放送日(AirDate) : 2022年2月21日
第82話『夕焼け』Sunset
CAST
🔷アニ・レオンハート Annie Leonhart CV.嶋村侑
🔷ヒッチ・ドリス Hitch Dreyse CV.渡辺明乃
🔷ミカサ・アッカーマン Mikasa Ackerman CV.石川由依
🔷アルミン・アルレルト Armin Arlert CV. 井上麻里奈
🔷ジャン・キルシュタイン Jean Kirstein CV. 谷山紀章
🔷コニー・スプリンガー Connie Springer CV.下野紘
🔷ハンジ・ゾエ Hanji Zoe CV. 朴璐美
🔷フロック・フォルスター Floch Forster CV.小野賢章
🔷キース・シャーディス Keith Sadies CV.最上嗣生
🔷ファルコ・グライス Falco Grice CV.花江夏樹
「私の家がエレン・イェーガーのせいで…家が…」
「その通りだ!エレン・イェーガーは自国の民を殺した!だが彼が壁の巨人を呼び起さなければ、この島のエルディア人は外の奴らに皆殺しにされていた!」
「そうだ!我々エルディア帝国は尊い犠牲の下生き残った!」
「その通りだ!エレン・イェーガーは自国の民を殺した!だが彼が壁の巨人を呼び起さなければ、この島のエルディア人は外の奴らに皆殺しにされていた!」
「そうだ!我々エルディア帝国は尊い犠牲の下生き残った!」
「我々は勝利した!」
「犠牲無くして勝利は無い!」
ヒッチ「うるさい。あんたが街を出るならそれを拒む理由は無い。何より地下室であんたの顔を眺める仕事から解放されるしね」
アニ「それはよかった。これでようやく終わるのね。あんたのくだらない男のグチを聞かされるのも」
アニ「それはよかった。これでようやく終わるのね。あんたのくだらない男のグチを聞かされるのも」
ヒッチ「は!?何でそのことを…まさか、あんた、ずっと意識があったの?」
アニ「4年間、ぼんやりと夢を見てるようだった。あんたの話し声とアルミンの声だけが遠くから聞こえて、そうじゃない時はずっと同じ、闇の中」
アニ「4年間、ぼんやりと夢を見てるようだった。あんたの話し声とアルミンの声だけが遠くから聞こえて、そうじゃない時はずっと同じ、闇の中」
ヒッチ「今なら答えてくれる?あんた達の大層な目的のために踏み潰された人々の死体を見て、どう思うの?」
アニ「あぁ、何度も聞かれるから考えたよ。考えもしなかったことを…」
アニ「人を殺すことは褒められることだった。国境を越えれば戦闘員も民間人も区別なく殺していいと教わった」
ヒッチ「あんた達の事情はアルミンから聞いてる」
アニ「私は、生まれて間もない時に親に捨てられた」
アニ「母親の浮気相手がエルディア人だったとかでね」
アニ「そんな私を収容所で引き取ったのは、外国から来たエルディア人の血を持つ男。私と似たような理由で収容所に入れられたらしい」
アニ「母親の浮気相手がエルディア人だったとかでね」
アニ「そんな私を収容所で引き取ったのは、外国から来たエルディア人の血を持つ男。私と似たような理由で収容所に入れられたらしい」
アニ「…そうね」
カリナ「ついにこの日が…島の悪魔が乗り込んでくる日が来たんだね」
ガビ母「そんな…カビは…」
ファルコ母「ファルコは…」
アニ父「だから何度も言ってるだろ!地鳴らしが発動されたんだ!エレン・イェーガーがすべての命を奪いに来るぞ!あんたの家もカミさんの実家も踏み潰されるんだよ」
門兵「それを信じるに値する根拠が無いと言っている。みんなで同じ夢を見ただと!?寝言を信じてここから出せと!?どうせ集団で口裏を合わせてここから逃げるつもりなんだろ!」
アニ父「世界中のエルディア人が収容所で同じことを訴えているはずだ!それも口裏合わせだと言うつもりか!?」
ガビ母「そんな…カビは…」
ファルコ母「ファルコは…」
アニ父「だから何度も言ってるだろ!地鳴らしが発動されたんだ!エレン・イェーガーがすべての命を奪いに来るぞ!あんたの家もカミさんの実家も踏み潰されるんだよ」
門兵「それを信じるに値する根拠が無いと言っている。みんなで同じ夢を見ただと!?寝言を信じてここから出せと!?どうせ集団で口裏を合わせてここから逃げるつもりなんだろ!」
アニ父「世界中のエルディア人が収容所で同じことを訴えているはずだ!それも口裏合わせだと言うつもりか!?」
キース「銃声か!?」
キース「ただし、いつか立ち上がるべき日が来る。それまで決して自分を見失うな」
ミカサ「アルミン待って、今からラガコ村を目指したってコニーには追いつけない」
ミカサ「それに、追いついたとしてどうするの?お母さんを人間に戻すことを諦めろって、言うの?」
アルミン「言うよ。ダメだったとしてもできる限りのことを行動で示さなきゃいけない。じゃないと、ガビの信用を得られない。あの子が頼りだ。まだどこかに潜んでるライナーや車力の巨人を大人しくさせられるかどうかが懸かってる」
アルミン「九つの巨人の継承を懸けた問題が消えるわけじゃないから、最悪なのはこの巨人の力を巡って争い続けた2000年の歴史を繰り返すことだ」
アルミン「ジャンの手助けをしなよ。少しは自分で考えて」
ミカサ「エレンのこと、どうするの?」
アルミン「わからないよ!それにどうしようもないだろ!?」
アルミン「ハンジさんと兵長は殺されたかもしれないし、フロック達が僕らに銃口を向けるかもしれない!それに、アニが復活したかもしれない!」
アルミン「もう兵団の指揮系統も機能してない!無秩序だ!」
ミカサ「エレンのこと、どうするの?」
アルミン「わからないよ!それにどうしようもないだろ!?」
アルミン「ハンジさんと兵長は殺されたかもしれないし、フロック達が僕らに銃口を向けるかもしれない!それに、アニが復活したかもしれない!」
アルミン「もう兵団の指揮系統も機能してない!無秩序だ!」
アルミン「だから、もうどうしようもないエレンのことなんか考える余裕は無いよ!そのくらいわかるだろ!?」
ミカサ「…ごめん」
ミカサ「え?」
アルミン「今、答えが出た。生き返るべきだったのは、僕じゃなかった」
ミカサ「マフラーが…ない」
ニコロ「俺はしばらくブラウスさんの所で世話になるよ」
アルミン「うん。君達も早くここから離れた方がいい」
「ううっ…」
ジャン「フロックやめろ!撃つな!」
フロック「落ち着けよジャン。わからせただけだ。彼はまだ状況を理解してなかった。たがこれで伝わっただろ?」
フロック「口の利き方を間違えたらどうなるのかが、みんなに」
「ううっ…」
ジャン「フロックやめろ!撃つな!」
フロック「落ち着けよジャン。わからせただけだ。彼はまだ状況を理解してなかった。たがこれで伝わっただろ?」
フロック「口の利き方を間違えたらどうなるのかが、みんなに」
ジャン「なぁ、一体誰がお前にお山の大将を気取ってほしいと頼んだ?」
フロック「よく聞いてくれたなジャン。みんな聞いてくれ!俺は10か月前、エレンから今回の計画を聞いた!」
フロック「ジークを利用し、始祖の力をエレンが掌握する計画だ!」
フロック「俺は仲間を集め、エレンの手助けをし、計画は今日達成された!お前達義勇兵は指導者を失った!味方をしてくれる兵団の後ろ盾もな!」
フロック「よく聞いてくれたなジャン。みんな聞いてくれ!俺は10か月前、エレンから今回の計画を聞いた!」
フロック「ジークを利用し、始祖の力をエレンが掌握する計画だ!」
ミカサ「これは…」
ミカサ「ジャン、何があったの?」
フロック「さっきの質問だが、俺はエレンの代弁者だ。エレンが島の外の問題を完全解決するなら、俺も島の中の遺恨を完全に消し去る」
フロック「とにかく、俺達は4年前あの地獄を生き残ってようやくこれを手にしたんだ。これが何かわかるか?」
ジャン「終わった…のか…」
フロック「終わった。だからもう昔のジャンに戻れよ。いい加減でムカつく生意気なヤローに」
ジャン「何だとお前…」
ミカサ「フロック、リヴァイ兵士長とハンジ団長はどうしたの?」
フロック「ああ、残念ながら、ジークに殺された」
ファルコ「コニーさん、助けて貰ってありがたいんですが…ずっと北に進んでますよね?ほら…夕日があっちに…」
コニー「いいんだよ。危険な南から離れた方が…」
コニー「記憶喪失のお前を安全な病院まで送る」
コニー「お前は本当に一人で倒れてた。本当だ。俺は兵士だからそのくらいの事やって当然だ」
コニー「(そうだ。俺は兵士になった)」
コニー「記憶喪失のお前を安全な病院まで送る」
コニー「お前は本当に一人で倒れてた。本当だ。俺は兵士だからそのくらいの事やって当然だ」
コニー「(そうだ。俺は兵士になった)」
ファルコ「ありがとうございます、コニーさん」
コニー「いいんだ」
ピーク「あの進路と速度から考えると、撤退船はあのままマーレに戻るようですね」
ピーク「地鳴らしの発動を見て我々マーレ軍の生存を絶望視したのでしょうか」
マガト「いいや賢明だ。これでいち早く本国に事態を知らせることができる。アレに踏み潰されるまで待つよりずっといい」
ピーク「しかし、もうこれではなす術がありません。アレを止める策は何かお有りでしょうか?」
マガト「無い。ただ、最後までみっともなくもがくまでだ」
ハンジ「あのー」
ピーク「地鳴らしの発動を見て我々マーレ軍の生存を絶望視したのでしょうか」
マガト「いいや賢明だ。これでいち早く本国に事態を知らせることができる。アレに踏み潰されるまで待つよりずっといい」
ピーク「しかし、もうこれではなす術がありません。アレを止める策は何かお有りでしょうか?」
マガト「無い。ただ、最後までみっともなくもがくまでだ」
ハンジ「あのー」