ONE PIECE |
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原作(Original Story): 尾田栄一郎(Oda Eiichiro)
TVアニメ『ONE PIECE』 第900話ネタバレ
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第900話 最高の日 お玉初めてのおしるこ
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放送日 | 2019年9月1日 |
OPテーマ | OVER THE TOP |
CAST |
🔷モンキー・D・ルフィ Monkey D. Luffy CV.田中真弓 🔷ロロノア・ゾロ Roronoa Zoro CV. 中井和哉 🔷お菊 OKIKU CV.伊瀬茉莉也 🔷お鶴 Tsurru CV.柿沼紫乃 🔷お玉 Otama CV.潘めぐみ 🔷バットマン Batman CV.北島淳司 🔷ガゼルマン Gazelleman CV.増谷康紀
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お菊「邪含草を煎じたものです」
お鶴「にがいけどよく利く薬だよ。飲ませてあげて」
ルフィ「たま薬だ。飲め」
お菊「腕から血が…」
ゾロ「あぁ…かすり傷だ」
お菊「すぐに治療を…」
ゾロ「放っときゃ治る」
お菊「いけません!」
お菊「さァ」
お玉「アニキ!おかみさん!ここは…」
お鶴「ウチの茶屋だよ」
お菊「お玉ちゃん!お腹の具合はどう?」
お玉「治ったでやんすー!」
ルフィ「おお!」
ゾロ「効くの早ェな!」
お菊「邪含草は驚くべき特効薬ですから」
お菊「さァ、終わりました。応急処置ですが」
ゾロ「おう!ありがとう」
ゾロ「でけぇんだな、お前」
ルフィ「ビッグ・マムはもっとデカイ女だったぞ」
お菊「先程はお相撲さんにいい寄られていた所、助かりました」
ゾロ「別に何もしてねェよ」
お菊「申し遅れましたが」
お菊「せっしゃ…お菊と申します」
ゾロ「拙者!?」
ルフィ「あんなチビ助が腹いっぱいメシ食えねェなんて!そりゃ大きくなりゃ毒くらい食えるけどよ」
お鶴「いや食えないよ!」
ルフィ「海と山と森がありゃ普通食い物なんかどうとでもなる筈だ!」
お鶴「ええ、人間が自ら汚さなきゃねぇ」
ルフィ「カイドウめ!」
お鶴「優しいね、お兄さん方…そうだお名前は?」
ゾロ「おれァゾロ十郎。浪人だ」
ルフィ「おれはモンキー・D」
ゾロ「イイッ!」
ゾロ「こいつは……ルフィ太郎」
ルフィ「え!?…あ…そ…そう…ルフィ太郎だ」
ルフィ「……ござる?」
お鶴「ふふふ海外の人だろ?よく入国できたねぇ」
ルフィ「なんでバレたんだ?」
お鶴「言葉が変だよ。大丈夫。誰にも言いやしないよ。あたしもこの町では新入りで」
お鶴「お菊ちゃんもウチに来て一か月の新人さ」
ゾロ「ここは“おこぼれ町”つってたが、何だこの名前」
お鶴「名前の通りみんな役人の町のおこぼれを目当てにこのあたりに住んでるからさ」
ルフィ「毒のねェ食い物がどっかにあるってたまが言ってたぞ」
お鶴「ほらあそこ、煙突のない山が見えるかい?」
お鶴「山頂に昔は“おでん城”というお城が見えたんだがねぇ。もう20年も前になるけど」
ルフィ「おでんって…聞いたな…何だっけ?」
お鶴「20数年前までは、永く“光月”という氏族がこのワノ国を治めてたんだ」
お鶴「あの山の麓にかけて広がる大きな農園は、今は亡きおでん様が九里の皆においしい物を食わす為に作ったのだ」
お鶴「決してオロチ達が食を牛耳る為に作ったものじゃない」
お鶴「あの桃源農園はね」
バットマン「聞こえたぞ」
ルフィ「その農園にあるのか?毒なしの食い物」
お鶴「あるよ。安全でおいしい食料ときれいな水と着物」
お鶴「それらは全部将軍オロチのものだけどね」
お鶴「あの鳥居の奥に役人達の暮らす町がある。あたしらは彼らが使わなくなった物や腐りかけの食料なんかを売って貰って暮らしてる」
ゾロ「それでおこぼれ町か…」
お鶴「大丈夫さ。最低限生きていける」
バットマン「聞こえたぞ女!」
バットマン「将軍の悪口を言ったな!?」
バットマン「おれの聴覚は人間の6倍だ!」
『ギフターズ バットマン コウモリのSMILE』
ゾロ「聞こえたのはいいが、それが命を取るほどの理由か!?当たりゃ死んでたんだぞ!」
バットマン「大人しく生きてりゃそうそう手は出さねェ」
バットマン「が、オロチ様は反抗的な意思を決して許さねェ!」
バットマン「矢を…全部防ぎやがった…何者だ!!」
バットマン「ここ数週間、農園で盗みが起きている!おれ達は今盗っ人を捜し回ってる所!まさかお前達じゃあるまいな!?」
バットマン「隻眼の浪人」
ガゼルマン「ホホホホ!おいらは韋駄天!時速200km!」
ルフィ「たま~~~~!!」