My Hero Academia🖊原作者(Original Story): 堀越耕平(Kohei Horikoshi)
TVアニメ『僕のヒーローアカデミア』第56話ネタバレ
第3期18話 RUSH!
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放送日 | 2018年8月11日 |
OPテーマ | Make my story (歌 : Lenny code fiction) |
EDテーマ | ロングホープ・フィリア (歌 : 菅田将暉) |
CAST |
🔷緑谷出久 デク Midoriya Izuku CV.山下大輝 🔷爆豪勝己 かっちゃん Bakugo Katsuki CV.岡本信彦 🔷轟焦凍 ショート Todoroki Shoto CV.梶裕貴 🔷切島鋭児郎 烈怒頼雄斗 Kirishima Eijiro CV.増田俊樹 🔷上鳴電気 チャージズマ Kaminari Denki CV.畠中祐 🔷飯田天哉 インゲニウム Iida Tenya CV.石川界人 🔷青山優雅 Aoyama Yuga CV.桑野晃輔 🔷常闇踏陰 ツクヨミ Tokoyami Fumikage CV.細谷佳正 🔷相澤消太 Aizawa Shota CV.諏訪部順一 🔷夜嵐イナサ Yoarashi Inasa CV.岩崎諒太 🔷毛原長昌 Mora Nagamasa CV.ボルケーノ太田 🔷肉倉精児 Shishikura Seiji CV.古川慎 🔷現見ケミィ Utsushimi Kemyi CV.茅原実里 🔷真堂揺 Shindo Yo CV. 粕谷雄太 🔷中瓶畳 Nakagame Tatami CV.潘めぐみ 🔷Ms.ジョーク Ms. Joke CV.永井真里子
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目良善見「あと38名通過で終わりになりますよ~」
中瓶畳「ヨーくんのフィールド割り逆効果だったんじゃ…」
真堂揺「俺も焦りはしたけど、考えてみれば結果的にはとても良い」
真堂揺「彼らは今残席数で頭が一杯、焦って飛び出て体力も絶賛消耗中、情報量の多い雄英を狙いに来た人達の視野が狭くなったところを隅に隠れて眺めてる」
中瓶畳「やっとよそ行きの顔やめた。ヨーくんこすいんだ」
真堂揺「機転が利くと言ってくれよ。ま、土壇場にきて焦るのも策を講じるのも不屈の心があってこそさ。この場の人間全て夢と理想を掴もうともがいてる。そのもがきに貴賎なんてありゃしないのさ」
爆豪勝己「A・Pショットオートカノン!」
爆豪勝己「対人用に威力は弱めたけどな」
上鳴電気「つーかおまえ方々から同じような理由で嫌われてんな!」
肉倉精児「(チッ…私としたことが乗せられた。安易な挑発に直情的精神構造、それらは偏にプライドの高さによるモノ) ならば私が手折り気付かせよう。帰属する場に相応しい挙止、それが品位であると!」
上鳴電気「こんな戦闘不毛すぎだろ!早いとこ切り上げっぞ!」
肉倉精児「飛び道具か」
肉倉精児「目障りだ。先に丸めてやろうか」
爆豪勝己「俺を無視すんな!」
肉倉精児「してないが?」
肉倉精児「(私の肉のひとつ。高架下から回り込ませていたのだ)」
肉倉精児「先程切島で見たであろう。その肉は触れたら終わりだ」
上鳴電気「爆豪!」
爆豪勝己「オイ、アホ!」
肉倉精児「情けなし。出直してくるがいい」
『士傑高校2年、肉倉精児、個性“精肉”。揉んで肉体を変化させてしまう。他人の肉体はこねて丸くするに留まるが、自身の肉体は自由度が高い』
『切り離して操作したり、肉を寄せ集めて大きく出来たりするぞ!何かと便利そう!』
上鳴電気「…ウソ」
肉倉精児「これは示威である。今試験は異例の少数採用。オールマイトが引退し時代は節目。本来であればヒーローは増員して然るべきではないか?即ち、これらが示唆するは有象無象の淘汰。ヒーローという職をより高次のモノにする選別が始まったと推察する。私はそれを賛助したくこうして諸君らを排している」
上鳴電気「試験そっちのけでやることスか!?おかしーよ、なんかそれ」
肉倉精児「徒者が世に憚る方がおかしい。ちなみにこの姿でも痛覚等は正常に働く。放電は皆も傷つけるぞ、上鳴電気」
上鳴電気「さっきからあんたも大概中傷ひでーからね?効くからやめてほしんだよね」
肉倉精児「それは己に自覚があるからだ。省してくれれば幸い」
上鳴電気「俺の事じゃねえよ!」
肉倉精児「(爆発!?爆豪は丸めたハズ!)」
肉倉精児「(爆豪の装備!?)」
上鳴電気「爆破の成分入れて簡易手榴弾にできるんだとよ、前にオシャレかって聞いたらキレながら教えてくれた」
肉倉精児「(あの時…渡していたのか!?)」
上鳴電気「ところで先輩、良い位置によろけましたね」
肉倉精児「ぐああああああ!!」
パワーローダー「狙い撃ち!?」
上鳴電気「俺、電気操れるワケじゃないんで共闘がムズいんスよ。なんとかならないかなと」
パワーローダー「ご要望のアイテム用意したよ。ポインターとそのシューター」
発目明「私と先生の合作ベイビーです。ポインターをシューターにセットして発射すると着弾箇所にひっつきます」
発目明「ポインターとの距離が10m以内ならあなたの放電は一直線上に収束します。複数個ある場合はダイヤルでポインター選択、付属のグラスで位置は常に把握できます」
上鳴電気「何か頭使う感じ?」
発目明「サムアップ」
上鳴電気「でもこれなら、周り巻き込まずに個性使えるんスね」
上鳴電気「(俺はわかるぜ爆豪。おまえがさっき相手の攻撃を防ぐのにでけえ爆破じゃなく、わざわざ範囲の狭い新技を連打したのは、転がってる切島や俺を巻き込まねー為だろ)」
上鳴電気「先輩、爆豪はソヤで下水道みてーな奴だけど、割とマジメにヒーローやろうとしてますよ!」
上鳴電気「とっさに手榴弾くれたのも打開の為の冷静な判断じゃないスか?」
上鳴電気「それに切島だって、友だちの為に敵地乗り込むようなバカがつくくらい良い奴なんスよ!」
上鳴電気「断片的な情報だけで知った気んなって、こいつらをディスってんじゃねえよ!!」
切島鋭児郎「ダメージ次第で解除されちまうんか」
爆豪勝己「通りで遠距離攻撃ばっかなワケだ」
切島鋭児郎「ありがとな上鳴!」
爆豪勝己「おせーんだよアホ面!」
上鳴電気「ひでえな!やっぱディスられても仕方ねえわおまえ」
上鳴電気「つーか後ろ!丸くこねられたのはおまえらだけじゃねえぞ!」
爆豪勝己「フン!知ってんよ」
目良善見「現在70名あと30名で終わりですよ」
八百万百「あっ轟さん!通過していたんですのね」
蛙吹梅雨「さすがね」
耳郎響香「他のみんなは?」
轟焦凍「来てない。一番最初が俺で次はおまえらだ」
障子目蔵「そっか…まだか…」
轟焦凍「一緒に行動してたんじゃなかったのか?」
八百万百「それが傑物学園の方の個性で分断されてしまって…」
耳郎響香「残り30人」
蛙吹梅雨「みんな通過できるといいんだけど…」
瀬呂範太「麗日にテープ渡して仕掛けを作っといてもらったのさ!」
緑谷出久「なるべく多くとは言ったけど大胆な!」
目良善見「現在76名通過しております。もうじき定員ですよー」
瀬呂範太「時間もねえしすぐ他が襲ってくるだろ…貰うぜ、皆さん」
「君ら1年だろぉ?勘弁してくれよぉ!俺らここで仮免取っとかないといけねーんだよ!」
緑谷出久「僕も同じです」
目良善見「ふぅ、少年たちの青春がほどばしっていますなァ。大乱戦はいつものこととしても、今回はまた珍しいパターンが来たものだ。毎回何かとマークがキツイ雄英が未だ脱落ゼロだとは」
飯田天哉「青山くん!」
青山優雅「飯田くん1人かい?奇遇だね、僕も」
飯田天哉「出来る限りA組の補助をしている!数名をひとところに集め、俺は他を探しに来たんだ」
青山優雅「ん?つまり君は1人で駆け回ってるのかい?」
飯田天哉「うん」
青山優雅「アハハハ!変なの。誰が残ってるかわからないじゃないか。みんな君を置いて通過してたらどうするんだい?」
飯田天哉「でも君はいたじゃないか」
飯田天哉「皆が先に通過していたらそれは良い事だ。俺はA組の委員長、クラスを導く立場だ。時間と脚の許す限りはクラスに貢献したい!兄さんならそうする。俺の行動は俺の夢の形でもある」
青山優雅「(夢の形…)」
上鳴電気「オイあれ瀬呂達じゃん!やったースッゲ!おーい!」
爆豪勝己「通ったんか、デクてめェクソ」
緑谷出久「かっちゃん…あ…うん (なんか久々だ…神野以降以前にも増して絡んでこなかったから)」
爆豪勝己「そんな力がありゃ当然だ」
緑谷出久「(かっちゃんが今!?僕を…!)」
爆豪勝己「借り物…自分のモンになったかよ」
飯田天哉「青山くん!」
青山優雅「僕らは2人、戦乱の真ん中!これもう生き残るの難しいよ飯田くん!」
飯田天哉「何を言う!諦めるなんて誰でも出来るぞ!頑張ろう!」
峰田実「クソ…時間がねえ…!」
砂藤力道「どうすりゃあいいんだ!」
青山優雅「(夢の形ね…)」
青山優雅「パパ…ママ…どうして僕はみんなと違うの?」
飯田天哉「何をしている!?待て…本当に何をしている!?」
青山優雅「目立ってる!」
飯田天哉「とってもな!違う!そうじゃなく!」
青山優雅「僕を庇ってると共倒れ。目立ってる僕はもう2か所ターゲットをやられてる。あと1か所で僕アウト!君に譲っちゃう!」
青山優雅「目立ってる僕を取りに来る人達の裏を取るんだよ。君のスピードなら君1人で可能だろ?」
飯田天哉「何を急に言っているんだ!」
青山優雅「急に聞こえるだろうけどね」
青山優雅「(夢の形…)」
青山優雅「僕はずっと対等になりたかったのさ。そろそろ来るよ準備して!」
「な、何だ!?」
「ハト!?」
口田甲司「鳥たちよ!その場で旋回を続けるのです!」
常闇踏陰「深淵闇躯」
「雄英だ!!」
葉隠透「集光屈折!ハイチーズ!」
青山優雅「どうして…」
芦戸三奈「みんな焦って大雑把んなってきて、敵も味方もぐっちゃぐちゃで、周り全然見えなかったんだよ!」
芦戸三奈「でも青山のおへそレーザー見えたからまた集まれたね!さァやろう!」
目良善見「残り7名!」
目良善見「5名!続々とこの最終盤で一丸となった雄英がコンボを決めて通っていく!」
目良善見「4名!」
目良善見「おっとここで士傑高から通過者!」
目良善見「残り2名!」
飯田天哉「青山くん!何をもって対等なのか物差しが違う故わからんが」
飯田天哉「君のおかげだ!」
飯田天哉「ありがとう!」
青山優雅「ま、僕のキラメキは止まらないってことだよね」
飯田天哉「ああ!多分!わからんが!」
目良善見「そして0名!終了です!!」
相澤消太「まったくヒヤヒヤさせてくれる。戻ったらもっと鍛えんとな」
Ms.ジョーク「プハッ!嬉しいんだろ喜べよ!」
相澤消太「怒ってる」
Ms.ジョーク「足がルンルンしてるぞ!」
相澤消太「してない」
夜嵐イナサ「えっ!?肉倉先輩落ちちゃったんスか!?」
毛原長昌「声でかいわ。先走って単独行動するから!あの激情型男」
毛原長昌「おまえらもだ!1年の夜嵐はともかくケミィ!ダメよ!」
現見ケミィ「はーい」
目良善見「一次選考を通過した100人の皆さんこれをご覧下さい」
「(なぜ!?)」
緑谷出久「こ…これは!」
目良善見「次の試験でラストになります。皆さんにはこれからこの被災現場でバイスタンダーとして救助演習を行ってもらいます」