TVアニメ『takt op.Destiny』 第4話 ネタバレ
放送日(Air Date): 2021年10月26日
第4話『開演-Showtime-』
キャスト CAST
🔷ジョナサン CV.鈴木崚太
🔷マギー CV.白石晴香
🔷ラング CV.飛田展男
レニー「タイタン、イッツショータイム!」
タイタン「オッケーマエストロ!」
レニー「そこ」
運命「上手に当てますね。何かコツがあるのですか?」
タイタン「マエストロがたららんってすると、タイタンにもピピッて伝わってくるの」
運命「では次からはそれでお願いします、マエストロ」
朝雛タクト「簡単に言うな!このポンコツムジカートめ!」
レニー「大丈夫?」
朝雛タクト「そう見えるなら次の街で目の医者を探した方がいいぞ」
レニー「減らず口をたたけるくらいならまだまだいけるわね」
アンナ「あんた自分でレニーさんにいろいろ教えてくれって頼んだでしょうに!」
朝雛タクト「僕は音楽家なんだ!こんなの1週間かそこらでできるほうがよほどおかしいだろうが」
レニー「ハーモニーを感じてみて」
朝雛タクト「ハーモニー?」
レニー「あの子達から響く音色とあなた自身との調和。音楽家にとって最高のロマンだと思わない?自分の奏でる音楽と対話できるなんて」
レニー「私達コンダクターは音楽に仕える存在。ムジカートという音色を導き私達の求めるメロディーへと紡ぎあげる」
朝雛タクト「ずいぶんと物騒な音楽だな。銃だの剣だの振り回して」
レニー「挑戦し甲斐があるでしょ?それとレディーへの接し方も覚えてね」
朝雛タクト「はァ!?」
ジョナサン「あんた達どうした?こんなとこで!」
ジョナサン「あっ!レニーさんじゃないですか!」
レニー「ジョナサン!?あらあらすっかりたくましくなっちゃって」
タイタン「あっ!ジョナたんだ!」
タイタン「どうしてここにいるの?」
ジョナサン「畑に帰る途中で…そうだ、俺今ここで働いてて」
タイタン「ラスベガスLRファーム?」
ジョナサン「マギーもいるんです。会ってやってください。俺達のラスベガスはすぐそこですから!」
アンナ「ようこそすばらしきラスベガスへ…」
ジョナサン「そこに俺らみたいな故郷をなくした連中が集まってきて、今はこんな立派な農場になったんですよ」
ジョナサン「おーい!マギー!」
マギー「ん?レニーさんとタイタンさん?」
マギー「お元気でしたか?まさかこんなところで会えるなんて」
レニー「あなた達の方こそここにいるなんて思わなかったわ」
朝雛タクト「ずいぶん慕われてるんだな」
ジョナサン「そうだ!よかったらうちにも寄ってってくださいよ。マギーの料理は最高なんですよ」
レニー「あなた達もしかして?」
タイタン「ラブラブだ~♡」
レニー「あらあら!それじゃあゆっくり話を聞かせてもらいたいわ」
朝雛タクト「ずいぶん慕われてるんだな」
ラング「来客ですか?」
ジョナサン「ラングさん!」
レニー「この3人は私のかわいい子ども達」
レニー「突然お邪魔してごめんなさい。ニューヨーク・シンフォニカ所属コンダクターのレナードよ」
タイタン「タイタンだよ」
ラング「なんとコンダクターでいらっしゃる!これはこれはようこそおいでくださいました。そちらの方は?」レニー「この3人は私のかわいい子ども達」
レニー「ただの通りすがりよ」
ラング「そういうことでしたらぜひうちでお食事などいかがでしょう?」
ジョナサン「とんでもない。レニーさんのお子さん達のお話も聞きたいですし」
朝雛タクト「だから違う」
マギー・ジョナサン「え?」
朝雛タクト「ここの人達は知らないんだな…昼間のD2のことも…僕達の街に起こったことも」
レニー「子どもは子どもでも教え子なのよ。ニューヨークまで行きたいって言うから途中までお手伝いしながらいろいろ教えてあげてるところ」
ジョナサン「レニーさんは面倒見がいいから」
朝雛タクト「おせっかいなだけだ」
マギー「私達もね、レニーさんに助けてもらったのよ。街を襲ってきたD2から」
レニー「ここに移ってきたのはどうして?」
ジョナサン「俺達のいた避難キャンプに農地開拓の人手を探しているって話がきて」
マギー「シンフォニカの人からの勧めもあって思い切って」
アンナ「故郷を離れて新しい場所で大変だったんじゃ」
ジョナサン「あっという間でしたよ。シンフォニカのおかげでD2が出なくなってからは畑もどんどん広げられましたし」
マギー「まだまだこれからなの。やっと平和が戻ってきてD2のせいでなくなったもの取り戻していかなきゃ!」
朝雛タクト「ここの人達は知らないんだな…昼間のD2のことも…僕達の街に起こったことも」
レニー「ここだけに限ったことじゃないわ。恐怖は人々から夢や希望を奪う。この世界はようやく未来に向かって歩み始めたばかりなの。また混乱したあの時代に戻すわけには絶対にいかないのよ」
朝雛タクト「だから隠すわけだ。まぁ実際知らされたところで何もできないしな」
朝雛タクト「D2をなんとかできるのはシンフォニカだけなんだから」
レニー「私はね、音楽はみんなに幸せをもたらすものだと信じてる。どれだけ時代を経ても同じ。心をつなぎ、痛みを和らげ、勇気を与え、明日を紡ぐ。音楽は人の心を照らす光。そうでしょ?」
レニー「作曲家の産みの苦しみ、音楽が作り出されるまでの悲惨な歴史。それは後から伝わるもので知らなくてもいいことだわ。あるべきものはただの音楽のみ。それを続けていける世界。それが私達コンダクターが守るべき唯一の光。シンフォニカの使命なのよ」
朝雛タクト「今はみんな音楽を自粛してるけどな」
レニー「作曲家の産みの苦しみ、音楽が作り出されるまでの悲惨な歴史。それは後から伝わるもので知らなくてもいいことだわ。あるべきものはただの音楽のみ。それを続けていける世界。それが私達コンダクターが守るべき唯一の光。シンフォニカの使命なのよ」
レニー「痛いとこつくわね。タクト、あなたは音楽家?それとも観客でいたいのかしら?」
ラング「これはこれはレナード様。こんな夜分にいったいどういったご用向きでございましょうか?」
レニー「急に押しかけてごめんなさいね。昼間は子ども達の手前言い出せなかったの」
レニー「ちょっと遊ばせてもらいたいのよ」
レニー「もう今晩はベッドに入りなさい。なんだったら添い寝が必要かしら?」
朝雛タクト「いらない!ガキじゃあるまいし!こんな時間から寝られるか」
レニー「行くわよ、タイタン」
タイタン「は~い!」
ラング「これはこれはレナード様。こんな夜分にいったいどういったご用向きでございましょうか?」
レニー「急に押しかけてごめんなさいね。昼間は子ども達の手前言い出せなかったの」
レニー「ちょっと遊ばせてもらいたいのよ」
ラング「なるほどなるほど…なるほど」
運命「振動です。ずっと振動が響いています」
朝雛タクト「いったい何の遊びだ?」
アンナ「何も感じないけど」
運命「確かに響いています」
朝雛タクト「D2か?」
アンナ「えぇっ!?」
運命「定かではありません。ですが無視もできません。確認しましょう」
朝雛タクト「バカだろあいつ」
アンナ「コゼット~!」
アンナ「絶対ここって入っちゃまずい場所だよね…レニーさん達にも何も言ってないし」
朝雛タクト「最悪D2が出たら戦うしかない。騒げば気づくだろ」
アンナ「それ最悪…」
朝雛タクト「わかってるなら僕から離れるな」
運命「明かりです」
朝雛タクト「何だここ?」
「お前らどこから入り込んだ?」
運命「すみません。急いでいますので」
運命「行きましょう」
タイタン「うわ~!ギラギラのピッカピカ!」
ラング「この街を望む多くの皆さまからの熱いご要望がありまして。特別なお客様にだけ提供させていただいております」
ラング「侵入者だと?」
「いたぞ!」
レニー「やっぱり子供はちゃんと寝かしつけておくべきね」
アンナ「コゼット~」
朝雛タクト「めちゃくちゃだな」
タイタン「うわ~!ギラギラのピッカピカ!」
ラング「この街を望む多くの皆さまからの熱いご要望がありまして。特別なお客様にだけ提供させていただいております」
レニー「ここまで整えるのは大変だったでしょう?」
ラング「いえいえ、それほどでも」
レニー「政府から農地開拓で下りた援助金を元手にしたからこそ、できたことよねぇ。私も楽しませて。政府との仲介役を務めたシンフォニカの誰かさんもここのお得意様なんでしょう?」
ラング「ええ、もちろん、シンフォニカのお得意様が増えて光栄に存じます」
レニー「ありがとう。これからちょくちょく遊ばせてもらうわね」
アンナ「ここってカジノだよね?どう見てもカジノじゃない!」
朝雛タクト「まぁラスベガスだしな…トウモロコシ作ってる方がおかしいといえばおかしいし」
運命「マエストロ、これはだいぶおかしい気配です」
アンナ「コゼット…恥ずかしいから…」
「いたぞ!」
ラング「あのガキどもは!」
レニー「何の騒ぎ?」
ラング「何故ここにいる!?何なんだあいつらは!」
レニー「やっぱり子供はちゃんと寝かしつけておくべきね」
アンナ「やるって…え?コゼット?」
タイタン「ヤッホー!運命たん」
運命「D2です」
運命「複数相手とは厄介ですね。一気にまとめて片づけてしまいましょう」
朝雛タクト「やめろ。こんな場所で派手に撃ったら全員死ぬぞ」
運命「では別のご提案がありますか?」
レニー「お小言は山ほどあるけれど、まずはこいつらをなんとかしないとね」
アンナ「レニーさん!」
レニー「アンナちゃんは私の後ろに」
レニー「タクト、運命ちゃん、用意はいい?」
レニー「レニー先生からの特別レッスンよ。この先の道中きっとまたD2と出くわすことになるでしょう。ならここでスマートで無駄のない美しいハーモニーになりなさい」
レニー「レッスン1。右のあいつをその銃で2発だけ使って仕留めなさい。ただし出力は抑えたままね」
運命「1発だけで十分ですとも」
朝雛タクト「ほんとにわかってるのかお前!」
朝雛タクト「ちゃんと僕に合わせろ!」
レニー「はいはい!レッツゴー!」
レニー「レッスン3!この2つで学んだことを生かして華麗に自由に奏でてごらんなさい。あなた達のハーモニーを!」
朝雛タクト「開演!!」
レニー「観客の期待にしっかり応えるいいマエストロになりそうじゃない」
タイタン「逃がさないよ!ここで頑張る人達のためのお金で散々私腹肥やしておいて許されると思う?」
朝雛タクト「開演!!」
レニー「観客の期待にしっかり応えるいいマエストロになりそうじゃない」
タイタン「逃がさないよ!ここで頑張る人達のためのお金で散々私腹肥やしておいて許されると思う?」
ラング「くぅ…」
ジョナサン「それ皆さんで食べてください」
タイタン「うわー!お土産いっぱいだ!」
運命「ありがとうございます」
アンナ「大丈夫なんですか?これから皆さん…」
マギー「ええ!」
ジョナサン「ここが今俺達の居場所ですから」
朝雛タクト「あれがあんたが守りたいものか」
レニー「あなたが守ったものでもあるのよ。いいハーモニー聴かせてもらったわ。あれくらい戦えればニューヨークまで辿り着けるでしょ」
朝雛タクト「あんたとはここまでなんだよな?」
レニー「使命があってね。ここからは別々…寂しい?」
朝雛タクト「誰がだ?」
レニー「本格的に弟子になりたかったらいつでも連絡ちょうだい。手取り足取り教えてあげる」
朝雛タクト「必要ない。基礎は教わったんだからあとは独学でどうにかするさ」
レニー「ま、それもあなたらしいかもね」
レニー「信じる道を行きなさいタクト。あなたならきっと人の心を照らす光になれる」
レニー「あなたのお父様が言ってたように」