TVアニメ『僕のヒーローアカデミア』第43話ネタバレ
黒霧「本当に彼らのみで大丈夫でしょうか?」
死柄木弔「うん。俺の出る幕じゃない。あいつらだけで十分。つまりさ、ゲームが変わったんだ」
死柄木弔「今まではさ、ロールプレイングでさ、装備だけ万端でレベル1のままラスボスに挑んでた。やるべきはシミュレーションゲームだったんだよ」
死柄木弔「俺はプレイヤーであるべきで使えるコマを使って格上を切り崩していく」
死柄木弔「その為、まず超人社会にヒビを入れる。ヴィラン連合、開闢行動隊」
死柄木弔「奴らは成功しても失敗してもいい。そこに来たって事実がヒーローを脅かす」
黒霧「捨てゴマですか?」
死柄木弔「バカ言え。俺がそんな薄情者に見えるか?奴らの強さは本物だよ。向いてる方向はバラバラだが、頼れる仲間さ」
死柄木弔「ルールで雁字搦めの社会、抑圧されてんのはこっちだけじゃない。成功を願ってるよ」
出水洸汰「あ、オイ!」
死柄木弔「ルールで雁字搦めの社会、抑圧されてんのはこっちだけじゃない。成功を願ってるよ」
出水洸汰「あ、オイ!」
緑谷出久「防御されるのはわかってた。だからこそ撃ったんだ。そこを差し引いても大ダメージを与えると思ってた」
緑谷出久「ひとまずこのヴィランは放置しとく。ボロボロの腕で威力は落ちてただろうけど、それでも相当なダメージのハズ。すぐには起きないと思うし起きてもまともには動けないと思う」
緑谷出久「何よりまず君を守らなきゃいけない。君にしか出来ないことがある。森に火をつけられてる。あれじゃどの道閉じ込められちゃう」
出水洸汰「そのケガで動けんのかよ!?」
緑谷出久「大丈夫!その為に脚を残した!行くよ!しっかり掴まって!」
緑谷出久「(嫌な予感がする)」
相澤消太「(さっきの発火が個性じゃないのか!?)」
相澤消太「中に入っとけ!すぐ戻る!」
荼毘「もうか、弱えな俺」
トゥワイス「バカ言え。結論を急ぐな。おまえは強いさ。この場合はプロがさすがに強かったと考えるべきだ」
荼毘「もう一回俺を増やせトゥワイス。プロの足止めは必要だ」
トゥワイス「ザコが何度やっても同じだっての!任せろ!」
緑谷出久「先生!」
相澤消太「みどり…」
緑谷出久「先生、良かった…大変なんです!伝えなきゃいけないことがたくさんあるんです!」
緑谷出久「けど、とりあえず僕マンダレイに伝えなきゃいけないことがあって」
緑谷出久「先生!」
相澤消太「みどり…」
緑谷出久「先生、良かった…大変なんです!伝えなきゃいけないことがたくさんあるんです!」
緑谷出久「けど、とりあえず僕マンダレイに伝えなきゃいけないことがあって」
相澤消太「おい」
相澤消太「(こいつ…灰になってやがる)」
マンダレイ「繰り返す!A組B組総員、戦闘を許可する!」
出水洸汰「おじさん、あいつ大丈夫かな…僕…あいつのこと殴ったんだ…なのにあんなボロボロになって救けてくれたんだよ!僕まだ“ごめん”も“ありがとう”も言ってないんだよ…あいつ…大丈夫かなあ」
相澤消太「大丈夫。あいつも死ぬつもりなんかないからボロボロなんだろう。でも俺は教師として緑谷を叱らなきゃいけない。だからこの騒動が終わったら言ってあげてくれ。できればありがとうの方に力を込めて」
緑谷出久「いやっ、すいません!もう一つ伝えて下さい!ヴィランの狙い、少なくともその一つ、かっちゃんが狙われてる!テレパスお願いします!」
マンダレイ「かっちゃん!?誰!?」
マグネ「(さっきの地鳴りのような音、派手なパワーバトルが出来るのは私らの中じゃ二人!)」
マグネ「スピナー!何しに来たのよあんた!」
スピナー「あのガキはステインがお救いした人間、つまり雄英を背負うに足る人物なのだ!俺はその意思に」
爆豪勝己「かっちゃかっちゃうるっせんだよ!頭ン中でえ!」
轟焦凍「さっきの聞こえてたか!?おまえ狙われてるってよ」
爆豪勝己「クソデクが何かしたなオイ…戦えっつったり戦うなっつったりよお〜ああ!?クッソどうでもいィんだよ!」
轟焦凍「地形と個性の使い方がうめぇ」
爆豪勝己「見るからにザコのひょろガリのくせしやがって!んのヤロウ!」
轟焦凍「相当場数踏んでやがる!」
拳藤一佳「待てって!鉄哲おまえわかってんの!?このガス」
鉄哲徹鐵「やべえってんだろ?俺もバカじゃねえ!」
拳藤一佳「んバカ!マンダレイのテレパスにガスのなかった!」
拳藤一佳「つまり、マンダレイがいる広場から目視出来るところにガスは広がってない事になる。変なんだよ。このガスは一定方向にゆっくり流れてる。フツー拡散してくだろ?とどまってんだよ。で見ろよ。さっきいた場所よりここのが少しガスが濃くなってる」
拳藤一佳「つまり、マンダレイがいる広場から目視出来るところにガスは広がってない事になる。変なんだよ。このガスは一定方向にゆっくり流れてる。フツー拡散してくだろ?とどまってんだよ。で見ろよ。さっきいた場所よりここのが少しガスが濃くなってる」
拳藤一佳「だろうと思って私だけ付いて来たんだよ、も〜」
拳藤一佳「で、渦の中心に向かう程ガスの濃度が上がるなら時間も問題だ。ガスマスクのフィルターにも限度があって濃度が濃い程機能する時間は短くなる。つまり」
鉄哲徹鐵「濃い方に全力で走って、全力でブン殴る!だな!?」
拳藤一佳「まァそうだけど (なんちゅう単細胞っぷり…でも)」
鉄哲徹鐵「いいいたあああああ!!」
鉄哲徹鐵「(拳銃とかマジかよ!しかもマスクを狙い撃ち!それに何だこのチビ、学ラン!?タメか年下くらいじゃねえか!?ナメやがって)」
拳藤一佳「鉄哲!」
マスタード「2対1で一人は身を隠して不意打ち狙いね!?浅っ、あっさいよ底が!」
マスタード「バーカ!」
拳藤一佳「鉄哲!」
マスタード「そんなしょぼい個性でドヤ顏されてもなぁ」
拳藤一佳「しょぼいかどうかは使い方次第だ!」
拳藤一佳「馬鹿はおまえだ学ラン!拳銃なんか持ってよ」
拳藤一佳「そりゃケンカに自信がないって言ってんのと同じだよ!」
拳藤一佳「馬鹿はおまえだ学ラン!拳銃なんか持ってよ」
拳藤一佳「そりゃケンカに自信がないって言ってんのと同じだよ!」
障子目蔵「その重傷、もはや動いていい体じゃないな。友を助けたい一心か…呆れた男だ」
緑谷出久「今のって…」
障子目蔵「ああ、ヴィランに奇襲をかけられ俺が庇った。しかしそれが奴が必死で抑えていた個性のトリガーとなってしまった」
障子目蔵「ここを通りたいなら、まずコレをどうにかせねばならん」