Demon Slayer
🖌原作(Original Story): 吾峠呼世晴(Koyoharu Gotōge)
TVアニメ『鬼滅の刃』 第13話ネタバレ
我妻善逸「(気持ち悪い音がまだ響いてくる。無事でいろよ炭治郎…)」
正一「あの、善逸さん、なんか同じ所回ってないですか?」
竈門炭治郎「(骨折していようが何だろうが俺はやれる!戦える!折れてる炭治郎も凄いんだというのを見せてやれ!)」
竈門炭治郎「(駄目だ!全然状況が変わってない!気合いだけではどうにもならない…頭だ!気合いと共に頭も使うんだ!頭頭頭!)」
竈門炭治郎「(危ない!今のギリギリだ!……頭使う暇ないぞ!)」
竈門炭治郎「君!名前は?」
竈門炭治郎「(危ない!今のギリギリだ!……頭使う暇ないぞ!)」
竈門炭治郎「君!名前は?」
響凱「小生は、稀血を得て十二鬼月に戻るのだ!!」
「つまらないよ、つまらないんだよ、君の書き物は」
「全てにおいて塵のようだ」
「美しさも儚さも凄みもない。もう書くのはよしたらどうだい?紙と万年筆の無駄遣いだよ」
「つまらないよ、つまらないんだよ、君の書き物は」
「全てにおいて塵のようだ」
「美しさも儚さも凄みもない。もう書くのはよしたらどうだい?紙と万年筆の無駄遣いだよ」
竈門炭治郎「(わかった!紙を踏まないように避けたおかげで怪我が痛まない体の動かし方、呼吸の仕方がわかった)」
竈門炭治郎「(全集中・水の呼吸)」
竈門炭治郎「(行け!入れ!間合いの内側へ!前へ!懐に入り込め!)」
竈門炭治郎「(見えた!隙の糸!)」
竈門炭治郎「響凱!君の血鬼術は凄かった!」
竈門炭治郎「(はー!いだだだだだい!)」
竈門炭治郎「(深く息を吸ってしまった…俺は長男だ…長男だ)」
響凱「小僧…答えろ…小生の血鬼術は凄いか」
竈門炭治郎「凄かった…でも、人を殺したことは許さない」
竈門炭治郎「そうだ、血を採らなきゃ」
竈門炭治郎「血が採れてる。刺さったら本当に自動で血を採ってくれるんだな」
竈門炭治郎「君が珠世さんの所へ届けてくれるんだな?よしよしありがとう、これでよし!気を付けて」
我妻善逸「炭治郎...俺...守ったよ」
我妻善逸「お前がこれ…命より大事なものだって…言ってたから…」
我妻善逸「(俺はな、昔から耳が良かったんだよな。寝てる間に人が話してたことを知ってる時があって気味悪がられたっけ)」
我妻善逸「(鬼の音が消えた。炭治郎鬼倒したんだな。炭治郎たちとあと何か変なうるさい足音がするな)」
正一「善逸さん!善逸さん!善逸さん!」
正一「良かった…大丈夫ですか?」
我妻善逸「そうだっけ?」
正一「善逸さんがかばってくれたので僕は大丈夫ですけど」
嘴平伊之助「はははははは!猪突猛進!猪突猛進!」
我妻善逸「キャーーーーーッ!!また出た!!化け猪!!」
嘴平伊之助「はははは!鬼の気配がするぜ」
我妻善逸「あっ、あいつ!今声聞いてわかった!五人めの合格者!最終選別の時に誰よりも早く入山して誰よりも早く下山した奴だ!せっかち野郎!」
嘴平伊之助「オイオイオイ、何言ってんだ、その中には鬼がいるぞォ、わからねぇのか?」
我妻善逸「そんなことは最初からわかってる」
我妻善逸「(鬼を連れてるのはわかってた。鬼の音は人間の音と全く違うから)」
我妻善逸「(でも、炭治郎からは泣きたくなるような優しい音がする。今まで聞いたこともないくらい優しい音だ)」
我妻善逸「(鬼を連れてるのはわかってた。鬼の音は人間の音と全く違うから)」
我妻善逸「(でも、炭治郎からは泣きたくなるような優しい音がする。今まで聞いたこともないくらい優しい音だ)」
我妻善逸「(生き物からはとにかく音がしている。たくさんの音が零れ出している。呼吸音、心音、血の巡る音、それを注意深く聞くと相手が何を考えているかもわかった。でも、俺は人によく騙された。俺は自分が信じたいと思う人をいつも信じた)」
我妻善逸「(鬼殺隊でありながら鬼を連れてる炭治郎。でも、そこには必ず事情があるはずだ。それは俺が納得できる事情だって信じてる)」
我妻善逸「俺が、俺が直接炭治郎に話を聞く」
我妻善逸「だからお前は引っこんでろ!!」
竈門炭治郎「やめろーーー!!」
次回予告
竈門炭治郎「ここで大正こそこそ噂話。屋敷にいた鬼の響凱は里見八犬伝が好きで自分でも伝奇小説を書いていたそうですよ」
竈門炭治郎「折れてる場合じゃないよな。次回、第14話 藤の花の家紋の家」
竈門炭治郎「兄ちゃん頑張るぞ!いたたたた、骨折れてるの忘れてた」