TVアニメ『僕のヒーローアカデミア』第49話ネタバレ
志村菜奈「だからヒーローになりたいと?無個性なのに?」
オールマイト「はい!」
志村菜奈「八木俊典だっけ?おまえホント面白いな。イカレてる」
轟焦凍「緑谷、そっち無事か?」
緑谷出久「うん、轟くんの方は!?逃げ切れた!?」
轟焦凍「多分な…奴の背面方向に逃げてる。プロたちが避難誘導してくれてる」
緑谷出久「(そうだ。足を引っ張る。これが今出来る最善のハズだ。グラントリノだっている)」
オールフォーワン「理想ばかりが先行し、まるで実力の伴わない女だった。ワン・フォー・オールの生みの親として恥ずかしくなったよ。実にみっともない死に様だった。どこから話そうか」
グラントリノ「六年前と同じだ!俊典落ち着け!」
オールマイト「…はい」
グラントリノ「前とは戦法も使う個性もまるで違うぞ!正面からはまず有効打にならん!虚をつくしかねえ!」
オールマイト「はい」
「信じられません!ヴィランはたった一人!街を壊し平和の象徴と互角以上に渡り合っています!」
「なんだ…あのガイコツ」
オールフォーワン「君が嫌がることをずぅっと考えてた」
オールフォーワン「事実さ、わかってるだろ?僕のやりそうな事だ」
志村菜奈「人を助けるってつまり、その人は怖い思いをしたってことだ。命だけじゃなく心も助けてこそ真のヒーローだと、私は思う。どんだけ怖くても自分は大丈夫だっつって笑うんだ。世の中笑ってる奴が一番強いからな」
オールマイト「き…さ…ま…」
オールフォーワン「やはり楽しいな。一欠片でも奪えただろうか」
「負けるな!オールマイト!」
爆豪勝己「勝てや!」
オールマイト「皆が笑って暮らせる世の中にしたいです」
エンデヴァー「何だ貴様!!」
エンデヴァー「その姿は何だオールマイトォ!!」
塚内直正「こっちの脳無はほぼ無力化した。オールマイトの援護頼む!」
エッジショット「(彼はわかっていた。こういう状況になること)」
オールフォーワン「全てミドルレンジとはいえ、あの脳無たちをもう制圧したか!さすがNo.2にのぼりつめた男」
エンデヴァー「(オールマイト、貴様を超えようと研鑽を重ねてきた)」
エンデヴァー「その姿は何だオールマイトォ!!」
塚内直正「こっちの脳無はほぼ無力化した。オールマイトの援護頼む!」
エッジショット「(彼はわかっていた。こういう状況になること)」
オールフォーワン「全てミドルレンジとはいえ、あの脳無たちをもう制圧したか!さすがNo.2にのぼりつめた男」
エンデヴァー「なんだそのっ情けない背中は!!」
オールフォーワン「応援に来ただけなら観客らしくおとなしくしてくれ」
エッジショット「抜かせ破壊者!俺たちは救けに来たんだ!」
シンリンカムイ「それが我らの仕事!」
シンリンカムイ「頑張ったんだな、Mt.レディ」
虎「オールマイト、我々にはこれくらいしか出来ぬ…あなたの背負うものを少しでも...あの邪悪な輩を止めてくれオールマイト!」
志村菜奈「面白い奴だよ。イカレてる。いわく、犯罪が減らないのは国民に心の拠り所がないからだと。この国には今柱がないんだって。だから自分がその柱になるんだって」
グラントリノ「(俊典、おまえは柱だ)」
グラントリノ「(弱り切った姿をさらそうとも、おまえを応援し続ける皆の声が、おまえの勝利を願う皆の声が)」
グラントリノ「(おまえに憧れ、おまえのようなヒーローになりたいと願う生徒たちの声が)」
オールフォーワン「フン!煩わしい」
オールフォーワン「精神の話はよして現実の話をしよう。筋骨発条化、瞬発力×4、膂力増強×3、増殖、肥大化、鋲、エアウォーク、槍骨。今までのような衝撃波では体力を削るだけで確実性がない。確実に殺す為に今の僕が掛け合わせられる最高・最強の個性たちで君を殴る!」
オールフォーワン「(先程手を合わせてようやく確信を得たよオールマイト。君の中にもうワン・フォー・オールはない。君が今使っているのは余韻、残りカス、譲渡した後の残り火だ。そしてその火は使うたび弱まっている。もはや吹かずとも消え行く弱々しい光)」
オールフォーワン「衝撃反転」
オールマイト「そうだよ、先生として叱らなきゃいかんのだよ」
オールマイト「私が叱らなきゃいかんのだよ」
オールフォーワン「(なる程…吹かずとも消え行く弱々しい残り火、抗っているのか、役目を全うするまで耐えるよう必死で抗っているのか)」
志村菜奈「限界だーって感じたら思い出せ」
グラントリノ「正面からはまず有効打にならん、虚をつくしかねえ」
オールマイト「(オール・フォ・ーワン)」
ウワバミ「この下、2人います!あっちにも!」
緑谷出久「(オールマイトから短く発信されたメッセージ、それは一見、まだ見ぬ犯罪者への警鐘、平和の象徴の折れない姿)」
緑谷出久「(でも、僕には真逆のメッセージとして聞こえた)」
緑谷出久「(私はもう、出し切ってしまった)」