ルフィ「…まだ食えるって💤」
ジンベエ「起きろォー!!」
ジンベエ「サンジを見捨てる気か!!」
ナミ「寸前まで森を走り回ってたから、これは食べ物でしか起きないわね」
チョッパー「おい!肉あるか?時間がないんだ!」
ファイアタンク「肉?今から朝食を?」
チョッパー「早く!」
ファイアタンク「わかった!」
シュトロイゼン「つらい恋も―♪」
シェフ達「ありました♬」
シュトロイゼン「苦しい恋も―♪」
シェフ達「ありました♬」
シュトロイゼン「ホレた〜〜ハレたで傷ついて♪」
シェフ達「辿り着いたよバージンロード♬」
シュトロイゼン「雨が降ろうが♪」
シェフ達「槍が降ろうが♬」
シュトロイゼン「―もうその手を離すなよ」
シェフ達「料理長―!!」
シュトロイゼン「いでよ!! 祝福の〜〜ウエディングケ〜〜〜〜〜キ!!!」
ビッグマム「すごいじゃないか!シュトロイゼン」
ビッグマム「早く食べたい~~♡♡」
ビッグマム「(楽しんどくれよ客人達…クライマックスはすぐに訪れる)」
ビッグマム「(一瞬の出来事だ…さァ始まるよ!殺戮ショーが)」
ダイフク「(誓いの口づけの瞬間)」
スムージー「(血の宴が始まる)」
ビッグマム「(悪いね、消えてくれ、ヴィンスモーク家!)」
ヨンジ「いいな~サンジの奴…あれだけ美人ならおれが結婚してもよかった」
ニジ「ビッグマムの娘と!?バカ言え」
イチジ「アレは生贄だ。忘れるな。結婚すれば生涯をビッグマムに支配されるぞ」
ヨンジ「だったな…それだけはごめんだ」
レイジュ「(成程…シャーロット家の兄弟達に囲まれて)」
レイジュ「(ずいぶん狙いやすそうな席)」
レイジュ「(武器のない自分たちは終わりね)」
レイジュ「(それでいい…ジェルマはもはや必要のない国)」
レイジュ「(だけど…サンジあなただけは逃げて…何か策がある…信じていいんでしょ!?ルフィ君)」
ルフィ「ふ~ん~に~く~~」
ルフィ「!!!!!!」
ルフィ「肉だ!!」
ジンベエ「ルフィ、作戦開始の合図となる銃声はじきに鳴り響く」
ルフィ「おう!これ食ったらな!」
ルフィ「急げお前ら!時間がねェぞ!」
ジンベエ「お前さんに言われとうないわ!!」
カタクリ「(どうしたプリン!)」
カタクリ「(なぜお前が倒れてるんだ…!?)」
神父「ベールをあげて誓いのキスを…」
スムージー「どうかした?兄さん」
ベッジ「(見たな!?未来を…カタクリ!)」
サンジ「ベールを上げるよ」
プリン「ええ」
プリン「(フフッ…よく見ろサンジ…この…この忌まわしき…第3の目を!)」
プリン「(いい子だ)」
プリン「(そのまま)」
サンジ「なんて…美しい瞳だ…」
サンジ「あ…ご…ごめん 近くで見たら…つい…見惚れて…」
プリン「(何言ってんだコイツ…フザけんじゃねェ!どういうつもりだ…私が生まれてきてからたった一度もこの目を美しいなんて言った奴は…ただの一度も…)」
ビッグマム「我が子ながら気味が悪いね…前髪を伸ばしなプリン」
プリン「……はい…わかりました」
「怪物よ~気持ち悪い~」
「なにこの子」
「見ろ!コイツバケモンだ」
「やめてよ~~」
「どうだ!?バケモノ」
プリン「だまって笑われてやるかよ!どいつもこいつも消してやる!」
プリン「フザけんな…フザけんな!殺すんだ…私は…お前を!私は醜い化け物なんだ!」
サンジ「プリンちゃん大丈夫か?」
ビッグマム「(お前がやれ!神父)」
ルフィ「よし!間に合う!」
ジャッジ「何が起きてる!?」
ビッグマム「一体どういうこだ!?カタクリ!プリンに何が?」
カタクリ「それところじゃねェ…不測の事態だママ!おれにも手が出せねェ」