『スイートシティの外れ』
サンジ「ジンベエが助けに?」
ルフィ「ああ、おれもびっくりしたよ!」サンジ「よかった…ナミさんも無事なのか」
ルフィ「しかしどうやってあいつらと合流するかだな。お前が帰ってくるって聞いたらみんな喜ぶぞ!」
サンジ「おれァナミさんに合わせる顔がねェなァ」
ルフィ「ナミ達がお前の事一番心配してたからな」
サンジ「なのに怖ェ思いをさせちまった」
ルフィ「ナミ達がお前の事一番心配してたからな」
サンジ「なのに怖ェ思いをさせちまった」
ルフィ「お、雨が止む」
『ミロワールド』
チョッパー「あったぞ!」
チョッパー「あったぞ!」
キャロット「ホント!?チョニキ~~!」
チョッパー「お~い!ルフィ~~~!」
チョッパー「ルフィ~~!そこにいるか?ルフィ~~!」
チョッパー「聞こえるかな…この鏡の欠片で」
ナミ「最後にあんた達と話してた鏡は、キングバームって言う木のお化けの頭の上で割れたの。多分あの場所にこの鏡と繋がる欠片くらいは」
チョッパー「お~い!ルフィ~~~!」
チョッパー「ルフィ~~!そこにいるか?ルフィ~~!」
ルフィ「ん?チョッパーの声!」
サンジ「鏡から何で声が!?」
キャロット「こっちも鏡の中から全員救出できたんだよルフィ!」
チョッパー「ビ…ビッグ…」
サンジ「ルフィ…相手は四皇だ!おれのわがままでみんなを…いやナミさんを危険にさらしたくねェ!だから…」
「やったァ~~~~~!!」
チョッパー「何だよお前ーー!ルフィと大ゲンカしたって聞いたから!心配したぞバカー!」
キャロット「よかった~本当にバカ~~!」
ブルック「ウスラバカー!」
ジンベエ「ではルフィ!やるべきことはわかった」
ルフィ「うん!そういや、おれサンジの姉ちゃんに命を救われてんだ。だからあいつらも…」
ジンベエ「ああ、ぜひ助けよう。しかし簡単ではない」
ジンベエ「ビッグマムを討ち取る訳じゃないにせよ、ママは毎度茶会を心底楽しみにしとる。それを壊すとなれば、四皇の逆鱗に触れる事となる!」
ジンベエ「さらにはお前さん達、ここでいろんな大臣達にまみえたと思うが、それはビッグマム海賊団の氷山の一角!茶会にはその上の猛者共が出席する」
ジンベエ「そして各国より招かれる闇の世界の帝王達。対する我々はわずか…」
ブリュレ「おい!あたしら入れんじゃないよ!!」
『ビッグマム海賊団 シャーロット家3男(豆大臣)』
ダイフク「楽しみだな~ママのお茶会」
『ビッグ・マムのお茶会開宴まで、あと5時間』
ジンベエ「カポネ”ギャング”ベッジを知っとるな?」
ルフィ「うん、サンジを連れてった奴だ」
ジンベエ「お前さんと名を並べる最悪の世代の一人。奴の故郷、西の海では強大な5人のマフィアが裏社会を牛耳っておるんじゃ」
ジンベエ「西の5大ファミリー、その5人のボスの1人だったのが、あのギャングベッジ」
ジンベエ「“ギャング”と言う呼び名は奴が若い頃、鉄砲玉として名をあげた頃の残り」
ジンベエ「カポネ”ギャング”ベッジを知っとるな?」
ルフィ「うん、サンジを連れてった奴だ」
ジンベエ「お前さんと名を並べる最悪の世代の一人。奴の故郷、西の海では強大な5人のマフィアが裏社会を牛耳っておるんじゃ」
ジンベエ「西の5大ファミリー、その5人のボスの1人だったのが、あのギャングベッジ」
ジンベエ「“ギャング”と言う呼び名は奴が若い頃、鉄砲玉として名をあげた頃の残り」
ルフィ「なんだそのひでェ話!」
ベッジ「お味はいかがですか?」
ジンベエ「その後、内部で起きる血まみれの覇権争いや裏でつながる権力者たちの狼藉を見て楽しんだ。実に悪趣味な男じゃ」
ジンベエ「しかし世の中、やればやり返されるもの…奴は常に復讐者達にその首を狙われるようになる」
ジンベエ「が、ベッジにとってはそれも楽しみ。鉄壁の城を構え返り討ちにし、敵の無念をまた嘲笑った」
ジンベエ「丘に飽きて海へ出てもやることは同じじゃ」
ジンベエ「名のある海賊団の船長の首だけを取り名をあげた」
ビッグマム「お前の日頃の仕事を評価して次のお茶会では、おれ達の護衛を任せることにした。しっかりやりなマ~マママ」
ベッジ「ありがたき幸せ」
ジンベエ「そして研ぎ澄まされた警戒心と防衛力の高さを買われ、今回の茶会ではとうとう戦闘員“ルーク”の称号を得て、茶会の護衛の全権を任された」
ルフィ「なんで今そんな話をおれたちにするんだ?ジンベエ」
ジンベエ「護衛が自分たちならば邪魔するものはおらんと言う事じゃ」
ルフィ「…え!?」
ジンベエ「今回の茶会のメインイベントは“結婚式”!知っての通りその式にてビッグマムはヴィンスモーク家を皆殺しにし、ジェルマのすべてを手に入れる腹積もり。ベッジはビッグマムの首を取る気なんじゃ!」
ルフィ「え~~~~っ!?」
ルフィ「ペコムズ!そうだったのか…」
ペコムズ「てめェ!ママをナメすぎなんだよ!」
ジンベエ「義理堅いペコムズは口封じに岩壁でサメの群がる海へ落された」
ルフィ「え~~~~~!!」
ジンベエ「が、それをわしの仲間が見つけ、間一髪助かった」
ジンベエ「今は療養中じゃ」
ペコムズ「てめェ!ママをナメすぎなんだよ!」
ジンベエ「義理堅いペコムズは口封じに岩壁でサメの群がる海へ落された」
ルフィ「え~~~~~!!」
ジンベエ「が、それをわしの仲間が見つけ、間一髪助かった」
ジンベエ「今は療養中じゃ」
ジンベエ「……ルフィ、ここからが相談じゃ…わしはこの作戦をペコムズから全て聞き考えた。お前さん達はどう動くか…この全貌を知ったらきっとサンジとその家族を救出したいと考えると思うた」
ブリュレ「あたしらを入れんじゃねェよ!」