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ルフィ「なァ～教えろよ～亡霊って何だよゾロ！」
ゾロ「まァ行けばわかる」
ルフィ「へえ～～」
ルフィ「トラ男もったいぶっなよ」
ルフィ「トラ男もったいぶっなよ」
トラファルガーロー「とにかく話はこの山の山頂、おでん城跡地に着いてからだ」
ルフィ「チェー」
ルフィ「チェー」
ゾロ「やべェのがいるな」
ルフィ「ああ」
ルフィ「ああ」
お菊「オロチの刺客かもしれません」
ゾロ「ルフィ、先行っててくれ。アイツ片付けたらすぐに後を追う」
ゾロ「ルフィ、先行っててくれ。アイツ片付けたらすぐに後を追う」
ゾロ「それで潜んでるつもりか！？」
ゾロ「ビンビン殺気を感じるぞ」
『花の都』
さらへび先生「さて皆さん、鎖国とは何ですか！？」
「はい！国の入口を閉じて国の平和を守る事です！」
さらへび先生「正解」
「簡単簡単」
さらへび先生「では開国とはなんでしょう？」
さらへび先生「では開国とはなんでしょう？」
「はい！国に悪い人や考えを招き入れるとっても悪い行いです」
「海外の国々はワノ国の色々な物を欲しがります！」
「海外の国々はワノ国の色々な物を欲しがります！」
さらへび先生「その通り正解よ！」
さらへび先生「だけどその昔、それをやろうとした愚か者達がいます」
「おでんと“赤ざや九人男”～～！」
さらへび先生「あら、先生答えてなんて言ってないわ」
さらへび先生「勝手に答えていけない子達ね」
さらへび先生「だけどその昔、それをやろうとした愚か者達がいます」
「おでんと“赤ざや九人男”～～！」
さらへび先生「あら、先生答えてなんて言ってないわ」
さらへび先生「勝手に答えていけない子達ね」
「何で答えちゃいけないの？」
さらへび先生「だって赤鞘九人男なんて聞きたくもない名前だもの…でもそれは20年前のお話…そんな悪い侍たちをやっつけたヒーローがいます！」
さらへび先生「だって赤鞘九人男なんて聞きたくもない名前だもの…でもそれは20年前のお話…そんな悪い侍たちをやっつけたヒーローがいます！」
「黒炭オロチ将軍です！」
さらへび先生「正解です！」
「オロチ二刀流～～！赤鞘九人男め！成敗してくれる！」
「オロチ二刀流～～！赤鞘九人男め！成敗してくれる！」
「はははははははは！」
「(なんてふざけた教育じゃ！何もかもでたらめじゃ！)」
さらへび先生「20年前、悪者達は皆死んでワノ国は現在の様に平和な国になりました」
狂死郎「オロチ様も小心でござる！」
さらへび先生「20年前、悪者達は皆死んでワノ国は現在の様に平和な国になりました」
狂死郎「オロチ様も小心でござる！」「きょ…狂死郎殿！なんてことを…声が大きゅうござる」
狂死郎「うるへ―ヴァーカ！ビビるな！聞かれたとて本当の事を申したまでだ」
『黒炭家御用達 両替屋』
狂死郎「うるへ―ヴァーカ！ビビるな！聞かれたとて本当の事を申したまでだ」
『黒炭家御用達 両替屋』
『居眠り狂死郎』
ロビン「(オロチと関係があるのかしら…居眠り狂死郎…重要な情報が得られるかもしれない)」
狂死郎「20年前…燃える城の前でおでんの奥方はこう言って息絶えたという」
狂死郎「“月は夜明けを知らぬ君、叶わばその一念は、二十年(はたとせ)を編む月夜に九つの影を落とし、まばゆき夜明けを知る君と成る”」
狂死郎「この苦しまぎれの呪文をオロチ将軍はこう読み解いた！」
「どう読み解いたので？」
狂死郎「おお…そうそう…こうだ…恨めしや～」
「お化け！？」
狂死郎「20年後の月夜にこの恨み晴らすべく九人の侍達が化けて出て貴様を殺し！ワノ国を開国すると！」
狂死郎「その20年後が今年よ！ハッハッハッハ！だからオロチ将軍は恐れているのでござる！光月家の亡霊達が己を殺しに来るのではないかとな！手合わせしてみたいものだ！」
狂死郎「だが死者に何ができる！？」
狂死郎「光月家の侍達は20年前、城内へ追い込み、全員焼き殺したであろうが！」
『九里 おでん城跡地』
ルフィ「城が…ねェ！」
ロー「跡だと言ったろう…」
ルフィ「え…おい菊」
ルフィ「何だ？あいつ…そういやゾロも戻ってこねェな」
ルフィ「え…おい菊」
ルフィ「何だ？あいつ…そういやゾロも戻ってこねェな」
ルフィ「何だか気味悪ィ場所だな」
ロー「20年も人が来なきゃな」
ルフィ「何だ？光月おでん之…」
ロー「他の墓もよく見てみろ」
ルフィ「光月…モモの助って…」
ルフィ「何だ？光月おでん之…」
ロー「他の墓もよく見てみろ」
ルフィ「光月…モモの助って…」
ロー「お前が知ってるあのガキの墓だ」
ルフィ「え～～～っ！何言ってんだよトラ男」
ロー「あのガキの墓だけじゃねェ」
ロー「あのガキの墓だけじゃねェ」
ルフィ「雷ぞう…カン十郎…錦えもん！？何であいつらの墓があるんだ！？」
ルフィ「そういやワノ国に来る時、錦えもんと連絡取れなかったけど…もしかして…死んだのか？おれは錦えもんがここで待ってると…」
ルフィ「そういやワノ国に来る時、錦えもんと連絡取れなかったけど…もしかして…死んだのか？おれは錦えもんがここで待ってると…」
ロー「いない。ずいぶん長い間」
ルフィ「いない！？」
ロー「夜には出てくるかもな。昨日も夜な夜な出てきた」
ルフィ「何だそのオバケみてェな現れ方！何で墓なんかあんだ！？はっきり言えよトラ男！何か言いつれェ事でもあんのか！？」
ロー「おれから話す事じゃねェ」
錦えもん「ルフィ殿…」
ルフィ「錦！よかった！生きてた！」
ルフィ「錦！よかった！生きてた！」
錦えもん「すまぬ…迎えにもいけず…無事着いて何より…不覚にもはげしい下痢につき便所から出られぬかと…今しがた少々落ち着いてきた…いやいやいや参ったでござる」
ルフィ「生きてんじゃねェかトラ男！」
ロー「いつ死んだと言った？夜には便所から出て来んじゃねェかと」
ルフィ「ややこしい言い方すんな！」
お菊「キン様ァ～♡」
お菊「お戻りになられていたのですね～」
お菊「逢いたくて逢いたくてわなないておりました」
お菊「もーなぜ戻っているなら一言声をかけてくださらなかったのですか！身を案じておりましたのに！よそよそしい！」
錦えもん「すまぬ」
お菊「モモの助様もご無事ですか！？」
錦えもん「ああ」
ルフィ「モモも生きてんのか！あれ？菊と錦は知り合いか？」
ロー「知り合い所じゃねェだろ」
錦えもん「菊！ルフィ殿達と一緒にいるとはどういうことだ？」
錦えもん「菊！ルフィ殿達と一緒にいるとはどういうことだ？」
お菊「え！？ではもしかしてこの方達が…」
錦えもん「そうとも菊！この者達が打倒オロチの強力な助っ人！」
錦えもん「ルフィ殿とロー殿でござる！」
光月モモの助「おーいルフィ！ぶじ着いたのか！」
ルフィ「おおー！！」
光月モモの助「ルフィ！せっしゃ今剣の練習をしておった！みよ！」
お菊「モモの助様っ！よくぞご無事で」
錦えもん「そうとも菊！この者達が打倒オロチの強力な助っ人！」
錦えもん「ルフィ殿とロー殿でござる！」
光月モモの助「おーいルフィ！ぶじ着いたのか！」ルフィ「おおー！！」
光月モモの助「ルフィ！せっしゃ今剣の練習をしておった！みよ！」
お菊「モモの助様っ！よくぞご無事で」
光月モモの助「うむ！菊久しいな」
ルフィ「イヌのおっさんもワノ国に来てんのか？モモ」
お菊「え！モモ！？モモの助様に対して呼び捨ては無礼ですよ！」
光月モモの助「あーよいのだ菊」
ルフィ「イヌのおっさんもワノ国に来てんのか？モモ」
お菊「え！モモ！？モモの助様に対して呼び捨ては無礼ですよ！」
光月モモの助「あーよいのだ菊」
お菊「あ…はい…」
光月モモの助「もちろんイヌアラシもワノ国に来ておる」
光月モモの助「もちろんイヌアラシもワノ国に来ておる」
ルフィ「そっか！あとはあいつらだな」
サンジ「お～～～い！」
ルフィ「おお！」
サンジ「ルフィじゃねェかっ！」
チョッパー・キャロット「ルフィ～～～！」
サンジ「ルフィじゃねェかっ！」
チョッパー・キャロット「ルフィ～～～！」
ブルック「よかったご無事で！」
キャロット「ルフィ～ガルチュ～」
チョッパー「ルフィ！侍みたいでかっこいいな！」
チョッパー「ルフィ！侍みたいでかっこいいな！」
ルフィ「遅かったな、お前ら」
サンジ「お前を探しに行ってたんだよ！海底まで！」
サンジ「お前を探しに行ってたんだよ！海底まで！」
ナミ「ビブルカードが見つかったから生きてる事はわかったけど」
錦えもん「一味に戻られたのだな、サンジ殿」
錦えもん「一味に戻られたのだな、サンジ殿」
サンジ「おう、心配かけたな」
お菊「キンさん」
お菊「この方々はルフィ太郎さんのお仲間の方達ですか？」
サンジ「なんて可憐なレディ～♡」
錦えもん「この者達はみなルフィ殿のお仲間」
錦えもん「心強き我らの助っ人！」
シャチ・ペンギン「キャプテン～！」
ロー「おお…お前らベポはどうなった？」
「茂みから出てきません！ゲリで…」
ロー「どいつもコイツも…」
ロー「麦わら屋、ひとまず中で話そう」
ルフィ「おう！」
ロー「安全な食糧を農園から盗んである」
ルフィ「盗んだのお前かァ！」
ルフィ「盗んだのお前かァ！」
ルフィ「この廃城が我々の本拠地となる」
ブルック「ああっ！」
チョッパー「うわっ！」
ルフィ「あははは汚ねー部屋だな！」
錦えもん「皆すまぬな…」
錦えもん「ワノ国へよく来てくれ申した！改めて感謝申し上げる！」
ルフィ「そんなん気にすんな」
錦えもん「ワノ国へよく来てくれ申した！改めて感謝申し上げる！」
ルフィ「そんなん気にすんな」
錦えもん「まず、モモの助様の件に続きおぬしらに黙っていた事を一つ話しておかねばならん！」
ルフィ「お前ら秘密が多いな！さっさと全部喋れよ！水くせー！」
ブルック「そうですよ」
チョッパー「おれ達の仲だろ？」
錦えもん「いやごもっとも…あいすまん。しかしこれは言うても信じ難き話！」
錦えもん「いやごもっとも…あいすまん。しかしこれは言うても信じ難き話！」
錦えもん「おぬしらも知るカン十郎と雷ぞう、そしてここにある我ら３名！絞めて５名っ！何を隠そう！過去の人間なのだ！」
錦えもん「実は我ら！20年前のワノ国より時を超えてやってきたのでござる！」
ルフィ「は？？」
錦えもん「実は我ら！20年前のワノ国より時を超えてやってきたのでござる！」
ルフィ「は？？」
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