ってもしかして…)」
コナン「(そうか!そういうことか!)」
野嶋亮司「美知子さん、申し訳ない。あの書庫に毒の本などがあるとは露知らず…」
吉川美知子「気にしないでください。私もそんな本があるなんて知りませんでしたから」
野嶋亮司「本当にすまなかった。これはお詫びの品といっては何だが、病院生活の退屈しのぎになればと…」
吉川美知子「わぁ!いいんですか?こんなにたくさん…ありがとうございます」
野嶋亮司「ではワシらはこれで」
大村光輔「美知子さん、元気になったらまた小説を書きましょうね」
吉川美知子「はい!今のうちに構想を考えておきます」
吉川美知子「あらコナン君、どうしたの?」
コナン「美知子さん、もしかしてあの書庫でドイツ語の本に触らなかった?」
吉川美知子「え?うん、触ったわよ」
コナン「じゃあ、どうしてその本に触ったの?」
吉川美知子「はい!今のうちに構想を考えておきます」
吉川美知子「あらコナン君、どうしたの?」
コナン「美知子さん、もしかしてあの書庫でドイツ語の本に触らなかった?」
吉川美知子「え?うん、触ったわよ」
コナン「じゃあ、どうしてその本に触ったの?」
吉川美知子「ちょっと気になっちゃってね…その時、指を切っちゃったんだけど…」
コナン「その気になったことって、もしかして…」
野嶋亮司「おお!これはワシが探していた本」
野嶋亮司「アンタにしては気が利くじゃないか」
野嶋亮司「あ!紙で切ったか…」
コナン「舐めちゃダメだ!」
野嶋亮司「ん?おぬしは昼間の…舐めてはいかんとはどういうことじゃ?」
野嶋亮司「まさかこの本か…」
コナン「ううん、その本は毒の本でも何でもない。でも、その指を舐めたら美知子さんの二の舞だよ」
野嶋亮司「おお!これはワシが探していた本」
野嶋亮司「アンタにしては気が利くじゃないか」
野嶋亮司「あ!紙で切ったか…」
コナン「舐めちゃダメだ!」
野嶋亮司「まさかこの本か…」
コナン「ううん、その本は毒の本でも何でもない。でも、その指を舐めたら美知子さんの二の舞だよ」
コナン「だよね?本に仕掛けを施して美知子さんに毒を盛った小説家の大村光輔さん!」
大村光輔「ハハッ…何を言ってるんだ?僕は野嶋さんが探してた本を見つけたから…」
コナン「じゃあ、これはどういうこと?」
コナン「カッターの刃だよ。大村さんは、この毒のついたカッターの刃を本に仕掛けておき、本を取り出す時に指を切らせて、毒殺する計画だったんだよ」
コナン「この書庫の中には毒の本があるから、それを触ったことによる事故死に見せかれられるからね」
野嶋亮司「大村!貴様!美知子さんだけでは飽き足らずワシまで」
コナン「それは違うよ。大村さんの狙いはずっと野嶋さん一人だけだよ。美知子さんは大村さんが仕掛けた罠に運悪くひかかっちゃったんだ」
コナン「野嶋さん、昼間ここで元太の事、叱ってたでしょ?だから、毒を仕掛けた本をこうやって天地逆にしておけば…」
野嶋亮司「それに気づいたワシが手に取るじゃろうと」
コナン「じゃあ、これはどういうこと?」
コナン「カッターの刃だよ。大村さんは、この毒のついたカッターの刃を本に仕掛けておき、本を取り出す時に指を切らせて、毒殺する計画だったんだよ」
コナン「この書庫の中には毒の本があるから、それを触ったことによる事故死に見せかれられるからね」
野嶋亮司「大村!貴様!美知子さんだけでは飽き足らずワシまで」
コナン「それは違うよ。大村さんの狙いはずっと野嶋さん一人だけだよ。美知子さんは大村さんが仕掛けた罠に運悪くひかかっちゃったんだ」
コナン「野嶋さん、昼間ここで元太の事、叱ってたでしょ?だから、毒を仕掛けた本をこうやって天地逆にしておけば…」
野嶋亮司「それに気づいたワシが手に取るじゃろうと」
野嶋亮司「いや、渚さんがドイツ語を読めないにしてもじゃ…天地が逆になってることぐらい」
コナン「ここには世界中の本があるんでしょ?」
コナン「本の天地を揃えて並べた時、アメリカの本は、背表紙のタイトルが上から順に読むようになるんだけど、ヨーロッパの本は下から読むようになるんだ」
コナン「ここには世界中の本があるんでしょ?」
コナン「本の天地を揃えて並べた時、アメリカの本は、背表紙のタイトルが上から順に読むようになるんだけど、ヨーロッパの本は下から読むようになるんだ」
コナン「だから、ここに収められている洋書の背表紙は上から読む本と下から読む本があって、一見、天地が逆かどうかわかりづらくなってるんだ」
野嶋亮司「なるほど…しかし大村先生!なぜワシを?ワシはずっとあんたを支援しておったろう…」
大村光輔「支援!?ふざけるな!あんたは俺をいいようにこき使ってただけじゃないか!金がなくてここの本を盗んで売り払ったことは反省してる…だがな!」
大村光輔「あんたはそのことをネタに俺を奴隷のようにこき使いやがって!もう限界だったんだよ…」
大村光輔「支援!?ふざけるな!あんたは俺をいいようにこき使ってただけじゃないか!金がなくてここの本を盗んで売り払ったことは反省してる…だがな!」
大村光輔「あんたはそのことをネタに俺を奴隷のようにこき使いやがって!もう限界だったんだよ…」