第1036話 ホワイトアウト(前編)
キャスト
🔷江戸川コナン Edogawa Conan CV. 高山みなみ
🔷吉田歩美 Yoshida Ayumi CV.岩居由希子
🔷円谷光彦 Tsuburaya Mitsuhiko CV.大谷育江
🔷小嶋元太 Kojima Genta CV.高木渉
🔷阿笠博士 Agasa Hiroshi CV.緒方賢一
🔷横山タケル CV.船木まひと
🔷石橋健吾 CV.津田英三
🔷森正樹 CV.増元拓也
🔷丹内太郎 CV.林勇
吉田歩美「ホント!哀ちゃんも来ればよかったのにね」
横山タケル「ありがとうございました」
阿笠博士「いやいや、困ったときはお互い様じゃからな」
石橋健吾「連絡先を教えて頂けますか?ぜひお礼をさせてください。あぁ、すみません。私、石橋健吾と申します。東京で医薬品の開発をやってまして」
阿笠博士「いやいや、困ったときはお互い様じゃからな」
石橋健吾「連絡先を教えて頂けますか?ぜひお礼をさせてください。あぁ、すみません。私、石橋健吾と申します。東京で医薬品の開発をやってまして」
横山タケル「本当に助かりました」
吉田歩美「ねぇ、コナン君、もしかしてあの人達…」
横山タケル「お嬢ちゃん、君の名前は?」
吉田歩美「歩美」
横山タケル「歩美ちゃん、君もお肉は食べるだろ?」
森正樹「それで俺達は何をすればいいんだ?」
丹内太郎「とりあえず待機だってよ」
森正樹「まったく…面倒な事に巻き込まれるのはごめんだぜ」
丹内太郎「何言ってんだよ!俺達はとっくの昔から面倒に巻き込まれてんだよ」
丹内太郎「いつでも動けるようにしとけとも言ってたぜ」
森正樹「ああそうかい」
森正樹「まったく…面倒な事に巻き込まれるのはごめんだぜ」
丹内太郎「何言ってんだよ!俺達はとっくの昔から面倒に巻き込まれてんだよ」
丹内太郎「いつでも動けるようにしとけとも言ってたぜ」
森正樹「ああそうかい」
丹内太郎「どこ行くんだよ?」
森正樹「コーヒー。お前も飲むだろ」
阿笠博士「すまんが、ワシは体中痛くてもう限界じゃ。皆で行ってきてくれ」
横山タケル「折り入って!?こんな所でですか?」
石橋健吾「わかってるんでしょ?ウチで開発した新薬の話です」
横山タケル「その話は今はやめませんか」
石橋健吾「ウチの薬…何とか御宅の病院で正式に採用しては頂けないでしょうか。あの薬には沢山の時間と金を注ぎ込んでいるんですよ。取り返しのつかないくらいの時間と金をね」
石橋健吾「今日こそ、首を縦に振ってくださいませんか?でないと私の会社が潰れてしまうって事はご存知なんですよね?」
横山タケル「わかってますよ。でも石橋さん、あなたは大切な事を私に隠してますよね?」
石橋健吾「ウチの薬…何とか御宅の病院で正式に採用しては頂けないでしょうか。あの薬には沢山の時間と金を注ぎ込んでいるんですよ。取り返しのつかないくらいの時間と金をね」
横山タケル「わかってますよ。でも石橋さん、あなたは大切な事を私に隠してますよね?」
石橋健吾「え?」
横山タケル「ええ、残念ですが、あの新薬をウチの病院で採用するわけにはいきません」
石橋健吾「ん~そうかい」
石橋健吾「そういえば横山先生、人ってのは沢山の犠牲の上に成り立っているって言ってましたね?知ってますか?あなたさえいなくなってくれれば、新薬は採用される事になってるんですよ」
横山タケル「ここで私を撃つつもりですか?」
石橋健吾「まさか、射撃の腕はあんたの方が数段上だ。だから銃には細工をさせて貰ったよ」
石橋健吾「悪いが、あんたにはここで犠牲になって貰うよ!」
石橋健吾「ん~そうかい」
石橋健吾「そういえば横山先生、人ってのは沢山の犠牲の上に成り立っているって言ってましたね?知ってますか?あなたさえいなくなってくれれば、新薬は採用される事になってるんですよ」
横山タケル「ここで私を撃つつもりですか?」
石橋健吾「まさか、射撃の腕はあんたの方が数段上だ。だから銃には細工をさせて貰ったよ」
石橋健吾「悪いが、あんたにはここで犠牲になって貰うよ!」
コナン「いつ?どこで?」
コナン「見たのはリフトを登ってくる途中の森の中でいいんだな?」
吉田歩美「うん」
コナン「とりあえず警察に連絡だ」
吉田歩美「あ!あの人!犯人!」
小嶋元太「アイツ、さっきの車のおじさんじゃないのか?」
円谷光彦「たしか石橋さんって言ってましたよね?」
コナン「歩美ちゃん、それじゃあ刺された相手は…」
小嶋元太「コナン!」
石橋健吾「フフフフ」
コナン「あの人だよ!」
コナン「この人がナイフで人を刺したんだ!」
「あの、すみませんが、この坊やの言ってる事、本当なんですか?」
石橋健吾「アッハハハ!勘弁してくださいよ。なぜ私が人を刺したりしなければいけないんですか?」
吉田歩美「ウソじゃないもん!私見たんだから!」
石橋健吾「フフフフ」
コナン「あの人だよ!」
コナン「この人がナイフで人を刺したんだ!」
「あの、すみませんが、この坊やの言ってる事、本当なんですか?」
石橋健吾「アッハハハ!勘弁してくださいよ。なぜ私が人を刺したりしなければいけないんですか?」
吉田歩美「ウソじゃないもん!私見たんだから!」
「知り合いなんですか?」
石橋健吾「もちろん知り合いですよ。ねぇ?歩美ちゃん」
円谷光彦「本当なんですって!」
コナン「だってこの人、スキー場に来てるのに普通の恰好してるよ!変だと思わない?」
「え?あぁ、確かにそうだなぁ」
コナン「犯行の瞬間を目撃されたから、慌てて駆けつけたんでしょ!?一緒にいた人はお医者さんだったよね?もし誤解だって言うなら、今どこにいるのかな?」
石橋健吾「坊や、横山先生は今山小屋で…」
石橋健吾「アハハハ!ああ、ようやく見つかったよ。悪いけどゲレンデの途中のレストランまで迎えに来てくれるか?」
コナン「みんな逃げろ!」
コナン「あいつスキーの装備を何一つ付けてないんだ。滑り降りれば逃げ切れるはずだ!」
円谷光彦「急がないと!早くしないと!」
吉田歩美「光彦君…スピード出しすぎだよ」
円谷光彦「そそそそんなこと言われても」
コナン「2人共無事でよかった」
吉田歩美「通じなかったら?」
コナン「大丈夫!道に出れば必ず誰かいる。そしたら警察を呼んで事情を話そうぜ」
コナン「(子供の体がこんなに不自由に感じたのはいつぶりだ!?)」
コナン「(みんなどこまで行けるかわかんない。一刻も早く道に出ねぇと…)」
阿笠博士「さてと、そろそろワシもゲレンデに戻るとするかのう…繋がらんか…ま、初心者コースに行けばおるじゃろ」
コナン「みんな大丈夫か?」
コナン「(子供の体がこんなに不自由に感じたのはいつぶりだ!?)」
コナン「(みんなどこまで行けるかわかんない。一刻も早く道に出ねぇと…)」
阿笠博士「さてと、そろそろワシもゲレンデに戻るとするかのう…繋がらんか…ま、初心者コースに行けばおるじゃろ」
コナン「みんな大丈夫か?」
小嶋元太「こんなのへっちゃらだって!」
コナン「光彦?」
円谷光彦「僕がコースを飛び出しさえしなければ…こんな事には…」
コナン「光彦、悪いのはお前じゃなくあの犯人だ!だから気にすんなって!」
石橋健吾「ようやく見つかったよ」
コナン「みんな戻れ!」
コナン「あいつら多分、石橋の仲間だ!さっき石橋が電話で誰かを呼び寄せてただろ?近くに仲間がいるって事だ!それにこんな何もない所であいつら一体何をしてると思う?」
円谷光彦「僕達を捜しているんだ!」
コナン「そういう事!だから急ぐぞ!捕まったらヤバい!」
コナン「みんな戻れ!」
コナン「あいつら多分、石橋の仲間だ!さっき石橋が電話で誰かを呼び寄せてただろ?近くに仲間がいるって事だ!それにこんな何もない所であいつら一体何をしてると思う?」
円谷光彦「僕達を捜しているんだ!」
コナン「そういう事!だから急ぐぞ!捕まったらヤバい!」
コナン「いや、狙い通りさ」
歩美・元太「やったー!」
円谷光彦「小屋です!」