MY HERO ACADEMIA
クロノスタシス「ついに成功しやしたね」
🖊原作者(Original Story): 堀越耕平(Kohei Horikoshi)
TVアニメ『僕のヒーローアカデミア』第74話ネタバレ
オーバーホール「ああ、一日二日で自然回復してしまう未完成品とは違う」
オーバーホール「壊理の身体から離れた因子の効果を維持するところから始まり随分かかった」
オーバーホール「これなら完全に個性を消滅させられる」
オーバーホール「独学のチンケな設備だからだ。然るべき環境を整える。オール・フォー・ワンが消えた今がチャンスなんだ。モタモタしている時間はない」
トガヒミコ「上からの命令で仕方なく来ました。トガです」
トゥワイス「久しぶりだなトリ野郎。てめェ、絶対許さないぞ」
トゥワイス「よろしくお願いします!」
オーバーホール「ご苦労」
乱波肩動「ヴィラン連合か!いいな!喧嘩しよう!」
トガヒミコ「嫌だねぇ」
オーバーホール「マグネの件はすまなかったな。俺も彼を殺したくはなかったんだ」
トガヒミコ「上からの命令で仕方なく来ました。トガです」
トゥワイス「久しぶりだなトリ野郎。てめェ、絶対許さないぞ」
トゥワイス「よろしくお願いします!」
オーバーホール「ご苦労」
乱波肩動「ヴィラン連合か!いいな!喧嘩しよう!」
トガヒミコ「嫌だねぇ」
オーバーホール「マグネの件はすまなかったな。俺も彼を殺したくはなかったんだ」
トゥワイス「彼女だ!」
トガヒミコ「間違えないでください」
トガヒミコ「間違えないでください」
オーバーホール「まァ恨む気持ちもわかるが協力関係になった以上、計画遂行に助力して欲しい」
トゥワイス「てめェ…最初に会った時もそうやって上っ面繕ってたなァ!」
トゥワイス「で?何したらいいの?」
オーバーホール「組の者同様、俺の指示に従ってくれればいい。その為にもまずは個性の詳細を教えてくれ。もしもの時、連携を取りやすいようにしておきたい」
トガヒミコ「もしもの時ならもしもの時に教えます。あなたたちのことまだ好きじゃないので」
ミミック「素直に答えりゃいいんだよ!てめェらヤクザなめてんじゃねぇぞ!キェエエエ!」
トゥワイス「あーダメだ、やっぱダメ、なってないねぇ、感じ悪い、教えてやんねぇ」
音本真「個性は?」
トゥワイス「あらゆるものを二つに増やす。その為に必要なのは明確なイメージ」
トゥワイス「人でいうなら身長・胸囲に足のサイズ。多くのデータが必要だ。しっかり見てしっかり測って初めて一つを二つにできる」
トゥワイス「本物と違うのは耐久力。一定のダメージが蓄積されると崩れ去る。同時に増やせるのは二つまで。二つ目は耐久力が更に下がる。そして一身上の都合により俺は俺を作れない」
トゥワイス「はァ!?何で!?違う!これはいつもの俺じゃない!」
トガヒミコ「私がバカみたいです」
トゥワイス「てめェ…最初に会った時もそうやって上っ面繕ってたなァ!」
トゥワイス「で?何したらいいの?」
オーバーホール「組の者同様、俺の指示に従ってくれればいい。その為にもまずは個性の詳細を教えてくれ。もしもの時、連携を取りやすいようにしておきたい」
トガヒミコ「もしもの時ならもしもの時に教えます。あなたたちのことまだ好きじゃないので」
トゥワイス「あーダメだ、やっぱダメ、なってないねぇ、感じ悪い、教えてやんねぇ」
音本真「個性は?」
トゥワイス「あらゆるものを二つに増やす。その為に必要なのは明確なイメージ」
トゥワイス「人でいうなら身長・胸囲に足のサイズ。多くのデータが必要だ。しっかり見てしっかり測って初めて一つを二つにできる」
トゥワイス「本物と違うのは耐久力。一定のダメージが蓄積されると崩れ去る。同時に増やせるのは二つまで。二つ目は耐久力が更に下がる。そして一身上の都合により俺は俺を作れない」
トゥワイス「はァ!?何で!?違う!これはいつもの俺じゃない!」
トガヒミコ「私がバカみたいです」
トガヒミコ「服も合わせて変身できます。元々着てる服と重なるから一旦裸んぼにならないといけないので恥ずかしい」
トゥワイス「な?」
トゥワイス「ノー」
トガヒミコ「いいえ」
オーバーホール「オッケーだ。これから八斎會の一員として迎える。だが手配犯のおまえらを自由にさせるわけにもいかない。指示のない限りはこの地下から出ないように頼む」
トゥワイス「軟禁かよ!」
トガヒミコ「えー!自由でいたい!」
トガヒミコ「えー!自由でいたい!」
オーバーホール「もう少し信用できる仲になったら自由にしてやれるさ。君ら次第だ」
ミミック「いつまでもそんな態度じゃ許さねぇってこった!わかったら言う通りにしやがれチンピラどもが!俺たちはヤクザだ!ナメてんじゃねぇぞ!キェエエエ!」
ミミック「俺たちは再び裏から社会を牛耳る!ヤクザの復権!床に伏せ動けぬ組長の宿願!それを果たす!甘い汁啜れるんだ!感謝するんだよてめェらは!キェエエエ!」
ミミック「いつまでもそんな態度じゃ許さねぇってこった!わかったら言う通りにしやがれチンピラどもが!俺たちはヤクザだ!ナメてんじゃねぇぞ!キェエエエ!」
ミミック「俺たちは再び裏から社会を牛耳る!ヤクザの復権!床に伏せ動けぬ組長の宿願!それを果たす!甘い汁啜れるんだ!感謝するんだよてめェらは!キェエエエ!」
トガヒミコ「気の小さい人ほど自分が弱いのを隠したがります。自分を強く見せたくて他人を上から見下すのです」
トガヒミコ「極道、かっこ悪いですね」
ミミック「キェエエエエ!」
緑谷出久「(ワン・フォー・オール フルカウル!)」
緑谷出久「(SMASH!)」
トゥワイス「ごめんなヤー公、やっぱ好きにさせてもらうわ」
トガヒミコ「バイ」
相澤消太「連合の裏切り?」
ナイトアイ「どうやらいいように使われてしまったようだな。だがこれで迷宮は終わった」
ルミリオン「すいませんね。やっぱ少し話、聞かせて貰ってもいいですか?」
オーバーホール「すぐに来れるような道じゃなかったハズだが」
ルミリオン「近道したんで、その子、保護しに来ました」
ナイトアイ「どうやらいいように使われてしまったようだな。だがこれで迷宮は終わった」
ルミリオン「すいませんね。やっぱ少し話、聞かせて貰ってもいいですか?」
オーバーホール「すぐに来れるような道じゃなかったハズだが」
ルミリオン「近道したんで、その子、保護しに来ました」
ルミリオン「だから来た」
オーバーホール「伝わらないな。わかりやすく言ってやろう。死ぬってことだよ」
ルミリオン「(平衡感覚が!)」
酒木泥泥「酔っ払っちゃったかァ?足下がおぼつかねェエなァアア、俺もだよ、だから下は歩かねェ、俺に近付くなよォ」
ルミリオン「(こいつの個性か!壊理ちゃんがすぐそこにいるのにこんな奴にやられてる場合じゃ!)」
音本真「どういう個性だ?」
ルミリオン「透過。発動中はあらゆるものがすり抜ける!」
ルミリオン「(口が勝手に!)」
音本真「どこから湧いたかと思ったら、なる程、それならミミックたちもスルーできるというわけか」
酒木泥泥「外してんじゃねぇ!酔っ払ってんのか!?」
音本真「それは君だ。君は黙って特別な私をサポートしていればいい」
音本真「故に他の使い捨てとは違う。私は八斎衆の中で唯一、若の野望に寄り添うことを許された身!」
ルミリオン「実の娘を使って何が野望だ!」
音本真「ん?あー、物事を円滑に進めるには情など不要。君もよくわかっているハズ。壊理さんと遭遇した際、君はその為に一度見過ごしたんだろう?」
ルミリオン「実の娘を使って何が野望だ!」
音本真「ん?あー、物事を円滑に進めるには情など不要。君もよくわかっているハズ。壊理さんと遭遇した際、君はその為に一度見過ごしたんだろう?」
ルミリオン「そうだ」
音本真「そして大方、我々の計画を察知し後悔、壊理さんを救ける、壊理さんを蓑にして自分が楽になりたいだけだろう?(身体の方は既に揺らしてある。あとは心。心は脳と同じ。少し揺らすだけで人は止まってしまうのだ)」
音本真「そして大方、我々の計画を察知し後悔、壊理さんを救ける、壊理さんを蓑にして自分が楽になりたいだけだろう?(身体の方は既に揺らしてある。あとは心。心は脳と同じ。少し揺らすだけで人は止まってしまうのだ)」
音本真「逝けよ邪魔者!」
ルミリオン「(必殺!ファントム・メナス!)」
ルミリオン「(そうだ。俺は弱い。悍ましい業を背負わされていると知った。あの子にとって残酷な言動を見せた。それでもあの子は俺たちが傷付くことより地獄へ戻ることを選んだ。あんなにも優しい子が!)」
ルミリオン「だから追いかけた!そして今ここにいる!」
ルミリオン「酩酊どころじゃない感覚をいつも味わってる」
ルミリオン「もう決して君を悲しませない」
ルミリオン「大丈夫!俺が君のヒーローになる!」
壊理「ダメ…やっぱり…」
ルミリオン「聞かなくていい」
ルミリオン「聞かなくていい」
オーバーホール「いつも言ってるだろう。おまえのワガママで俺が手を汚さなきゃいけなくなる。おまえの行動一つ一つが人を殺す。呪われた存在なんだよ」
ルミリオン「自分の子に何でそんなこと言えるんだ!!」
オーバーホール「あ?そうか、そういう話だったな、俺に子などいない」
オーバーホール「ああ、壊れても支障はない。すぐに修復すれば蘇生できる。原形を留めていなくとも元通りに直せる」
オーバーホール「その子は身をもって知っているハズだ」
オーバーホール「壊理が傷を負ったらどうする?この状況下、治せるのは俺しかいないぞ。逃げ道は封じた。壊理を抱えたままじゃ透過で逃げられないな。俺と戦うのか?学生さんよ」
ルミリオン「(気絶させたつもりだったけど軸がブレた?あの酔っ払いの個性がまだ効いているのか…)」
クロノスタシス「あんな精密な個性の使い方されるとは思いませんよ。相当鍛えてきたんでしょうね」
オーバーホール「棘を壊して遮蔽物をなくす」
ルミリオン「(銃での攻撃ならトゲトゲは来ない!)」
ルミリオン「ちょっとごめんね」
ルミリオン「(顔が見えないけど役割的にあいつは恐らく若頭補佐・玄野!リストに載っていた奴の個性!あれだけはくらえない!)」
ルミリオン「ちょっとごめんね」
ルミリオン「(顔が見えないけど役割的にあいつは恐らく若頭補佐・玄野!リストに載っていた奴の個性!あれだけはくらえない!)」
クロノスタシス「(体を隠して狙いをずらした!?)」
クロノスタシス「ヒーローのマントってかっこつけだと思ってやした」
オーバーホール「クロノ!」
オーバーホール「(強い!だが壊理を置いた。あれを壊してしまえば抵抗できない)」
ルミリオン「そういう奴だよな!おまえは!」
ルミリオン「(相手をよく見て!次の行動を予測する!)」
ルミリオン「もう指一本触れさせない!二人まとめて倒してやる!おまえの負けだ!治崎!」
オーバーホール「気安く呼ぶな。その名は捨てた!」
組長「名前は?喋れるか?」
オーバーホール「治崎…治崎廻…」
組長「東堂組が解体させられた。肩身が狭くなる一方だ」
オーバーホール「このままじゃいずれウチも…革新が必要だ」
オーバーホール「俺が前に話した計画、少しは考える気に…」
組長「てめェあれだけシメられてまだ言うんか。人の道から逸れたら侠客しまいよ、治崎」
組長「心のねぇ外道に人はついてきやしねぇ」
音本真「若ァ!」
ルミリオン「(完全に気絶させたハズ!)」
オーバーホール「音元!撃て!」
オーバーホール「仲間になってくれ。おまえがいてくれると心強い」
音本真「(若の本音だった。若は私を必要としている!命を捧げともに歩まねば!)」
音本真「(どこを撃つ!?透過するあの男に!弾は一発しか…どうしたら透過させずに…)」
ルミリオン「あの子が笑えないままなんてそんなの絶対許せない!」
組長「心のねぇ外道に人はついてきやしねぇ」
音本真「若ァ!」
ルミリオン「(完全に気絶させたハズ!)」
オーバーホール「音元!撃て!」
オーバーホール「仲間になってくれ。おまえがいてくれると心強い」
音本真「(若の本音だった。若は私を必要としている!命を捧げともに歩まねば!)」
音本真「(どこを撃つ!?透過するあの男に!弾は一発しか…どうしたら透過させずに…)」
ルミリオン「がんばる!」
ミリオの父「ならパパは精一杯ミリオを応援するよ!」
ミリオの父「頑張れミリオ」
ミリオの父「頑張れ」
オーバーホール「笑えるな。救おうとしてきたその子の力でおまえの培ってきた全てが今、無に帰した!」
ルミリオン「(相手をよく見て動きを予測するんだ!)」
ルミリオン「(これまでの全てが無駄になったわけじゃない!) 俺は依然、ルミリオンだ!」
音本真「(ありえない。酒木の個性はまだ効いているハズ…無敵かのような個性は失ったハズ)」
ルミリオン「ヒーローになって救ける!」
オーバーホール「全て汚らしい現代病だ。おまえのような奴を治してやるのさ。壊理の力で」
ルミリオン「(ナイトアイ…環…皆…) 治崎ィ!!」
オーバーホール「その名は捨てたと言ったハズだ!」