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ルフィ「ゴムゴムのコングガン！！」
ルフィ「くそ…切りがねェ」
クラッカー「そうさ、切りがねェよ、おれのビスケットは無限だ」
ルフィ「お前が作るより早くぶっ壊す！」
クラッカー「スピード勝負というわけか！面白い！」
ルフィ「全部まとめてぶっ飛ばす！」
ルフィ「行くぞ！」
ルフィ「ゴムゴムのォ」
クラッカー「防御！」
ルフィ「全部まとめてぶっ飛ばす！」
ルフィ「行くぞ！」
ルフィ「ゴムゴムのォ」
クラッカー「防御！」
ルフィ「キングコングガン！！」
ルフィ「やへェ！」
ルフィ「やへェ！」
クラッカー「空気が…抜けた！？」
ルフィ「ハァ…ハァ…」
ルフィ「やべェ…もう切れちまった…」
ニジ「あァ！？何だ！？レディだと！？」
ニジ「ただのメシ炊き女を庇うのか！？」
ルフィ「やべェ…もう切れちまった…」
ニジ「あァ！？何だ！？レディだと！？」ニジ「ただのメシ炊き女を庇うのか！？」
レイジュ「まあ紳士」
サンジ「中身もこぼれちまった。これはアリゴだ。ジャガイモとチーズを混ぜて作る」
コゼット「サンジ様！お片付けは私が…」
サンジ「ジャガイモは体の免疫力を高め、血圧を安定させる。栄養価も高い。お前らが偉いからか知らねェが、コンフィの肉も部位を厳選してある。朝から作るにゃ手の込んだメニューだ」
コゼット「あ！いけませんサンジ様！王族が床に落ちた食べ物など」
ニジ「おい正気かてめェ！汚ェな！」
サンジ「味付けも完璧だ」
ニジ「どんだけ貧乏根性が染み付いてんだ！みっともねェマネすんじゃねェよ！」
ジャッジ「よせニジ！婚礼前だ！」
ニジ「ヴィンスモークの恥晒しが」サンジ「それに所属する事がおれにとっての恥なんだよ」
ニジ「何！？」
ニジ「何！？」
サンジ「食に敬意を払えねェバカも！女に手を上げる男も！」
サンジ「部下を人とも思わねェ王族の驕りも！お前達の全てがおれの思想に反する！」
イチジ「お前の言い分は多数弱者の戯言だサンジ。昔からお前の言う事は理解できなかった。王には王たる条理がある！不条理は貴様だ」
ジャッジ「まったくだ！間違いにも拍車がかかっている」
ジャッジ「それはこの男の悪影響か？ サンジ。ビッグ・マムの情報力は噂以上だ。２年前までコイツの店にいたそうだな」
ジャッジ「海域も特定済み、どうやらこれは最近の写真だな、海上レストラン“バラティエ”、どうした？顏色が悪くなってきたな」
タマゴ男爵「逃亡防止用のブレスレットだポン。麦わらの一味もサンジ当人もどうやらこの結婚に抵抗する気だポン」
タマゴ男爵「もしもの時の切り札にこのブレスレットと弱点を教えておくでソワール」
ジャッジ「まァお前が言う事を聞かなかった最悪の場合だ。“こいつの首が飛んでもいいのか？”などと脅しを使うのは…」
ジャッジ「くれぐれもバカなマネはするな。我々の機動力も承知のハズ。何も抵抗せず仲間を諦め、プリンとの結婚を受け入れろ。それで全てが丸く収まる」
ジャッジ「明日は平和な挙式にしよう。ビッグ・マムとプリンとは今日の昼食を共にする。城へ出向く準備をしろ。いいな？サンジ」
ルフィ「うわっ！」
ルフィ「おれは…サンジの所へ行かなきゃいけねェんだ！」
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