My Hero Academia
🖊原作者(Original Story): 堀越耕平(Kohei Horikoshi)TVアニメ『僕のヒーローアカデミア』第46話ネタバレ
芦戸三奈「要するにヤオモモから発信機のヤツもらって、それ辿って自分らで爆豪の救出に行くってこと!?」
切島鋭児郎「ああ」
轟焦凍「ヴィランは俺らを殺害対象と言い、爆豪は殺さず攫った。生かされるだろうが殺されないとも言い切れねえ。俺と切島は行く」
障子目蔵「待て。落ち着け。切島の何も出来なかった悔しさも轟の眼前で奪われた悔しさもわかる。俺だって悔しい」
蛙吹梅雨「皆爆豪ちゃんが攫われてショックなのよ。でも冷静になりましょう。どれ程正当な感情であろうとまた戦闘を行うというのなら、ルールを破るというのなら、その行為はヴィランのそれと同じなのよ」
医者「お見舞い中ごめんね。緑谷くんの診察時間なんだが」
切島鋭児郎「八百万には昨日話をした。行くなら即行、今晩だ」
切島鋭児郎「重傷のおめーが動けるかは知らねえ。それでも誘ってんのはおめーが一番悔しいと思うからだ」
医者「お見舞い中ごめんね。緑谷くんの診察時間なんだが」
切島鋭児郎「八百万には昨日話をした。行くなら即行、今晩だ」
切島鋭児郎「重傷のおめーが動けるかは知らねえ。それでも誘ってんのはおめーが一番悔しいと思うからだ」
医者「この短期間で何度も大怪我してるけど、君ね、ぶっちゃけ今回は比にならん程重いよ」
医者「骨、筋肉がズタボロなのもマズいが何よりも靭帯ね。靭帯は関節保持するとこ。そこが酷く劣化してる」
医者「つまりね、あと…どうだろう…二度三度か同じような怪我が続けば、腕の使えない生活になると思っといて」
緑谷出久「ありがとうございます…お手数をおかけしました」
医者「リカバリーさん呆れてたよ。きっと沢山怒られてきたんだろうね」
医者「ただ、君に救けられた人間はいる。病は気から、あんま思い悩まず前向きにね」
医者「リカバリーさん呆れてたよ。きっと沢山怒られてきたんだろうね」
医者「ただ、君に救けられた人間はいる。病は気から、あんま思い悩まず前向きにね」
出水洸汰「みどりやさんへ。きんたまなぐってごめんなさい。ぼくのことしらないのにたすけてくれてありがとう。はやくげんきになってちょくせつおれいをいわせてください。洸汰」
緑谷出久「お母さん?うん、退院。でもちょっと用があって帰るのは明日かあさっ、うん、うん、動けるようにはなってるよ、体怠い感じだけどかなり強めの治癒を施して貰ったみたい」
緑谷出久「雄英的に生徒を遠くに置いておきたくないっぽい。それとマスコミ対策みたいな事」
切島鋭児郎「ああ!頼む!」
轟焦凍「理由は言わなくてもわかるだろ?」
緑谷出久「飯田くん違うんだ!僕らだってルールを破っていいなんて」
轟焦凍「飯田、俺たちだって何も正面きってカチ込む気なんざねえよ。戦闘無しで救け出す」
切島鋭児郎「要は隠密行動。それが俺ら卵の出来るルールにギリ触れねえ戦い方だろ」
八百万百「私は轟さんを信頼しています。が、万が一を考え私がストッパーとなれるよう同行するつもりで参りました」
緑谷出久「僕も自分でもわからないんだ…手が届くと言われて…いてもたってもいられなくなって…救けたいと思っちゃうんだ!」
飯田天哉「平行線か…ならば俺も連れて行け!」
塚内直正「さァ作戦会議を始めよう」
死柄木弔「もう一度言うが、ヒーロー志望の爆豪勝己くん」
八百万百「本当ですわ!飯田さん同行する理由に対し説得力が欠けてしまいます」
緑谷出久「大丈夫だよ!気にしてないから」
飯田天哉「俺は、君たちの行動に納得いかないからこそ同行する。少しでも戦闘の可能性を匂わせれば、即座に引き戻すからな」
飯田天哉「言わば監視者、そう!ウォッチマン!」
飯田天哉「俺は、君たちの行動に納得いかないからこそ同行する。少しでも戦闘の可能性を匂わせれば、即座に引き戻すからな」
飯田天哉「言わば監視者、そう!ウォッチマン!」
轟焦凍「ウォッチマン飯田」
八百万百「長野からの出発ですので約二時間。10時頃の到着です」
切島鋭児郎「あの後、麗日がダメ押しでキチい事言ってくれたぜ。“爆豪くんきっと、皆に救けられんの屈辱なんと違うかな”ってよ」
切島鋭児郎「迷うくらいならそもそも言わねえ!あいつァ、ヴィランのいいようにされていいタマじゃねえんだ!」
八百万百「お待ち下さい!ここからは用心に用心を重ねませんと」
緑谷出久「わかった!隠密だ!」
轟焦凍「余計に目立てんぞ、緑谷」
緑谷出久「オッラァ!」
緑谷出久「オッラァ!!」
飯田天哉「パイオツカイデーチャンネーイルヨー!」
切島鋭児郎「オッケ!」
八百万百「そそ、ソレはルール違反ですわ!私の個性で好き勝手につくり出してしまうと流通が…そう!国民の一人として、回さねばなりませんもの!経済を!」
切島鋭児郎「ドンキ入りたかったんだな、このピュアセレブ」
八百万百「校長先生も!」
相澤消太「この度、我々の不義からヒーロー科1年生27名に被害が及んでしまった事、ヒーロー育成の場でありながら、敵意への防衛を怠り社会に不安を与えた事、謹んでお詫び申し上げます。まことに申し訳ございませんでした」
切島鋭児郎「…メディア嫌いの相澤先生が…」
記者「読売テレビです。雄英高校は今年に入って4回、生徒がヴィランと接触していますが、今回生徒に被害が出るまで各ご家庭にはどのような説明をされていたのか、又具体的にどのような対策を行ってきたのかお聞かせ下さい」
緑谷出久「(体育祭開催の件から雄英の基本姿勢は把握してるハズなのに…言わせるのか) 悪者扱いかよ」
根津「周辺地域の警備強化、校内の防犯システム再検討、強い姿勢で生徒の安全を保証すると、説明しておりました」
「あァ?何言ってんだこいつら」
相澤消太「この度、我々の不義からヒーロー科1年生27名に被害が及んでしまった事、ヒーロー育成の場でありながら、敵意への防衛を怠り社会に不安を与えた事、謹んでお詫び申し上げます。まことに申し訳ございませんでした」
切島鋭児郎「…メディア嫌いの相澤先生が…」
記者「読売テレビです。雄英高校は今年に入って4回、生徒がヴィランと接触していますが、今回生徒に被害が出るまで各ご家庭にはどのような説明をされていたのか、又具体的にどのような対策を行ってきたのかお聞かせ下さい」
緑谷出久「(体育祭開催の件から雄英の基本姿勢は把握してるハズなのに…言わせるのか) 悪者扱いかよ」
根津「周辺地域の警備強化、校内の防犯システム再検討、強い姿勢で生徒の安全を保証すると、説明しておりました」
「あァ?何言ってんだこいつら」
「守れてねーじゃん」
緑谷出久「(結果が全て…空気が淀んでいく)」
スピナー「守るという行為に対価が発生した時点でヒーローはヒーローでなくなった。これがステインのご教示」
死柄木弔「人の命を金や自己顕示に変換する異様、それをルールでギチギチと守る社会、敗北者を励ますどころか責めたてる国民、俺たちの戦いは“問い”」
死柄木弔「ヒーローとは、正義とは何か、この社会が本当に正しいのか、一人一人に考えてもらう。俺たちは勝つつもりだ。君も勝つのは好きだろ?」
死柄木弔「荼毘、拘束外せ」
死柄木弔「人の命を金や自己顕示に変換する異様、それをルールでギチギチと守る社会、敗北者を励ますどころか責めたてる国民、俺たちの戦いは“問い”」
死柄木弔「ヒーローとは、正義とは何か、この社会が本当に正しいのか、一人一人に考えてもらう。俺たちは勝つつもりだ。君も勝つのは好きだろ?」
死柄木弔「荼毘、拘束外せ」
荼毘「は?暴れるぞ、こいつ」
死柄木弔「いいんだよ。対等に扱わなきゃな。スカウトだもの。それに、この状況で暴れて勝てるかどうか、わからないよう男じゃないだろ?雄英生」
死柄木弔「いいんだよ。対等に扱わなきゃな。スカウトだもの。それに、この状況で暴れて勝てるかどうか、わからないよう男じゃないだろ?雄英生」
荼毘「トゥワイス外せ」
トゥワイス「はぁ俺!?嫌だし」
荼毘「外せ」
死柄木弔「ここにいる者、事情は違えど人に、ルールに、ヒーローに縛られ苦しんだ」
死柄木弔「君ならそれを…」
爆豪勝己「要は“嫌がらせしてえから仲間になって下さい”だろ!?無駄だよ!」
爆豪勝己「俺はオールマイトが勝つ姿に憧れた!誰が何言ってこようが、そこァもう曲がらねえ!」