🖊原作者(Original Story) : 諫山創(Isayama Hajime)
TVアニメ『進撃の巨人』 第84話ネタバレ
放送日(Air Date) : 2022年3月7日
放送日(Air Date) : 2022年3月7日
CAST
ジャン「誰にも文句は言わせねぇ。嫁も子供も孫の代まで幸せに暮らせる権利があるはずだ」
🔷ミカサ・アッカーマン Mikasa Ackerman CV.石川由依
🔷アルミン・アルレルト Armin Arlert CV. 井上麻里奈
🔷リヴァイ・アッカーマン Levi Ackerman CV.神谷浩史
🔷ハンジ・ゾエ Hanji Zoe CV. 朴璐美
🔷ジャン・キルシュタイン Jean Kirstein CV.谷山紀章
🔷コニー・スプリンガー Conny Springer CV.下野紘
🔷ライナー・ブラウン Reiner Braun CV. 細谷佳正
ジャン「誰にも文句は言わせねぇ。嫁も子供も孫の代まで幸せに暮らせる権利があるはずだ」
ハンジ「ジャン、私だ」
マガト「エレン・イェーガーを放っておけば、お前らが望む世界が手に入るんだぞ」
マガト「島の悪魔共の楽園がな」
マガト「我々は後少しのところでエレンとジークの接触を阻止できた」
マガト「お前らが奴らの手助けをしなければな」
ハンジ「説明した通りだよ元帥殿。私達は虐殺なんて望んでない。じゃなきゃコソコソ森に逃げ隠れてシチューなんか作ってないよ」
ハンジ「ジャン、元帥殿は私達の存在に困惑しておられるのだよ。この島を根絶やしにしようとした世界の人々を楽園を捨ててまで助けようとする奇怪な悪魔の存在に…」
ハンジ「私達は外の世界で数か月暮らした。もう何も知らない島の悪魔には戻れない」
アニ「それで?あんた達に殺せるの?」
アニ「エレンを殺せるの?」
アニ「あんたの命をこっちが握ってるからでしょ」
ジャン「無駄だ。死にたがってる」
コニー「でも自分の故郷のためにマーレと戦ってたんだろ?故郷がこのまま踏み潰されてもいいのかよ?」
オニャンコポン「イェレナ?」
マガト「構わないだろう。なぜならこいつも同じクソ野郎のマーレ人だからだ」
ピーク「あなたの過去を洗いざらい調べて驚いた」
ピーク「ごく一般的なマーレ人家庭の出自をマーレに併合された小国出身と偽った。ジークと初めて出会った時から。マーレに失望していたあなたはある物語を作り出した」
イェレナ「世界を救う。これ以上に人を惹きつける甘美な言葉があるでしょうか?」
イェレナ「何億もの命を救うという崇高な胸の高鳴りに身を任せこれまでの遺恨をなきもののように喉へと流し込む。それが今私の目に写るあなた方の姿です。少し思い出してみませんか?」
イェレナ「アニ・レオンハート、あなたもずいぶんと調査兵団を殺したそうですね。ついでにストヘス区でも大勢の住人を踏み潰したとか」
イェレナ「あ、勿論パラディ島の皆さんも…普段は良識人のあなたが、あそこまで派手に軍港を破壊するとは…アルミン…民間人を含めどれだけの死体の山と戦果を挙げた事でしょう」
イェレナ「皆さんのレベリオでの雄姿を私は忘れてはいません」
ジャン「おいしいですハンジさん。おかわりありますか?」
ハンジ「ああ、まだまだあるよ」
ジャン「ありがとうイェレナ。お互いの蟠りをここで打ち明けて心を整理させようとしてくれてるんだよな?お前も大事な仲間の頭を撃ちまくってまで叶えたかった幻想的な夢がすべて無意味に終わって死にたがってたのに…」
イェレナ「あー忘れてた。何でしたっけ?以前教えてもらったあなたの親友の名前は…そうだマルコだ。確か彼の死にアニが関わってると言ってましたよね?もうアニから聞いんたんですか?マルコの死の真相を…」
アニ「私がマルコから立体機動装置を取り上げた。だからマルコは巨人に食われ」
ライナー「アニは俺の命令に従っただけだ。マルコは俺とベルトルトの聞かれてはいけない会話を耳にした。俺は正体がバレることを恐れ、マルコが巨人に殺されればうまく口封じができると思った」
ライナー「マルコはその場で動けないまま巨人に食われた」
ジャン「マルコは最期に何か言ってなかったか?」
ライナー「俺達はまだ話し合ってないって」
ハンジ「よく来たね、ジャン」
ハンジ「ミカサから状況を聞いたところだ」
ハンジ「現場にいなくて申し訳ない。過酷な状況下でよくやったよ、君達は」
ハンジ「リヴァイは無事ではないが生きてるよ。しばらくは戦えないけど…そして私達は車力の巨人らマーレ残党と手を組んだ。エレンを止めるためだ。皆殺しは間違ってる」
ミカサ「どうやって止めるんですか?」
ハンジ「まず協力者を集める。何ができるかは協力者次第だ。だが君達や九つの巨人が無ければ何もできない。従来の兵団組織は壊滅してもう私は君達の上官でもない。その上で聞くけど…」
ハンジ「ミカサから状況を聞いたところだ」
ハンジ「現場にいなくて申し訳ない。過酷な状況下でよくやったよ、君達は」
ハンジ「リヴァイは無事ではないが生きてるよ。しばらくは戦えないけど…そして私達は車力の巨人らマーレ残党と手を組んだ。エレンを止めるためだ。皆殺しは間違ってる」
ミカサ「どうやって止めるんですか?」
ハンジ「まず協力者を集める。何ができるかは協力者次第だ。だが君達や九つの巨人が無ければ何もできない。従来の兵団組織は壊滅してもう私は君達の上官でもない。その上で聞くけど…」
ミカサ「やります。これ以上エレンに虐殺なんてさせたくありません。それが私達やこの島を守るためであってもエレンを止めたいんです」
ジャン「もし本当にエレンを止められたとしてどうするつもりですか?エレンが始祖の巨人の力を維持できたとしても後4年の命なら、その後この島はどうなりましか?その後の何十年後の未来もずっと世界から向けられる憎悪が消えないなら、エレンを止めることはこの島を滅ぼすことになります」
ハンジ「私が思うにマーレからすれば島に奇襲を仕掛けた途端、地鳴らしだ。少なくとも今後しばらくはこの島に手を出せないと思う」
ジャン「もし本当にエレンを止められたとしてどうするつもりですか?エレンが始祖の巨人の力を維持できたとしても後4年の命なら、その後この島はどうなりましか?その後の何十年後の未来もずっと世界から向けられる憎悪が消えないなら、エレンを止めることはこの島を滅ぼすことになります」
ハンジ「私が思うにマーレからすれば島に奇襲を仕掛けた途端、地鳴らしだ。少なくとも今後しばらくはこの島に手を出せないと思う」
ジャン「完全に島を滅ぼさないといつ世界が滅ぼされるかわからないと…ヴィリー・タイバーの演説以上に世界を焚き付けることになりますよ」
ハンジ「それはもっともだろうが、いずれにしろ島が滅ぶにしても何年かは猶予ができるはずだ」
ハンジ「それはもっともだろうが、いずれにしろ島が滅ぶにしても何年かは猶予ができるはずだ」
ジャン「でもそうやって可能性を探してるうちに時間がすぎて何一つ解決できなかった。だからエレンは世界を消そう…」
ハンジ「虐殺はダメだ!これを肯定する理由があってたまるか!」
ハンジ「ごめん…大きな音出しちゃった。ジャンの言う通りエレンがこうなったのは私の不甲斐ない理想論のせいだ。それにこんなこと吠えておいて逃げようとしていたんだよ…すべてを捨てて…すべて忘れて生きようって…でも私はまだ調査兵団の団長だ」
ハンジ「ごめん…大きな音出しちゃった。ジャンの言う通りエレンがこうなったのは私の不甲斐ない理想論のせいだ。それにこんなこと吠えておいて逃げようとしていたんだよ…すべてを捨てて…すべて忘れて生きようって…でも私はまだ調査兵団の団長だ」
マガト「エレン・イェーガーを放っておけば、お前らが望む世界が手に入るんだぞ」
マガト「島の悪魔共の楽園がな」
マガト「我々は後少しのところでエレンとジークの接触を阻止できた」
マガト「お前らが奴らの手助けをしなければな」
ハンジ「説明した通りだよ元帥殿。私達は虐殺なんて望んでない。じゃなきゃコソコソ森に逃げ隠れてシチューなんか作ってないよ」
ジャン「正義だと?今正義を語ったのか?あんたが?」
ジャン「あんたらが送り続けてきた巨人に抵抗してきた俺達が悪だったのか!?いいか!?俺達が必死に戦ったのは巨人に食い殺されたくなかったからだ!それが悪魔の所業だって言いてぇのかよ、おっさん!」
マガト「ああ、お前達は悪魔に見える。パラディ島脅威論は現実となり、今や世界は滅びつつある。お前らが必死に戦った結果がこれだ。違うか?」
ジャン「あのな、そもそも壁破られて目の前で母親が食い殺されていなきゃなぁ!エレンはこんなことしてねぇよ!地鳴らしまで追い詰めたのはお前らだろうが!?」
マガト「おい、今更歴史の話をしようっていうのか?先にマーレを苦しめ蹂躙したのはエルディアだったってことくらいは理解してるんだろうな?」
ジャン「あんたらが送り続けてきた巨人に抵抗してきた俺達が悪だったのか!?いいか!?俺達が必死に戦ったのは巨人に食い殺されたくなかったからだ!それが悪魔の所業だって言いてぇのかよ、おっさん!」
マガト「ああ、お前達は悪魔に見える。パラディ島脅威論は現実となり、今や世界は滅びつつある。お前らが必死に戦った結果がこれだ。違うか?」
ジャン「あのな、そもそも壁破られて目の前で母親が食い殺されていなきゃなぁ!エレンはこんなことしてねぇよ!地鳴らしまで追い詰めたのはお前らだろうが!?」
マガト「おい、今更歴史の話をしようっていうのか?先にマーレを苦しめ蹂躙したのはエルディアだったってことくらいは理解してるんだろうな?」
ハンジ「ジャン、元帥殿は私達の存在に困惑しておられるのだよ。この島を根絶やしにしようとした世界の人々を楽園を捨ててまで助けようとする奇怪な悪魔の存在に…」
ハンジ「私達は外の世界で数か月暮らした。もう何も知らない島の悪魔には戻れない」
アニ「それで?あんた達に殺せるの?」
アニ「エレンを殺せるの?」
アルミン「それはわからないよ。エレンと話してみないと…」
アニ「じゃあ、対話が可能だとしてそれでも虐殺をやめてくれなかった時はどうするの?エレンが敵だとアホになるからわからないの?……やっぱりね、マーレに故郷を持つ私達がエレンを殺そうとするなら、あんたらはエレンを守るため私達と戦うことになる。きっと」
アニ「あんたの気持ちはよくわかる。私もエレンを止めたい理由は一つ。マーレにいる父親を殺されたくないから。だからあんたの助けがいる。説得してエレンを止められるのならそれでいい。少なくともその時まで私達は争うべきじゃない」
ミカサ「わかった」
ハンジ「シチューができたよ!食べよう!」
ミカサ「わかった」
ハンジ「シチューができたよ!食べよう!」
ハンジ「馬を休めても港まで最速で5時間かかる。頼りはアズマビト家だ。キヨミさん曰く地鳴らしの視察用に飛行艇を港に用意してあるらしい。それを使えばあの始祖の巨人に近づける。問題は始祖の巨人がどこにいるかだ。闇雲に飛んでもすぐに燃料は尽きる」
イェレナ「知るわけない。知ってたとしてなぜ私が答える必要が?」
マガト「大陸のことを何も知らないイェーガーに知恵を貸したのはお前だ。奴は前以て地鳴らしの進路を想定している。何らかの予想はできるはずだ」
イェレナ「クソ野郎」
マガト「あ?」
イェレナ「なぜ私がマーレ人のクソ野郎に協力する必要があるのかと聞いている」
アニ「あんたの命をこっちが握ってるからでしょ」
ジャン「無駄だ。死にたがってる」
コニー「でも自分の故郷のためにマーレと戦ってたんだろ?故郷がこのまま踏み潰されてもいいのかよ?」
オニャンコポン「イェレナ?」
マガト「構わないだろう。なぜならこいつも同じクソ野郎のマーレ人だからだ」
ピーク「あなたの過去を洗いざらい調べて驚いた」
イェレナ「世界を救う。これ以上に人を惹きつける甘美な言葉があるでしょうか?」
イェレナ「何億もの命を救うという崇高な胸の高鳴りに身を任せこれまでの遺恨をなきもののように喉へと流し込む。それが今私の目に写るあなた方の姿です。少し思い出してみませんか?」
イェレナ「アニ・レオンハート、あなたもずいぶんと調査兵団を殺したそうですね。ついでにストヘス区でも大勢の住人を踏み潰したとか」
イェレナ「あ、勿論パラディ島の皆さんも…普段は良識人のあなたが、あそこまで派手に軍港を破壊するとは…アルミン…民間人を含めどれだけの死体の山と戦果を挙げた事でしょう」
イェレナ「皆さんのレベリオでの雄姿を私は忘れてはいません」
ジャン「おいしいですハンジさん。おかわりありますか?」
ハンジ「ああ、まだまだあるよ」
ジャン「ありがとうイェレナ。お互いの蟠りをここで打ち明けて心を整理させようとしてくれてるんだよな?お前も大事な仲間の頭を撃ちまくってまで叶えたかった幻想的な夢がすべて無意味に終わって死にたがってたのに…」
アニ「私がマルコから立体機動装置を取り上げた。だからマルコは巨人に食われ」
ライナー「アニは俺の命令に従っただけだ。マルコは俺とベルトルトの聞かれてはいけない会話を耳にした。俺は正体がバレることを恐れ、マルコが巨人に殺されればうまく口封じができると思った」
ライナー「マルコはその場で動けないまま巨人に食われた」
ジャン「マルコは最期に何か言ってなかったか?」
ライナー「俺達はまだ話し合ってないって」
ジャン「そうだよ。俺達はロクに話し合ってない。だからどっちかが死ぬまで殺し合うみてぇなことになっちまったんじゃねぇのか?」
ハンジ「今からでも遅くないよ。これだけ凌を削り殺し合った者同士が少なくとも今は殺し合わずに言葉を交わしている。誰が想像できただろうか?私達が火を囲んで食事するなんて」
ライナー「そして怒りに身を任せてその巨人を殺した。よくもマルコをとか言いながら」
ジャン「もういいって!」
コニー「おいジャン!」
アルミン「ダメだ!」
ガビ「ごめんなさい。私達はパラディ島のあなた達を皆殺しにすることが希望でした。世界から認めてもらい、許してもらうためにこの島が、悪魔が消えてなくなることを願い続けてました」
ガビ「そしたらお父さんやお母さんがレベリオのみんなが消えてなくなることになりました。ごめんなさい」
ガビ「ごめんなさい。私達はパラディ島のあなた達を皆殺しにすることが希望でした。世界から認めてもらい、許してもらうためにこの島が、悪魔が消えてなくなることを願い続けてました」
ガビ「そしたらお父さんやお母さんがレベリオのみんなが消えてなくなることになりました。ごめんなさい」