Detective Conan
キャスト
🔷江戸川コナン Edogawa Conan CV. 高山みなみ
🔷毛利小五郎 Mori Kogoro CV. 小山力也
🔷阿笠博士 Agasa Hiroshi CV.緒方賢一
🔷高木渉 Takagi Wataru CV.高木渉
🔷吉田歩美 Yoshida Ayumi CV.岩居由希子
🔷円谷光彦 Tsuburaya Mitsuhiko CV.大谷育江
🔷小嶋元太 Kojima Genta CV.高木渉
🔷警官 CV.櫻井トオル🔷刑事 CV.佐々木拓真
🔷国分の彼氏 CV.奥田寛章
🔷大家さん CV.尾花かんじ
🔷国分優子 CV.山口眞弓
「いただきまーす!」
小嶋元太「ん?そういえば、何でコナン達はいないんだ?」
吉田歩美「哀ちゃんは見たいテレビがあって、コナン君は事務所のお留守番だって。二人共一緒に来られれば良かったのにねぇ」
円谷光彦「はい」
円谷光彦「みなさん、あれ見てください」
円谷光彦「男の人…女の人?」
阿笠博士「まるで影絵のようじゃな」
円谷光彦「いい雰囲気ですね」
小嶋元太「あ!これって」
円谷光彦「僕が言った通りいい雰囲気だったんですね」
阿笠博士「子供は見ちゃいかん!」
元太・光彦・歩美「ん!?」
吉田歩美「ちょ…ちょっと…ど…どうなってるの!?」
小嶋元太「仲直りってやつだろ?」
円谷光彦「いい雰囲気ですね」
小嶋元太「あ!これって」
円谷光彦「僕が言った通りいい雰囲気だったんですね」
阿笠博士「子供は見ちゃいかん!」
元太・光彦・歩美「ん!?」
吉田歩美「ちょ…ちょっと…ど…どうなってるの!?」
小嶋元太「仲直りってやつだろ?」
円谷光彦「揉み合ってますよ!どう見ても」
阿笠博士「すぐに警察に連絡じゃっ!」
コナン「つまり、カーテン越しに事件を目撃したけど、警官が全然相手にしてくれなかったって事か?」
小嶋元太「警官のおっちゃんが“部屋には女性の人しかいなかったぞ”って言うんだからよ!」
コナン「何でもいいから覚えている事教えてくれ」
円谷光彦「あの部屋に住んでいるのは国分優子さん26歳。イベントの企画会社に勤めているそうです」
円谷光彦「これがホームページに載っていた入社当時の写真です」
コナン「それで?シルエットの2人はどんな感じだった?」
小嶋元太「警官のおっちゃんが“部屋には女性の人しかいなかったぞ”って言うんだからよ!」
コナン「何でもいいから覚えている事教えてくれ」
円谷光彦「あの部屋に住んでいるのは国分優子さん26歳。イベントの企画会社に勤めているそうです」
円谷光彦「これがホームページに載っていた入社当時の写真です」
コナン「それで?シルエットの2人はどんな感じだった?」
吉田歩美「男の人が料理を運んだり、ワインを持ってきたりしてたよ」
小嶋元太「女の人はずっと座ってたよ」
小嶋元太「今から思えば、パーティーじゃなくて、刑事が容疑者を取り調べしてるような感じにも見えたぞ」
円谷光彦「僕には、プロポーズ直前のカップルに見えましたけど」
吉田歩美「私は、おじいちゃんとおばあちゃんがひなたぼっこしてるようにも見えたかも」
コナン「何でこうもバラバラなんだ~?」
小嶋元太「今から思えば、パーティーじゃなくて、刑事が容疑者を取り調べしてるような感じにも見えたぞ」
円谷光彦「僕には、プロポーズ直前のカップルに見えましたけど」
吉田歩美「私は、おじいちゃんとおばあちゃんがひなたぼっこしてるようにも見えたかも」
コナン「何でこうもバラバラなんだ~?」
小嶋元太「仕方ないだろう、実際そう見えたんだから」
コナン「シルエットか…見方や角度によって大きさや印象がすっかり変わっちまう影絵みたいなもんだな」
コナン「(部屋には襲われたはずの女性しかいなかったと警察官は証言していて、あいつらの証言とは真っ向から対立してる)」
小嶋元太「取り調べ!」
吉田歩美「ひなたぼっこ!」
円谷光彦「夜にひなたぼっこってどうやるんですか?」
小嶋元太「つまり、夜中に昼寝、昼から夜ふかしってやつだな」
高木刑事「うん」
高木刑事「あ!こら!みんな!」
高木刑事「それは血痕?」
コナン「そうみたい。拭われた血痕、ゴミ箱には割れたグラスや皿、見たところ犬も飼ってるようには見えない」
吉田歩美「コナン君…これ…」
コナン「ああ、昨日みんなが見てたのは犯罪の現場だ。だからあべこべだったんだよ」
コナン「人はどうしても既成概念にとらわれがちだ。それに料理やワインを運んだりしてるのが男性で家主である女性がずっと座ったままっていうのも不自然だしな。そこで男女を入れ替えてみれば」
コナン「つまり、みなんが“男性”だと思っていたのは、ショートカットの“女性”」
コナン「“女性”だと思っていたのはロングヘアの“男性”だったって事さ」
コナン「ほら、これが最近の彼女の写真だよ」
コナン「マンションの中にはお巡りさんだけを入れたのも、被害者が女性だったとの証言を受けてのものだ。実際それでやり過ごせたんだからな」
コナン「だけど、その場は凌げたが、捜査の手が伸びているって事はひしひしと感じてるはずだよ」
高木刑事「つまり、彼女は既に次の行動に移っているってことかい?」
コナン「うん、大丈夫だと思うよ」
小嶋元太「いいのか?さすがのコナンも犯人がどこにいるかなんて推理できねぇだろ?」
コナン「遺体さえ見つからなければ警察の追及から逃げ切れる、まだそう思ってんだろ」
コナン「だとすれば、表向き日常通りの行動をしてるんじゃないかな?ほら」
コナン「遺体さえ見つからなければ警察の追及から逃げ切れる、まだそう思ってんだろ」
コナン「だとすれば、表向き日常通りの行動をしてるんじゃないかな?ほら」
国分優子「探偵さんが私に何の用ですか?」
小五郎(コナン)「探偵というのは得てしてそんなものでしょう」
国分優子「悪いのは彼なのよ。勝手に私を保証人にして、お金を借りまくったあげく、踏み倒してその責任を私に押し付けた」
国分優子「そのお金の使い道は、他の女に入れあげたからだそうよ。あいつは私の人生をぶち壊しにし、開き直って責任を押し付け、私を捨てようとしたのよ!だから!あいつをぶち壊してやった!」
国分優子「さあ、どうしてほしいのか言ってみなさい」
国分優子「悪いのは彼なのよ。勝手に私を保証人にして、お金を借りまくったあげく、踏み倒してその責任を私に押し付けた」
国分優子「さあ、どうしてほしいのか言ってみなさい」
小五郎(コナン)「も、もちろん!大丈夫に決まっています」
国分優子「ねえ、探偵さん、あなた一人よね?もしよかったら私の事見逃してくれないかしら」
小五郎(コナン)「それは無理な相談ですな」
国分優子「そう、残念だわ、探偵さん、その言葉がどういう意味かわかっているよね?」
国分優子「ねえ、探偵さん、どうしてさっきから姿を見せてくれないかしら」
国分優子「あなたの顔を見てみたいわ」
国分優子「ねえ、探偵さん、あなた一人よね?もしよかったら私の事見逃してくれないかしら」
小五郎(コナン)「それは無理な相談ですな」
国分優子「そう、残念だわ、探偵さん、その言葉がどういう意味かわかっているよね?」
国分優子「ねえ、探偵さん、どうしてさっきから姿を見せてくれないかしら」
国分優子「あなたの顔を見てみたいわ」
小嶋元太「ウナギがネギしょってるとこだろ?」
吉田歩美「何でこれがウナギに見えるの!?」
円谷光彦「そもそも!ネギをしょってくるのはカモですよ!カモ!」