TVアニメ『進撃の巨人』 第81話『氷解』
第81話『氷解』 THAW放送日(AirDate) : 2022年2月14日
CAST
🔷エレン・イェーガー Eren Yeager CV. 梶裕貴
🔷ミカサ・アッカーマン Mikasa Ackerman CV.石川由依🔷アルミン・アルレルト Armin Arlert CV. 井上麻里奈
🔷フロック・フォルスター Floch Forster CV.小野賢章🔷ジャン・キルシュタイン Jean Kirstein CV. 谷山紀章
🔷コニー・スプリンガー Connie Springer CV.下野紘
🔷イェレナ Yelena CV.斎賀みつき
🔷ライナー・ブラウン Reiner Braun CV. 細谷佳正
🔷アニ・レオンハート Annie Leonhart CV.嶋村侑
🔷ガビ・ブラウン Gabi Braun CV.佐倉綾音
🔷キース・シャーディス Keith Sadies CV.最上嗣生
「大丈夫か?レオンハートさん」
アニの父「なぁ、聞いたか?あの島から、巨人が俺達を殺しに来るって…」
ガビ「ファルコ!?どこ!?どこに行ったの!?」
ライナー「初めて巨人化した直後は記憶も飛び、すぐには動けない。連れ去られたんだ」
ガビ「誰が!?何で!?」
ライナー「南に撤退時の飛行船がある。ピークやマーレ兵を探してそこまで逃げろ。早く知らせるんだ。マーレに、いや世界に」
ガビ「知らせてどうなるの?どこに逃げるの?お父さんもお母さんもカリナおばさんもみんな死んじゃうんでしょ?」
ライナー「そうだ」
ガビ「エレンを殺して止めないと」
ジャン「海の外の連中が一番恐れていたことが起きちまった」
ジャン「俺達を悪魔だと決めつけて皆殺しにしようとしたばかりに」
ジャン「つまり、これは、外の連中が招いた結果であって俺達にはどうすることもできなかった。そうだろ?」
アルミン「でも…これは…度が過ぎている…前代未聞の大虐殺だ」
ジャン「つまり、エレンは俺達を守るために壁外人類を犠牲にした」
ジャン「この大虐殺の恩恵を受けるのは俺達だ」
エレン「お前らが大事だからだ。他の誰よりも…」
アルミン「あれは!」
アルミン「巨人が…!兵士と戦ってる!?マーレ兵を食い尽くしたのか!?」
アルミン「そんな…エレンは始祖を掌握したなら巨人も全て制御できるはずじゃ…」
ジャン「だが!仲間を喰ってるだろ!加勢するぞ!」
ミカサ「待ってジャン!その子をどうするの?」
ジャン「おそらくこいつは顎の巨人を継承した」
ジャン「放っておくわけにはいかねぇし、巨人化させられた誰かに食わせれば一人救える」
ジャン「例えば、ピクシス指令…」
コニー「ラガコ村の母ちゃんに食わせる。いいな?」
アルミン「コニー、ジャン、ジークの話によるとその子は戦士候補生で、ライナーら戦士隊の弟分だ。彼らと親しいその子を僕達が殺すとなれば、ライナーや車力の巨人と新たな争いを生むことになる」
コニー「俺がどう思ってあの母ちゃんがいる村に帰り続けたか、お前にはわかんねぇってのかよ!!」
コニー「お前だってベルトルト食ったから、蘇ったんだろうが!!」
コニー「母ちゃん生き返らせるのを、止めんなよ!!」
ジャン「同時にやるぞ!!」
ジャン「撃てー!!」
キース「お前達は戦わなくていい!砦まで引き付けろ!」
アルミン「ピクシス司令…」
ジャン「行くぞ」
アルミン「司令…ここまで僕達を導いてくれたのはあなたです」
アルミン「ゆっくりと…お休みください」
オニャンコポン「そうか…俺の故郷も、ダメなのか?」
フロック「俺が壁の崩壊で死にかけてる間、巨人討伐を指揮してたらしいな、ジャン」
ジャン「生きてたか」
フロック「ああ、心配してくれてありがとう。だが、くたばるわけにはいかねぇだろ…エルディア帝国が復活するって瞬間なのに」
フロック「イェレナ義勇兵を集めろ。全員拘束する」
ジャン「なんだと!」
アルミン「ご無事で何よりです、ブラウスさん」
ガビ「ごめんなさい。それでもファルコを諦められない。ねぇ!?エレン・イェーガーならコニーのお母さんを人に戻せるんじゃないの!?始祖の巨人は何でもできるはずでしょ!?」
アルミン「わからないけど、それができたならエレンはここでジークに巨人にされた兵士達を人に戻してたと思う」
ガビ「わからないなら頼んでみてよ、エレンに!どうしても島の外の人全員殺さなくちゃダメなの!?そんなことしなくたっていいじゃない!世界中の軍事施設を攻撃するだけじゃダメなのって!?聞いてみてよ」
ガビ「ライナーの鎧だって剥がしたんだからできるはずなのに」
ガビ「誰が!?何で!?」
ライナー「ジャンとコニーだろう。ファルコほど重要な存在をほっとくわけがない…九つの巨人を放っておくわけが…」
ガビ「ライナー力が残ってないの?」
ライナー「あぁ…なぜか鎧が剥がれ、壁の破片をまともに受けてしまった…阻止できなかった…エレンに世界は滅ぼされる」
ライナー「南に撤退時の飛行船がある。ピークやマーレ兵を探してそこまで逃げろ。早く知らせるんだ。マーレに、いや世界に」
ガビ「知らせてどうなるの?どこに逃げるの?お父さんもお母さんもカリナおばさんもみんな死んじゃうんでしょ?」
ライナー「そうだ」
ガビ「エレンを殺して止めないと」
ライナー「無理だ。始祖の巨人はすべての巨人やユミルの民を意のままに操ることができる」
ジャン「海の外の連中が一番恐れていたことが起きちまった」
ジャン「俺達を悪魔だと決めつけて皆殺しにしようとしたばかりに」
ジャン「つまり、これは、外の連中が招いた結果であって俺達にはどうすることもできなかった。そうだろ?」
アルミン「でも…これは…度が過ぎている…前代未聞の大虐殺だ」
ジャン「つまり、エレンは俺達を守るために壁外人類を犠牲にした」
ジャン「この大虐殺の恩恵を受けるのは俺達だ」
エレン「お前らが大事だからだ。他の誰よりも…」
アルミン「あれは!」
アルミン「巨人が…!兵士と戦ってる!?マーレ兵を食い尽くしたのか!?」
アルミン「そんな…エレンは始祖を掌握したなら巨人も全て制御できるはずじゃ…」
ジャン「だが!仲間を喰ってるだろ!加勢するぞ!」
ミカサ「待ってジャン!その子をどうするの?」
ジャン「おそらくこいつは顎の巨人を継承した」
ジャン「放っておくわけにはいかねぇし、巨人化させられた誰かに食わせれば一人救える」
ジャン「例えば、ピクシス指令…」
コニー「ラガコ村の母ちゃんに食わせる。いいな?」
アルミン「コニー、ジャン、ジークの話によるとその子は戦士候補生で、ライナーら戦士隊の弟分だ。彼らと親しいその子を僕達が殺すとなれば、ライナーや車力の巨人と新たな争いを生むことになる」
コニー「俺の母ちゃんはどうでもいいってことか?」
コニー「俺がどう思ってあの母ちゃんがいる村に帰り続けたか、お前にはわかんねぇってのかよ!!」
コニー「お前だってベルトルト食ったから、蘇ったんだろうが!!」
コニー「母ちゃん生き返らせるのを、止めんなよ!!」
ジャン「後だ!まずいぞ」
兵士「その巨人を殺したのか!?」
カヤ「そっちこそ、何で私を助けたの?それも命懸けで」
ガビ「さぁ」
カヤ「私はあなたを殺そうとした…私、悪魔なんでしょ?」
ニコロ「森から出るんだ…出られなくても、出ようとし続けるんだ…」
「スルマ!」
キース「巨人と対峙した際はただ腰を抜かしてろと教えた覚えは無いぞ!」
キース「立体機動装置を着けろ!まだ旧式が残ってる!私について来い!生き残りたい者がいるならな!」
「スルマ!」
キース「巨人と対峙した際はただ腰を抜かしてろと教えた覚えは無いぞ!」
ジャン「ありったけの雷槍を運べ!俺たちでなんとかする!ここの巨人を他所に行かせるな!巨人にされた仲間を思うな!ここで全て葬ってやれ!」
ジャン「同時にやるぞ!!」
ジャン「撃てー!!」
アルミン「ピクシス司令…」
ジャン「行くぞ」
アルミン「司令…ここまで僕達を導いてくれたのはあなたです」
ジャン「火もだいぶ収まって来た。マーレ兵はほぼ全滅して無垢の巨人はもういない。ひとまずここは安全だ」
ジャン「見ての通りだ」
オニャンコポン「そうか…俺の故郷も、ダメなのか?」
フロック「俺が壁の崩壊で死にかけてる間、巨人討伐を指揮してたらしいな、ジャン」
ジャン「生きてたか」
フロック「ああ、心配してくれてありがとう。だが、くたばるわけにはいかねぇだろ…エルディア帝国が復活するって瞬間なのに」
フロック「イェレナ義勇兵を集めろ。全員拘束する」
アルミン「ご無事で何よりです、ブラウスさん」
アルミン「コニーのお母さんは唯一動けない体だったためにそのまま、4年間コニーはお母さんの様子を見守り続けた」
ガビ「ごめんなさい。それでもファルコを諦められない。ねぇ!?エレン・イェーガーならコニーのお母さんを人に戻せるんじゃないの!?始祖の巨人は何でもできるはずでしょ!?」
アルミン「わからないけど、それができたならエレンはここでジークに巨人にされた兵士達を人に戻してたと思う」
ガビ「わからないなら頼んでみてよ、エレンに!どうしても島の外の人全員殺さなくちゃダメなの!?そんなことしなくたっていいじゃない!世界中の軍事施設を攻撃するだけじゃダメなのって!?聞いてみてよ」
ガビ「ライナーの鎧だって剥がしたんだからできるはずなのに」