ONE PIECE |
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原作(Original Story): 尾田栄一郎(Oda Eiichiro)
TVアニメ『ONE PIECE』 第804話ネタバレ
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第804話 東の海へ サンジ決意の船出
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放送日 | 2017年9月3日 |
OPテーマ | ウィーキャン! |
CAST |
🔷モンキー・D・ルフィ Monkey D. Luffy CV.田中真弓 🔷ジャッジ Vinsmoke Judge CV.堀秀行 🔷ソラ Vinsmoke Sora CV.山本百合子 🔷レイジュ Vinsmoke Reiju CV.根谷美智子 🔷イチジ 幼少期 Vinsmoke Ichiji CV.鈴木真仁 🔷ニジ 幼少期 Vinsmoke Niji CV.三田ゆう子 🔷サンジ 幼少期 Vinsmoke Sanji CV.大谷育江 🔷ヨンジ 幼少期 Vinsmoke Yonji CV.岡村明美 🔷エポニー Époni CV.山口由里子
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科学者「目まぐるしい成長です!お子様達はまさに超人!」
ジャッジ「お前達、見事だ!」
イチジ・ニジ・ヨンジ「父上!」
ジャッジ「最愛の子達よ!」
コック「あんな贅沢な食事を毎食どこへ持って行ってるの?」
コック「さァ…」
コック「客間には誰も来ていないのに」
コック「詮索などするな。国王様の命令だ。言われた通り作ればいい」
コック「大変だ!大丈夫ですかサンジ様!」
コック「国王様よりあなたを厨房に入れるなと…」
サンジ「お願い!ねぇ…いいでしょ!?」
サンジ「できたぞ!」
ジェルマ兵「お一人でどちらまで…」
サンジ「お母さんの所」
ジェルマ兵「病棟は最後尾。遠いですし天候も…」
サンジ「いける」
ジェルマ兵「しかし…」
サンジ「ついてくるな」
サンジ「お父さんにはいわないで、ああっ!」
サンジ「何だよ!これはエサじゃないぞ!」
「ワンワン!」
サンジ「やめろ!」
エポニー「サンジ様!まさかお一人で!?」
エポニー「お気持ちは嬉しいですが…もし王妃様がお腹でも壊したら」
エポニー「でももしかしたらお味の方は…」
エポニー「ああああ~~!!」
サンジ「え~~~っ!?」
ソラ「サンジ!」
ソラ「来てくれたの!?こんな雨の日に…バレたらお父様に怒られちゃうわね」
エポニー「王妃様、サンジ様からです」
ソラ「私の為に作ってくれたの?」
サンジ「う…うん…」
ソラ「ん?」
ソラ「エポニー!」
エポニー「は…はい王妃様っ」
ソラ「余計な事しないで!サンジが私に作ってくれたものを持ってきて!」
エポニー「あ、その、ハイ、ですがアレはもう原型を留めてなかったのでゴゴミ箱に…」
ソラ「持って来て!」
エポニー「はい!」
ソラ「まあ素敵!卵焼きにお魚とバナナかしら」
サンジ「ごめん、お母さん、失敗したんだ…とちゅうで転んでおとしたし、つぶれたし、雨にもぬれたし…」
ソラ「どれ」
ソラ「ん~~♡ おいしいっ」
エポニー「え~~~~~っ!!」
サンジ「ホント?」
ソラ「ええっ」
サンジ「お母さ~~ん!」
サンジ「世界中の魚達が住んでいる伝説の海!」
イチジ「みろよ、やっぱりサンジだ」
ニジ「ホントだ間違いねェ。生きてたのかコイツ。父上はなんであんなウソを」
イチジ「死んでほしいからだろ」
ヨンジ「じゃあ本当に死んだら父上は喜ぶかな…ハハハ!」
ニジ「お前は死んで当然の出来損ないだもんなサンジ」
レイジュ「私を味方だなんて思わないでね。巻き込まれるのはイヤ」
レイジュ「あの3人こそお父様の理想の戦士。かわいそうとか悲しいとか思う感情がないのよ」
レイジュ「体の改造は私も成功してるけど、あいつらとはそこが違う。じゃあね」
サンジ「ありがとう…レイジュ」
レイジュ「そうだ。もうすぐレッドラインを登るのよ。東の海でいくつか戦争するみたい」
ジェルマ兵「東の海へ向け、移動を開始せよ」
ジェルマ兵「到着予定は3週間後」
ヨンジ「なァもうすぐどっかの国を潰しに行くみたいだぞ」
ニジ「おれ達も戦わせてくれねェかな」
レイジュ「こりないわね」
サンジ「レイジュ…おれ…おれ…コックになりたいんだ」
ジャッジ「何事だ!」
ジェルマ兵「ジャッジ様、標的国コジアが我々に気づきました!」
ジャッジ「フン!ねじ伏せろ!」
レイジュ「だから私に言わないでよ!」
サンジ「ここで…東の海でにげだせば…もう2度とお父さんのかお…見なくてすむよね!」
レイジュ「どいて!」
レイジュ「2度はないからね!ヘマしないでよ!」
レイジュ「始まったわね。あんたの仮面を外すカギはお父様の部屋にあるからとってきて!私は外の状況を見て来るから!わかった?」
サンジ「うん」
レイジュ「お父様の部屋に入ったら壁のドクロマークを探して!そこに隠し扉からあるから!」
サンジ「やった!」
ジャッジ「そこで何をしてる?」
ジャッジ「サンジか…なぜお前がここにいる」
レイジュ「お父様!」
サンジ「おれはこの国を出ていくんだ!邪魔するな!」
ジャッジ「地下にいる間にずいぶん口が悪くなったな。お前の様なただのガキが1人で生きて行ける様なやわな海など無い。死ぬぞ!?」
サンジ「それが何だ!止めたってムダだぞ!」
ジャッジ「助かるよ」
ジャッジ「私も人の子なんだな…こんな役立たずでも我が息子を直接手にかける事はできなかった。自分の意志で消えてくれるか」
ジャッジ「引き止めやしない。鉄仮面のカギはそのまま持って行け」
ジャッジ「ただ一つ、父として私からの最後の頼みを聞いてくれないかサンジ」
ジャッジ「私がお前の父親である事は、絶対に人前では口に出さないでくれ。誰にも知られたくない汚点なのだ。わかるよな!?」
サンジ「うわああああ~~~~ん」
🐌ジェルマ兵「港の客船をどうします?」
🐌ジェルマ兵「依頼には関係ない!ただ運の悪い船だ!放っておけ!」
レイジュ「あの船に乗りなさい」
レイジュ「サンジ!男がいつまでも泣くんじゃないの!」
レイジュ「いい?2度とここへ戻っちゃダメよ!」
サンジ「うん…」
レイジュ「海は広い!いつか…いつか必ず優しい人達に会えるから!」