Demon Slayer
🖌原作(Original Story): 吾峠呼世晴(Koyoharu Gotōge)
TVアニメ『鬼滅の刃』 第10話ネタバレ
竈門炭治郎「(やった!水中でなければ威力の落ちる、ねじれ渦。向こうの攻撃のおかげで力が増して矢印を巻き取れた)」
矢琶羽「おのれ!おのれおのれ!お前の頸さえ持ち帰ればあの御方に認めていただけたのに!許さぬ、許さぬ許さぬ許さぬ!!」
矢琶羽「汚い土に儂の顔をつけおって!お前も道づれじゃー!!」
竈門炭治郎「(しまった、相打ちだ!)」
竈門炭治郎「(今まで喰らった矢印で一番強い力で引かれる!)」
竈門炭治郎「(次々に技を放って受け身を取らないと体がグチャグチャだ!)」
竈門炭治郎「(打ち潮!)」
竈門炭治郎「(ぐぅう!体に圧がかかって刀を振れない……出せ!技を出せ!)」
竈門炭治郎「(水車!)」
竈門炭治郎「滝壺!」
竈門炭治郎「水面斬り!」
竈門炭治郎「雫波紋突き!ねじれ渦!(こんなに連続して技を出したことはない…両腕が千切れそうだ)」
竈門炭治郎「(あと何回だ?あと何回……考えるな!技を出し続けろ!)」
竈門炭治郎「ハァ…ハァ…(禰豆子、珠世さん、兪史郎さん)」
竈門炭治郎「(肋と脚が折れた…だっ、だめだ…疲労で刀を握れない)」
竈門炭治郎「(早く行かなければ…鬼はまだいる…すぐ行く…すぐ行くから無事でいてくれ!どうか無事で)」
珠世「私が使った薬はただの回復薬です。鬼専用の」
朱紗丸「邪魔だ!逃れ者は引っ込んでおれ」
珠世「一つだけお聞かせください。貴女は鬼舞辻の正体をご存知なのですか?」
朱紗丸「何を言う貴様!」
珠世「あの男はただの臆病者です。いつも何かに怯えている。鬼が群れることができない理由を知っていますか?鬼が共喰いする理由。鬼たちが束になって自分を襲ってくるのを防ぐためです。そのように操作されているのです。貴女方は」
朱紗丸「黙れーっ、黙れ黙れ!あの方はそんな小物ではない!」
朱紗丸「何を言う貴様!」
朱紗丸「黙れーっ、黙れ黙れ!あの方はそんな小物ではない!」
竈門炭治郎「死んでしまったんですか?」
珠世「間もなく死にます。これが呪いです。体内に残留する鬼舞辻の細胞に肉体を破壊されること」
珠世「基本的に鬼同士の戦いは不毛です。意味が無い。致命傷を与えることができませんから。陽光と鬼殺の剣士の刀以外は…ただ、鬼舞辻は鬼の細胞の破壊ができるようです」
兪史郎「珠世様の術を吸い込むなよ!人体には害が出る!」
兪史郎「わかったか」
珠世「炭治郎さん、この方は十二鬼月ではありません。十二鬼月は眼球に数字が刻まれていますが、この方には無い」
珠世「もう一方も恐らく十二鬼月ではないでしょう。弱すぎる」
兪史郎「わかったか」
珠世「炭治郎さん、この方は十二鬼月ではありません。十二鬼月は眼球に数字が刻まれていますが、この方には無い」
珠世「もう一方も恐らく十二鬼月ではないでしょう。弱すぎる」
兪史郎「珠世様が仰るのだから間違いない」
兪史郎「しかし、頭の悪い鬼もいたものだな。珠世様の御体を傷つけたんだ、当然の報いだ」
珠世「この血が治療薬を作るための手掛かりになるとよいのですが」
珠世「私は禰豆子さんを診ます。薬を使ったうえに術も吸わせてしまったので、ごめんなさいね」
兪史郎「お前はそのままじっとしてろ!後は知らん!」
兪史郎「俺は珠世様から離れたくない!少しも!」
朱紗丸「遊ぼう…遊ぼう…」
竈門炭治郎「(小さい子どもみたいだ。たくさん人を殺しているだろうに)」
竈門炭治郎「(小さい子どもみたいだ。たくさん人を殺しているだろうに)」
竈門炭治郎「(十二鬼月だとおだてられ、騙され、戦わされ、そして鬼舞辻の呪いで殺された)」
竈門炭治郎「(救いがない…死んだ後は骨すら残らず消える。人の命を奪った報いなのか)」
竈門炭治郎「(鬼舞辻、あの男は自分を慕う者にすらこの仕打ち、本物の鬼だ)」
竈門炭治郎「禰豆子」
兪史郎「貴様!珠世様から離れろ!失礼だぞ!」
竈門炭治郎「(救いがない…死んだ後は骨すら残らず消える。人の命を奪った報いなのか)」
竈門炭治郎「禰豆子」
兪史郎「貴様!珠世様から離れろ!失礼だぞ!」
竈門炭治郎「でも、禰豆子は人間だと判断してます。だから守ろうとした。俺、禰豆子に暗示かかってるの嫌だったけど、本人の意思がちゃんとあるみたいで良かっ…」
竈門炭治郎「すみません!!禰豆子禰豆子、はなっ、離れるんだ!失礼だから!!」
珠世「ありがとう…禰豆子さん…ありがとう…」
珠世「あなたは、それでも生きたいと思いますか?本当に人でなくなっても生きたいと」
珠世「このまま病で貴方は命を落とすでしょう」
珠世「ですが、人でなくなることはつらく悲しい」
珠世「それでもあなたは生きたいと」
珠世「私たちはこの土地を去ります。鬼舞辻に近づきすぎました。早く身を隠さなければ危険な状況です。それに、うまく隠しているつもりでも医者として人と関わりを持てば、鬼だと気づかれる時がある。特に子供や年配の方は鋭いのです」
珠世「炭治郎さん、禰豆子さんは私たちがお預かりしましょうか?絶対に安全とは言いきれませんが、戦いの場に連れて行くよりは危険が少ないかと…」
竈門炭治郎「(そうかもしれない。確かに預けた方が禰豆子のためにも)」
竈門炭治郎「すみません!!禰豆子禰豆子、はなっ、離れるんだ!失礼だから!!」
珠世「あなたは、それでも生きたいと思いますか?本当に人でなくなっても生きたいと」
珠世「このまま病で貴方は命を落とすでしょう」
珠世「ですが、人でなくなることはつらく悲しい」
珠世「それでもあなたは生きたいと」
珠世「私たちはこの土地を去ります。鬼舞辻に近づきすぎました。早く身を隠さなければ危険な状況です。それに、うまく隠しているつもりでも医者として人と関わりを持てば、鬼だと気づかれる時がある。特に子供や年配の方は鋭いのです」
珠世「炭治郎さん、禰豆子さんは私たちがお預かりしましょうか?絶対に安全とは言いきれませんが、戦いの場に連れて行くよりは危険が少ないかと…」
竈門炭治郎「(そうかもしれない。確かに預けた方が禰豆子のためにも)」
兪史郎「炭治郎、お前の妹は美人だよ」
竈門炭治郎「ははっ!」
鎹鴉「南南東、南南東、南南東!次ノオ場所ハァ南南東!」
竈門炭治郎「頼む、もうわかったから頼むよ」
我妻善逸「頼むよ!!頼む頼む頼む!!結婚してくれ!!」
我妻善逸「いつ死ぬかわからないんだ俺は!だから結婚してほしいというわけで、頼むよォーッ!!」
竈門炭治郎「何なんだ一体…」
次回予告
竈門炭治郎「南南東!南南東!って戦ったばかりなのに俺はいつ休めるんだ!?」
竈門禰豆子「んー!」
竈門炭治郎「何?似てる?そういうつもりじゃなかったんだけど」
竈門炭治郎「その前にここで大正こそこそ噂話。鬼殺隊の連絡係・鎹鴉には名前があります。俺の鎹鴉は天王寺松衛門というらしいですよ」
竈門炭治郎「じゃあ最後に、鬼狩りとしての最初の仕事である。って俺達最初の任務からずっと戦ってるじゃないか!次回、第11話 鼓の屋敷。鬼殺隊って休む暇ないんだな」