TVアニメ『名探偵コナン』 第R120話ネタバレ
♦放送日(Airdate): 2022年2月26日
キャスト
🔷江戸川コナン Edogawa Conan CV. 高山みなみ
🔷安室透 Amuro Toru CV.古谷徹
🔷世良真純 Sera Masumi CV.日高のり子
🔷榎本梓 Enomoto Azusa CV.榎本充希子
🔷山路萩江 CV.摩味
🔷木船染花 CV.皆川純子
🔷笛川唯子 CV.高木礼子
🔷小暮留海 CV.伊藤美紀
鈴木園子「うちら3人で女子高生バンドやろう!」
世良真純「何で急に?」
鈴木園子「ゆうべやってた映画に出て来る女子高生バンドがやばかわでさ」
コナン「(なるほどな)」
毛利蘭「いいけど…このバンドどこでお披露目するの?」
鈴木園子「年末、この米花町でやるカウントダウン演芸大会に出場して」
鈴木園子「見事優勝をかっさらうって寸法よ!」
世良真純「けどさ、バンドならあとギターがいるんじゃないのか?」
鈴木園子「年末、この米花町でやるカウントダウン演芸大会に出場して」
鈴木園子「見事優勝をかっさらうって寸法よ!」
世良真純「けどさ、バンドならあとギターがいるんじゃないのか?」
鈴木園子「そうなんだけど…クラスにギターできそうな子いなくてさぁ」
鈴木園子「あ~!いたいた!!」
榎本梓「え?」
鈴木園子「その女子高生バンドにも梓っていうギターのうまい子がいたんだよね!」
榎本梓「でも私…ギターとか触ったこともないし…そもそも女子高生でもないし」
鈴木園子「そんなの制服着ちゃえばわかんないって!梓さんって割とロリ顔だしさぁ」
鈴木園子「その女子高生バンドにも梓っていうギターのうまい子がいたんだよね!」
榎本梓「でも私…ギターとか触ったこともないし…そもそも女子高生でもないし」
鈴木園子「そんなの制服着ちゃえばわかんないって!梓さんって割とロリ顔だしさぁ」
榎本梓「ロリ顔!?…でもギターって難しいんじゃ…」
鈴木園子「大丈夫大丈夫!ちょっと練習すればすぐ弾けるようになるって!ジャジャーンってさ!」
「んじゃ弾いてみろよ!俺のギター貸してやるからよ」
「ほら!練習すりゃばすぐ弾けるようになんだろ?だったらここでやってみせてくれよ!お嬢ちゃんよォ!」
「プハハハハハ!!」
「何だ何だできねぇじゃんよォ!」
「んじゃ弾いてみろよ!俺のギター貸してやるからよ」
「ほら!練習すりゃばすぐ弾けるようになんだろ?だったらここでやってみせてくれよ!お嬢ちゃんよォ!」
「プハハハハハ!!」
「何だ何だできねぇじゃんよォ!」
「弾けもしねえのにナマ言ってんじゃねぇよ!JKがよォ!」
安室透「ま、この子達もちょっと練習すればこれくらい弾けますよ。ね?」
「…はい…」
鈴木園子「ねぇねぇ安室さん、私達のバンド入ってよ!」
安室透「え?」
鈴木園子「JK+イケメンバンドもアリなんじゃない?」
安室透「それはちょっと…目立つのはあまり…」
コナン「(まぁ、黒ずくめの組織に潜入してる公安だからな)」
安室透「練習くらいなら見てあげられますけど…これから貸しスタジオに行って少しやってみます?」
安室透「それはちょっと…目立つのはあまり…」
コナン「(まぁ、黒ずくめの組織に潜入してる公安だからな)」
安室透「練習くらいなら見てあげられますけど…これから貸しスタジオに行って少しやってみます?」
毛利蘭「やろやろ!」
世良真純「なぁあんた、ボクとどこかで会ったことないか?」
「1時間程待っていただければ空きますけど…」
安室透「まぁ1時間くらいなら待ちますか。地下に休憩所もあるようですしね。楽器を借りておけばコードや単音で曲の雰囲気は教えられますしね」
世良真純「へー、あんたベースもできるだ」
安室透「ええ、君のお兄さんのお友達よりうまいかどうかは保証できかねますけどね」
毛利蘭「世良ちゃんすごい!」
安室透「まぁ1時間くらいなら待ちますか。地下に休憩所もあるようですしね。楽器を借りておけばコードや単音で曲の雰囲気は教えられますしね」
世良真純「へー、あんたベースもできるだ」
安室透「ええ、君のお兄さんのお友達よりうまいかどうかは保証できかねますけどね」
毛利蘭「世良ちゃんすごい!」
鈴木園子「やるじゃん」
世良真純「いやぁ、ただドレミを弾いただけだって。まぁ兄貴の友人に教わったのはこれくらいだけどね」
安室透「ベースを教えてくれたその男の顔覚えてますか?」
世良真純「まぁなんとなく…でもどうしてわかったんだ?その友人が男だって」
安室透「まぁ…なんとなく」
木船染花「もう!こんなんじゃ間に合わないって!」
木船染花「ライブまであと1週間しかないんだよ!」
木船染花「唯子のベースはリズムとれてないし、声も出てないじゃない!」
安室透「ベースを教えてくれたその男の顔覚えてますか?」
世良真純「まぁなんとなく…でもどうしてわかったんだ?その友人が男だって」
安室透「まぁ…なんとなく」
木船染花「ライブまであと1週間しかないんだよ!」
木船染花「唯子のベースはリズムとれてないし、声も出てないじゃない!」
笛川唯子「そういう染花のギターの走りすぎ」
山路萩江「イライラしてるって感じだな」
山路萩江「ボタンが取れかけてるのにも気付いてないみたいだしね。左胸のポケット」
山路萩江「とにかく頭を冷やしてから練習再開だな。それまで私スタジオで仮眠とってるから」
木船染花「ったく!スタジオあと2時間ちょっとしか借りられないのに」
小暮留海「ありがとう」
笛川唯子「染花のボタンもつけてあげようか?私ソーインセット持ってるし」
小暮留海「唯子はお母さんみたいだねぇ。裁縫も得意だし」
笛川唯子「編み物は朱音には負けるよ。萩江が被ってるニット帽も朱音が編んだものだしさ」
笛川唯子「あ!やばっ!ソーイングセット、スタジオに忘れて来ちゃったよ。んじゃ萩江を起こしに行くついでにボタンつけてあげるから上着貸して」
木船染花「ええ、でも萩江は私が起こしに行くよ。切れたギターの弦、張り替えなきゃいけないし」
木船染花「チューニングも音出るしな」
小暮留海「まぁまだ時間あるし焦らずに行こう」
安室透「誰がボーカルをやるんですか?」
鈴木園子「私は2つの事を同時にできない人だから…世良ちゃん歌う?」
世良真純「ボクは遠慮しとくよ。君の彼氏の新一君はどうなんだ?彼ならギターも弾けるんじゃないか?」
毛利蘭「新一はバイオリンは弾けるけど、ギターはどうかな…」
毛利蘭「歌はコナン君並に…ね」
コナン「(悪かったな、音痴でよ)」
「きゃぁあああああ!!」
安室透「上のスタジオからですね!」
安室透「(首に吉川線)」
安室透「誰がボーカルをやるんですか?」
鈴木園子「私は2つの事を同時にできない人だから…世良ちゃん歌う?」
世良真純「ボクは遠慮しとくよ。君の彼氏の新一君はどうなんだ?彼ならギターも弾けるんじゃないか?」
毛利蘭「新一はバイオリンは弾けるけど、ギターはどうかな…」
毛利蘭「歌はコナン君並に…ね」
コナン「(悪かったな、音痴でよ)」
「きゃぁあああああ!!」
安室透「上のスタジオからですね!」
安室透「(首に吉川線)」
木船染花「自分らが演奏するところを撮ってたから」
笛川唯子「マイクの先に自撮り棒をつけてね」
安室透「なるほど…この状況だと」
世良真純「被害者のそばで誰が何をやってたとしても」
コナン「(わからねぇってことか…)」
目暮警部「なるほど…自分達の演奏を録画する為にこうやって携帯電話をセットした自撮り棒をマイクスタンドにつけていたせいで防犯カメラの映像が半分遮断され」
目暮警部「ドラム付近がまったく見えなくなり、誰が彼女を殺害したのかわからなくなった…ということですな?」
小暮留海「あ、はい」
安室透「なるほど…この状況だと」
世良真純「被害者のそばで誰が何をやってたとしても」
コナン「(わからねぇってことか…)」
目暮警部「なるほど…自分達の演奏を録画する為にこうやって携帯電話をセットした自撮り棒をマイクスタンドにつけていたせいで防犯カメラの映像が半分遮断され」
目暮警部「ドラム付近がまったく見えなくなり、誰が彼女を殺害したのかわからなくなった…ということですな?」
小暮留海「あ、はい」
高木刑事「ちなみにこれをここに置いたのは誰ですか?」
笛川唯子「わ…私だけど…べ…別に防犯カメラを半分隠そうとなんて思って置いてないよ。ただ皆に言われたまま置いただけで…ねぇ?そうだったよね?」
木船染花「ええ、ケータイに映る映像を見ながら“もっと左”とか」
木船染花「ええ、ケータイに映る映像を見ながら“もっと左”とか」
小暮留海「“もう少し奥”とか」
小暮留海「最後は萩江が“もうそこでいいから練習始めよう”って言って位置が決まったと思いますけど」
目暮警部「しかし、店の人に怒られなかったのかね?防犯カメラを半分塞いでしまってる」
小暮留海「最後は萩江が“もうそこでいいから練習始めよう”って言って位置が決まったと思いますけど」
目暮警部「しかし、店の人に怒られなかったのかね?防犯カメラを半分塞いでしまってる」
木船染花「最初の頃は注意されたけど、うちらここの常連だったし、最近は大目に見てくれてたよ」
高木刑事「でもどうしてですか?普通、貸しスタジオって壁の一面が、こう鏡張りになってますから、犯行現場が鏡に映って防犯カメラに録画されていたと思うんですけど…何故カーテンを閉めたんですか?」
笛川唯子「それも萩江だよ」
高木刑事「でもどうしてですか?普通、貸しスタジオって壁の一面が、こう鏡張りになってますから、犯行現場が鏡に映って防犯カメラに録画されていたと思うんですけど…何故カーテンを閉めたんですか?」
木船染花「演奏に集中したいからって」
小暮留海「ケータイで撮ってるなら後で見れば十分だってね」
安室透「こうなることを予想した犯人が犯行に利用したんでしょう。まぁ探偵の立場から口を挟ませてもらうとですけどね」
世良真純「とにかく防犯カメラの映像を見ながら、その3人に話を聞いた方がいいんじゃないか?」
安室透「こうなることを予想した犯人が犯行に利用したんでしょう。まぁ探偵の立場から口を挟ませてもらうとですけどね」
世良真純「とにかく防犯カメラの映像を見ながら、その3人に話を聞いた方がいいんじゃないか?」
笛川唯子「染花のジャケットの取れかかってたボタンをつけようと思ったら、ソーイングセット、スタジオに置き忘れちゃってて…」
小暮留海「あ…よく見たら袖口とかもほつれてたから」
木船染花「ほんとだ!袖口直ってる」
目暮警部「じゃあ次に起こしに行ったのは?」
木船染花「私だよ。私のギター、メンテ中だからこの店で借りたんだけど、練習中にそのギターの弦が切れやがってさ、それを張り替えるついでに起こしに行ったんだ。練習を中断して4人で休憩所に行ったのも弦が切れたのがきっかけだったしな」
目暮警部「位置的にかなりドラムのそばだな」
木船染花「わざと音を立てて起こしてやろうと思ったんだよ!早く練習を始めたかったしな」
小暮留海「はい。実は今日の練習中に曲を直したいところができてしまって、その直しも兼ねて起こしに行ったんです。スタジオに置いてあった楽譜を見て頂ければわかると思いますけど」
目暮警部「えっと…確かに書き直された個所が…」
小暮留海「寝てる萩江を起こさないようにドラムから離したんです。ちゃんと曲を直し終えてから萩江に聞いて欲しくて、音もできるだけ小さくして…直し終えて声をかけたんですけど、返事はありませんでした」
目暮警部「ふ~ん、あなたも10分くらいスタジオにいたようですな。では、とりあえず萩江さんを絞殺したひも状の凶器を探しますのであなた方3人はボディーチェックを受けた後、地下の休憩所で待機していてください」
目暮警部「何!?凶器が見つからない!?」
高木刑事「ええ、スタジオ内からトイレの排水口の中まで」
「ねぇ、なんかあったんスか?」
目暮警部「何!?凶器が見つからない!?」
高木刑事「ええ、スタジオ内からトイレの排水口の中まで」
「ねぇ、なんかあったんスか?」
「表にパトカー止まってたけど…事件?」
鈴木園子「あの人達を怪しんでるの?」
世良真純「あ…いや…ギターケースを背負ってる人を見ると思い出しちゃうんだ」
世良真純「4年前、駅の向こう側のプラットフォームにたたずむギターケースを背負った秀兄をな!」
コナン「(秀兄ってことはやっぱコイツ、赤井さんの妹か!?)」
世良真純「驚いたよ。アメリカに行ってると思ってたし、秀兄が音楽やってるところなんか見たことなかったしな。んで、ボクその時友達と映画観た帰りだったんだけど、走って秀兄と同じ電車に飛び乗ったんだ!どうしても秀兄のギターが聴きたくてね!」
世良真純「4年前、駅の向こう側のプラットフォームにたたずむギターケースを背負った秀兄をな!」
コナン「(秀兄ってことはやっぱコイツ、赤井さんの妹か!?)」
世良真純「驚いたよ。アメリカに行ってると思ってたし、秀兄が音楽やってるところなんか見たことなかったしな。んで、ボクその時友達と映画観た帰りだったんだけど、走って秀兄と同じ電車に飛び乗ったんだ!どうしても秀兄のギターが聴きたくてね!」
世良真純「何度か電車を乗り換えた駅のホームで秀兄に見つかっちゃって“帰れ”って怒られたんだけど、お金もないし、帰り方もわからないって言ったら」
世良真純「“切符買って来てやるから待ってろ”ってボクをホームに残して行っちゃったんだ。ホントは中学生だからお金もあったし帰り方もわかってたんだけど、秀兄にとってボクはまだまだ子供だったんだなぁと思ったよ」
毛利蘭「それで?言われた通りに待ってたの?」
世良真純「“切符買って来てやるから待ってろ”ってボクをホームに残して行っちゃったんだ。ホントは中学生だからお金もあったし帰り方もわかってたんだけど、秀兄にとってボクはまだまだ子供だったんだなぁと思ったよ」
毛利蘭「それで?言われた通りに待ってたの?」
世良真純「ああ、泣きそうな気分でね…でもさ、その時、秀兄の連れの男が」
スコッチ「君、音楽好きか?」
毛利蘭「じゃあ、さっき言ってたベースを教えてくれた人って」
スコッチ「君、音楽好きか?」
世良真純「って言って、ケースからベースを出してさ、ボクに教えてくれたんだ。ドレミの弾き方をね」
世良真純「ああ、10分くらいの間だけだけどね」
毛利蘭「だったらその人、お兄さんの音楽仲間だったんじゃない?」
世良真純「それはどうかな」
世良真純「その人がベースを入れてたのはソフトケースなのに、ベースを取り出しても形が崩れずピンと立ったままだったから」
世良真純「もしかしたら、ベースはカムフラージュで別の硬い何かが入っていたのかも…」
世良真純「その人がベースを入れてたのはソフトケースなのに、ベースを取り出しても形が崩れずピンと立ったままだったから」
世良真純「もしかしたら、ベースはカムフラージュで別の硬い何かが入っていたのかも…」
毛利蘭「外国の人?」
世良真純「どっからどう見ても日本人だったからただのあだ名なんじゃないかな?」
世良真純「でもさ、彼をそう呼んだ男、帽子を目深に被ってたから顔はよく見えなかったけど、似てる気がするんだよね、安室さん、アンタにな」
安室透「人違いですよ。そんな昔話より今ここで起きた事件を解決しませんか?君も探偵なんだよね?」
世良真純「ああ、そうだな」