医師「これがジェルマの改造人間か…安静にしていれば、明日のお茶会に出席できるくらいにはなるだろう」
医師「君はここで一夜の看病を。ヴィンスモーク家への報告を忘れないように。さぞ心配しているだろう」
チェス戎兵「はっ!」
サンジ「どうしてそうなったか覚えてるか?」
ジンベエ「鮫瓦正拳」ジンベエ「さすがモンドールの本じゃのう」
ルフィ「やっぱ腕千切るしか」
ジンベエ「待てルフィ!方法は他にもある。本の弱点は火じゃ!おぬしらが炎に包まれる前に脱出できればな」
ジンベエ「ああ、謀反じゃな…もう引き返せん!ハッハッハッハ」
ジンベエ「さすがに手が速い。まずは奴らの目の届かぬ場所に身を隠さねば!」
ルフィ「はぁ~なんか一気に腹減った…いいんだ…別になんも食いてェなんて言ってない」
ジンベエ「さすがに手が速い。まずは奴らの目の届かぬ場所に身を隠さねば!」
ルフィ「はぁ~なんか一気に腹減った…いいんだ…別になんも食いてェなんて言ってない」
『ぐぎゅるるる』
ジンベエ「腹…鳴っとるが…」
ルフィ「いいんだ!」
ルフィ「とにかくジンベエ、ありがとうな!事態は最悪なんだ!おれ達もサンジもダマされたんだ!教えてやんないと…ナミを頼んだぞジンベエ!」
ジンベエ「ルフィ!待て!城内は強敵ばかりじゃ」
ルフィ「とにかくジンベエ、ありがとうな!事態は最悪なんだ!おれ達もサンジもダマされたんだ!教えてやんないと…ナミを頼んだぞジンベエ!」
ジンベエ「ルフィ!待て!城内は強敵ばかりじゃ」
レイジュ「確証はなかったわ。でもあまりにいい娘すぎるから、一人で探りを入れていたの」
レイジュ「さすがの父も今回ばかりは少々驕ったわね。相手は四皇、もっと用心深く行動すべきだった。だけどこっちにはいい機会だわ。ジェルマはこのまま滅ぶべきだと思う。このまま気づいていないフリをして、ビッグマムの計略通りに」
サンジ「何言ってんだ!お茶会に出たらお前も死ぬんだぞ!?レイジュ」
レイジュ「へえ~私の心配してくれるの?最後の思い出って厄介ね。昔の手助けくらいで恩なんか感じないで。あなたは麦わら達と逃げなさいサンジ」
サンジ「あァ!?そんな事たとえ出来てもバラティエはどうなる!?」
レイジュ「それは逃げてから考えればいい。ここにいたらみんな死ぬわ。サンジあなたは死んではいけない。母さんの為にも」
サンジ「どういうことだ?」
レイジュ「私には、忘れられない記憶があるの」
レイジュ「操作された血統因子に影響を及ぼす程の劇薬を」
ジャッジ「いいぞ」
医師「ご安心を。薬などで体の設計図を変えられましょうか」
ジャッジ「あってはならん感情だ!」
レイジュ「あなたはどんどん人間として成長していき、その一方で母は薬の後遺症でみるみる衰弱していった」
レイジュ「あなたはどんどん人間として成長していき、その一方で母は薬の後遺症でみるみる衰弱していった」
レイジュ「母さん…」
ソラ「サンジがね、私にお弁当を作ってくれたの!」
レイジュ「サンジか!?」
ソラ「ねぇ、今日サンジがなんて言ってくれたと思う?“早く治ってね”って…あ~~~ん世界一いい子~~!」
レイジュ「母さんは本当に心の底から嬉しそうだった」
レイジュ「サンジったらまたイチジ達にボコボコにされたのよ!弱いくせに」
ソラ「そう…」
ソラ「ねぇ、今日サンジがなんて言ってくれたと思う?“早く治ってね”って…あ~~~ん世界一いい子~~!」
レイジュ「母さんは本当に心の底から嬉しそうだった」
レイジュ「サンジったらまたイチジ達にボコボコにされたのよ!弱いくせに」
ソラ「そう…」
レイジュ「誰か呼ぼうか?」
ソラ「いいの…それよりレイジュ…もっとこっちに来て」
レイジュ「今ならあの笑顔の意味がわかる」
レイジュ「きっと母さんは、あなたの事も自分の選択も何一つ後悔なんてしていない」
サンジ「お母さ~~~ん!!」
ジャッジ「こんな所にいたのか」
ジャッジ「死者に花を手向ける心など、我が子に必要ない!」
レイジュ「きっと母さんは、あなたの事も自分の選択も何一つ後悔なんてしていない」
サンジ「お母さ~~~ん!!」
ジャッジ「こんな所にいたのか」
ジャッジ「死者に花を手向ける心など、我が子に必要ない!」