TVアニメ『takt op.Destiny』 第1話 ネタバレ
放送日(Air Date): 2021年10月6日
第1話『指揮-Creed-』
CAST
朝雛タクト「これはな、ピアノっていうんだ」
ジミー「ピア…ノ?」
朝雛タクト「あぁ…悪くない…ちゃんと調律もされている。アップライトでこれだけ鳴れば…」
朝雛タクト「そうか…ずっと待ってたんだな…また音楽が戻ってくる時を」
「逃げろ!D2だ!」
朝雛タクト「これが…音楽だ」
運命「いいかげんにしてください、マエストロ・タクト」
運命「中型のD2、1匹倒した程度でそのザマではニューヨークまで到底持ちません。体力・精神力の増強が必要です」
朝雛タクト「お前が相変わらず、非効率的な戦い方で、僕の…命を無駄遣いしてるんだ!」
朝雛タクト「単に出力のコントロールが…できてないだけだろう!まったく!」
運命「実際、その点は私としても実に不本意です」
アンナ「タクト!アンタまた何かやらかしたの?」
運命「客観的に見ても兵器としては重大な欠陥と言わざるをえません。ニューヨーク・シンフォニカに到着した暁には、ぜひ調整を求めたく…」
朝雛タクト「ちょっとは手を貸すくらいしたらどうなんだ!このポンコツムジカート!」
アンナ「タクト!アンタまた何かやらかしたの?」
朝雛タクト「アンナ…」
アンナ「買い物の間のたった10分がどうしておとなしく待ってられないのよ!信じられない!」
アンナ「シャラップ!撤収!」
運命「失礼いたしました。皆さま、どうぞ日常にお戻りくださいませ」
アンナ「コゼット!行くわよ!」
アンナ「買い物の間のたった10分がどうしておとなしく待ってられないのよ!信じられない!」
朝雛タクト「コイツが…」
運命「マエストロが…」
アンナ「シャラップ!撤収!」
運命「失礼いたしました。皆さま、どうぞ日常にお戻りくださいませ」
アンナ「コゼット!行くわよ!」
運命「はい、アンナお姉ちゃん」
September 3, 2047
アンナ「タクトねぇ、アンタホントに今の状況理解してる?」
アンナ「ニューヨークは遠いの、まだずーっと先なの、途中何があるのかもわからない」
September 3, 2047
アンナ「タクトねぇ、アンタホントに今の状況理解してる?」
アンナ「ニューヨークは遠いの、まだずーっと先なの、途中何があるのかもわからない」
運命「常識的に考えて、先ほどの場所で演奏を続行するのは不可能でしたよマエストロ」
朝雛タクト「お前が常識を語るな、ポンコツムジカート」
朝雛タクト「D2が出た?お前が全部倒せば問題ないだろうが」
運命「いいですね。では相応分のカロリーをご提供くだ…」
運命「なくなってしまいました」
アンナ「たった1人の妹だもん」
朝雛タクト「D2が出た?お前が全部倒せば問題ないだろうが」
運命「いいですね。では相応分のカロリーをご提供くだ…」
運命「なくなってしまいました」
アンナ「ごめんねコゼット。結局あの街じゃ、お菓子はそれしか手に入らなくて…」
運命「そうですか…」
朝雛タクト「コイツは燃費が悪すぎる。お前はコイツに甘すぎる!芋でも食わせておけ!」
アンナ「たった1人の妹だもん」
店主「アンタら、なんだってこんなとこ来ちまったんだ?はっきり言って最悪のタイミングだぜ」
アンナ「えっ?ここからニューヨークへは、この道が最短ルートでしょ?」
店主「無理無理通れっこないぜ。東海岸へ向かうルートは、あの街のど真ん中を通ってるんだが…はぁ…D2どもが巣くっちまったんだよ」
店主「街がようやく元どおりになって、活気も出てきたってのに…アイツらいきなり何匹も現れやがってよ、街の人間はどんどん逃げちまって、すっかり復興前に逆戻りだぜ」
店主「ここらも往来が途絶えちまってなぁ、このままじゃ、うちも早晩店じまいってありさまさ…やれやれだぜ」
アンナ「この道を避けていくとなると…」
店主「道はガタガタだし、橋が落ちてて船でしか進めねえとこもあるみたいだし」
朝雛タクト「行動計画が甘かったんじゃないか?」
店主「南へぐるっと回り込むっきゃねえだろうなぁ。ただあっちはあっちで復興が遅れてる」
店主「道はガタガタだし、橋が落ちてて船でしか進めねえとこもあるみたいだし」
朝雛タクト「行動計画が甘かったんじゃないか?」
アンナ「コゼット?コゼット!無事なの?」
アンナ「状況を整理しましょう。私たちの目的は何?」
朝雛タクト「音楽」
運命「すべてのD2の殲滅です」
アンナ「違うから全然違うから!ニューヨークへ行くんでしょ!?シンフォニカでコゼットを治してもらうんでしょ!?なんでそこ見失うの!こんなんじゃいつまでたったって私たち永遠にたどり着けないから!」
運命「はい、おそらくその前に、私もマエストロも力尽きて共倒れになるでしょう」
アンナ「わかってるなら言うこと聞いて…もうやだ…」
朝雛タクト「何とかしろ」
運命「マエストロがわがままばかり言うから悪いのです」
運命「∆☆◎★#☆◆」
運命「たくさんのD2どもがどんどん襲いかかってきました」
運命「私もガンガン撃ってやりましたが、きりがないなぁと思い始めましたので」
運命「一気にドカーンとやってやったのです」
運命「巨大な何かが卑怯にも、隠れたまま私に攻撃を」
運命「もちろん私は的確に、それを隠れがから引きずり出そうと、あの手この手で奮戦いたしましたが」
朝雛タクト「失敗した…と」
運命「マエストロのカロリーが足りなかったのです。せめて現場に駆けつけるべきだったのでは?コンダクターとして」
朝雛タクト「1人で対処できる自信があるから飛び出していったのだと思っていた」
朝雛タクト「買いかぶりすぎたな、ポンコツムジカートを」
アンナ「地下ね…何かあるのかしら?」
朝雛タクト「理由なんかどうでもいい。要はソイツがジッと隠れていられないように仕向けて、引きずり出す」
アンナ「どうにか無事に道も突破できたし、この勢いでニューヨークまでたどり着きたいわね」
朝雛タクト「ふわぁ~今日は一日最高の気分で過ごせそうだ」
運命「人はなぜただ栄養を得るというだけの行為に、これほどの技術と熱意をささげてきたのでしょう?」
アンナ「今回はなんとかなったからいいけど、もう少し旅が続けられるよう協力してよね?特にそこの約1名」
朝雛タクト「次はグランドピアノだなぁ、まだ残ってるはずだ」
運命「惜しむらくはこの穴、いかなる理由があって、このような欠落が許されているのでしょう?」
アンナ「話を聞いて…」
朝雛タクト「いい天気だ…」
運命「このカロリーが私にまた新しい力を与えてくれます」
アンナ「誰か、私の話を聞いてーーーー!!」