TVアニメ『僕のヒーローアカデミア』第72話ネタバレ
天喰環「体にタコの毒を仕込ませてもらった」
天喰環「死には至らんが、しばらくは満足に歩けもしないだろう」
天喰環「あとマスク外しとくよ。何仕込んでるかわかったもんじゃない」
天喰環「(手こずりすぎた。皆はちゃんと進めているだろうか)」
天喰環「(俺も行かなきゃ…あれ…顔面…今になって…)」
緑谷出久「うん…」
ファットガム「(後輩からの信頼ゼロやな。まァ口で大丈夫言うてもな、あいつちっさいとこばっか見せとるからしゃあない)」
ファットガム「ただ!背中預けたら信じて任せるのが男の筋やで!」
切島鋭児郎「先輩なら大丈夫だぜ!」
緑谷出久「逆に流されやすい人っぽい!」
切島鋭児郎「心配だが信じるしかねぇ!」
ファットガム「サンイーターが作ってくれた時間!1秒も無駄にできん!」
緑谷出久「そういえばグネグネしません」
相澤消太「何の障害もなく走ってるこのタイミングで邪魔をしてこないとなると、相手は地下全体を正確に把握し動かせるわけではないのかもな。上に残った警官隊もいる。もしかするとそちらに意識を向けているのかもしれん」
ロックロック「把握できる範囲は限定されていると?」
相澤消太「あくまで予測です。奴は地下に入り込んで操っている。同化したわけじゃなく壁の中を動き回って見たり聞いたりしてるとしたら、地下を操作する時、本体が近くにある可能性がある」
相澤消太「あくまで予測です。奴は地下に入り込んで操っている。同化したわけじゃなく壁の中を動き回って見たり聞いたりしてるとしたら、地下を操作する時、本体が近くにある可能性がある」
ミミック「(一人しか足止めできていないとは…ゴミとはいえ能力はある三人だぞ!)」
相澤消太「我々の邪魔をしようとそこで目なり耳なり本体が覗くようなら見ることができます」
ミミック「(そうか!あいつだ!)」
バブルガール「まさか総出で妨害してくるなんて正気とは思えない」
「ああ、組長が倒れ、実権を握ってから使うようになった名だ」
「組長は昔気質の任侠を重んじ、この時代の極道が生きる道を模索していた。ヴィランとは違う八斎會は侠客であらねばならない」
「指定ヴィラン団体なんて呼ばれ方に憤慨してたよ。俺たちが惚れたのは組長だ」
「組長は昔気質の任侠を重んじ、この時代の極道が生きる道を模索していた。ヴィランとは違う八斎會は侠客であらねばならない」
「指定ヴィラン団体なんて呼ばれ方に憤慨してたよ。俺たちが惚れたのは組長だ」
「ヴィランまがいな名を名乗り、ヴィランを取り込み、独断で組の意向に沿わねぇシノギに手ぇつけて、やりたい放題だあいつは」
「組長がモノ言えぬお体になったのも絶対に…」
相澤消太「(やはり標的は俺か!見られることを嫌がって…)」
ミミック「(あの3三で無理なら一人ずつ確実に減らすまで!)」
ファットガム「(こいつにいいようにされとったら環が作ってくれた時間無駄んなる!イレイザー、おまえ消せ、こいつ!)」
相澤消太「すまない!」
ファットガム「なんでおるん!?」
切島鋭児郎「俺も先生庇おうと飛び出して…俺ならダメージねぇと思って」
ファットガム「(こいつにいいようにされとったら環が作ってくれた時間無駄んなる!イレイザー、おまえ消せ、こいつ!)」
相澤消太「すまない!」
切島鋭児郎「俺も先生庇おうと飛び出して…俺ならダメージねぇと思って」
切島鋭児郎「腕が…」
乱波肩動「俺は思うんだ。喧嘩に銃や刃物は不粋だって。持ってたら誰でも勝てる。そういうのは喧嘩じゃない。その身に宿した力だけで殺し合うのがいいんだ。わかるかな?」
ファットガム「何してくれとんねん!自分!」
ファットガム「(はァバリア!?何やこれ!?)」
天蓋壁慈「ファットガムと身体を硬化できる少年か。ふむ 2人とも防御が得意な個性だ。乱波よ、残念だったな」
乱波肩動「俺は思うんだ。喧嘩に銃や刃物は不粋だって。持ってたら誰でも勝てる。そういうのは喧嘩じゃない。その身に宿した力だけで殺し合うのがいいんだ。わかるかな?」
ファットガム「何してくれとんねん!自分!」
ファットガム「(はァバリア!?何やこれ!?)」
天蓋壁慈「ファットガムと身体を硬化できる少年か。ふむ 2人とも防御が得意な個性だ。乱波よ、残念だったな」
ファットガム「(こいつら個性登録にはいなかった。外部の人間か?弾丸のようなラッシュとバリア。こりゃ面倒な組み合わせやな)」
天蓋壁慈「我々は矛と盾。対してあっちは盾と盾」
乱波肩動「ん?待て、それじゃあ喧嘩にならないぞ?参ったな」
天蓋壁慈「最もそっちの少年は盾と呼ぶにも半端なようだが」
切島鋭児郎「(腕が割れた…いてぇ…受け切れなかった…もう一回連打来たら受けらんねぇ…)」
切島鋭児郎「(強くなれた気でいた…チクショウ…俺はまた)」
ファットガム「アンブレイカブル解くな!心まで折れたらホンマに負けや!ヴィラン退治はいかに早く戦意喪失させるか!」
ファットガム「こっちが先に喪失してどないすんねん!こんな三下とっととぶっ飛ばして皆のとこ戻るぞ!」
天蓋壁慈「我々に勝つつもりだ。やったな乱波」
乱波肩動「わかってくれたか!いいデブだ!天蓋、楽しくなってきたんだ!これ外せ!使うな!そもそも俺はバリアなんぞ必要ないんだ!」
天蓋壁慈「私欲に溺れるな。オーバーホール様の言いつけを忘れるな。相性は良好。我々のコンビネーションで確実に処理するんだ」
天蓋壁慈「どういうつもりだ?喧嘩狂いめ」
乱波肩動「コンビなんてオバホが勝手に決めたことだ」
天蓋壁慈「オバホじゃない。オーバーホール様だ」
乱波肩動「何でもいい!俺は殺し合えれば何でも!」
天蓋壁慈「なら好きにしろ。それで処理できるのならな」
乱波肩動「わかってくれたか!いい引きこもりだ!」
ファットガム「(間合いに入ったら避けるのは不可能。加えて吸着の俺もダメージ来るほどの衝撃。このままやとジワジワ削られて終わり)」
ファットガム「(なんやゴタゴタしとったけども危うくなればバリア出してくるに違いない。殴った感じ鉄の壁や。俺のパワーじゃどうにもならん強度。あいつをどうにかせん限り勝ちはない)」
ファットガム「乱波くん言うたな!?打撃が効いたんは久方ぶりや。俺も昔はゴリゴリの武闘派やってん。おまえの腕が上がらんくなるのと、俺が耐え切れんくなるどっちが先か、矛と盾どっちが強いか勝負してみようや乱波くん!」
切島鋭児郎「(何やってんだよ…強くなった気になって飛び出て…)」
切島鋭児郎「(自慢の必殺技はあっさり破られて…足手纏いになっちまって…)」
ファットガム「(アカン!こいつ痛ってぇ!どんどん調子上げてきとる!これ間に合わへんとちゃうか!?)」
乱波肩動「ガッカリさせんなよデブ!まだ倒れねぇでくれよ!やっと肩が暖まってきたとこなんだから!」
天蓋壁慈「(あの少年はもう無理だな。恐怖に染まった目だ)」
切島鋭児郎「(あの頃と何も変わってねぇじゃねぇか。何も…)」
「君さァ、聞いたんだけどさ、葉っぱを変化させる個性なんだってね、超いいね」
「万札にしてよ、この葉っぱ、今月苦しくてさ」
「紙幣はアウトですよ!それにすぐ変化解けちゃいますよ!」
「万札にしてよ、この葉っぱ、今月苦しくてさ」
「紙幣はアウトですよ!それにすぐ変化解けちゃいますよ!」
「あんま強くないから。個性ちょっと硬くなる程度だから。行こうぜ」
「やめとけよ鋭ちゃん」
切島鋭児郎「見てたのかよ!」
「また面倒なことに首突っ込んで」
切島鋭児郎「心に漢気がありゃ個性なぞ関係ねぇ!」
切島鋭児郎「”漢気ヒーロー紅頼雄斗(クリムゾンライオット)”ならばそう言うだろう!」
「だからそれ古すぎるんだよ」
切島鋭児郎「プロは言うぜ。"考えるより先に体が動く”!それ即ち…」
切島鋭児郎「見てたのかよ!」
「また面倒なことに首突っ込んで」
切島鋭児郎「心に漢気がありゃ個性なぞ関係ねぇ!」
切島鋭児郎「”漢気ヒーロー紅頼雄斗(クリムゾンライオット)”ならばそう言うだろう!」
「だからそれ古すぎるんだよ」
切島鋭児郎「プロは言うぜ。"考えるより先に体が動く”!それ即ち…」
「芦戸三奈だ。4組の…なんか仲良くなってね?ブレイクダンス踊り始めたぞ?帰った!しかも和やかに!」
「進路どうするよ?」
「俺らも受けちまう?天下の雄英」
「バーカ、ヒーローなんて俺たち凡人には土台無理さ」
「鋭ちゃんは?一緒に泥井戸工業受けねぇ?」
切島鋭児郎「あ…ちょっとまだ決めてねぇや」
切島鋭児郎「(正直だせぇ…でも芦戸みたいの見てるとどっかで思っちまう)」
切島鋭児郎「(俺に派手な個性があれば自信持ってヒーロー科を、雄英を目指すって言えんのかな)」
切島鋭児郎「(何だ…あれ…)」
ギガントマキア「スプリンガーのヒーロー事務所はどこですか?教えてくれないんですか?」
切島鋭児郎「(やべぇやべぇ!何でこんな時に限ってヒーローがパトロールしてねぇんだ!?誰か!いや…)」
切島鋭児郎「(おまえが行けよ)」
ギガントマキア「どうして教えてくれないんだ」
切島鋭児郎「(行けよ!行けって!)」
芦戸三奈「あっちの角曲がって大通りを左に!2kmくらいで事務所があるよ!」
「三奈ありがとう!」
「来てくれなかったら絶対殺されてたー!」
芦戸三奈「嘘ついて警察署のある方、言っちゃったから早く逃げよ!」
切島鋭児郎「(何で行かなかった…)」
切島鋭児郎「(何で…)」
切島鋭児郎「(この春、強力なヴィランに抵抗し続けたタメの中学生が話題になってた)」
切島鋭児郎「(そこばかりが取り上げられていたけど、目撃者の話ではオールマイト登場の直前、友達らしき中学生が一人飛び出していったそうだ)」
切島鋭児郎「(なにが心でカバーだよ…本当に怖ぇ時、本当に命を懸けて動かなきゃいけねぇ時、てめェの本性があらわれる)」
切島鋭児郎「(命と向き合って、その上で一歩踏み出せる人間がヒーローになれるんだ。俺はヒーローどころか漢でも何でもねぇ)」
切島鋭児郎「(何で行かなかった…)」
切島鋭児郎「(何で…)」
切島鋭児郎「(この春、強力なヴィランに抵抗し続けたタメの中学生が話題になってた)」
切島鋭児郎「(そこばかりが取り上げられていたけど、目撃者の話ではオールマイト登場の直前、友達らしき中学生が一人飛び出していったそうだ)」
切島鋭児郎「(なにが心でカバーだよ…本当に怖ぇ時、本当に命を懸けて動かなきゃいけねぇ時、てめェの本性があらわれる)」
切島鋭児郎「(命と向き合って、その上で一歩踏み出せる人間がヒーローになれるんだ。俺はヒーローどころか漢でも何でもねぇ)」
切島鋭児郎「(母曰く、初めて個性が発現した時うっかり目を切ってしまったそうだ。以降しばらく自分の個性が嫌だと泣きじゃくっていたらしい)」
切島鋭児郎「(大した話でもねぇが今思えば自分の個性が嫌だったからこそ憧れたのかもしれねぇ)」
紅頼雄斗「そうじゃねぇだろ!」
切島鋭児郎「(昔、誕生日に買ってもらった偉人ヒーロー本の付録…)」
切島鋭児郎「(これで初めて見たんだっけ)」
紅頼雄斗「俺を何だと思ってるんだ!あるに決まってんだろ!死地に飛び込むのに怖くねぇ奴なんぞ余程の阿呆だけよ」
切島鋭児郎「(小学生の当時はよくわからなくて心に入ってこなかった。ただ全力でツッコんでいくその姿がカッコよかった)」
紅頼雄斗「サイドキック時代、俺は救える命を救えなかったことがあるのよ」
「存じてます。仕方のないことです。今は犯罪発生率も…」
紅頼雄斗「そういうことじゃねぇんだよ!」
紅頼雄斗「一瞬躊躇しちまったのさ。てめェの心が弱いせいで助けられなかった。ヴィランも死ぬことも怖ぇ。でもな、それよりもっと恐ろしいことを俺は知ってるのさ。亡くなった方の最期の表情、救えない辛さ、そいつを知ってるから俺は飛び込んでいける」
「あなたにとって漢気とは?」
紅頼雄斗「心の在り方だ!自信を持つとか、恐れ知らずだとか、そういうことじゃねぇ。俺はヒーローだから人々を守る!一度心に決めたならそれに殉じる!ただ後悔のねぇ生き方!それが俺にとっての漢気よ!」
紅頼雄斗「心の在り方だ!自信を持つとか、恐れ知らずだとか、そういうことじゃねぇ。俺はヒーローだから人々を守る!一度心に決めたならそれに殉じる!ただ後悔のねぇ生き方!それが俺にとっての漢気よ!」
芦戸三奈「ええええー!?」
切島鋭児郎「何その頭!?高校デビュー!?ツノある!ツノ一緒だ!」
切島鋭児郎「そうだよ。あんまいじるなよ。もう絶対後悔しねぇ。俺は守れるヒーローになる。情けねぇ自分との決別だ」
切島鋭児郎「何その頭!?高校デビュー!?ツノある!ツノ一緒だ!」
切島鋭児郎「そうだよ。あんまいじるなよ。もう絶対後悔しねぇ。俺は守れるヒーローになる。情けねぇ自分との決別だ」
切島鋭児郎「わりぃかよ」
芦戸三奈「あんま気負い過ぎんなよ!」
切島鋭児郎「いてぇ!あァ痛くねぇ!何だよ!?」
芦戸三奈「ちゃんと切島の中で乗り越えられたらそんときは教えてね。高校デビューマンって皆に言い触らすからさ、ヒッヒッヒ」
切島鋭児郎「わりぃ」
切島鋭児郎「(今までも怖ぇ思いはたくさんしてきた!でもそれ以上にいつも怖かったんだ!)」
乱波肩動「嘘だろ?まだいけるよな?」
芦戸三奈「あんま気負い過ぎんなよ!」
切島鋭児郎「いてぇ!あァ痛くねぇ!何だよ!?」
芦戸三奈「ちゃんと切島の中で乗り越えられたらそんときは教えてね。高校デビューマンって皆に言い触らすからさ、ヒッヒッヒ」
切島鋭児郎「わりぃ」
切島鋭児郎「(今までも怖ぇ思いはたくさんしてきた!でもそれ以上にいつも怖かったんだ!)」
乱波肩動「嘘だろ?まだいけるよな?」
ファットガム「(俺を盾やと思うとるんやろうけど、それ命取りやで。おまえが俺に与えた衝撃、全部吸着し沈めてある!沈めて押さえ込んどくのにめっちゃエネルギーつこてまうから盾の脂肪がガンガン燃える!)」
ファットガム「(防御はどんどん薄なるが蓄積された衝撃はどんな盾もブチ抜く矛となる!)」
天蓋壁慈「乱波!そいつ何か企んでいる!早く仕留めろ!」
ファットガム「(防御はどんどん薄なるが蓄積された衝撃はどんな盾もブチ抜く矛となる!)」
天蓋壁慈「乱波!そいつ何か企んでいる!早く仕留めろ!」
ファットガム「(せやけど予想以上に盾が削れすぎや!溜めたもん放つタメが作れへん!)」
乱波肩動「気になる!生きていたら疲労してくれ!」
ファットガム「レッド!」
切島鋭児郎「(もう二度と…二度と後悔しねぇ!)」
切島鋭児郎「(俺は!守れる!ヒーローに!)」
乱波肩動「気になる!生きていたら疲労してくれ!」
ファットガム「レッド!」
切島鋭児郎「(もう二度と…二度と後悔しねぇ!)」
切島鋭児郎「(俺は!守れる!ヒーローに!)」
乱波肩動「バリアは!」
天蓋壁慈「出すに決まってるだろ!」
天蓋壁慈「無意味なことを。我が防御の前に為す術なく倒れるだけだ」
ファットガム「無意味やないで!」
ファットガム「おおきに!ええ矛になったわ!」
ファットガム「敗因一つや!甘く見とった!」
天蓋壁慈「最大最硬防御!」
乱波肩動「無駄だ!割られる!」