緑谷出久「人を助けるってめちゃくちゃかっこいいと思うんです。恐れ知らずの笑顔で助けてくれる、あなたみたいな最高のヒーローに僕も…」
緑谷出久「うおおおおおお!!」
「勝己よ、緑谷とは幼なじみなんじゃねぇの?」
爆豪勝己「俺の道にいたのが悪い」
爆豪勝己「ガキのまま夢見心地のバカはよ、見てて腹が立つ!」
「おい!!」
緑谷出久「しぼんでる!さっきまで!え?!偽物!?」
オールマイト「人々を笑顔で救い出す!平和の象徴は決して悪に屈してはいけないんだ」
オールマイト「プロはいつだって命懸けだよ。力がなくとも成り立つとはとてもじゃないが、口に出来ないね」
オールマイト「夢見るのは悪いことじゃない。だが相応の現実も見なくてはな、少年」
Mt.レディ「ちょ…私2車線以上じゃなきゃ無理!」
「くっ…爆炎系は我の苦手とするところ。今日は他に譲ってやろう!」
「消火で手いっぱいだよ。消防車まだ?状況どうなってんの!?」
「ベトベトで掴めねぇし良い個性の子供が抵抗してもがいてる!」
「おかげで地雷原だ。三重で手ぇ出しづれぇ状況!」
「ダメだ!これ解決できんのは今この場にいねぇぞ!」
「誰か有利な個性のヤツが来るのを待つしかねぇ!」
「まさか今の風圧で」
緑谷出久「何でここに?」
オールマイト「なぜなら私はオールマイ…」
オールマイト「礼と訂正、そして提案をしに来たんだ。君がいなければ…君の身の上を聞いていなければ口先だけのニセ筋となるところだった。ありがとう」
緑谷出久「しぼんでる!さっきまで!え?!偽物!?」
緑谷出久「あああああ!!うそだぁああああ!!」
オールマイト「プールでよく腹筋力み続けてる人がいるだろ?あれさ」
緑谷出久「うそだあああ!」
オールマイト「見られたついでだ少年。間違ってもネットには書き込むな」
オールマイト「5年前敵の襲撃で負った傷だ。呼吸器官半壊胃袋全摘。度重なる手術と後遺症で憔悴してしまってね」
オールマイト「私のヒーローとしての活動限界は今や1日約3時間ほどなのさ」
緑谷出久「そんな…5年前って毒々チェーンソーと戦ったとき?」
緑谷出久「うそだあああ!」
オールマイト「見られたついでだ少年。間違ってもネットには書き込むな」
オールマイト「5年前敵の襲撃で負った傷だ。呼吸器官半壊胃袋全摘。度重なる手術と後遺症で憔悴してしまってね」
オールマイト「私のヒーローとしての活動限界は今や1日約3時間ほどなのさ」
緑谷出久「そんな…5年前って毒々チェーンソーと戦ったとき?」
オールマイト「詳しいな。だがあんなチンピラにやられはしないさ。これは世間に公表されていない。公表しないでくれと私が頼んだ」
オールマイト「人々を笑顔で救い出す!平和の象徴は決して悪に屈してはいけないんだ」
オールマイト「プロはいつだって命懸けだよ。力がなくとも成り立つとはとてもじゃないが、口に出来ないね」
オールマイト「夢見るのは悪いことじゃない。だが相応の現実も見なくてはな、少年」
爆豪勝己「こんなドブ男に…俺が飲まれるかあああ!!」
ヴィラン「(こりゃあ大当たりだぜ。この個性と力ならばヤツに報復できる)」
Mt.レディ「ちょ…私2車線以上じゃなきゃ無理!」
「くっ…爆炎系は我の苦手とするところ。今日は他に譲ってやろう!」
「消火で手いっぱいだよ。消防車まだ?状況どうなってんの!?」
「ベトベトで掴めねぇし良い個性の子供が抵抗してもがいてる!」
「おかげで地雷原だ。三重で手ぇ出しづれぇ状況!」
「ダメだ!これ解決できんのは今この場にいねぇぞ!」
「誰か有利な個性のヤツが来るのを待つしかねぇ!」
緑谷出久「(プロのトップまで言うんだ。泣くな!わかってたろ?現実さ…わかってたから必死こいてたんじゃないか…見ないように見ないようにって)」
「…雨?」「まさか今の風圧で」
「上昇気流が発生して…」
「雲を作ったのか?」
「右手一本で天気が変わっちまった!」
緑谷出久「(かっちゃんの言う通り、何かできたわけでも変わったわけでもない。でもよかったよ。これで身の丈に合った将来を…)」
緑谷出久「何でここに?」
オールマイト「なぜなら私はオールマイ…」
オールマイト「礼と訂正、そして提案をしに来たんだ。君がいなければ…君の身の上を聞いていなければ口先だけのニセ筋となるところだった。ありがとう」
緑谷出久「そんな!そもそも僕が悪いんです…仕事の邪魔して無個性のくせに生意気なこと言って…」
緑谷出久「(僕はなぜか母の言葉を思い出していた)」
『言い忘れてたけど、これは僕が最高のヒーローになるまでの物語だ』