オーバーホール「誰がどこで見てるかわからないし、客が何を考えてるかもわからない。地下からのルートをいくつか繋げてある。この応接間も地下の隠し部屋に当たる」
ミミック「ウチが今日まで生き残ってるのもこういうせせこましさの賜物さ」
ミミック「んでだ、先日の電話の件、本当なんだろうね?条件次第でウチに与するというのは」
死柄木弔「都合のいい解釈をするな。そっちは俺たちヴィラン連合の名が欲しい。俺たちは勢力を拡大したい。お互いニーズは合致してるわけだろ?」
オーバーホール「足を下ろせ。汚れる」
死柄木弔「”下ろしてくれないか?”と言えよ若頭。本来頭を下げる立場だろ」
オーバーホール「それが条件か」
死柄木弔「もう一つ、おまえの言っていた計画、その内容を聞かせろ。自然な条件だ。名を貸すメリットがあるのか検討したい。もっとも…」
クロノスタシス「調子に乗るなよ」
クロノスタシス「自由すぎるでしょ、色々」
ミミック「さっきから何様だチンピラがァ!キョエエ!」
死柄木弔「そっちが何様だ。おまえらの使い捨て前提のザコとこっちの引石、その命は等価値じゃない。プラス、コンプレスの腕1本分だ。多少は譲歩してくれなきゃ割に合わない」
オーバーホール「下がれクロノ、ミミック、せっかく前向きに検討してくれて来たんだ。最後まで聞こう。話の途中だった」
死柄木弔「おまえらの計画、その内容を話せ。まァある程度察しはついてる。こいつが関係してんだろ?」
ファットガム「最近チンピラやらチーマーやらのいざこざが多くてなァ、腹が減ってしゃあないわ!せやからここらのヒーロー事務所も武闘派欲しがっとんねん。レッドライオットくん適材やで」
切島鋭児郎「よろしくお願いします!フォースカインドさんが受け付けてなかったんで拾ってもらってありがてえっス!」
天喰環「ミリオの都合がついていれば…」
切島鋭児郎「天喰先輩のインターン先紹介してください!」
切島鋭児郎「お願いします!お願いします!お願いします!」
天喰環「君、ぐいぐい来て恐ろしかった」
ファットガム「環はそのヘボメンタルどうにかなれば逸材やのにな!」
天喰環「そのプレッシャーが俺を更なる低みへ導く。いつもこうなんだ。この人は俺をいたぶる為スカウトしたんだ。パワハラさ!帰りたい!」
切島鋭児郎「激励くれてるんじゃないっスかね!?俺にはそう聞こえる!」
天喰環「君やミリオのように明るく前向きにはなれない」
切島鋭児郎「俺もそんなっスよ。皆が必死ん時に何もできねえこと多くて…クラスの連中と実力も経験値も開いちまって、だからせめて並び立てるよう差を埋めたいんス!」
天喰環「それを前向きと言うんだよ、1年生」
ファットガム「させへん!」
「ファ、ファットや!あかん!沈む!」
ファットガム「沈ませ屋さんのファットさんや!」
「クソが!」
ファットガム「ってなんや!?エッジと個性かぶっとるでおまえ!」
「何じゃこのタコ!?」
天喰環「酷い言い方を…」
切島鋭児郎「違うよ先輩!見た目の話!悪口じゃないっス!」
「弾けた!?」
切島鋭児郎「捕らえます!」
「なんやこのポンコツ!」
天喰環「思ったより痛くない…」
切島鋭児郎「先輩大丈夫なんスか!?かっけえ!」
「どけや!」
天喰環「タコで捕まえる!」
天喰環「(発動できない!?)」
「うう…うう…」
切島鋭児郎「え!?泣いてる!?」
「ズルやで…こちとら刃渡り10cm以下の刃が飛び出るだけの個性やぞ、カッターナイフと同じくらいやぞ、ズルいや、そら兄貴助けたいわアホンダラ、でも怖いやん、むしろ撃った勇気褒めろや」
天喰環「俺の個性が発動できないのは、その商品の一つか?」
「死ねボケカス」
天喰環「(切島君、ファット…嫌な予感がする…)」
切島鋭児郎「(急にパワーアップしやがった。ニュースで見たことある。個性をブーストさせるっつう薬物!こんなの大通りに出したら惨劇じゃすまねえぞ!ここでケリをつける!)」
切島鋭児郎「皆さん下がって!こいつの刃が届かない所まで!」
切島鋭児郎「(切れた!?こいつ俺の硬度以上に…!これじゃ近づけねぇ!)」
「慢心したなガキコラァ!偉そうに正義ごっこしとるからや!兄貴らが言うとったで!ヒーローの時代はもうじき崩れるってなァ!次は俺たちみたいな日陰者の時代言うとったわ!なんかめっちゃハイになってきた!どけガキ!今ならおまえの言う通り兄貴らを助けられそうや!」
オールマイト「君の硬化なら小細工を考えるよりゴリ押し技の方がいいよ」
切島鋭児郎「…とオールマイトに言われたが、いざガチで考えるとおまえらと張り合える技がねえ」
爆豪勝己「はァ?」
切島鋭児郎「おまえらは中遠距離攻撃があって機動力にも長けてんじゃん?上鳴以外」
上鳴電気「おい、もうケータイ充電してやんねえぞ」
切島鋭児郎「そういうのは俺はないわけよ」
切島鋭児郎「今でさえ俺はパッとしねえことばっかだし、この先みんなプロんなったとして俺はどうやれば張り合っていけるのか…」
瀬呂範太「意外と卑屈だよな、おまえ」
切島鋭児郎「嘆きじゃねぇよ!思案してんだよ思案!」
爆豪勝己「張り合うも何も、てめェ前にブレねぇ馬だとか言ってたじゃねぇか」
爆豪勝己「オールマイトの神野での最後…」
爆豪勝己「倒れねぇってのはクソ強ぇだろ」
切島鋭児郎「(上げる!)」
切島鋭児郎「(もっと!もっとだ!身も!心も!)」
切島鋭児郎「ダメだ。先輩を撃った。気持ちはよくわかるぜ。俺も昔は…」
「テメェの話なんぞ知るかボケェ!」
切島鋭児郎「馬鹿か俺は!」
「素直!素直すぎやで助かったわ!逃げる!逃げたる!捕まってたまるかい!」
切島鋭児郎「あざっス!」
「兄ちゃんヒーロー名は!?」
「なんて言うんや!?」
切島鋭児郎「レッドライオットです!」
「レッドライオットか!忘れへんで!」
「ありがとう!レッドライオット!」
切島鋭児郎「あざっス!」
切島鋭児郎「(何で行かなかった…)」
切島鋭児郎「(俺も少しは…) あっ…あざっス!(少しは…)」
切島鋭児郎「詳しいっスね!すげぇ!」
ファットガム「俺、昔はポリと協力してそういうんばっか捕まえとったんやで」
警察「ファット、ヤツが発砲した拳銃やけど…」
警察「個性で粉々に砕いとった。あとこれ普通のチャカやないで。とりあえず色々調べて報告するわ」
ファットガム「わざわざありがとうな」
切島鋭児郎「先輩は大丈夫なんスか?」
天喰環「辛い…」
切島鋭児郎「個性が出ねぇなんてヒーローにひでぇ仕打ちだ」
天喰環「それより君は俺を庇ってくれた。ミリオと同じ太陽のように輝かしい人間だ、君は」
切島鋭児郎「んなこと言ったらここ紹介してくれた先輩も太陽っスよ!」
天喰環「それだよ、すごいんだよ、君」
ファットガム「病院で検査してもらおか。俺も調べたいことあるしな。とりあえず一旦事務所経由で行こか」
切島鋭児郎「よろしくお願いします!フォースカインドさんが受け付けてなかったんで拾ってもらってありがてえっス!」
天喰環「ミリオの都合がついていれば…」
切島鋭児郎「天喰先輩のインターン先紹介してください!」
切島鋭児郎「お願いします!お願いします!お願いします!」
天喰環「君、ぐいぐい来て恐ろしかった」
ファットガム「環はそのヘボメンタルどうにかなれば逸材やのにな!」
天喰環「そのプレッシャーが俺を更なる低みへ導く。いつもこうなんだ。この人は俺をいたぶる為スカウトしたんだ。パワハラさ!帰りたい!」
切島鋭児郎「激励くれてるんじゃないっスかね!?俺にはそう聞こえる!」
天喰環「君やミリオのように明るく前向きにはなれない」
切島鋭児郎「俺もそんなっスよ。皆が必死ん時に何もできねえこと多くて…クラスの連中と実力も経験値も開いちまって、だからせめて並び立てるよう差を埋めたいんス!」
天喰環「それを前向きと言うんだよ、1年生」
「待たんかいこのボケども!うちのシマで勝手に商売なんぞ始めおって!」
「畜生!ついてへん!せっかくこれから一旗揚げようって時に!一旦バラけるで!」
「畜生!ついてへん!せっかくこれから一旗揚げようって時に!一旦バラけるで!」
ファットガム「させへん!」
「ファ、ファットや!あかん!沈む!」
ファットガム「沈ませ屋さんのファットさんや!」
「クソが!」
ファットガム「ってなんや!?エッジと個性かぶっとるでおまえ!」
「何じゃこのタコ!?」
天喰環「酷い言い方を…」
切島鋭児郎「違うよ先輩!見た目の話!悪口じゃないっス!」
「タコやないんかい…」
天喰環「アサリは便利なんだ。攻防に長ける。だから毎日食べるようにしているんだ」
『雄英高校3年ビッグ3、天喰環。個性”再現”。喰らったモノの特徴をその身体に再現できる』
『ちなみに右腕はタコ焼き、左腕はアサリのしぐれ煮、羽と足はフライドチキンを食べて再現してるぞ』
天喰環「羽はいらなかった…」
切島鋭児郎「(すげえ!ってかまたいいとこねえ…)」
天喰環「上手くできていただろうか…」
切島鋭児郎「すげえっス!迅速で個性の使い方も慣れてて!」
ファットガム「技量ならとうにプロ以上やで、うちのサンイーターは!メンタルは育たんけど、なァ?」
天喰環「アサリは便利なんだ。攻防に長ける。だから毎日食べるようにしているんだ」
『雄英高校3年ビッグ3、天喰環。個性”再現”。喰らったモノの特徴をその身体に再現できる』
『ちなみに右腕はタコ焼き、左腕はアサリのしぐれ煮、羽と足はフライドチキンを食べて再現してるぞ』
切島鋭児郎「(すげえ!ってかまたいいとこねえ…)」
天喰環「上手くできていただろうか…」
切島鋭児郎「すげえっス!迅速で個性の使い方も慣れてて!」
ファットガム「技量ならとうにプロ以上やで、うちのサンイーターは!メンタルは育たんけど、なァ?」
「いいぞサンイーター!」
ファットガム「アカン!伏せろ!」
死柄木弔「こいつを撃ち込まれた直後からコンプレスは個性がしばらく使えなくなった。何だこれは?これで何をするつもりだ?」
死柄木弔「教えろ」
オーバーホール「理を壊すんだ」
オーバーホール「オール・フォー・ワンは個性を奪い支配したと聞く。俺はそのやり方を少しブラッシュアップする。既に根は全国に張り巡らせてある」
死柄木弔「教えろ」
オーバーホール「理を壊すんだ」
オーバーホール「オール・フォー・ワンは個性を奪い支配したと聞く。俺はそのやり方を少しブラッシュアップする。既に根は全国に張り巡らせてある」
「弾けた!?」
切島鋭児郎「捕らえます!」
「なんやこのポンコツ!」
天喰環「思ったより痛くない…」
切島鋭児郎「先輩大丈夫なんスか!?かっけえ!」
「どけや!」
天喰環「(発動できない!?)」
切島鋭児郎「そっちが逃げんな!せめてな、仲間助ける姿勢貫けよ!」
「どこにキレとんねん!」
切島鋭児郎「人撃っといて自分だけビビって逃げるなんて漢らしくねぇよ!」
切島鋭児郎「行き止まりだ!観念しろ!」
「やかましい!」
切島鋭児郎「烈怒交吽咤(レッドカウンター)!」
切島鋭児郎「加減はした!おとなしく捕まろうぜてっぽー野郎!」
切島鋭児郎「人撃っといて自分だけビビって逃げるなんて漢らしくねぇよ!」
切島鋭児郎「行き止まりだ!観念しろ!」
「やかましい!」
切島鋭児郎「烈怒交吽咤(レッドカウンター)!」
切島鋭児郎「加減はした!おとなしく捕まろうぜてっぽー野郎!」
切島鋭児郎「え!?泣いてる!?」
「ズルやで…こちとら刃渡り10cm以下の刃が飛び出るだけの個性やぞ、カッターナイフと同じくらいやぞ、ズルいや、そら兄貴助けたいわアホンダラ、でも怖いやん、むしろ撃った勇気褒めろや」
切島鋭児郎「やだよ。つーか そんなベソかいて怖いとか言うなら悪いことに加担すんなよ」
切島鋭児郎「ほら立てるか?」
「強い男になりたかったんや…強い人らと俺ば強くなれるから…」
切島鋭児郎「その気持ちはわかるけどよ」
「兄貴らについて行けば力をもらえるんや…」
「ヒーローなれるやつが軽率にわかるとか、言わんといてや!」
切島鋭児郎「ほら立てるか?」
「強い男になりたかったんや…強い人らと俺ば強くなれるから…」
切島鋭児郎「その気持ちはわかるけどよ」
「兄貴らについて行けば力をもらえるんや…」
「ヒーローなれるやつが軽率にわかるとか、言わんといてや!」
天喰環「俺の個性が発動できないのは、その商品の一つか?」
「死ねボケカス」
天喰環「(切島君、ファット…嫌な予感がする…)」
切島鋭児郎「(急にパワーアップしやがった。ニュースで見たことある。個性をブーストさせるっつう薬物!こんなの大通りに出したら惨劇じゃすまねえぞ!ここでケリをつける!)」
切島鋭児郎「皆さん下がって!こいつの刃が届かない所まで!」
切島鋭児郎「(切れた!?こいつ俺の硬度以上に…!これじゃ近づけねぇ!)」
「慢心したなガキコラァ!偉そうに正義ごっこしとるからや!兄貴らが言うとったで!ヒーローの時代はもうじき崩れるってなァ!次は俺たちみたいな日陰者の時代言うとったわ!なんかめっちゃハイになってきた!どけガキ!今ならおまえの言う通り兄貴らを助けられそうや!」
切島鋭児郎「…とオールマイトに言われたが、いざガチで考えるとおまえらと張り合える技がねえ」
爆豪勝己「はァ?」
切島鋭児郎「おまえらは中遠距離攻撃があって機動力にも長けてんじゃん?上鳴以外」
上鳴電気「おい、もうケータイ充電してやんねえぞ」
切島鋭児郎「そういうのは俺はないわけよ」
切島鋭児郎「今でさえ俺はパッとしねえことばっかだし、この先みんなプロんなったとして俺はどうやれば張り合っていけるのか…」
瀬呂範太「意外と卑屈だよな、おまえ」
切島鋭児郎「嘆きじゃねぇよ!思案してんだよ思案!」
爆豪勝己「張り合うも何も、てめェ前にブレねぇ馬だとか言ってたじゃねぇか」
爆豪勝己「オールマイトの神野での最後…」
爆豪勝己「倒れねぇってのはクソ強ぇだろ」
切島鋭児郎「(上げる!)」
切島鋭児郎「(もっと!もっとだ!身も!心も!)」
切島鋭児郎「(後ろの人たちまだ逃げれてねぇ!店ん中にだってきっとまだ人がいる)」
切島鋭児郎「(こいつの刃を俺だけに向かわせろ!)」
切島鋭児郎「(俺は硬化の男!小細工よりゴリ押しで圧倒しろ!)」
切島鋭児郎「(必殺!)」
切島鋭児郎「(烈怒頑斗裂屠(レッドガントレット))」
切島鋭児郎「(こいつの刃を俺だけに向かわせろ!)」
切島鋭児郎「(俺は硬化の男!小細工よりゴリ押しで圧倒しろ!)」
切島鋭児郎「(必殺!)」
切島鋭児郎「(烈怒頑斗裂屠(レッドガントレット))」
「強くなりたかっただけやねん!頼むよ!逃がしてよ!俺は力が欲しかっただけの哀れな人間や!」
切島鋭児郎「ダメだ。先輩を撃った。気持ちはよくわかるぜ。俺も昔は…」
「テメェの話なんぞ知るかボケェ!」
切島鋭児郎「馬鹿か俺は!」
「素直!素直すぎやで助かったわ!逃げる!逃げたる!捕まってたまるかい!」
切島鋭児郎「ファットガム!」
ファットガム「対峙した時!ヴィランの勝利条件は殺す・逃げる・ぶちのめすにエトセトラ!対してこっちはガイ者を出さずに捕らえる一つ!」
ファットガム「覚えて帰りやレッドライオット!ヴィラン退治はいかに早く戦意喪失させるかや!」
『BMIヒーロー ファットガム。個性“脂肪吸着”。彼の体は何でも吸着し沈められるのだ!トートロ』
切島鋭児郎「(全力出して何とか相手してたってのに瞬殺かよ!) 助かりました!」
「ありがとうな若いの、すごいな、惚れたでホンマ」
「俺らに刃向かんように動いとったやろ!」
「長年ヒーロー見とるとわかんねん!普通ビビるであんな刃人間!」
「ホンマ助けられたわ!」
ファットガム「華々しいデビューやなァ。俺の初仕事の時とは大違いや。助かったんはこっちや。おまえは凄いヒーローになるよ!必ず!」
ファットガム「対峙した時!ヴィランの勝利条件は殺す・逃げる・ぶちのめすにエトセトラ!対してこっちはガイ者を出さずに捕らえる一つ!」
ファットガム「覚えて帰りやレッドライオット!ヴィラン退治はいかに早く戦意喪失させるかや!」
『BMIヒーロー ファットガム。個性“脂肪吸着”。彼の体は何でも吸着し沈められるのだ!トートロ』
切島鋭児郎「(全力出して何とか相手してたってのに瞬殺かよ!) 助かりました!」
「俺らに刃向かんように動いとったやろ!」
「長年ヒーロー見とるとわかんねん!普通ビビるであんな刃人間!」
「ホンマ助けられたわ!」
ファットガム「華々しいデビューやなァ。俺の初仕事の時とは大違いや。助かったんはこっちや。おまえは凄いヒーローになるよ!必ず!」
切島鋭児郎「あざっス!」
「兄ちゃんヒーロー名は!?」
「なんて言うんや!?」
切島鋭児郎「レッドライオットです!」
「レッドライオットか!忘れへんで!」
「ありがとう!レッドライオット!」
切島鋭児郎「あざっス!」
切島鋭児郎「(何で行かなかった…)」
切島鋭児郎「(俺も少しは…) あっ…あざっス!(少しは…)」
切島鋭児郎「詳しいっスね!すげぇ!」
ファットガム「俺、昔はポリと協力してそういうんばっか捕まえとったんやで」
警察「ファット、ヤツが発砲した拳銃やけど…」
警察「個性で粉々に砕いとった。あとこれ普通のチャカやないで。とりあえず色々調べて報告するわ」
ファットガム「わざわざありがとうな」
切島鋭児郎「先輩は大丈夫なんスか?」
天喰環「辛い…」
切島鋭児郎「個性が出ねぇなんてヒーローにひでぇ仕打ちだ」
天喰環「それより君は俺を庇ってくれた。ミリオと同じ太陽のように輝かしい人間だ、君は」
切島鋭児郎「んなこと言ったらここ紹介してくれた先輩も太陽っスよ!」
天喰環「それだよ、すごいんだよ、君」
ファットガム「病院で検査してもらおか。俺も調べたいことあるしな。とりあえず一旦事務所経由で行こか」
ファットガム「(個性をブーストさせるクスリはわかる。元々弱個性への救済案や。しかし全く使えなくするクスリいうんは聞いたことがない。嫌な感じやな…)」