さらへび先生「ねぇ待て~」
エース「ああ、この子達を頼んだ。後で必ず追っかける」
エース「こんなに強ェ奴が船長でもねェなんて納得いかねェ」
エース「ケリつけていく!」
ヤマト「どの道退屈してたんだ!相手になってやる!」
エース「火拳!」
エース「なぜだ?なぜこんなに強くて海へ出ねェ!?」
ヤマト「お…おもい!なんでこんなものつけるんだよ!」
カイドウ「余計な事考えるからだ!この島から一歩たりとも出る必要などないっ!」
カイドウ「息子ならおれの為に強くなれ!それだけ考えていろ!」
ヤマト「やめてよ!はずしてよ!お父さ~~~ん!」
ヤマト「こんな島に監禁され一歩出ると爆発する手錠までつけられた。ぼくには一生ここに留まるという選択しかない」
エース「そんなに親父を嫌がってんのに手錠はともかく何心までつながれちまってんだ!?お前の強さは親父を守る為か?それとも、おれみたいな奴を相手に憂さ晴らしをする為か…違うだろ!?自分自身の為だろ!ヤマト、お前本当はどうしたいんだ!?」
エース「よく考えるんだ。答えはお前の心の中のずっと!ずっと奥に閉まってるんじゃないのか!?」
ヤマト「ぼくの心の中…ぼくは…ぼくは…」
ヤマト「認めるよ。ぼくはぼくを縛っていた。憧れは止められない。でもぼくは不自由だった」
ヤマト「爆発する手錠…カイドウの息子…閉ざされた夢…このくそな島で終わるんだってしょうがないんだって全部父のせいなんだって自分に言い聞かせて…だけど目が覚めた」
ヤマト「ぼくだって海に出て冒険してみたい!おでんの様に自由に生きてみたいよ!海に…海に…こんな島から出てぼくは自由に生きてみたい!」
エース「そうだヤマト」
エース「それでいいんだよ!迷いは晴れたろ!?」
ヤマト「ああ!」
エース「ハハハ」
ヤマト「まさか父を殺しに来た奴とこんな事になるなんてな~」
エース「あ!?やっぱ親父の事好きなのか?」
部下「ふん!どうかしてるぞコイツ」
ブラックマリア「うふふ♡あなた可愛いわ」
フーズフー「あーあー、麦わらが先行っちまったよ。カイドウさんの手ェ煩わせちまう」
フーズフー「ウチの部下、いじめんのやめてくれるか?」
『飛び六胞フーズ・フー ネコネコの実 古代種 モデル“サーベルタイガー”』
フーズフー「元七武海、海侠のジンベエともあろう者が大人げねェ」
フーズフー「ウチの部下、いじめんのやめてくれるか?」
『飛び六胞フーズ・フー ネコネコの実 古代種 モデル“サーベルタイガー”』
フーズフー「元七武海、海侠のジンベエともあろう者が大人げねェ」
ジンベエ「わしは麦わらの一味の操舵手じゃ!価値のある方で呼んでくれんか」
ジンベエ「お前、誰なんじゃ」
フーズフー「さァ、誰だろうね」
ヤマト「これでよしと」
しのぶ「かたじけない」
ヤマト「ふふっ」
光月モモの助「どうしたのだ?」
ヤマト「いや、すまない、こうしていると」
ヤマト「彼に負わせた傷の事、思い出しちゃって」
光月モモの助「傷を負わせた?それ戦ってヤマトが勝ったのか?」
ヤマト「ううん、僕の負けさ、でもねそんな勝ち負けだけじゃない。本当に生きる意味、それを教えてくれたのは紛れもなく彼、エースだったんだ!」
レオネロ「子供達が囚われているというのは…」
レオネロ「どうやらあの島の様だな」
エース「いよいよか」
エース「やってやるよ!カイドウ!」
エース「おい!行くぞ」
スカル「鬼ヶ島の門番もあの程度の力とはいささか拍子抜けだな」
ヤマト「彼に負わせた傷の事、思い出しちゃって」
光月モモの助「傷を負わせた?それ戦ってヤマトが勝ったのか?」
ヤマト「ううん、僕の負けさ、でもねそんな勝ち負けだけじゃない。本当に生きる意味、それを教えてくれたのは紛れもなく彼、エースだったんだ!」
レオネロ「子供達が囚われているというのは…」
レオネロ「どうやらあの島の様だな」
エース「いよいよか」
エース「やってやるよ!カイドウ!」
エース「おい!行くぞ」
スカル「鬼ヶ島の門番もあの程度の力とはいささか拍子抜けだな」
エース「何者だ!名を名乗れ!」
ヤマト「キミが名乗れ!」
ミハール「だが、肝心のカイドウの奴が見当たらねェ!」
エース「何!?」
ヤマト「父達は遠征中だ!今この島には幹部の一人もいない!」
エース「父だと!?」
コーネリア「それじゃあ、あいつはカイドウの娘なのか!?」
ヤマト「ぼくはヤマト!これだけ暴れたらもう充分だろう!そんな事聞くヒマがあれば、さっさとここから立ち去ってその子達を家族の元に返してあげたらどうだ!」
ヤマト「父達は遠征中だ!今この島には幹部の一人もいない!」
エース「父だと!?」
コーネリア「それじゃあ、あいつはカイドウの娘なのか!?」
ヤマト「ぼくはヤマト!これだけ暴れたらもう充分だろう!そんな事聞くヒマがあれば、さっさとここから立ち去ってその子達を家族の元に返してあげたらどうだ!」
アギー68「さァ、ワノ国に帰りましょう」
コーネリア「君達の家族が待ってるぜ」
「このご恩は一生忘れません!」
エース「ああ、この子達を頼んだ。後で必ず追っかける」
エース「こんなに強ェ奴が船長でもねェなんて納得いかねェ」
エース「ケリつけていく!」
ヤマト「どの道退屈してたんだ!相手になってやる!」
エース「火拳!」
エース「なぜだ?なぜこんなに強くて海へ出ねェ!?」
ヤマト「出たくても出られない。キミなんかにぼくの気持ちがわかるはずないよ」
エース「ロジャーの?」
「聞いた話だが、奴が処刑される直前にひとつなぎの大秘宝とかなんとかわけわかんねェ事言ったせいでそれを信じたバカな海賊達がのさばる時代になっちまったんだとよ」
「ロジャー!?胸糞悪ィ名前出すな小僧!酒が不味くなる」
「何だ!その目は」
「聞いた話だが、奴が処刑される直前にひとつなぎの大秘宝とかなんとかわけわかんねェ事言ったせいでそれを信じたバカな海賊達がのさばる時代になっちまったんだとよ」
「ロジャー!?胸糞悪ィ名前出すな小僧!酒が不味くなる」
「何だ!その目は」
ヤマト「黙れ!そんな事言われなくてもわかってるよ!」
ヤマト「お…おもい!なんでこんなものつけるんだよ!」
カイドウ「余計な事考えるからだ!この島から一歩たりとも出る必要などないっ!」
カイドウ「息子ならおれの為に強くなれ!それだけ考えていろ!」
ヤマト「やめてよ!はずしてよ!お父さ~~~ん!」
ヤマト「こんな島に監禁され一歩出ると爆発する手錠までつけられた。ぼくには一生ここに留まるという選択しかない」
エース「そんなに親父を嫌がってんのに手錠はともかく何心までつながれちまってんだ!?お前の強さは親父を守る為か?それとも、おれみたいな奴を相手に憂さ晴らしをする為か…違うだろ!?自分自身の為だろ!ヤマト、お前本当はどうしたいんだ!?」
エース「よく考えるんだ。答えはお前の心の中のずっと!ずっと奥に閉まってるんじゃないのか!?」
ヤマト「ぼくの心の中…ぼくは…ぼくは…」
ヤマト「認めるよ。ぼくはぼくを縛っていた。憧れは止められない。でもぼくは不自由だった」
ヤマト「爆発する手錠…カイドウの息子…閉ざされた夢…このくそな島で終わるんだってしょうがないんだって全部父のせいなんだって自分に言い聞かせて…だけど目が覚めた」
ヤマト「ぼくだって海に出て冒険してみたい!おでんの様に自由に生きてみたいよ!海に…海に…こんな島から出てぼくは自由に生きてみたい!」
エース「そうだヤマト」
エース「それでいいんだよ!迷いは晴れたろ!?」
ヤマト「ああ!」
エース「ハハハ」
ヤマト「まさか父を殺しに来た奴とこんな事になるなんてな~」
エース「あ!?やっぱ親父の事好きなのか?」
エース「ウハハハ!そしたらボロボロになって帰って来てよ、ガキの頃は本当に手を焼いたんだ!」
ヤマト「面白な!キミの弟」
ヤマト「へェ~」
エース「何回でも聞きゃいいだろうが!」
光月モモの助「そうか…ワノ国を救ってくれようとした海賊がおったとはな」
ヤマト「父は怒ってたけど、結局エースと出会う事はなかった」
しのぶ「父!?」
光月モモの助「余計意味がわからぬわ!」
ヤマト「僕は怖くないよ!僕はカイドウが嫌い!僕は海と冒険に憧れて自由に生きるおでんになった!」
光月モモの助「手当感謝いたし候」
ヤマト「敬語やめてこっちに来てくれよ~」
ヤマト「僕は怖くないよ!僕はカイドウが嫌い!僕は海と冒険に憧れて自由に生きるおでんになった!」
光月モモの助「手当感謝いたし候」
ヤマト「敬語やめてこっちに来てくれよ~」
しのぶ「そこまで仰られるのでしたら」
ヤマト「エースは2年前に死んじゃったけど…」
光月モモの助「そうか…もうこの世にはおらぬのか」