TVアニメ『名探偵コナン』 第R122話ネタバレ
♦放送日(Air date): 2022年3月19日
第R122話 揺れる警視庁 1200万人の人質Ⅰ
キャスト
🔷江戸川コナン Edogawa Conan CV.高山みなみ
🔷松田陣平 Matsuda Jinpei CV.神奈延年
🔷萩原研二 Hagiwara Kenji CV.三木眞一郎
🔷佐藤美和子 Sato Miwako CV.湯屋敦子
🔷目暮十三 Megure Juzo CV.茶風林
🔷白鳥任三郎 Shiratori Ninzaburō CV.井上和彦
🔷高木渉 Takagi Wataru CV.高木渉
🔷千葉和伸 Chiba Kazunobu CV.千葉一伸
🔷鈴木園子 Suzuki Sonoko CV. 松井菜桜子
🔷灰原哀 Haibara Ai CV.林原めぐみ
🔷吉田歩美 Yoshida Ayumi CV.岩居由希子
🔷円谷光彦 Tsuburaya Mitsuhiko CV.大谷育江
🔷小嶋元太 Kojima Genta CV.高木渉
「当マンションの住民、避難完了しました」
萩原研二「了解!んじゃまぁゆるゆると行きますか」
萩原研二「松田、何の用だ!」
松田陳平「萩原!お前何のんびりやってんだ!さっさとバラしちまえよ!」
萩原研二「おいおいそうがなりなさんな。タイマーは止まってんだ。そっちは終わったのか?」
松田陳平「ああ、開けてみたら案外単純な仕掛けだったからな、あの程度なら…」
萩原研二「了解!んじゃまぁゆるゆると行きますか」
萩原研二「松田、何の用だ!」
松田陳平「萩原!お前何のんびりやってんだ!さっさとバラしちまえよ!」
萩原研二「おいおいそうがなりなさんな。タイマーは止まってんだ。そっちは終わったのか?」
松田陳平「ああ、開けてみたら案外単純な仕掛けだったからな、あの程度なら…」
萩原研二「3分もありゃ充分だ!だろ?」
松田陳平「そっちはどうなんだ?」
萩原研二「ああ、こっちは3分ってわけにはいかない様だな。基本的には単純なんだが、何しろトラップが多くてな、どうやらこっちが本命だったみたいだな」
松田陳平「とろこでお前、ちゃんと防護服は着てるんだろうな?」
松田陳平「そっちはどうなんだ?」
萩原研二「ああ、こっちは3分ってわけにはいかない様だな。基本的には単純なんだが、何しろトラップが多くてな、どうやらこっちが本命だったみたいだな」
萩原研二「アッハハ…あんな暑苦しいもん着てられっか」
松田陳平「馬鹿野郎!死にてぇのか!」
萩原研二「アハハ…冗談だよ冗談。俺がそんなヘマするわけねぇだろ」
『冬休みも終わりに近付いたその日、悪夢のような二日間はとても穏やかに幕を開けた』
宮本由美「どうしたのよ?ぼーっとしちゃって」
佐藤美和子「そうか、何時からだっけ?」
宮本由美「夜9時よ。ちゃんと携帯にメール入れたでしょ?」
佐藤美和子「えっと…ごめん消しちゃった」
宮本由美「もォー!メール読んですぐ消すくせやめなよ」
佐藤美和子「だって消していかないとイタズラメールでメールボックスがいっぱいになって大事なメールが消えちゃうのよ」
宮本由美「あら、私のメールが大事じゃないってわけ?」
宮本由美「遅れんなよ」
吉田歩美「わー高い!」
円谷光彦「この大観覧車は高さが125mもあって日本一大きいんですよ」
目暮警部「まぁそう嫌がるな。彼は前に色々あって上から直々に頼まれた男なんだ。よろしく面倒を見てやってくれ」
佐藤美和子「はぁい…」
佐藤美和子「ちょっと何なんのよ!先の聞き込みの仕方!あんな乱暴な聞き方をしたら誰も答えてくれないわよ」
佐藤美和子「あらメール?速いわね」
松田陳平「ああ…他人より指先が器用なんでな」
佐藤美和子「ちょっと何なんのよ!先の聞き込みの仕方!あんな乱暴な聞き方をしたら誰も答えてくれないわよ」
佐藤美和子「あらメール?速いわね」
松田陳平「ああ…他人より指先が器用なんでな」
佐藤美和子「もしかして彼女かしら?」
松田陳平「俺は今日ここで待ってなきゃいけねぇんだ。所轄からジジイの被疑者をここに連行するぐらいあんたらで出来るだろ?」
松田陳平「聞いてるぜ。毎年この1月6日に送られてきてるそうじゃねぇか」
佐藤美和子「ああ、3年前から一年ごとに本庁に送られてくる大きな数字が一つ書いてあるだけのイタズラFAXでしょ?」
目暮警部「ああ、例の数字のFAXだろ?で?今年の数字は何番だね?」
白鳥任三郎「そ…それが今回は数字ではなく…」
白鳥任三郎「我は円卓の騎士なり。愚かで狡猾な警察諸君に告ぐ。本日正午と14時に我が戦友の首を弔う面白い花火を打ち上げる。止めたくば我が元へ来い。72番目の席を空けて待っている」
佐藤美和子「ちょっと!どこ行くのよ?」
松田陳平「わからねぇのか?円卓の騎士が72番目の席を空けて待ってるって言ってんだ」
松田陳平「円盤状で72も席があるっつったら、杯戸ショッピングモールにある大観覧車しかねぇだろ」
目暮警部「くそっ!遅かったか!」
白鳥任三郎「そ…それが今回は数字ではなく…」
白鳥任三郎「我は円卓の騎士なり。愚かで狡猾な警察諸君に告ぐ。本日正午と14時に我が戦友の首を弔う面白い花火を打ち上げる。止めたくば我が元へ来い。72番目の席を空けて待っている」
佐藤美和子「ちょっと!どこ行くのよ?」
松田陳平「わからねぇのか?円卓の騎士が72番目の席を空けて待ってるって言ってんだ」
松田陳平「円盤状で72も席があるっつったら、杯戸ショッピングモールにある大観覧車しかねぇだろ」
目暮警部「くそっ!遅かったか!」
「そ…それが突然制御盤が爆発して観覧車が止まらなくなったんです!」
佐藤美和子「72番のゴンドラは今どの辺りなの?」
白鳥任三郎「まさか爆弾!?」
目暮警部「彼は去年まで警備部機動隊の中にある爆発物処理班にいたんだよ」
佐藤美和子「それではまさか前に死んだ彼の親友って」
目暮警部「ああ、多分それは4年前の1月6日、爆弾解体中に殉職した同じ処理班所属の萩原君の事だろ」
目暮警部「あの事件では2つの爆弾が別々の場所に仕掛けられていて」
目暮警部「1つは松田君が解体したが萩原君の方は間に合わなかった」
目暮警部「ああ、多分それは4年前の1月6日、爆弾解体中に殉職した同じ処理班所属の萩原君の事だろ」
目暮警部「あの事件では2つの爆弾が別々の場所に仕掛けられていて」
目暮警部「1つは松田君が解体したが萩原君の方は間に合わなかった」
目暮警部「目的は恐らく親友の仇討ちだろうから頭を冷やす為に一旦同じ一課の強行犯係に配属されたってわけだ」
白鳥任三郎「それより警部どうしますか?正午まであと6分!ゴンドラが一周して戻るまであと10分程かかりますが」
目暮警部「やむを得ん。ここは松田君に任せるしかあるまい」
白鳥任三郎「早く消化を!」
松田陳平「チッ!厄介な事になったな」
佐藤美和子「もしもし松田君?大丈夫?」
松田陳平「ああ、だが今の振動で妙なスイッチが入っちまったぜ」
松田陳平「水銀レバーだ。わずかな振動でも中の玉が転がり玉が線に触れたらオダブツよ。おれが吹っ飛ぶの見たくなきゃこいつを解体するまでゴンドラを動かすんじゃねぇぞ」
佐藤美和子「で…でも爆発まであと5分もないわよ!」
白鳥任三郎「早く消化を!」
松田陳平「チッ!厄介な事になったな」
佐藤美和子「もしもし松田君?大丈夫?」
松田陳平「ああ、だが今の振動で妙なスイッチが入っちまったぜ」
松田陳平「水銀レバーだ。わずかな振動でも中の玉が転がり玉が線に触れたらオダブツよ。おれが吹っ飛ぶの見たくなきゃこいつを解体するまでゴンドラを動かすんじゃねぇぞ」
佐藤美和子「で…でも爆発まであと5分もないわよ!」
松田陳平「フン!この程度の仕掛け3分もありゃ…」
松田陳平「!!」
松田陳平「勇敢なら警察官よ…君の勇気を称えて褒美を与えよう」
松田陳平「もう一つのもっと大きな花火の在り処のヒントを表示するのは爆発3秒前…健闘を祈る」
松田陳平「!!」
松田陳平「勇敢なら警察官よ…君の勇気を称えて褒美を与えよう」
松田陳平「もう一つのもっと大きな花火の在り処のヒントを表示するのは爆発3秒前…健闘を祈る」
松田陳平「これはたった今液晶パネルに表示された文書だ。どうやら爆弾を止めてパネルの電源が落ちると二度とそのヒントは拝めなくなっちまうらしい。つまり奴は最初から警察の誰かをゴンドラに閉じ込めてこの文書を見せるつもりだったってわけだ」
佐藤美和子「つまりこの近くに爆弾犯がいるのね!?」
松田陳平「もう一つの爆弾の在り処の見当はついてるぜ。FAXに書いてあったろ?“我が戦友の首”って…円卓の騎士は中世ヨーロッパ。あの頃の騎士は大低十字がデザインされた仮面を付けてんだ。もうわかるよな?」
佐藤美和子「病院の地図記号!」
松田陳平「もう一つの爆弾の在り処の見当はついてるぜ。FAXに書いてあったろ?“我が戦友の首”って…円卓の騎士は中世ヨーロッパ。あの頃の騎士は大低十字がデザインされた仮面を付けてんだ。もうわかるよな?」
佐藤美和子「病院の地図記号!」
松田陳平「ああ、そうだ。それがどこの病院かはヒントを見たら連絡する」
白鳥任三郎「ああ、佐藤さんがまだ彼の事を引きずっているなら我々に勝ち目はないよ。ま、我々も殉職すれば少しは対抗できるかもしれないがね」
佐藤美和子「偶然この子達に会ってね、この前の事件の時のお礼にこの子達におやつでもご馳走しようと思って。で?あなた達は?」
高木渉「それが妙なタレコミがありましてこのレストランの店内を調べたんですけど、結局何も…」
高木渉「それが妙なタレコミがありましてこのレストランの店内を調べたんですけど、結局何も…」
白鳥任三郎「どうやらガセネタだったようですね」
佐藤美和子「だったら後で由美とカラオケ行くんだけどあなた達も行く?」
高木渉「ええ、いいですよ」