緑谷出久「言って貰ったんだ!君はヒーローになれるって勝ち取ったんだって」
相澤消太「可能性がゼロではなかった。それだけです。見込みがない者はいつでも切り捨てます」
相澤消太「半端に夢を追わせる事ほど残酷なものはない」
オールマイト「君なりの優しさってわけかい、相澤くん…でも、やっぱ合わないんだよな…」
飯田天哉「指は治ったのかい?」
上鳴電気「オールマイトだ!」
切島鋭児郎「すげぇ!本当に先生やってるんだな!」
オールマイト「私の担当はヒーロー基礎学。ヒーローの素地をつくる為、様々な訓練を行う科目だ」
オールマイト「早速だが今日はコレ、戦闘訓練!」
オールマイト「そして、そいつに伴ってこちら!」
オールマイト「入学前に送ってもらった個性届と要望に沿ってあつらえたコスチーム!着替えたら順次グラウンド・βに集まるんだ!」
オールマイト「小一・中一時に一斉診断登録するだろ?しかしその後思っていた個性と違う事が判明した事例があるんだ」
オールマイト「なので、一・二回の更新は認められてるんだよ」
オールマイト「突拍子もない変更は受理されないが、元が“無し”なら多分大丈夫さ」
爆豪勝己「どーいうことだ、こら!ワケを言えデクてめぇ!!」
爆豪勝己「何だ…この布は…硬ぇ…」
相澤消太「炭素繊維に特殊合金の鋼線を編み込んだ捕縛武器だ」
相澤消太「ったく!何度も何度も個性使わすなよ。俺はドライアイなんだ!」
「(個性すごいのにもったいない!!)」
『雄英高1-A担任、相澤消太。視た者の個性を消す。瞬きすると解ける』
相澤消太「炭素繊維に特殊合金の鋼線を編み込んだ捕縛武器だ」
相澤消太「ったく!何度も何度も個性使わすなよ。俺はドライアイなんだ!」
「(個性すごいのにもったいない!!)」
『雄英高1-A担任、相澤消太。視た者の個性を消す。瞬きすると解ける』
『その後、痛みと戦いながら、体力テストの全種目を終了した』
相澤消太「これにて終わりだ。教室にカリキュラム等の書類あるから目ぇ通しとけ」
相澤消太「緑谷、保健室で婆さんに治してもらえ。明日からもっと過酷な試練の目白押しだ。覚悟しとけ」
緑谷出久「(とりあえず助かったけれど、僕には出来ないことが多すぎた。最下位からのスタート。これから学んでいくんだ。憧れに近付く為に!)」
相澤消太「緑谷、保健室で婆さんに治してもらえ。明日からもっと過酷な試練の目白押しだ。覚悟しとけ」
緑谷出久「(とりあえず助かったけれど、僕には出来ないことが多すぎた。最下位からのスタート。これから学んでいくんだ。憧れに近付く為に!)」
オールマイト「合理的虚偽て、エイプリルフールは一週間前に終わってるぜ。君は去年の一年生、一クラス全員除籍処分にしている」
相澤消太「君も?ずいぶんと肩入れしてるんですね?先生としてどうなんですか、それは」
相澤消太「可能性がゼロではなかった。それだけです。見込みがない者はいつでも切り捨てます」
相澤消太「半端に夢を追わせる事ほど残酷なものはない」
オールマイト「君なりの優しさってわけかい、相澤くん…でも、やっぱ合わないんだよな…」
飯田天哉「指は治ったのかい?」
緑谷出久「うん、リカバリーガールのおかげで」
緑谷出久「わ、すごい!治った!けど、なんか疲れがドッと…」
リカバリーガール「私の個性は人の治癒力を活性化させるだけ。治癒ってのは体力が要るんだよ」
飯田天哉「大きなケガが続くと体力消耗しすぎて逆に死ぬから気をつけな」
緑谷出久「わ、すごい!治った!けど、なんか疲れがドッと…」
リカバリーガール「私の個性は人の治癒力を活性化させるだけ。治癒ってのは体力が要るんだよ」
飯田天哉「大きなケガが続くと体力消耗しすぎて逆に死ぬから気をつけな」
緑谷出久「(飯田くん、怖い人かと思ってたけど真面目なだけなんだ)」
『そして、午後の授業いよいよだ。ヒーロー基礎学』
オールマイト「わーたーしーがー普通にドアから来た!!」
上鳴電気「オールマイトだ!」
切島鋭児郎「すげぇ!本当に先生やってるんだな!」
オールマイト「私の担当はヒーロー基礎学。ヒーローの素地をつくる為、様々な訓練を行う科目だ」
オールマイト「早速だが今日はコレ、戦闘訓練!」
オールマイト「そして、そいつに伴ってこちら!」
オールマイト「入学前に送ってもらった個性届と要望に沿ってあつらえたコスチーム!着替えたら順次グラウンド・βに集まるんだ!」
緑谷出久「被服控除用に市役所に個性届貰いにいかなきゃ…あ!でも、“無し”で登録されてるんだ…あぁ…どうしたら…」
オールマイト「小一・中一時に一斉診断登録するだろ?しかしその後思っていた個性と違う事が判明した事例があるんだ」
オールマイト「なので、一・二回の更新は認められてるんだよ」
オールマイト「突拍子もない変更は受理されないが、元が“無し”なら多分大丈夫さ」
緑谷引子「ただいま」
緑谷出久「(母の気持ちだ。これを着ずに何を着る!?)」
緑谷出久「(便利じゃなくたって最新鋭じゃなくったっていい!これが僕のコスチューム!)」
緑谷出久「(飯田君だったんだ、かっこいい)」
飯田天哉「ここは入試の演習場ですが、また市街地演習を行うのでしょうか!?」
オールマイト「いいや、もう二歩先に踏み込む。ヴィラン退治は主に屋外で見られるが、統計で言えば屋内のほうが凶悪ヴィラン出現率は高いんだ。監禁・軟禁・裏商売、このヒーロー飽和社会…!」
オールマイト「真に賢しいヴィランは屋内にひそむ。君らにはこれから“ヴィラン組”と“ヒーロー組”に分かれて2対2の屋内戦を行ってもらう」
飯田天哉「ここは入試の演習場ですが、また市街地演習を行うのでしょうか!?」
オールマイト「いいや、もう二歩先に踏み込む。ヴィラン退治は主に屋外で見られるが、統計で言えば屋内のほうが凶悪ヴィラン出現率は高いんだ。監禁・軟禁・裏商売、このヒーロー飽和社会…!」
オールマイト「真に賢しいヴィランは屋内にひそむ。君らにはこれから“ヴィラン組”と“ヒーロー組”に分かれて2対2の屋内戦を行ってもらう」
オールマイト「その基礎を知る為の実践さ。ただし、今度はブッ壊せばオッケーなロボじゃないのがミソだ」
爆豪勝己「ぶっ飛ばしてもいいんすか?」
飯田天哉「分かれるとはどのような分かれ方をすればよろしいですか?」
青山優雅「このマントヤバくない?」
オールマイト「いいかい!?状況設定はヴィランがアジトに核兵器を隠していてヒーローはそれを処理しようとしている」
オールマイト「ヒーローは制限時間内にヴィランを捕まえるか、核兵器を回収する事」
爆豪勝己「ぶっ飛ばしてもいいんすか?」
飯田天哉「分かれるとはどのような分かれ方をすればよろしいですか?」
青山優雅「このマントヤバくない?」
オールマイト「いいかい!?状況設定はヴィランがアジトに核兵器を隠していてヒーローはそれを処理しようとしている」
オールマイト「ヒーローは制限時間内にヴィランを捕まえるか、核兵器を回収する事」
オールマイト「最初の対戦相手はー」
飯田天哉「訓練とはいえヴィランになるのは心苦しいな。これを守ればいいのか」
緑谷出久「(ワン・フォー・オールはまだ調整出来ないから対人使用には…あんなのを人に向けて撃ったら殺しちゃう)」
緑谷出久「(今僕の力と麗日さんの無重力だけでやるしかないぞ。フルで回せ、屋内、狭い中での戦いの記録、思い出せ」
爆豪勝己「こらデク、避けてんじゃねえよ」