TVアニメ『僕のヒーローアカデミア』第64話ネタバレ
編集長「ダメダメ!こんなあたりさわりのない記事じゃ誰もウチの本を買ってくれないわよ!今までにないスクープが必要なの!ただでさえオールマイトの引退特集号はウチが最後発」
編集長「そこを何とかするの。オールマイトが最後に戦ったヴィランについては?」
記者「警察が最重要機密にしてる案件です。ヴィラン連合の黒幕というくらいしか…」
編集長「ネタは貰うもんじゃない!取るの!取りに行くの!」
特田種男「おやおや、編集長に怒った顔は似合いません。せっかくの美人が台無しです」
編集長「あらタネちゃん、久しぶり」
特田種男「緑谷君、希望はあったよ」
緑谷出久「え?」
特田種男「次は君だ」
緑谷出久「ええっ!写真!?」
特田種男「カメラもないのにプリントアウトまで!」
特田種男「旅行でスナップを撮ることくらいしかできない個性だと思ってたんだけどね」
特田種男「神野事件でオールマイトが最後に贈った言葉、その相手はやっぱり緑谷君だった。調べていくうちに類似点が多いのを感じた」
特田種男「発現した個性がパワー系なこと、中学時代ヴィランに囚われた爆豪君を君が助けようとしたこと、その危機を救ったのがオールマイトだということ、雄英の教師になったオールマイトと呼応するように君が入学してきたこと」
特田種男「心配しなくていいよ。裏が取れてない憶測で記事を書くつもりはないから。悪いのは雄英生の寮生活レポート…なんて嘘の取材でここに来た私だ。本当にすまなかった。でもどうしても知りたかった。希望が失われていないことを」
特田種男「おやおや、編集長に怒った顔は似合いません。せっかくの美人が台無しです」
編集長「あらタネちゃん、久しぶり」
特田種男「この言葉どういう意味だと思います?」
編集長「”黒幕は倒した。次は君だ”つまりヴィランへの警告でしょ?」
特田種男「それにしては言い方が優しすぎませんか?」
編集長「”黒幕は倒した。次は君だ”つまりヴィランへの警告でしょ?」
特田種男「それにしては言い方が優しすぎませんか?」
編集長「タネちゃんならそれが誰かも掴んでるんじゃない?」
特田種男「最初は雄英ビッグ3の一人、3年の通形君が本命でした。彼はかつてオールマイトのサイドキックをしていたサー・ナイトアイの事務所にも出入りしています」
特田種男「最初は雄英ビッグ3の一人、3年の通形君が本命でした。彼はかつてオールマイトのサイドキックをしていたサー・ナイトアイの事務所にも出入りしています」
編集長「カモフラージュしてるとか?」
特田種男「かもしれませんが、私は別の線を考えてます」
特田種男「オールマイトは雄英1年A組の教育に特に力を入れていると聞きました」
編集長「1年A組…その中にオールマイトの後を継ぐ者が…」
特田種男「私はいると踏んでいます」
特田種男「とはいえ、雄英はヴィラン連合に二度襲撃され、その警戒を強化しています。私のようなフリーの記者では取材許可なんてとってもとっても…」
編集長「わかったわ。それはウチで何とかする。ただし」
特田種男「当然、スクープは御社にのみ提供します。高く買ってくださいね」
特田種男「オールマイトは雄英1年A組の教育に特に力を入れていると聞きました」
編集長「1年A組…その中にオールマイトの後を継ぐ者が…」
特田種男「私はいると踏んでいます」
特田種男「とはいえ、雄英はヴィラン連合に二度襲撃され、その警戒を強化しています。私のようなフリーの記者では取材許可なんてとってもとっても…」
編集長「わかったわ。それはウチで何とかする。ただし」
特田種男「当然、スクープは御社にのみ提供します。高く買ってくださいね」
1年A組「取材!?」
相澤消太「ああ、おまえたちに新聞社の取材が入る」
相澤消太「取材内容は”寮生活を始めた生徒たちの暮らし振りをレポートする”だそうだ。おまえたちが元気に生活していることを保護者の方々にも知ってもらおうと考えた校長が特別に許可を出した」
相澤消太「ああ、おまえたちに新聞社の取材が入る」
相澤消太「取材内容は”寮生活を始めた生徒たちの暮らし振りをレポートする”だそうだ。おまえたちが元気に生活していることを保護者の方々にも知ってもらおうと考えた校長が特別に許可を出した」
1年A組「お願いします!」
特田種男「特別何かをしていただく必要はありません。皆さんがいつも送っている生活の様子をカメラに収めさせてください。たまに質問するかもしれませんが、その時はよろしく☆」
青山優雅「困っちゃうね。僕は常日頃輝いてるから格好の被写体になっちゃうよね」
砂藤力道「すげぇな青山…」
特田種男「校長先生から伺っているとは思いますが、取材への干渉はどうかご遠慮ください。私は…」
相澤消太「わかってます。何かあれば連絡をください」
特田種男「特別何かをしていただく必要はありません。皆さんがいつも送っている生活の様子をカメラに収めさせてください。たまに質問するかもしれませんが、その時はよろしく☆」
青山優雅「困っちゃうね。僕は常日頃輝いてるから格好の被写体になっちゃうよね」
砂藤力道「すげぇな青山…」
特田種男「校長先生から伺っているとは思いますが、取材への干渉はどうかご遠慮ください。私は…」
相澤消太「わかってます。何かあれば連絡をください」
特田種男「何もありはしませんよ。1年A組の皆さんは将来有望なヒーロー候補じゃないですか」
相澤消太「飯田、問題があったらすぐに連絡しろ。いいな?」
飯田天哉「わかりました!この飯田天哉、1年A組学級委員長としての責務を全うする所存!」
相澤消太「飯田、問題があったらすぐに連絡しろ。いいな?」
飯田天哉「わかりました!この飯田天哉、1年A組学級委員長としての責務を全うする所存!」
特田種男「オールマイトが選んだ候補となれば必然的に対象は絞られます」
特田種男「(彼がオールマイトの平和の象徴を継ぐ者だと)」
緑谷出久「どうしたんですか?オールマイト」
オールマイト「実はさっきまで病院で定期検診を受けていたんだけど、朝からずっと検査だったから小腹が空いちゃってね。そしたら…」
「オールマイト!」
「あんたには散々世話になった!この国の人間として礼を言わせてくれ!肉まんが欲しいんだろ!?いいから全部持ってってくれ!うまいから!」
「雨も降ってきたから傘も持ってってくれ!防ぐから雨!」
オールマイト「というわけでね、クラスのみんなにお裾分けだ」
緑谷出久「さすがオールマイト!大人気だ」
緑谷出久「当然ですよね。オールマイトはNo.1ヒーロー。ずっと人々を守り、凶悪なヴィランたちと戦い、多くの人に勇気と笑顔を与え続けた平和の象徴だから」
オールマイト「実はさっきまで病院で定期検診を受けていたんだけど、朝からずっと検査だったから小腹が空いちゃってね。そしたら…」
「オールマイト!」
「あんたには散々世話になった!この国の人間として礼を言わせてくれ!肉まんが欲しいんだろ!?いいから全部持ってってくれ!うまいから!」
「雨も降ってきたから傘も持ってってくれ!防ぐから雨!」
オールマイト「というわけでね、クラスのみんなにお裾分けだ」
緑谷出久「さすがオールマイト!大人気だ」
緑谷出久「当然ですよね。オールマイトはNo.1ヒーロー。ずっと人々を守り、凶悪なヴィランたちと戦い、多くの人に勇気と笑顔を与え続けた平和の象徴だから」
特田種男「覚えてるかな?18年前に起きた塚城のコンビナート爆発事故」
緑谷出久「もちろん知ってます!事故に巻き込まれた24人の作業員をオールマイトが全員無事に助けたんですよね!」
特田種男「その中にね、私の父親がいたんだ」
特田種男「レスキュー隊も二の足を踏むような大惨事だった。それでも…」
オールマイト「もう大丈夫!なぜって?私が来た!」
緑谷出久「もちろん知ってます!事故に巻き込まれた24人の作業員をオールマイトが全員無事に助けたんですよね!」
特田種男「その中にね、私の父親がいたんだ」
特田種男「レスキュー隊も二の足を踏むような大惨事だった。それでも…」
オールマイト「もう大丈夫!なぜって?私が来た!」
『そう、それは漠然とした不安だ。けどその不安はジワジワと社会を侵食し始めている』
緑谷出久「え?」
特田種男「次は君だ」
緑谷出久「ええっ!写真!?」
特田種男「カメラもないのにプリントアウトまで!」
特田種男「旅行でスナップを撮ることくらいしかできない個性だと思ってたんだけどね」
特田種男「神野事件でオールマイトが最後に贈った言葉、その相手はやっぱり緑谷君だった。調べていくうちに類似点が多いのを感じた」
特田種男「発現した個性がパワー系なこと、中学時代ヴィランに囚われた爆豪君を君が助けようとしたこと、その危機を救ったのがオールマイトだということ、雄英の教師になったオールマイトと呼応するように君が入学してきたこと」
特田種男「プッシーキャッツの事務所にも行ってきてね。洸汰君とも会ってきた」
緑谷出久「洸汰君と?」
特田種男「それで憶測が確信に変わったんだ」
特田種男「君がオールマイトの後を継ぐ者だと…どうかな?私の推理は」
緑谷出久「洸汰君と?」
特田種男「それで憶測が確信に変わったんだ」
特田種男「君がオールマイトの後を継ぐ者だと…どうかな?私の推理は」
緑谷出久「え…あの…その…」
緑谷出久「あ、あの僕…」
特田種男「心配しなくていいよ。裏が取れてない憶測で記事を書くつもりはないから。悪いのは雄英生の寮生活レポート…なんて嘘の取材でここに来た私だ。本当にすまなかった。でもどうしても知りたかった。希望が失われていないことを」
特田種男「これで社会に不安を抱く人々へまやかしの励ましなんかじゃなく、オールマイトが引退しても希望はあるのだと胸を張って報道できる。嫌な思いをさせてしまってすまない」
緑谷出久「いえ」
特田種男「それと」
特田種男「この写真、私の体の中で大切にしまっておくよ。君の本を出版する時まで。写真のタイトルはそうだな…」
特田種男「”新たな平和の象徴の若かりし頃”なんてどうかな?」
緑谷出久「そうなれるよう精一杯努力します!」
特田種男「頑張れよヒーロー」
特田種男「この写真、私の体の中で大切にしまっておくよ。君の本を出版する時まで。写真のタイトルはそうだな…」
特田種男「”新たな平和の象徴の若かりし頃”なんてどうかな?」
緑谷出久「そうなれるよう精一杯努力します!」
特田種男「頑張れよヒーロー」
『取材の終了時間だといい、特田さんは皆に挨拶もせずに帰って行った』