「注意されて萎縮しちゃった奴」
オールマイト「よし、食ったな?毛」
緑谷出久「何の変化も感じられないけど…」
オールマイト「はは!そりゃそうさ、君胃腸を何だと思ってる。まあ、2〜3時間もすれば実感湧くさ」
オールマイト「器は成したがそれはあくまで急造品の器」
オールマイト「馴らし運転も出来なかったからな、肉体への反動は覚悟しておけよ。細かな説明をする時間はないからこれだけ」
緑谷出久「(敵がどんどん減ってく!マズイ!)」
根津「この実技試験は受験生にヴィランの総数も配置も伝えていない。限られた時間と広大な敷地、そこからあぶり出されるのさ」
根津「状況をいち早く把握する為の情報力、あらゆる局面に対応する機動力、どんな状況でも冷静でいられるか判断力、そして純然たる戦闘力」
根津「市井の平和を守る為の基礎能力がポイント数という形でね」
根津「この実技試験は受験生にヴィランの総数も配置も伝えていない。限られた時間と広大な敷地、そこからあぶり出されるのさ」
根津「状況をいち早く把握する為の情報力、あらゆる局面に対応する機動力、どんな状況でも冷静でいられるか判断力、そして純然たる戦闘力」
根津「市井の平和を守る為の基礎能力がポイント数という形でね」
「今年はなかなか豊作じゃない?」
オールマイト「圧倒的脅威、これを目の前にした人間の行動は正直さ」
緑谷出久「シャレにならん!逃げなきゃ、逃げつつポイントを!マズイマズイマズイ!まだ0ポイントだ!無駄になっちゃう!オールマイトがくれた全部!無駄に!」
緑谷出久「シャレにならん!逃げなきゃ、逃げつつポイントを!マズイマズイマズイ!まだ0ポイントだ!無駄になっちゃう!オールマイトがくれた全部!無駄に!」
緑谷出久「そうか、バカか僕は!たった10ヶ月、ギリギリ収まっただけなんだ!借り物の力、収まっただけ!一瞬でも思い上がった!僕はまだ、スタートラインに立つ権利を与えられただけだ)」
緑谷出久「(考えろ!どうしようどうしよう…デトロイト・スマッシュ?あの技を地面に向けて撃てば…両脚・右腕は壊れた…左腕だけ…タイミング早すぎても遅すぎても死ぬ!成功してもまだ0ポイント!左が壊れたら合格は絶望的!)」
緑谷出久「(考えろ!どうしようどうしよう…デトロイト・スマッシュ?あの技を地面に向けて撃てば…両脚・右腕は壊れた…左腕だけ…タイミング早すぎても遅すぎても死ぬ!成功してもまだ0ポイント!左が壊れたら合格は絶望的!)」
緑谷出久「せめて1ポイントでも!」
「あいつ、何だったんだ?」
「いきなりギミックに飛び出したりして」
「増強型の個性だろうけど規格外だ」
「けど、あんな個性持っておいてどういう生き方すりゃあんなビクビクできるんだ?」
「とりあえず、すげえ奴だってのは間違いねえよ」
リカバリーガール「はい、お疲れ様〜お疲れ様」
青山優雅「あのマドモアゼル、雄英の屋台骨だ」
リカバリーガール「(自身の個性でこうも傷付くかい)」
リカバリーガール「(まるで身体と個性が馴染んでないみたいじゃないか)」
緑谷引子「ちょっと大丈夫!?なに魚と微笑み合ってんの?」
緑谷出久「…うん」
緑谷引子「もう、雄英受けるってだけでも凄いことだと思うよ、お母さん」
緑谷出久「オールマイト!ええ!?雄英からだよな!?ええ!」
オールマイト「諸々手続きに時間かかって連絡取れなくてね、いやすまない。実は私がこの街に来たのは他でもない!雄英に勤めることになったからなんだ」
オールマイト「ええ、何だい!?巻きで!?いや彼には話さなきゃいけない事が…後がつかえてる!?あーあー、わかったOK」
オールマイト「筆記は取れていても実技は0ポイント、当然不合格だ」
オールマイト「諸々手続きに時間かかって連絡取れなくてね、いやすまない。実は私がこの街に来たのは他でもない!雄英に勤めることになったからなんだ」
オールマイト「ええ、何だい!?巻きで!?いや彼には話さなきゃいけない事が…後がつかえてる!?あーあー、わかったOK」
オールマイト「筆記は取れていても実技は0ポイント、当然不合格だ」
緑谷出久「(わかってた…わかってた…わかってたけど悔しいっ)」
麗日お茶子「あのぉ、頭もっさもさの人、そばカスのあった…わかりますか?っと〜地味めの〜その人に私のポイント分けるって出来ませんか!?あの人“せめて1ポイント”って言ってて、私聞いてて、だからまだ0Pだったんじゃって思って、せめて私のせいでロスした分、あの人、助けてくれたんです!お願いします!」
オールマイト「個性を得て尚、君の行動は人を動かした。先日の入試、見ていたのはヴィランポイントのみにあらず!」