TVアニメ『僕のヒーローアカデミア』第82話ネタバレ
ジェントル「平和の象徴オールマイトを筆頭に自警時代から今日に至るまでヒーローと呼ばれ歴史に燦然と輝く者たちがいる」
ジェントル「伝説の支配者オール・フォー・ワン。異能解放軍指導者デストロ。稀代の盗人、張間歐児(はりまおうじ)。一方で歴史にはヴィランとされた者も多く名を残しているのだ」
ジェントル「超人社会の法制度が定まる以前にヒーローもヴィランもまだ境界が曖昧だった頃、混沌の時代。しかしそこには自由があった」
ジェントル「アングレーズさながら剥き出しの自由が確かにあった。初めましてリスナー諸君。ここよりお届けするのは怪傑浪漫。そう私はジェントル。ジェントル・クリミナル!」
ラブラバ「ええジェントル!またアカウントが削除されていたの!だから私デビュー動画から全て上げ直したわ!」
ラブラバ「モーニングコーヒー代わりのデビュー動画で私卒倒していたのよ!」
ジェントル「ハッハッハッハ!さすがはラブラバ!」
ジェントル「さて今日の撮影に行こうじゃないか。この1杯を優雅に済ませてね」
ジェントル「何がだい?ラブラバ」
ラブラバ「だってJストアの動画全然伸びないんですもの!世間の見る目がないのよ!ジェントルはこんなに素敵なのに!」
ジェントル「外に原因を求めていては成長できないよラブラバ」
ラブラバ「でもでもだって!ジェントルはもう6年も前から“動画界のヴィラン”として活躍してきたのよ!?なのに突然ステインとかいう奴の人生動画にお株を奪われて!しかも本人じゃなく転載よ!今やヴィランといえばヴィラン連合一色!陰湿で暗ーい!嫌な感じ!」
ジェントル「そうだねラブラバ。過激で暴力的な行動は時に人を魅了する。私の流儀とは反する。しかし…」
ラブラバ「だってJストアの動画全然伸びないんですもの!世間の見る目がないのよ!ジェントルはこんなに素敵なのに!」
ジェントル「外に原因を求めていては成長できないよラブラバ」
ラブラバ「でもでもだって!ジェントルはもう6年も前から“動画界のヴィラン”として活躍してきたのよ!?なのに突然ステインとかいう奴の人生動画にお株を奪われて!しかも本人じゃなく転載よ!今やヴィランといえばヴィラン連合一色!陰湿で暗ーい!嫌な感じ!」
ジェントル「そうだねラブラバ。過激で暴力的な行動は時に人を魅了する。私の流儀とは反する。しかし…」
「微妙な事件にしか制裁しねぇ」
「Jストアに非はなかったはず」
「失敗ばっかでストレス溜まる」
「やってることが小セェ」
「ラブラバうつせ!」
「Jストアに非はなかったはず」
「失敗ばっかでストレス溜まる」
「やってることが小セェ」
「ラブラバうつせ!」
切島鋭児郎「ああ!」
緑谷出久「ごめんね!」
尾白猿夫「謝らなくていいよ。文化祭の方はこっちでやっとくから」
普通科「なァ聞いた?ヒーロー科A組ライブやるんだって。俺たちの為に」
爆豪勝己「(普通科…)」
普通科「私たちの為って何それ?自意識過剰なんじゃないの?」
普通科「ほんといい気なものだよ」
普通科「1回ヴィランに襲われてるのに、のこのこ合宿なんか行ってまた襲われて、しかも怪我人まで出して、そのせいで俺らまで、振り回してる張本人なのによくもまァ」
飯田天哉「文化祭はちょうど一ヶ月後!時間もないし今日色々決めてしまいたい!」
緑谷出久「ごめんね!」
尾白猿夫「謝らなくていいよ。文化祭の方はこっちでやっとくから」
普通科「なァ聞いた?ヒーロー科A組ライブやるんだって。俺たちの為に」
爆豪勝己「(普通科…)」
普通科「私たちの為って何それ?自意識過剰なんじゃないの?」
普通科「ほんといい気なものだよ」
普通科「1回ヴィランに襲われてるのに、のこのこ合宿なんか行ってまた襲われて、しかも怪我人まで出して、そのせいで俺らまで、振り回してる張本人なのによくもまァ」
飯田天哉「文化祭はちょうど一ヶ月後!時間もないし今日色々決めてしまいたい!」
葉隠透「まずは楽曲を決めないとね!何にする!?」
尾白猿夫「俺そういうの疎いから皆の意見に従うよ」
尾白猿夫「俺そういうの疎いから皆の意見に従うよ」
障子目蔵「俺もだ」
上鳴電気「とにかくさ、おもてなしなんだからなるべく皆が知ってる曲をやるべきじゃね?やっぱノれるやつっしょ!」
上鳴電気「とにかくさ、おもてなしなんだからなるべく皆が知ってる曲をやるべきじゃね?やっぱノれるやつっしょ!」
芦戸三奈「踊れるやつ!」
耳郎響香「皆の意見をある程度総合すると楽曲は4つ打ち系だよね。ニューレイヴ系のクラブロック、ダンスミュージックだと本当はEDMで回した方がいいけど、皆は楽器やる気なんだよね?」
耳郎響香「ベースとかドラムやってた人いる?」
耳郎響香「だよね…まずバンドの骨子ってドラムなんだけどさ、ウチギターメインでドラムは正直まだ練習中なのね。初心者に教えながらウチも練習しなきゃだと一ヶ月じゃ正直キツい」
上鳴電気「お!つーかおまえ、昔音楽教室に行かされてたつってたじゃん!」
爆豪勝己「はァ?」
瀬呂範太「爆豪ちょっとドラム叩いてみろよ!」
爆豪勝己「誰がやるかよ」
瀬呂範太「かなりムズいらしいぞー」
爆豪勝己「あァ!?」
耳郎響香「か、完璧…」
峰田実「すげぇ…」
芦戸三奈「才能マンキタコレ!」
上鳴電気「爆豪ドラム決定だな!」
爆豪勝己「そんなくだらねぇことやんねぇよ俺」
耳郎響香「爆豪お願い!つーかアンタがやってくれたらいいものになる!」
耳郎響香「皆の意見をある程度総合すると楽曲は4つ打ち系だよね。ニューレイヴ系のクラブロック、ダンスミュージックだと本当はEDMで回した方がいいけど、皆は楽器やる気なんだよね?」
耳郎響香「ベースとかドラムやってた人いる?」
耳郎響香「だよね…まずバンドの骨子ってドラムなんだけどさ、ウチギターメインでドラムは正直まだ練習中なのね。初心者に教えながらウチも練習しなきゃだと一ヶ月じゃ正直キツい」
爆豪勝己「はァ?」
瀬呂範太「爆豪ちょっとドラム叩いてみろよ!」
爆豪勝己「誰がやるかよ」
瀬呂範太「かなりムズいらしいぞー」
爆豪勝己「あァ!?」
耳郎響香「か、完璧…」
峰田実「すげぇ…」
芦戸三奈「才能マンキタコレ!」
上鳴電気「爆豪ドラム決定だな!」
爆豪勝己「そんなくだらねぇことやんねぇよ俺」
耳郎響香「爆豪お願い!つーかアンタがやってくれたらいいものになる!」
爆豪勝己「なるハズねぇだろ!あれだろ?他の科のストレス発散みてぇなお題目なんだろ?ストレスの原因がそんなもんやって自己満以外のなんだってんだ」
爆豪勝己「ムカつく奴から素直に受け取るはずねぇだろうが!」
爆豪勝己「ムカつく奴から素直に受け取るはずねぇだろうが!」
葉隠透「ちょっと!そんな言い方!」
爆豪勝己「そういうのが馴れ合いだっつってんだよ!」
飯田天哉「いやしかし確かに…配慮が足りなかったか…」
轟焦凍「話し合いに参加しねぇで後から腐すなよ」
爆豪勝己「ムカつくだろうが…俺たちだって好きでヴィランに転がされてんじゃねぇ」
爆豪勝己「何でこっちが顔色うかがわなきゃなんねぇ」
爆豪勝己「てめェらご機嫌取りのつもりならやめちまえ!殴るんだよ!馴れ合いじゃなく殴り合い!やるならガチで!」
飯田天哉「いやしかし確かに…配慮が足りなかったか…」
轟焦凍「話し合いに参加しねぇで後から腐すなよ」
爆豪勝己「ムカつくだろうが…俺たちだって好きでヴィランに転がされてんじゃねぇ」
爆豪勝己「何でこっちが顔色うかがわなきゃなんねぇ」
爆豪勝己「てめェらご機嫌取りのつもりならやめちまえ!殴るんだよ!馴れ合いじゃなく殴り合い!やるならガチで!」
爆豪勝己「ガチでだぞ!」
芦戸三奈「わかった!ガチガチ!」
上鳴電気「素直じゃねぇな!」
爆豪勝己「俺はいつだってマジだ!」
芦戸三奈「わかった!ガチガチ!」
上鳴電気「素直じゃねぇな!」
爆豪勝己「俺はいつだってマジだ!」
ジェントル「一ヶ月後、例年通りならば文化祭があるんだ。一度襲撃に遭いセキュリティを強化した学校。ヒーローの今を象徴するあの学校に」
ラブラバ「その学校ってもしかして!」
ジェントル「この私が見事侵入してみせたら、それはもうすごい大事になるだろうね」
八百万百「私、幼少の頃から教養の一環でピアノを嗜んでおりましたが、何かお役に立ちますでしょうか?」
芦戸三奈「じゃあヤオモモはキーボードだ!」
耳郎響香「シンセはクラブミュージックに欠かせないポジなの!ヤオモモ助かるよ!」
八百万百「頑張りますわ!」
尾白猿夫「ってことはそれ以外の人はダンス?」
飯田天哉「うん…ただ普通にそれだけで盛り上がれるか…」
轟焦凍「それはあのバカ騒ぎするやつの…」
芦戸三奈「演出を加えなきゃ!」
耳郎響香「シンセはクラブミュージックに欠かせないポジなの!ヤオモモ助かるよ!」
八百万百「頑張りますわ!」
尾白猿夫「ってことはそれ以外の人はダンス?」
飯田天哉「うん…ただ普通にそれだけで盛り上がれるか…」
轟焦凍「それはあのバカ騒ぎするやつの…」
芦戸三奈「演出を加えなきゃ!」
轟焦凍「それだ」
芦戸三奈「例えばこれね、火花とかテープとかミラーボールで盛り上げてるでしょ!空間作りで欠かせないのが演出!」
砂藤力道「会場は体育館を借りるんだっけ?」
飯田天哉「ああ、既に相澤先生が手配してくれている!」
芦戸三奈「じゃあね、例えば例えば、麗日が轟と切島を浮かしとくでしょ!でね!轟の氷を切島がゴリゴリ削るの!で青山がミラーボールになってるからスターダストみたく光がキラキラ舞い落ちるんだよ!ズバリ!チーム”スノーマンズ”!」
青山優雅「僕がミラーボール?」
青山優雅「いいじゃない!」
蛙吹梅雨「なる程…音楽はニューレイヴ系のクラブロックに決まったのね」
切島鋭児郎「耳郎がベースで八百万がキーボードってのはわかるんだけど…」
麗日お茶子「爆豪くんがドラムっていうのはなんていうか…」
耳郎響香「いやまだ決まってなくて…」
青山優雅「ミラーボール兼ボーカルはそう!この僕!」
切島鋭児郎「おう!楽器はできねぇけど歌なら自信あんぜ!」
葉隠透「私もお茶子ちゃんと同じで耳郎ちゃんだと思うんだよ!前に部屋で教えてくれた時、歌もすっごくかっこよかったんだから!」
耳郎響香「ちょっと、ハードル上げないでよ」
葉隠透「いいからいいから!」
峰田実「オイラたちの魂の叫びを差し置いてどんなもんだよコラ」
切島鋭児郎「耳郎の歌、聴いてみてぇな、いっちょ頼むぜ」
切島鋭児郎「おう!楽器はできねぇけど歌なら自信あんぜ!」
葉隠透「私もお茶子ちゃんと同じで耳郎ちゃんだと思うんだよ!前に部屋で教えてくれた時、歌もすっごくかっこよかったんだから!」
耳郎響香「ちょっと、ハードル上げないでよ」
葉隠透「いいからいいから!」
峰田実「オイラたちの魂の叫びを差し置いてどんなもんだよコラ」
切島鋭児郎「耳郎の歌、聴いてみてぇな、いっちょ頼むぜ」
耳郎響香「♪You know everyone wants to sparkle」
耳郎響香「Like the stars in the night sky」
耳郎響香「filled with all the dreams」
常闇踏陰「Fコードで一度手放した身ゆえ」
『ギターのFコードは初心者が躓く最初の難関だ!』
常闇踏陰「峰田、おまえが諦めるならば、俺がおまえの分まで爪弾く」
峰田実「勝手にしろよクソが…くだらんくだらん…はよ終われ文化祭…全員爪割れろ…」
芦戸三奈「峰田、ダンス峰田のハーレムパートつくったらやる?」
峰田実「やるわ!はよ来いや文化祭!」
『そして深夜1時を回った頃』
飯田天哉「よし!これで全役割決定だ!」
緑谷出久「先のインターンで無理矢理ならば20%まで自力で引き出せました。負荷が大きくて少しの間しか出せなかったけどそれでも勝てなかった」
緑谷出久「どころかエリちゃんがいてくれなかったらすぐ動けなくなってやられてました。遠距離攻撃に対して何もできませんでした。考えてみたけれど100%を使いこなせない現状でどう戦えばよかったのか答えが見つからないんです」
オールマイト「どん詰まりか」
緑谷出久「どころかエリちゃんがいてくれなかったらすぐ動けなくなってやられてました。遠距離攻撃に対して何もできませんでした。考えてみたけれど100%を使いこなせない現状でどう戦えばよかったのか答えが見つからないんです」
オールマイト「どん詰まりか」
緑谷出久「はい…」
緑谷出久「ここで20%を?」
オールマイト「ああ!レッツフルカウル!」
オールマイト「ああ!レッツフルカウル!」
緑谷出久「でもさっき言ったように20%で動くと体が軋んですぐ動けなくなるので、だから今は体作りに努めている状態で…」
オールマイト「ええい!いいからフルカウル!」
緑谷出久「(ワン・フォー・オール フルカウル20%!)」
オールマイト「その状態でその場で攻撃を繰り出すんだ」
緑谷出久「(ふ、風圧が!)」
オールマイト「君が許容限度15%を超える日が来たら教えようと思っていた。先の戦いで気付かなかったということは余程防戦一方にでもなっていたか」
オールマイト「君はもう体を壊さずとも風圧を繰り出せる」
オールマイト「ええい!いいからフルカウル!」
緑谷出久「(ワン・フォー・オール フルカウル20%!)」
オールマイト「その状態でその場で攻撃を繰り出すんだ」
緑谷出久「(ふ、風圧が!)」
オールマイト「君はもう体を壊さずとも風圧を繰り出せる」
緑谷出久「“常に100%を出力してたわけじゃない”ですね!」
緑谷出久「オールマイトが一挙手一投足100%で動いてたら周囲は暴風大災害だ。そうだよな、そうか!」
緑谷出久「20%は長くは動かせないから、インパクトの瞬間だけに体の一部のパーセンテージをコントロールするその②と、無茶をすれば短時間ながら20%まで引き出せるその⑥を組み合わせる!」
オールマイト「言うは易し。瞬間的に上限オーバーギリギリを引き出す。これまで以上に微細なコントロールが必要だ。そして緑谷少年にクエスチョン。人体で最も繊細に動かせる箇所は?」
オールマイト「そうだ。その指でコントロールの練習をすればいい」
緑谷出久「オールマイトが一挙手一投足100%で動いてたら周囲は暴風大災害だ。そうだよな、そうか!」
緑谷出久「20%は長くは動かせないから、インパクトの瞬間だけに体の一部のパーセンテージをコントロールするその②と、無茶をすれば短時間ながら20%まで引き出せるその⑥を組み合わせる!」
オールマイト「言うは易し。瞬間的に上限オーバーギリギリを引き出す。これまで以上に微細なコントロールが必要だ。そして緑谷少年にクエスチョン。人体で最も繊細に動かせる箇所は?」
オールマイト「そうだ。その指でコントロールの練習をすればいい」
通形ミリオ「さァ着いた!大丈夫!いい人ばっかりなんだから!」
通形ミリオ「ようこそ!雄英高校へ!」
ジェントル「リスナー諸君はいつどんな紅茶を飲む?私は必ず仕事前と後、仕事の大きさによってブランドを選ぶ。そしてこれはロイヤルフラッシュ。つまりどういうことかおわかりか?」
ラブラバ「違いのわかるジェントルかっこいいってこと!?」
ジェントル「次に出す動画、リスナー諸君だけでなく社会全体に警鐘を鳴らすことになる。心して待っていただきたい」
通形ミリオ「ようこそ!雄英高校へ!」
ジェントル「リスナー諸君はいつどんな紅茶を飲む?私は必ず仕事前と後、仕事の大きさによってブランドを選ぶ。そしてこれはロイヤルフラッシュ。つまりどういうことかおわかりか?」
ラブラバ「違いのわかるジェントルかっこいいってこと!?」
ジェントル「次に出す動画、リスナー諸君だけでなく社会全体に警鐘を鳴らすことになる。心して待っていただきたい」