トの康「ほら!着きましたよ~」
ゾロ「花の都のおこぼれ町か」
「おお!ヤスさん!帰ったのか」
「ハハハハハハ!腹減った!ハハハハ!」
ゾロ「なんだ…この明るさ」トの康「イヨッ!旦那 お目が高いっ!みんな楽しそうでしょう?」
ゾロ「九里のおこぼれ町とは少し違うな」トの康「数ある生き物の中で笑えるのは人間だけだっつってね!イヨッ!そんな事なら笑わにゃ損♪損♪♪アハハハ」
「で?トの康、その浪人誰だい?刀三本腰に差して なはははは!」
「本当だ!刀3本!しかも全部大刀!」
「おい!それギャグ?はははははは!」
「おい!それギャグ?はははははは!」
トの康「コラコラ!このお方はおれっちの見初めた男だよ!」
「あら、変な男にまとわりつかれて大変ね、アンタ」
トの康「おれっちは天下の太鼓持ちだぜー!?このお方はおれっちのノドを心配して“黙ってろよ”なんて言ってくれた優しい若旦那なんで~」
「そうかい?でも見なよ、怖い顔してるよ、ほら、お前さん怖い顔しないで、ほら笑って、このろくでもないえびす町にもいい事があったんだよ」
トの康「あのお方が来てくれたってのかい?」
「昨夜また来てくれたんだよ。丑三つ小僧が!」
ゾロ「丑三つ小僧?」
「ああ!みんなが困った時に現れるのさ。どこの誰だか知らないんだけどね。真夜中、丑三つ時に現れて、都の悪い金持ちから金を盗み」
「貧乏長屋にそれをばら撒き去って行く!一体誰なんだろうね」
「ありがたやありがたや」
「アハハハハハハ!笑う門には福来るだ!」
「だから今日はみんなで“ごちそう”を買ったんだよ、うふふふ!」
「どうぞ一杯!浪人さんも!」
「透明なお水っ!貰ったお金で買ったの!」
ゾロ「いや…おれは…」
「大丈夫だよ!このお水はお腹痛くならないキレイなお水だよ!」
「ヤスさんが連れてきたんだから、いい人だよ、あんた!ハハハ」
「美味しいお水♪透明な水♪」
「うまいだろー!?しみわたるーー!?」「ホラまたつれない顔して!笑わなくっちゃ福が逃げちまうよ!」
トの康「みんなニコニコ笑う事をね、この国じゃ、“えびす顔”っていうんですよ、旦那!だからここはえびす町!貧乏なんかにゃ負けねェよ!泣いても貧乏、笑わにゃ損♪損♪♪」
黒炭オロチ「ええのお~ええのお~」
黒炭オロチ「なんと華やか!」
黒炭オロチ「気に入った!今すぐ宴じゃー!飲め!踊れ!唄え!くるしゅうないぞ!ハハハハ!」黒炭オロチ「新入りか?」
ロビン「はい」
黒炭オロチ「だが、肝心なものがおらぬではないか」
小紫「こちらでありんす」
黒炭オロチ「小紫、会いたかったぞ♡」
小紫「あちきもでありんす、殿」
サンジ「トラ男か…何しに来た?お前がいると商売の邪魔だ」
トラファルガーロー「緊急事態だ。どこかへ隠れろ、黒足屋」サンジ「さっきの喧嘩か?し返しなら返り討ちにする」
ロー「そうじゃねェ。おれ達の顔を知る奴らが来る」
サンジ「ホーキンスか?」
ロー「だけなら、まだよかったがな」
ロー「“真打ち”の中の最強の6人、飛び六胞、そのうち2人」
ロー「一人は、飛び六胞、ページワン」
ロー「もう一人は、飛び六胞、X・ドレーク」
X・ドレーク「ページワン、何故わざわざおれ達が来なければならない」
ページワン「見せしめだろう。ワノ国で我ら百獣海賊団に逆らえばどうなるか…それをわからせるのは大事な事だ」X・ドレーク「で?なぜお前がいる?ホーキンス」
ホーキンス「おれはある男を追って来た。任務以上の収穫がある筈だ、ドレーク」
狂死郎「お気に召されましたか?」
黒炭オロチ「おお!狂死郎よ!おぬし達も飲め!」
狂死郎「では遠慮なく」
黒炭オロチ「さァさァ来週は“火祭り”じゃ!前哨戦といこうぞ!楽しむがよい!ここはワノ国!」
黒炭オロチ「天国と見紛うな!存分に食い!存分に飲めェ!!」
黒炭オロチ「えはははははは!!」
『兎丼 囚人採掘場』
カリブー「旦那、さっきの件、考えてくれたか?お前さんとおれが手を組んだらもう怖いものなしだぜ~!?」
ルフィ「うるせェな!ギザ男と組めばいいだろ?」
カリブー「いやいや、信用できる筋からの情報だぜ」
カリブー「旦那、さっきの件、考えてくれたか?お前さんとおれが手を組んだらもう怖いものなしだぜ~!?」
ルフィ「うるせェな!ギザ男と組めばいいだろ?」
カリブー「キッドの野郎と?いやいや、あいつは大した評判たってねェのよ。知ってるか?あいつビッグマムの首を狙って戦いを挑んだんだぜ!そしたらよォ、ビッグマムところかその部下に腕捥がれて逃げ出したって噂でね、ハハハハハハ!」
ルフィ「噂!?お前どこまでしょうもねェんだ!」
カリブー「いやいや、信用できる筋からの情報だぜ」
ユースタスキッド「その信用できる筋ってのはどいつだ?おれはビッグマムの首は狙った事はねェ」
カリブー「キキキキ!キッド!」キッド「将星って幹部を手負いにして奪うべきものを奪い去っただけだ」
カリブー「そそその腕…」
キッド「この左手は、その前の赤髪海賊団との抗争で失ってた」キッド「他に質問は!!」
カリブー「いえ」
キッド「じゃあ次は!おれから教えてやる!!そこのバカ猿も聞いとけ!!」
ルフィ「あァ!?」キッド「じゃあ次は!おれから教えてやる!!そこのバカ猿も聞いとけ!!」
キッド「これからカイドウ討ち名を上げるのはおれだ!!」
ルフィ「それはおれだ!!」キッド「何ィィ!!」
ブルック「ああ~身が軽くなりました~で、私、身ないんですけど~骨だけに~一人スカルジョークも虚しいだけ、捜索開始です」
ブルック「妙に厳重な扉…匂いますね。鼻ないんですけど」
ブルック「はあ!何ですかこの人形は!」
ブルック「あああ!ポーネグリフ!」
部下「カイドウ様!報告です!現在巨大な船に乗り、南東の海より接近中です!」カイドウ「本当に来やがったか、あのババア!撃ちまくれ!海の藻屑にして消し去れ!絶対に入国させるな!」
部下「それが…一つ問題がありまして…」
部下「奴ら鯉に船を引かせて突進しているのです!」カイドウ「何ィ!?なぜ“滝登り”の方法を知っている!?」
部下「それが…ビッグマム海賊団の情報力は業界一と定評がありまして…」
カイドウ「黙れ!どうでもいい!来るとわかってた奴らだぞ!さっさと沈めろ!」カイドウ「来たら殺すぞ!リンリン!!」『ビッグマム海賊団 クイーン・ママ・シャンテ号』
『シャーロット・ペロスペロー Charlotte Perospero』
『シャーロット・ダイフク Charlotte Daifuku』
『シャーロット・スムージー Charlotte Smoothie』『シャーロット・エフィレ Charlotte Effilée』
ビッグマム「逃がさないよ、麦わら」
『シャーロット・ペロスペロー Charlotte Perospero』
『シャーロット・ダイフク Charlotte Daifuku』
『シャーロット・スムージー Charlotte Smoothie』『シャーロット・エフィレ Charlotte Effilée』
『シャーロット・ブロワイエ Charlotte Broyé』
『シャーロット・アマンド Charlotte Amande』『シャーロット・コンポート Charlotte Compote』『シャーロット・ガレット Charlotte Galette』『シャーロット・モンドール Charlotte Mont-d'Or』『シャーロット・レザン Charlotte Raisin』『シャーロット・ヌストルテ Charlotte Nusstorte』『シャーロット・ドスマルシェ Charlotte Dosmarche』『シャーロット・バスカルテ Charlotte Basskarte』『シャーロット・タブレット Charlotte Tablet』『シャーロット・モービル Charlotte Mobile』『シャーロット・フランペ Charlotte Flampe』ビッグマム「ハ~ハハハハハハハ!」
ビッグマム「マ~マママ!」ビッグマム「逃がさないよ、麦わら」