TVアニメ『僕のヒーローアカデミア』第84話ネタバレ
『とうとう明日、文化祭本番』
切島鋭児郎「もう体育館が閉まっちまう!最終確認通しでいくぞ!」
芦戸三奈「緑谷まだ動きぬるいから!グッグッ!意識!」
緑谷出久「ラジャ!」
瀬呂範太「始める前は素人芸がって不安だったけど、バンド隊もダンス隊も素人以上のもんになっちまったな。芦戸も意外と鬼コーチだったし」
切島鋭児郎「ああ、好きだからこそガチでやれるんだろうな。あの言葉で昂ぶったんはバンド隊だけじゃねぇ」
八百万百「緊張して参りました…」
耳郎響香「本番で変なアドリブしないでね」
爆豪勝己「あァ?」
耳郎響香「混乱しちゃう奴いるから」
峰田実「興奮マックス!」
芦戸三奈「静かに!寝てる人もいるから」
飯田天哉「皆、盛り上がってくれるだろうか」
耳郎響香「そういうのはもう考えない方がいいよ」
耳郎響香「恥ずかしがったりおっかなびっくりやんのが一番よくない。舞台に上がったらもう後は楽しむ」
上鳴電気「おまえめっちゃ照れっ照れだったじゃねぇか!」
耳郎響香「あれはまた違う話でしょ」
緑谷出久「耳郎さんの話、色んなことに通じるね」
青山優雅「ウィ!他が為を考えると結局、己が為に行き着くのさ」
上鳴電気「いやいや本番朝10時からだぞ?店って大体9時からじゃん」
緑谷出久「雄英から15分くらいのとこにあるホームセンター、あそこなら朝8時からやってるんだよ」
上鳴電気「結構ギリじゃん」
切島鋭児郎「そんじゃまた明日やると思うけど夜更かし組!ひと足お先に!」
切島鋭児郎「絶対成功させるぞー!」
「おおー!」
緑谷出久「雄英から15分くらいのとこにあるホームセンター、あそこなら朝8時からやってるんだよ」
上鳴電気「結構ギリじゃん」
切島鋭児郎「そんじゃまた明日やると思うけど夜更かし組!ひと足お先に!」
切島鋭児郎「絶対成功させるぞー!」
「おおー!」
6:30 AM
『そして文化祭当日』
『そして文化祭当日』
緑谷出久「(フルカウルを常時8%、そしてインパクトの瞬間だけ20%に…)」
緑谷出久「うわーすごいかっこいい!ありがとう!文化祭終わってからでいいのに!」
発目明「終わったら36時間寝るので!」
発目明「終わったら36時間寝るので!」
オールマイト「見てもいいかい?」
緑谷出久「はい、どうぞ」
オールマイト「今はこんなにもコンパクトに作れるのか」発目明「デザインもコスの趣を崩さないようにしてるんですよ!」
発目明「クライアントの希望に一発で応えるのができるデザイナー!」
緑谷出久「嬉しいよ!本当にありがとう!これでやりたいことがやれる!」
発目明「マニュアルです!では!」
緑谷出久「ありがとう!発目さん!」
オールマイト「早速試してみよう」
緑谷出久「はい!」
緑谷出久「(いかんいかん!慣れるのに手間取ってギリギリまで練習してしまった!)」
緑谷出久「(コンビニに売ってると思ったけど意外と置いてないとこもあるんだな。時間食っちゃった。急がなきゃ!ロープも買えた。早く戻らないと)」
緑谷出久「はい!」
緑谷出久「(コンビニに売ってると思ったけど意外と置いてないとこもあるんだな。時間食っちゃった。急がなきゃ!ロープも買えた。早く戻らないと)」
8:30 AM
緑谷出久「すみません」
ジェントル「気をつけたまえよ。ゴールドティップスインペリアルの余韻が損なわれるところだったじゃあないか」
ジェントル「(ビ、ビックリしたァ…いかんいかん私としたことが…人との接触は極力避けねば) さァ行こうラブ…ハニー」
緑谷出久「すみません」
ジェントル「気をつけたまえよ。ゴールドティップスインペリアルの余韻が損なわれるところだったじゃあないか」
ジェントル「(ビ、ビックリしたァ…いかんいかん私としたことが…人との接触は極力避けねば) さァ行こうラブ…ハニー」
緑谷出久「(ゴールドティップス…ああ!八百万さんが淹れてくれた) へーあの家、喫茶店か何かなのかな?わかんないな」
ラブラバ 「(ジェントル!?)」
ジェントル「ゴールドティップスインペリアルが何かを知らなければその発想には至らぬわけだが、君わかる人間かね?幼いのに素晴らしい!」
緑谷出久「あの…僕はそんなに…友達が淹れてくれたから知ってるだけで…(何か聞き覚えのある声だな…)」
ジェントル「ほほう〜そんな高貴な友が…(ハッ!高貴な友!?エリート校…)」
ジェントル「良い友人を持っているね…(いかん)」
ラブラバ 「(ジェントル!?)」
ジェントル「ゴールドティップスインペリアルが何かを知らなければその発想には至らぬわけだが、君わかる人間かね?幼いのに素晴らしい!」
緑谷出久「あの…僕はそんなに…友達が淹れてくれたから知ってるだけで…(何か聞き覚えのある声だな…)」
ジェントル「ほほう〜そんな高貴な友が…(ハッ!高貴な友!?エリート校…)」
ジェントル「良い友人を持っているね…(いかん)」
緑谷出久「はい…人には恵まれて…(待てよ…)」
ジェントル「(紅茶で昂ぶってしまった。私としたことが。悟られる前に…)」
緑谷出久「待ってください!ルーティーンってやつですか?」
ラブラバ 「(自分を責めないでジェントル。仕方のないことよ。でも…)」
ラブラバ 「(自分を責めないでジェントル。仕方のないことよ。でも…)」
ジェントル「察しのいい少年だ」
ラブラバ 「(この子たしか…)」
ラブラバ 「(この子たしか…)」
緑谷出久「(土曜、朝、人通りなし、雄英近辺にヒーロー事務所はほぼ無し、加勢には期待できない、お店の人に通報を頼む、いや…)」
ジェントル「ラブラバ予定変更だ。これより何があろうともカメラを止めるな」
ラブラバ 「もちろんよジェントル。でもでも戦うの?ここで?果たして得策なのかしら?」
ジェントル「リスナー諸君、これより始まる怪傑浪漫、目眩からず見届けよ。私は救世たる義賊の紳士ジェントル・クリミナル。予定がズレた。只今いつもの窮地にて手短にいこう」
ジェントル「今回は”雄英入ってみた”」
ラブラバ 「キャー!」
緑谷出久「(俗っぽ!)」
緑谷出久「そんなことさせない!」
ジェントル「私の個性はエラスティシティ。触れたものに弾性を付与する」
ジェントル「たとえそれが空気だろうと」
ジェントル「ジェントリーリバウンド!」
ジェントル「暴力的解決は好みじゃない」
ラブラバ 「エグいぐらい暴力的よ、ジェントル」
ジェントル「私も驚きと混乱の最中さラブラバ。即ちそれほどのスピードとパワー。見かけによらず恐ろしい」
緑谷出久「謝るなら学校に手を出さないでよ!」
ジェントル「そいつはできぬ相談!ジェントリートランポリン!」
ジェントル「学生の頃は私も行事に勤しんだよ。君もかける思いがあるのだろうが私のこの髭と魂に及びはしまい」
ジェントル「この案件は伝説への大いなる第一歩。邪魔しないでもらいたい」
ジェントル「そいつはできぬ相談!ジェントリートランポリン!」
ジェントル「学生の頃は私も行事に勤しんだよ。君もかける思いがあるのだろうが私のこの髭と魂に及びはしまい」
ジェントル「この案件は伝説への大いなる第一歩。邪魔しないでもらいたい」
ジェントル「狂気!関わるべきじゃないな。彼が根回しを済ませる前に案件を遂行させる」
ジェントル「リスナー諸君!“雄英入ってみた”はこれよりタイムアタックへ移行する」
耳郎響香「緑谷、あんたたまにノートびゃーって書いてるけどどんな感じで書いてるの?」
緑谷出久「耳郎さんなんか気になるヒーローでも!?」
耳郎響香「いや、ノートのまとめ方っていうか…もうちょい要点見やすく書きたいんだけど、書くこと多すぎてまとめらんなくてさ」
緑谷出久「メンバーへのアドバイス!?全部耳郎さんが!?すごいや!嬉しいねこれ」
耳郎響香「いや、ノートのまとめ方っていうか…もうちょい要点見やすく書きたいんだけど、書くこと多すぎてまとめらんなくてさ」
緑谷出久「メンバーへのアドバイス!?全部耳郎さんが!?すごいや!嬉しいねこれ」
爆豪勝己「常闇!もっと音粒立たせろつったろトリ頭!」
爆豪勝己「そんなクソへニャリフで雄英の奴らの耳ぶっ壊せるんか!?アア!?」
常闇踏陰「粒立たせるとは?」
耳郎響香「常闇、レッスン3のとこ」
発目明「風圧に指向性を持たせる?」
「事件の香りがするぜ」
ラブラバ 「気にしないでおじちゃん!」
ラブラバ 「なぜならこれは撮影だから!ご近所にお伝え願えるかしら!?(こんなごまかし時間稼ぎにもならない!ジェントル辛いけど企画はもうズタボロ、ここは退くしか…)」
ラブラバ 「気にしないでおじちゃん!」
ラブラバ 「なぜならこれは撮影だから!ご近所にお伝え願えるかしら!?(こんなごまかし時間稼ぎにもならない!ジェントル辛いけど企画はもうズタボロ、ここは退くしか…)」
ジェントル「まさしくこれは不測の事態」
ジェントル「しかし私は動じないハッハッハッハ!」
緑谷出久「何でその感じでいられるんだ!」
ジェントル「必ず企画を成功させる。その覚悟がある。紳士は動じたりしないのさ」
ジェントル「しかし私は動じないハッハッハッハ!」
緑谷出久「何でその感じでいられるんだ!」
ジェントル「必ず企画を成功させる。その覚悟がある。紳士は動じたりしないのさ」
緑谷出久「(覚悟、諦める気は毛頭ない)」
ジェントル「そう!私はジェントル・クリミナル!」
緑谷出久「紳士なもんか!雄英にちょっかいかける気なんだろ!?」
緑谷出久「何するつもりだ!?」
「局はどこじゃ!?いつ放送じゃ!?」
ジェントル「いや本当ヴィラン連合のような輩と一緒くたに考えないでいただきたい」
ラブラバ 「(ジェントル!大好きなジェントル!)」
ジェントル「攫ったり刺したりしようなどとは考えちゃいないのだ。ただ私は君たちの文化祭に侵入するという企画をやりたいだけ」
ラブラバ 「(お願い!負けないで!)」
ジェントル「見逃したまえ少年」
ラブラバ 「命乞いしてるゥー!!」
緑谷出久「厳戒態勢で望んでるんだ!わかるだろ!?侵入する前にあなたみたいな人が見つかった時点で警報は鳴らされる!文化祭は中止になって逃げ場はなくなる!諦めてくれ!」
ジェントル「ほほう~それなら心配ない。我が相棒が警報のセンサーを無効化する算段だ。中止にもならない。私たちも企画成功、Win-Winの関係じゃあないか」
緑谷出久「そんなのもっと大問題じゃないか!」
ジェントル「確かに」
ラブラバ 「論破されてるゥー!!」
ジェントル「そう!それがまさに私の企画、面倒なことになる前にそろそろ向かいたいのだが」
緑谷出久「紳士なもんか!雄英にちょっかいかける気なんだろ!?」
緑谷出久「何するつもりだ!?」
「局はどこじゃ!?いつ放送じゃ!?」
ジェントル「いや本当ヴィラン連合のような輩と一緒くたに考えないでいただきたい」
ラブラバ 「(ジェントル!大好きなジェントル!)」
ジェントル「攫ったり刺したりしようなどとは考えちゃいないのだ。ただ私は君たちの文化祭に侵入するという企画をやりたいだけ」
ラブラバ 「(お願い!負けないで!)」
ジェントル「見逃したまえ少年」
ラブラバ 「命乞いしてるゥー!!」
緑谷出久「厳戒態勢で望んでるんだ!わかるだろ!?侵入する前にあなたみたいな人が見つかった時点で警報は鳴らされる!文化祭は中止になって逃げ場はなくなる!諦めてくれ!」
ジェントル「ほほう~それなら心配ない。我が相棒が警報のセンサーを無効化する算段だ。中止にもならない。私たちも企画成功、Win-Winの関係じゃあないか」
緑谷出久「そんなのもっと大問題じゃないか!」
ジェントル「確かに」
ラブラバ 「論破されてるゥー!!」
緑谷出久「もう通報してある!ヒーロー、警察が来るまで僕が足止めする!(このハッタリで諦めてくれ!)」
ジェントル「平行線だ。紅茶の余韻が残る間に眠ってもらおう雄英生!」
緑谷出久「(相手の動きを予測して…!)」
緑谷出久「(予測できない!)」
緑谷出久「(どういうことだ!?あいつはそこに…!)」
ジェントル「空気の玉なら空気の膜でお返ししよう」
ラブラバ「ジェントル!悲しいけどここはもう退いた方が!」
ジェントル「いいやラブラバ、まだだ」
ジェントル「おっと!君は私の話を聞かねばならないよ?私の個性は私の意思で解除できない。徐々に元の性質へと戻っていくのだ」
ジェントル「平行線だ。紅茶の余韻が残る間に眠ってもらおう雄英生!」
緑谷出久「(相手の動きを予測して…!)」
緑谷出久「(予測できない!)」
緑谷出久「(どういうことだ!?あいつはそこに…!)」
ジェントル「空気の玉なら空気の膜でお返ししよう」
ラブラバ「ジェントル!悲しいけどここはもう退いた方が!」
ジェントル「いいやラブラバ、まだだ」
ジェントル「おっと!君は私の話を聞かねばならないよ?私の個性は私の意思で解除できない。徐々に元の性質へと戻っていくのだ」
ジェントル「尋常ではない弾みを残しながら硬さを取り戻していく鉄骨。そして今私が立っているここのボルトを全て外した。このままだと鉄骨が崩れてしまうぞ。実に危険だ」
ジェントル「いいや、君を巻き込みたかった。元より落ちないよう跳ね返すつもりだったからね」
ジェントル「下に向かうと思ったがいやはや改めて恐ろしいスピードとパワーだ。大変心苦しいことだがそこで耐え忍んでくれたまえ。私が企画を終える頃には誰かが気付いてくれるだろう」
ジェントル「掴まれラブラバ」
ラブラバ 「エグいわジェントル!よっ!ダーティ!」
緑谷出久「(ダメだ!行かせるな!)」
上鳴電気「そろそろだな!ソワソワしてきた!」
八百万百「明鏡止水、落ち着きましょう上鳴さん」
ジェントル「掴まれラブラバ」
ラブラバ 「エグいわジェントル!よっ!ダーティ!」
緑谷出久「(ダメだ!行かせるな!)」
上鳴電気「そろそろだな!ソワソワしてきた!」
八百万百「明鏡止水、落ち着きましょう上鳴さん」
耳郎響香「つーか爆豪Tシャツ着なよ。作ったんだから」
轟焦凍「緑谷いねぇな」
青山優雅「ロープを買いに行ったさ」
轟焦凍「こんな時間まで何してんだ?あいつ」
ジェントル「予定は狂ったがラブラバ、警戒されてなお侵入に成功したとなれば私はより一層深く世に知れ渡るだろう!偉業を成した男として!」
ジェントル「しぶとい!」
ラブラバ 「ジェントルもあの子も決して諦めはしないのね。使いましょう。私の個性」
轟焦凍「緑谷いねぇな」
青山優雅「ロープを買いに行ったさ」
轟焦凍「こんな時間まで何してんだ?あいつ」
ジェントル「予定は狂ったがラブラバ、警戒されてなお侵入に成功したとなれば私はより一層深く世に知れ渡るだろう!偉業を成した男として!」
ジェントル「しぶとい!」
ラブラバ 「ジェントルもあの子も決して諦めはしないのね。使いましょう。私の個性」