TVアニメ『名探偵コナン』 第1030話ネタバレ
♦放送日(Airdate): 2021年12月11日
第1030話『空白の一年(前編)』
「ああああっ!!」
毛利小五郎「どした?大丈夫か?」
江坂律雄「信号待ちしてたら…いきなり誰かに背中を突き飛ばされて…車に撥ねられそうに…」
毛利小五郎「犯人を見かけた人は?」
毛利小五郎「命を狙われる覚えは?誰かに恨まれるとか!」
江坂律雄「思い当たるようことは…いや、何かやらかしたのかもしれない…空白の一年の間に…」
毛利小五郎「犯人を見かけた人は?」
毛利小五郎「命を狙われる覚えは?誰かに恨まれるとか!」
江坂律雄「思い当たるようことは…いや、何かやらかしたのかもしれない…空白の一年の間に…」
毛利小五郎「空白の一年って…」
江坂律雄「もしかして毛利小五郎さんですか!?名探偵の!」
毛利小五郎「まぁ…」
江坂律雄「僕、江坂律雄といいます!お願いです!記憶から消えてしまった僕の過去を見つけてください!」
毛利小五郎「一年分の記憶が消えた…とは?」
江坂律雄「一週間前の夕方でした」
江坂律雄「気がついたら俺は駅で気を失っていました。階段を踏み外して転げ落ち、頭を打ったらしいんです」
江坂律雄「それで勤め先に戻ったら」
江坂律雄「僕、江坂律雄といいます!お願いです!記憶から消えてしまった僕の過去を見つけてください!」
毛利小五郎「一年分の記憶が消えた…とは?」
江坂律雄「一週間前の夕方でした」
江坂律雄「気がついたら俺は駅で気を失っていました。階段を踏み外して転げ落ち、頭を打ったらしいんです」
江坂律雄「それで勤め先に戻ったら」
江坂律雄「でも遅すぎました…会社はとっくに首にされてたし、アパートに帰ったら別の人が住んでるし…ハハ」
江坂律雄「一年間自分はどこで何をしていたのかというと、全然思い出せないんです」
コナン「以前の記憶が蘇た代わりに、この一年間の記憶を失ってしまったんだね」
江坂律雄「一週間考え、これが手掛かりになるんじゃないかと気づいて使った履歴を調べてみたら、毎日にあちこちに行ってるんですが、甲練町駅から出かけて甲練町駅に戻ってるんです」
江坂律雄「何か思い出せるんじゃないかと町を歩き回ってたその時なんです!」
江坂律雄「もしかしたら、人に恨まれるようなマネをしてたのかもしれません。それでも知りたいんです!自分はどんな風に生きていたのかを!」
毛利小五郎「よし!見つけ出してみせるさ!記憶から消えちまった一年間を!この毛利小五郎が!」
コナン「ん?一年間っていうとちょうどこの人の倍だね」
江坂律雄「一年間自分はどこで何をしていたのかというと、全然思い出せないんです」
コナン「以前の記憶が蘇た代わりに、この一年間の記憶を失ってしまったんだね」
江坂律雄「一週間考え、これが手掛かりになるんじゃないかと気づいて使った履歴を調べてみたら、毎日にあちこちに行ってるんですが、甲練町駅から出かけて甲練町駅に戻ってるんです」
江坂律雄「何か思い出せるんじゃないかと町を歩き回ってたその時なんです!」
江坂律雄「もしかしたら、人に恨まれるようなマネをしてたのかもしれません。それでも知りたいんです!自分はどんな風に生きていたのかを!」
毛利小五郎「よし!見つけ出してみせるさ!記憶から消えちまった一年間を!この毛利小五郎が!」
コナン「ん?一年間っていうとちょうどこの人の倍だね」
江坂律雄「ああ、この人も突然姿を消していたんだったね」
毛利小五郎「三日前だよな、若葉台の山ん中で遺体で発見されたのは…」
毛利小五郎「半ば白骨化していたが、他殺なのは明らかだった。身元も半年前から行方不明になっていた木杉彬と間もなく判明したわけだが…殺害して埋めた犯人探しは難航してるらしいぞ」
甲練町駅
コナン「江坂さんを知ってる人を見つけられれば、その人から一年の事を聞けるよね」
毛利小五郎「そうなんだが、記憶喪失状態でこの町に現れたとすりゃあ、訪ねたんじゃねぇか?あの交番とか」
毛利小五郎「え…あそこの人で?」
毛利小五郎「三日前だよな、若葉台の山ん中で遺体で発見されたのは…」
毛利小五郎「半ば白骨化していたが、他殺なのは明らかだった。身元も半年前から行方不明になっていた木杉彬と間もなく判明したわけだが…殺害して埋めた犯人探しは難航してるらしいぞ」
甲練町駅
コナン「江坂さんを知ってる人を見つけられれば、その人から一年の事を聞けるよね」
毛利小五郎「そうなんだが、記憶喪失状態でこの町に現れたとすりゃあ、訪ねたんじゃねぇか?あの交番とか」
毛利小五郎「え…あそこの人で?」
巡査「そうだけど、それが何か?」
毛利小五郎「一年くらい前にこの彼が訪ねたかと思うんですが…」
巡査「覚えがないな…申し訳ない。本官は急いでて」
毛利小五郎「足で探すしかねぇか…」
毛利小五郎「ま、知ってる人間を探す他にも空白の一年間を知る手はあるんだがなぁ」
コナン「どんな方法で?」
毛利小五郎「わあああああ!!」
江坂律雄「何するんですか!?」
巡査「覚えがないな…申し訳ない。本官は急いでて」
毛利小五郎「足で探すしかねぇか…」
毛利小五郎「ま、知ってる人間を探す他にも空白の一年間を知る手はあるんだがなぁ」
コナン「どんな方法で?」
毛利小五郎「わあああああ!!」
江坂律雄「何するんですか!?」
毛利小五郎「ショック療法よ。なっ!思い出せただろ?したたか引っぱたくって手もあるんだが」
江坂律雄「え!?」
コナン「アハハ…(本気でやりかねねぇから怖ぇし)」
江坂律雄「もういいです。毛利さん帰りましょう。知るのがやっぱり怖いんです。あんな事されたってことは、よっぽどひどいマネをしてたに違いなくて…」
コナン「アハハ…(本気でやりかねねぇから怖ぇし)」
江坂律雄「もういいです。毛利さん帰りましょう。知るのがやっぱり怖いんです。あんな事されたってことは、よっぽどひどいマネをしてたに違いなくて…」
コナン「それさ、相手の誤解なんじゃないかなぁ?恨みを買うようなマネをする人とは思えないよね?」
毛利小五郎「だからこそ過去を見つける必要があるんだ江坂君。誤解で誰かに逆恨みされてるなら、その誤解を解く為にも…」
毛利小五郎「一年前訪ねて来たんですね?」
巡査「というか記憶喪失らしく途方に暮れていたんでと保護した方が連れてこられたんですね」
巡査「窃盗被害に遭ったのか、身元がわかるものも携帯も持っていませんでしたし、失踪捜索願も確認したんですが…」
毛利小五郎「見つからなかった…行方不明者は年に8万人以上もいるからなぁ」
巡査「窃盗被害に遭ったのか、身元がわかるものも携帯も持っていませんでしたし、失踪捜索願も確認したんですが…」
毛利小五郎「見つからなかった…行方不明者は年に8万人以上もいるからなぁ」
金原卓三「記憶喪失が治った!?」
コナン「名前がないと不便だから仮の名前を付けてくれたんじゃない?太郎さんって」
江坂律雄「そう呼ばれてたことも…お世話になったことも…申し訳ないんですが…全く覚えていなくって…」
金原卓三「成程…話はわかったよ」
金原妙「記憶喪失は治ったけどその代わりに」
金原卓三「この一年間の記憶がなくなった…」
毛利小五郎「んなもんで、この江坂君がどのように暮らしていたのかが知りたくて参った次第で」コナン「名前がないと不便だから仮の名前を付けてくれたんじゃない?太郎さんって」
江坂律雄「そう呼ばれてたことも…お世話になったことも…申し訳ないんですが…全く覚えていなくって…」
金原卓三「成程…話はわかったよ」
金原妙「記憶喪失は治ったけどその代わりに」
金原卓三「この一年間の記憶がなくなった…」
金原妙「励まし、支え続けてくれたの」
火田啓介「俺らよより金原さなでしょう。町内の世話役だからって親身になって」
地村守「僕なんか親父にちょっと頼んだだけだし」
金原卓三「この守る君の父上が持ってるアパートに住まわせてもらって火田君の建設会社で働いてたんだよ」
毛利小五郎「うん、金原さんご夫婦にこの3人。心優しい人達の善意に支えられて暮らしていたようだな」
火田啓介「ねぇよ!そんなこと!」
金原卓三「愛されこそすれ恨まれるような事なんて…」
水谷統子「そうよ、太郎さんの考えすぎだわ」
水谷統子「そうよ、太郎さんの考えすぎだわ」
江坂律雄「思い過ごしだったのかもしれません…俺の…」
水谷統子「太郎さん元気だったんだし」
江坂律雄「苦手なんです…俺…犬が…特にあの獅子丸みたいな吠える犬は」
江坂律雄「幼稚園の時に野良犬にお尻を噛まれて、それ以来犬は怖くて…」
毛利小五郎「見ろ!ショック療法は有効なんだ」
コナン「雷も苦手なんだね?」
江坂律雄「じゃないんだけど…何かとても気になる光景があったように思えて…何だろう…雷…犬…」
金原卓三「ちょっと俺、家に帰ってくるわ。忘れないで薬を飲んだか気になるんで」
地村守「あ…雨降りそうですよ」
火田啓介「だから、途方に暮れてた君を保護したんだ」
江坂律雄「金原さんだけじゃなく…火田さん達…皆さんも…思い出したいなぁ」
毛利小五郎「思い出すってそのうち」
コナン「何かの拍子にね」
江坂律雄「何かの拍子にでもきっと…」
📺「3日前都下若葉台の山中で、木杉彬さんが遺体で発見された事件に関し」
📺「捜査本部は周辺関係者の証言などから」
📺「殺害され埋められたのは、半年前の6月10日と特定し犯人割り出しを進めています」
江坂律雄「(今まで気にならなかったのに)」
江坂律雄「(どうして今になって引っかかるんだろう…)」
江坂律雄「(雷…犬…)」
江坂律雄「ん?」
二日後
江坂律雄「何かの拍子にでもきっと…」
📺「3日前都下若葉台の山中で、木杉彬さんが遺体で発見された事件に関し」
📺「捜査本部は周辺関係者の証言などから」
📺「殺害され埋められたのは、半年前の6月10日と特定し犯人割り出しを進めています」
江坂律雄「(今まで気にならなかったのに)」
江坂律雄「(どうして今になって引っかかるんだろう…)」
江坂律雄「(雷…犬…)」
江坂律雄「ん?」
二日後
高木刑事「なら知り合いっていうのは…」