TVアニメ『僕のヒーローアカデミア』第32話ネタバレ
『7名のプロヒーローと高校生3名がヒーロー殺しと出くわしたところ、駆けつけたエンデヴァーによって事件は無事解決した。それが警察が公式に発表した事件の経緯だ。警察の人が言っていた通り僕や飯田くん轟くんの名前は公表されず、僕らのケガは職場体験中の事故ということで処理された』
『飯田くんは負傷した両腕の診断結果が出たその夜、迎えに来たお母さんと一緒に実家へと戻っていった』
『比較的軽傷だった轟くんは』
轟焦凍「職場体験に戻る」
緑谷出久「エンデヴァーの所に?」
緑谷出久「エンデヴァーの所に?」
爆豪勝己「ああ…」
ベストジーニスト「唐突だが質問だ。パトロールはヴィランの犯罪を抑止するために行うものだが副次的効果も期待できる。それは何か?」
爆豪勝己「ヴィランを見つけたら速攻でブッ潰す!」
ベストジーニスト「違う」
「ベストジーニストだ!」
「お仕事頑張ってくださ~い!」
ベストジーニスト「答えは我々の存在を示し市民達に安心を与えること。守る者と守られる者との信頼関係を築くことだ」
爆豪勝己「わかったよ」
爆豪勝己「俺はNo1ヒーローになる男だ!おまえらみたいなガキに心配される必要なんざー」
ベストジーニスト「(プライドが高すぎる。その強い気持ちがヒーローになることへ向けられている分にはいいが、もしそうではなくなったら…さてどうしたものか)」
蛙吹梅雨「えぇ、少し…」
シリウス「私が職場体験した時もおんなじ。もっと華やかなものを想像してたのに…」
シリウス「実際は訓練とパトロールと掃除の日々…しかも船長のパンツの洗濯までやらされてこれのどこがヒーローなのよって」
蛙吹梅雨「嫌になった?」
シリウス「最初はね。でも船長のサイドキックをしていてわかったの。ヒーローにとって本当に大切なものが何かを」
蛙吹梅雨「大切なもの…それは何?」
シリウス「そこは自分で答えを見つけなきゃ。でしょ?」
蛙吹梅雨「ケロ」
セルキー「おいフロッピー!なに遊んでやがる!カエルだからって油売ってんじゃねえぞ!シリウスも監督係に任命したんだ。ちゃんと面倒みやがれ!」
蛙吹梅雨「大切なもの…それは何?」
シリウス「そこは自分で答えを見つけなきゃ。でしょ?」
蛙吹梅雨「ケロ」
セルキー「おいフロッピー!なに遊んでやがる!カエルだからって油売ってんじゃねえぞ!シリウスも監督係に任命したんだ。ちゃんと面倒みやがれ!」
セルキー「なんだと!こいつを子供にやるとバカウケなんだぞ!」
「セルキー船長!海上保安庁から連絡が来やしたぜ!」
セルキー「わかった!すぐ行く!野郎共!緊急出航だ!沖マリナー出航!」
セルキー「貿易船ナイサン号に密航者が乗り込んでるっつうタレコミが海上保安庁にあった」
セルキー「安庁はナイサン号を検閲したが密航者の姿はどこにもない。だがよくよく調べたところ船の貨物リストから一部の積荷がなくなっていたそうだ」
セルキー「これがどういうことかわかるか?フロッピー」
蛙吹梅雨「海上保安庁が来る前に密航者達は積荷を別の船に移しかえて逃げたんだと思うわ。密航者はもしかしたら密輸ブローカーなのかも」
セルキー「正解!」
「(かわいくねぇ…)」
蛙吹梅雨「(かわいいわ)」
セルキー「今回俺達が受けた依頼は小型船で逃げたと推察される密航者達を確保し保安庁に引き渡すことだ」
セルキー「俺達が担当する海域はここだ!お前らはレーダーを使って小型船を捜索しろ。俺は海中から奴らを捜す。以上だ」
セルキー「さあ作業にかかれ野郎共!」
「アイアイサー!」
『海難ヒーロー セルキー。個性“アザラシ”。ゴマフアザラシにできることなら大抵できる』
蛙吹梅雨「それじゃ職場体験にならないわ」
セルキー「いいから黙って俺の言うことを聞け!」
シリウス「フロッピーの現場に行きたいって気持ちよくわかるわ。でもね、相手が密航者といっても細心の注意を払わなきゃいけないでしょ?だから船長の指示に従って。一緒にサポートしましょう」
セルキー「いいから黙って俺の言うことを聞け!」
シリウス「フロッピーの現場に行きたいって気持ちよくわかるわ。でもね、相手が密航者といっても細心の注意を払わなきゃいけないでしょ?だから船長の指示に従って。一緒にサポートしましょう」
シリウス「船を出して!あの漁船が囮だとすれば密航者は岸へと向かってるハズ!急いで!」
蛙吹梅雨「船長達を助けなくていいの?」
シリウス「私達は船長の指示に従うの。船長が決めたことが最善だと信じてるから。フロッピーも信じて。船長を、私達を」
蛙吹梅雨「船長達を助けなくていいの?」
シリウス「私達は船長の指示に従うの。船長が決めたことが最善だと信じてるから。フロッピーも信じて。船長を、私達を」
ヴィラン「うまく逃げられたと思ったのにまったくしつけえヤツらだなァ!!」
🔊「漁船に閉じ込められてて通信も遮断されていた。船長は先行した!状況を報せろ!」
ヴィラン「通信器になってやがんのか」
ヴィラン「おいガキ!女の命が惜しければ俺の言う通り言え!“密航者は発見できませんでした”」
ヴィラン「このガキィ!ぶっ殺してやる!」
セルキー「お前の位置がわかるんだよ!」
セルキー「よくやってくれたお前達。おかげで密航者を捕まえられた」
セルキー「ありがとね!」
シリウス「今それやるか…」
蛙吹梅雨「シリウスさん、私この職場体験に来られてよかった。ヒーローにとって本当に大切なものが何か…少しだけわかった気がするわ!」
「密航者は全員逮捕。奴らが運び込もうとしていた積荷の違法ドラッグも無事回収できたよ」
「ところでセルキー、いつ新しいサイドキックを雇ったんだい?」
セルキー「雄英生だよ。職場体験でな」
「そうだったのか。怖い思いをさせてしまったね。すまない」
セルキー「オイオイ子供扱いするなよ。フロッピーは免許こそ無いがもう立派なヒーローだ。この俺が保証する」
「なら一緒に仕事ができる日が来ることを楽しみにしているよ。フロッピー」