緑谷出久「あれで全員だったのは運が良かった…すごいバクチをしてしまっていた…普通なら念のため何人かは水中に伏せとくべきだもの…冷静に努めようとしていたけど冷静じゃなかった…危ないぞ…もっと慎重に…」
蛙吹梅雨「緑谷ちゃんやめて怖い。反省するより次どうするかじゃないかしら?」
緑谷出久「そう…そうだね…うっ!」
蛙吹梅雨「大丈夫?」
緑谷出久「う…うん…とりあえず救けを呼ぶのが最優先だよ。このまま水辺に沿って広場を避けて出口に向かうのが最善」
峰田実「え?まさか緑谷…バカバカバカ」
緑谷出久「邪魔になるようなことは考えてないよ。ただ隙を見て、少しでも先生の負担を減らせればって」
『初戦闘にして初勝利。これが勘違いだった。僕らの力が敵に通用したんだと、錯覚してしまったんだ』
轟焦凍「なあ、このままじゃあんたらじわじわと身体が壊死してくわけなんだが、俺もヒーロー志望、そんな酷え事はなるべく避けたい」
轟焦凍「あのオールマイトを殺れるっつう根拠、策って何だ?」
上鳴電気「コエーー!マジ!今見えた!三途見えたマジ!何なんだよこいつらは!どうなってんだよォ!」
耳郎響香「そういうの後にしよ」
上鳴電気「だったら俺にも武器をくれ!」
耳郎響香「つーか、あんた電気男じゃん!バリバリっとやっちゃってよ!」
耳郎響香「つーか、あんた電気男じゃん!バリバリっとやっちゃってよ!」
上鳴電気「あのな、戦闘訓練の時見たろ!?ペアだったじゃん」
上鳴電気「電気を纏うだけだ、俺は!放電出来るけど操れるわけじゃねー!二人とも巻き込んじまうの!あれだ!轟と一緒よ」
上鳴電気「救けを呼ぼうにもこいつ今ジャミングヤベェしさ!」
上鳴電気「電気を纏うだけだ、俺は!放電出来るけど操れるわけじゃねー!二人とも巻き込んじまうの!あれだ!轟と一緒よ」
上鳴電気「救けを呼ぼうにもこいつ今ジャミングヤベェしさ!」
耳郎響香「男のくせにうだうだと」
ヴィラン「ふざけてんなよ、ガキィ」
八百万百「お二人とも真剣に!」
上鳴電気「なるほど!これなら俺は、クソ強え!!」
『八百万百。個性“創造”。生物以外なら何でも産み出せる。それを可能にするのは分子構造まで把握する彼女の知識量だ』
『上鳴電気。個性“帯電”。W数が許容オーバーすると、頭がショートし一時的に著しくアホになる』
『八百万百。個性“創造”。生物以外なら何でも産み出せる。それを可能にするのは分子構造まで把握する彼女の知識量だ』
『上鳴電気。個性“帯電”。W数が許容オーバーすると、頭がショートし一時的に著しくアホになる』
上鳴電気「ウェーイ…ウェーイ…ウェーイ…ウェーイ」
死柄木弔「24秒…」
死柄木弔「20秒…17秒…」
死柄木弔「一アクション終えるごとだ」
死柄木弔「そして、その間隔は段々短くなってる」
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死柄木弔「無理をするなよ、イレイザーヘッド」
死柄木弔「その個性じゃ集団との長期決戦は向いてなくないか?」
死柄木弔「普段の仕事と勝手が違うんじゃないか?君が得意なのはあくまで奇襲からの短期決戦じゃないか?」
死柄木弔「それでも真正面から飛び込んできたのは生徒に安心を与える為か?」
死柄木弔「かっこいいなあ、かっこいいなあ」
死柄木弔「ところでヒーロー、本命は俺じゃない」
黒霧「やはり、戦闘経験は一般ヒーローに比べ半歩劣る」
13号「ワープゲート!」
黒霧「自分で自分をチリにしてしまった」
13号「や…やられた…」
芦戸三奈「先生!」
砂藤力道「飯田ァ、走れって!」
飯田天哉「くそう!!」
黒霧「待つべきはあくまでオールマイトのみ。教師たちを呼ばれてはこちらも大変ですので!」
障子目蔵「行け!早く!」
芦戸三奈「先生!」
砂藤力道「飯田ァ、走れって!」
飯田天哉「くそう!!」
黒霧「待つべきはあくまでオールマイトのみ。教師たちを呼ばれてはこちらも大変ですので!」
障子目蔵「行け!早く!」
黒霧「ちょこざいな、外には出させない」
飯田天哉「(自動ドア、蹴破るか!?蹴破れる厚さか!?)」
切島鋭児郎「っし、早く皆を助けに行こうぜ!俺らがここにいることからして皆USJ内にいるだろうし、攻撃手段少ねえ奴等が心配だ!」
切島鋭児郎「はァ!?この期に及んでそんなガキみてぇな、それにアイツに攻撃は」
爆豪勝己「俺はいつでも冷静だ、クソ髪やろう!!」
切島鋭児郎「待て待て!ダチを信じる!男らしいぜ爆豪!」
切島鋭児郎「ノったよ!おめェに!」
黒霧「なまいきだぞ、メガネ、消えろ!」
麗日お茶子「理屈は知らへんへど、こんなん着とるなら実体あるってことじゃないかな」
麗日お茶子「行けええ、飯田くーん」
切島鋭児郎「ノったよ!おめェに!」
黒霧「なまいきだぞ、メガネ、消えろ!」
麗日お茶子「理屈は知らへんへど、こんなん着とるなら実体あるってことじゃないかな」
麗日お茶子「行けええ、飯田くーん」
瀬呂範太「させねぇ!!」
黒霧「(応援を呼ばれる、ゲームオーバーだ)」
死柄木弔「個性を消せる。素敵だけどなんてことはないね。圧倒的な力の前ではつまりただの無個性だもの」
相澤消太「(小枝でも折るように…確かに個性は消した…つまり、素の力がコレか、オールマイト並みじゃねぇか)」
死柄木弔「黒霧、13号はやったのか」
黒霧「行動不能には出来たものの散らし損ねた生徒がおりまして、一名逃げられました」
死柄木弔「は?はーはあー黒霧おまえ!おまえがワープゲートじゃなかったら粉々にしたよ!」
死柄木弔「さすがに何十人ものプロ相手じゃ敵わない。ゲームオーバーだ。あーあ、今回はゲームオーバーだ。帰ろっか」
峰田実「やっ、やったあ、助かるんだ俺たち」
死柄木弔「は?はーはあー黒霧おまえ!おまえがワープゲートじゃなかったら粉々にしたよ!」
死柄木弔「さすがに何十人ものプロ相手じゃ敵わない。ゲームオーバーだ。あーあ、今回はゲームオーバーだ。帰ろっか」
峰田実「やっ、やったあ、助かるんだ俺たち」
緑谷出久「うん、これだけのことをしといてあっさり引き下がるなんて」
緑谷出久「(オールマイトを殺したいんじゃないのか!?これで帰ったら雄英の危機意識が上がるだけだぞ!?ゲームオーバー?何だ?何考えてるんだ!?あいつら)」
緑谷出久「(オールマイトを殺したいんじゃないのか!?これで帰ったら雄英の危機意識が上がるだけだぞ!?ゲームオーバー?何だ?何考えてるんだ!?あいつら)」
緑谷出久「(ヤバイヤバイヤバイ!さっきのヴィランたちとは明らかに違う!蛙吹さん、救けて、逃げ)」