My Hero Academia
🖊原作者(Original Story): 堀越耕平(Kohei Horikoshi)
TVアニメ『僕のヒーローアカデミア』第19話ネタバレ
緑谷出久「あの、話って何?早くしないと食堂すごい混みそうだし」
緑谷出久「(かっちゃんとはまた違う冷たい威圧感)」
轟焦凍「気圧された。てめぇの誓約を破っちまう程によ」
轟焦凍「飯田も上鳴も八百万も常闇も麗日も感じてなかった。最後の場面、あの場で俺だけが気圧された」
轟焦凍「本気のオールマイトを身近で経験した俺だけ」
緑谷出久「それ、つまりどういう」
轟焦凍「おまえに同様の何かを感じたってことだ」
緑谷出久「(な、なるほど、そうなるのか)」
緑谷出久「違うよ、それは!って言ってももし本当にそれ、隠し子だったら違うって言うに決まってるから納得しないと思うけど、とにかくそんなんじゃなくて!そもそも、その逆に聞くけどなんで僕なんかにそんな」
轟焦凍「“そんなんじゃなくて”って言い方は、少なくとも何かしら言えない繋がりがあるってことだな」
轟焦凍「俺の親父はエンデヴァー、知ってるだろ?万年No.2のヒーローだ」
エンデヴァー「そうか、ならもう済んだろう、去れ」
オールマイト「いや、マジで聞きたくてさ、次代を育てるハウツーってのを」
エンデヴァー「俺が貴様に俺が教えると思うか?相変わらずそのあっけらかんとした態度が癪に障る」
オールマイト「…ごめん」
エンデヴァー「これだけは覚えとけ。アレはいずれ貴様をも超えるヒーローにする。そうするべくつくった仔だ」
エンデヴァー「今は下らん反抗期だが、必ず超えるぞ。超えさせる!」
轟焦凍「親父は極めて上昇志向の強い奴だ。ヒーローとして破竹の勢いで名を馳せたが、それだけに生ける伝説オールマイトが目障りで仕方なかったらしい。自分ではオールマイトを超えられねぇ親父は次の策に出た」
エンデヴァー「俺が貴様に俺が教えると思うか?相変わらずそのあっけらかんとした態度が癪に障る」
オールマイト「…ごめん」
エンデヴァー「これだけは覚えとけ。アレはいずれ貴様をも超えるヒーローにする。そうするべくつくった仔だ」
エンデヴァー「今は下らん反抗期だが、必ず超えるぞ。超えさせる!」
轟焦凍「親父は極めて上昇志向の強い奴だ。ヒーローとして破竹の勢いで名を馳せたが、それだけに生ける伝説オールマイトが目障りで仕方なかったらしい。自分ではオールマイトを超えられねぇ親父は次の策に出た」
轟焦凍「個性婚、知ってるよな?超常が起きてから第二〜第三世代間で問題になったやつ。自身の個性をより強化して継がせる為だけに配偶者を選び結婚を強いる」
轟焦凍「倫理観の欠落した前時代的発想。実績と金だけはある男だ。親父は母の親族を丸め込み、母の個性を手に入れた。俺をオールマイト以上のヒーローに育て上げることで自身の欲求を満たそうったこった。うっとうしい!そんな屑の道具にはならねえ!」
轟焦凍「記憶の中の母はいつも泣いている」
轟焦凍「“おまえの左側が醜い”と母は俺に煮え湯を浴びせた」
轟焦凍「ざっと話したが、俺がおまえにつっかかんのは見返す為だ」
轟焦凍「クソ親父の個性なんざなくたって、いや、使わず一番になることで奴を完全否定する!」
緑谷出久「(あまりに違う世界の話で正直ビビった。目指す場所は同じでもこうも違うのかって)」
緑谷出久「僕は、ずうっと助けられてきた。さっきだってそうだ。僕は誰かに救けられてここにいる」
緑谷出久「オールマイト、彼のようになりたい。その為には1番になるくらい強くならなきゃいけない。君に比べたらささいな動機かもしれない」
緑谷出久「でも、僕だって負けらんない。僕を救けてくれた人たちに応える為にも」
プレゼント・マイク「最終種目、進出4チーム総勢16名からなるトーナメント形式!一対一のガチバトルだ」
切島鋭児郎「最終種目はサシでのトーナメントか!毎年テレビで観てた舞台にに立つんだ!」
ミッドナイト「それじゃあ、組み合わせ決めのくじ引きしちゃうわよ!組が決まったらレクリエーションを挟んで開始になります」
ミッドナイト「レクに関して進出者16人は参加するもしないも個人の判断に任せるわ。息抜きしたい人も温存したい人もいるしね。んじゃ、1位チームから」
ミッドナイト「それじゃあ、組み合わせ決めのくじ引きしちゃうわよ!組が決まったらレクリエーションを挟んで開始になります」
ミッドナイト「レクに関して進出者16人は参加するもしないも個人の判断に任せるわ。息抜きしたい人も温存したい人もいるしね。んじゃ、1位チームから」
緑谷出久「尾白くん何で!?」
緑谷出久「(尾白くんが組んだのは確か)」
飯田天哉「せっかくプロに見てもらえる場なのに」
尾白猿夫「騎馬戦の記憶、終盤ギリギリまでほぼボンヤリとしかないんだ。多分奴の個性で…」
緑谷出久「(尾白くんが組んだのは確か)」
尾白猿夫「チャンスの場だってのはわかってる…それをフイにするなんて愚かな事だってのも…でもさ!皆が力を出し合い争ってきた場なんだ。こんな、こんなわけわかんないままそこに並ぶなんて俺には出来ない」
葉隠透「気にしすぎだよ。本戦でちゃんと成果を出せばいいんだよ」
ミッドナイト「そういう青臭い話はさァ、好み!庄田、尾白の棄権を認めます」
青山優雅「僕はやるからね?」
ミッドナイト「繰り上がりは5位の拳藤チームだけど」
拳藤一佳「そういう話で来るんならほぼ動けなかった私らよりアレだよな?な?」
拳藤一佳「最後まで頑張って上位キープしてた鉄哲チームじゃね?馴れ合いとかじゃなくさ、フツーに」
青山優雅「僕はやるからね?」
ミッドナイト「繰り上がりは5位の拳藤チームだけど」
拳藤一佳「そういう話で来るんならほぼ動けなかった私らよりアレだよな?な?」
拳藤一佳「最後まで頑張って上位キープしてた鉄哲チームじゃね?馴れ合いとかじゃなくさ、フツーに」
八百万百「の…望むところですわ」
青山優雅「メルシー!僕が相手で残念だったね」
芦戸三奈「ラッキーの間違いでしょ!」
緑谷出久「(1回戦の第1試合か…)」
心操人使「あんただよな?緑谷出久って」
緑谷出久「(この人!普通科の)」
青山優雅「メルシー!僕が相手で残念だったね」
芦戸三奈「ラッキーの間違いでしょ!」
緑谷出久「(1回戦の第1試合か…)」
心操人使「あんただよな?緑谷出久って」
緑谷出久「(この人!普通科の)」
飯田天哉「いかにも!俺は飯田だ」
オールマイト「そこは“こなくそ頑張るぞー”でいいんだよ!ナンセンスプリンスめ!」
オールマイト「君の目指すヒーロー像はそんな儚げな顔か!?」
オールマイト「いいかい?怖い時、不安な時こそ笑っちまって臨むんだ!ここまで来たんだ!虚勢でもいい!胸は張っとけ!私が見込んだってこと忘れるな!」
第一試合
オールマイト「君の目指すヒーロー像はそんな儚げな顔か!?」
オールマイト「いいかい?怖い時、不安な時こそ笑っちまって臨むんだ!ここまで来たんだ!虚勢でもいい!胸は張っとけ!私が見込んだってこと忘れるな!」
第一試合
心操人使VS緑谷出久
プレゼント・マイク「一回戦!成績の割に何だその顔」
プレゼント・マイク「ルールは簡単!相手を場外に落とすか行動不能にする!あとは“まいった”とか言わせても勝ちのガチンコだ!ケガ上等!こちとら我らがリカバリーガールが待機してっから道徳倫理は一旦捨ておけ!だがまぁ、もちろん命に関わるよーなのはクソだぜ!アウト!ヒーローはヴィランを捕まえる為に拳を振るうのだ」
緑谷出久「何てこと言うんだ!!」
心操人使「俺の勝ちだ」
尾白猿夫「ああ!折角忠告したってのに!!」
プレゼント・マイク「オイオイどうした?大事な初戦だ!盛り上げてくれよ!?」
プレゼント・マイク「緑谷開始早々完全停止!?」