My Hero Academia
🖊原作者(Original Story): 堀越耕平(Kohei Horikoshi)
TVアニメ『僕のヒーローアカデミア』第38話ネタバレ
死柄木弔「黒霧、こいつらトバせ!俺の大嫌いなもんがセットで来やがった」
死柄木弔「餓鬼と」
義爛「何でもいいが手数料は頼むよ、黒霧さん」
義爛「とりあえず紹介だけでも聞いときなよ。まずこちらの可愛い女子高生。名前も顔もしっかりメディアが守ってくれちゃってるが、連続失血死事件の容疑者として追われてる」
義爛「とりあえず紹介だけでも聞いときなよ。まずこちらの可愛い女子高生。名前も顔もしっかりメディアが守ってくれちゃってるが、連続失血死事件の容疑者として追われてる」
荼毘「今は“荼毘”で通してる」
死柄木弔「通すな、本名だ」
荼毘「出すべき時になったら出すさ。とにかく、ヒーロー殺しの意志は俺が全うする」
死柄木弔「聞いてないことは言わないでいいんだ!全く、どいつもこいつもステイン、ステインと」
死柄木弔「良くないな、気分が良くない」
死柄木弔「駄目だ、おまえら」
荼毘「出すべき時になったら出すさ。とにかく、ヒーロー殺しの意志は俺が全うする」
死柄木弔「聞いてないことは言わないでいいんだ!全く、どいつもこいつもステイン、ステインと」
死柄木弔「良くないな、気分が良くない」
死柄木弔「駄目だ、おまえら」
黒霧「落ち着いて下さい、死柄木弔。あなたが望むままを行うのなら組織の拡大は必須」
黒霧「奇しくも注目されている今がその拡大のチャンス。排斥ではなく受容を。利用しなければ全て、彼の遺した思想も全て」
死柄木弔「うるさい」
黒霧「奇しくも注目されている今がその拡大のチャンス。排斥ではなく受容を。利用しなければ全て、彼の遺した思想も全て」
死柄木弔「うるさい」
荼毘「気色悪ぃ」
黒霧「返答は後日でもよろしいでしょうか?彼も自分がどうすべきかわかっているハズだ」
黒霧「わかっているからこそ何も言わず出ていったのです。オールマイト、ヒーロー殺し、もう二度も鼻を折られた。必ず導き出すでしょう。あなた方も自分自身も納得するお返事を」
芦戸三奈「みんな…合宿の土産話楽しみに…してるっ…から…!」
黒霧「わかっているからこそ何も言わず出ていったのです。オールマイト、ヒーロー殺し、もう二度も鼻を折られた。必ず導き出すでしょう。あなた方も自分自身も納得するお返事を」
緑谷出久「ま、まだわかんないよ。どんでん返しがあるかもしれないよ!」
瀬呂範太「よせ緑谷。それ口にしたらなくなるパターンだ」
上鳴電気「試験で赤点取ったら林間合宿行けずに補習地獄…そして俺達は実技クリアならず…これでまだわからんのなら貴様の偏差値は猿以下だ!」
瀬呂範太「よせ緑谷。それ口にしたらなくなるパターンだ」
上鳴電気「試験で赤点取ったら林間合宿行けずに補習地獄…そして俺達は実技クリアならず…これでまだわからんのなら貴様の偏差値は猿以下だ!」
瀬呂範太「落ち着け長ぇ」
相澤消太「したがって、林間合宿は」
切島鋭児郎「行っていいんですか!?俺ら」
相澤消太「ああ、赤点者だが筆記の方はゼロ。実技で切島・上鳴・芦戸・砂藤、あと瀬呂が赤点だ。今回の試験、我々ヴィラン側は生徒に勝ち筋を残しつつどう課題と向き合うかを見るよう動いた。でなければ、課題云々の前に詰む奴ばかりだったろうからな」
尾白猿夫「本気で叩きつぶすと仰っていたのは」
相澤消太「追い込む為さ。そもそも林間合宿は強化合宿だ。赤点取った奴こそここで力をつけてもらわなきゃならん」
相澤消太「合理的虚偽ってやつさ」
飯田天哉「またしてやられた、さすが雄英だ」
飯田天哉「しかし、二度も虚偽を重ねられると信頼に揺らぎが生じるかと」
相澤消太「合理的虚偽ってやつさ」
飯田天哉「またしてやられた、さすが雄英だ」
緑谷出久「けっこうな大荷物になるね」
爆豪勝己「行ってたまるかかったりぃ」
緑谷出久「轟くんも行かない?」
轟焦凍「休日は見舞いだ」
芦戸三奈「てな感じでやって来ました!県内最多店舗数を誇るナウでヤングな最先端木椰区ショッピングモール!」
耳郎響香「とりあえず大きめのキャリーバッグ買わなきゃ」
八百万百「あら、では一緒に回りましょうか」
切島鋭児郎「みんな目的バラけてっし時間決めて自由行動すっか!じゃあ3時にここ集合だ!」
芦戸三奈「てな感じでやって来ました!県内最多店舗数を誇るナウでヤングな最先端木椰区ショッピングモール!」
耳郎響香「とりあえず大きめのキャリーバッグ買わなきゃ」
八百万百「あら、では一緒に回りましょうか」
切島鋭児郎「みんな目的バラけてっし時間決めて自由行動すっか!じゃあ3時にここ集合だ!」
死柄木弔「だろうな」
死柄木弔「でも、見てみろよこいつらを。いつ誰が個性を振りかざしてもおかしくないってのに何で笑って群れている?法やルールってのはつまるところ個々人のモラルが前提だ。“するわけねえ”と思い込んでんのさ」
死柄木弔「でも、見てみろよこいつらを。いつ誰が個性を振りかざしてもおかしくないってのに何で笑って群れている?法やルールってのはつまるところ個々人のモラルが前提だ。“するわけねえ”と思い込んでんのさ」
緑谷出久「仲間じゃないのか?」
死柄木弔「俺は認めちゃいないが世間じゃそうなってる。問題はそこだ。ほとんどの人間がヒーロー殺しに目が行ってる」
死柄木弔「雄英襲撃も保須で放った脳無も全部奴に喰われた。誰も俺を見ないんだよ、何故だ?いくら能書き垂れようが、結局奴も気に入らないものを壊していただけだろう」
死柄木弔「俺と何が違うと思う?緑谷」
緑谷出久「何が違うかって?僕は、おまえの事は理解も納得も出来ない。ヒーロー殺しは、納得はしないけど理解は出来たよ。僕もヒーロー殺しも、始まりはオールマイトだったから」
死柄木弔「雄英襲撃も保須で放った脳無も全部奴に喰われた。誰も俺を見ないんだよ、何故だ?いくら能書き垂れようが、結局奴も気に入らないものを壊していただけだろう」
死柄木弔「俺と何が違うと思う?緑谷」
緑谷出久「何が違うかって?僕は、おまえの事は理解も納得も出来ない。ヒーロー殺しは、納得はしないけど理解は出来たよ。僕もヒーロー殺しも、始まりはオールマイトだったから」
死柄木弔「全部、オールマイトだ」
死柄木弔「そうかあ、そうだよな、結局そこに辿り着くんだ。ああ、何を悶々と考えていたんだろう、俺は」
死柄木弔「こいつらがヘラヘラ笑って過ごしてるのもオールマイトがヘラヘラ笑ってるからだよなあ」
死柄木弔「あのゴミが救えなかった人間などいなかったかのようにヘラヘラ笑ってるからだよなあ」
死柄木弔「ああ、話せて良かった、良いんだ」
死柄木弔「ありがとう、緑谷、俺は何ら曲がることはない」
『麗日さんの通報により、ショッピングモールは一時的に閉鎖。区内のヒーローと警察が緊急捜査にあたるも結局死柄木は見つからず』
緑谷出久「あ、いえ、僕が引きとめられていれば良かったんですけど」
塚内直正「いやいや、むしろ自分と市民の命を握られながらよく耐えたよ。普通なら恐怖でパニックになってもおかしくない。犠牲者ゼロは君が冷静でいたおかげだ」
オールマイト「緑谷少年!塚内くん!」
緑谷出久「あの、オールマイト…」
オールマイト「なんだい?」
オールマイト「なんだい?」
オールマイト「手の届かない場所の人間は救えないさ。だからこそ笑って立つ。正義の象徴が、人々のヒーローたちの悪人たちの心を常に灯せるようにね」
塚内直正「死柄木の発言を気にしてる。多分逆恨みかなんかだろうさ。彼が現場に来て救えなかった人間は今まで一人もいない」
塚内直正「さァ、遅くなってしまった、お迎えだ」
緑谷引子「出久、もうやだよ。お母さん心臓もたないよ」
緑谷出久「ごめんね。大丈夫だよ。何ともないから泣かないでよ。ヒーローと警察がしっかり守ってくれてるよ」
塚内直正「今回は偶然の遭遇だったようだが、今後彼、ひいては生徒が狙われる可能性は低くないぞ」
塚内直正「もちろん引き続き警戒態勢は敷くが、学校側も思い切ったほうがいいよ。強い光ほど闇も大きくなる。雄英を離れることも視野に入れておいた方がいい」
オールマイト「教師生活まだ三ヶ月とちょっとだぜ」
オールマイト「うん、今度こそ、またよろしくな、塚内くん」
塚内直正「ああ」
『体育祭、職場体験、保須事件、そして期末テスト』
『あまりに濃密だった雄英高の前期課程が終わり夏休みがはじまる』
『本物のヒーローになるために』
『僕らに立ち止まる時間は許されてなどいないんだ』
オール・フォー・ワン「そうなった時の準備もしている」