TVアニメ『Dr.STONE』 第6話ネタバレ
放送日(Air Date) : 2019年8月9日
第6話『石の世界の二つの国』
Two Nations of the Stone World
CAST
🔷石神千空 Ishigami Senku CV.小林裕介
🔷大木大樹 Oki Taiju CV.古川慎
🔷小川杠 Ogawa Yuzuriha CV.市ノ瀬加那
🔷獅子王司 Shishio Tsukasa CV.中村悠一
🔷コハク Kohaku CV.沼倉愛美
石神千空「ククク…ようやく人間様の生活らしくなってきたなぁ」
石神千空「さぁていい加減、疲労感なんざ無視が合理的スイッチも限界か…」
石神千空「(クッソ…人間一人じゃ生活だけでギリギリだ。科学も進歩もクソもねえ)」
石神千空「(せめてあと一人、体力のある奴がいれば…)」
石神千空「(目星はついてた。俺の復活地点のすぐそば。おそらく同じ場所から同じように流されてきた男の…妙にゴツい手)」
石神千空「ククク…見たくもねえほど見飽きた顔だがなぁ。3700年ぶりじゃねえか」
石神千空「よう、デカブツ。さぁて千空研究所のスタートだ。おいデカブツ、何やったら俺みたく復活する?」
石神千空「(そもそも3700年前、人類全員がいきなり石化した原因は…)」
石神千空「(一つ目…)」
「地球人マジム力っくべ。全員石にすっぺ」
「ツバメでテストしたら上手くいったし」
「石化ビーム!」
「人間とツバメにだけ感染するんだぜ!」
「ククク!唆るぜ、これは!」
石神千空「今、俺の前には前人未到、新作の科学がある。唆るじゃねえか!」
石神千空「(さぁ考えろ!俺の石化はどうして破れた?シンプルに経年劣化?経年劣化で復活するってんなら、吹きっさらしの表面ほど石化が解けるはずじゃねえのか?だが石像は中まで全部石だ)」
石神千空「(どうして俺だけが硝酸で戻る?)」
石神千空「(大樹やツバメや他の連中には1ミリも効かねえ。なんでだ?俺と他の連中の違いは何だ?)」
石神千空「(考えろ…仮説でいいんだ)」
石神千空「(考えろ…考えろ…そうだ!考えてた!)」
石神千空「(3700年間…俺は意識を飛ばさなかった)」
石神千空「(脳の消費カロリーは1日400キロカロリー)」
石神千空「(3700年分のエネルギー換算だと2兆ジュール超えだ。そんなエネルギーをどこから?)」
石神千空「(E=mc²度)」
石神千空「(つまりエネルギーとブツは等価交換)」
石神千空「(どんなに石化がファンタジーだろうがな)」
石神千空「(科学の基礎だけは絶対に揺らがねえ!)」
石神千空「人手が足りねえんだ」
石神千空「とっとと硝酸喰らって目ぇ覚ましやがれ!雑アタマ!」
石神千空「起きてんだろテメーも!3700年間ずっと!」
石神千空「テメーだけは俺と同じだ!諦めの悪い奴だ!」
大木大樹「千空!俺は!」
石神千空「大樹!」
大木大樹「信じていくらでも待つぞ!お前がいなきゃダメなんだ!」
大木大樹「戻ってこい!千空ー!」
大木大樹「雨が…やんだ…」
石神千空「カモフラージュになってた雷雨の音が消えたんだ。もう大声で叫ぶんじゃねえぞ。司に聞こえたら一発アウトだ」
大木大樹「うむ!たしかに」
小川杠「来てないよね司くん!」
石神千空「ククク…よく首に気づきやがったな。ゴミみてえな小せえヒントから…大樹、杠、テメー2二人に100億万点やるよクク…」
小川杠「千…」
大木大樹「空…」
大木大樹「うおおおおおおおおおお!」
石神千空「頚神経どころか全身もれなく砕け散ったじゃねえか!殺すぞ!」
石神千空「ククク…わかってっと思うがな…逐一感謝のお言葉を垂れ流すんじゃねえぞ。俺も言わねえ」
小川杠「うん…お帰り…千空くん!」
小川杠「この皮、模様がちょっとたくてロケットっぽくない?」
大木大樹「星っぽいのもあるぞ!」
石神千空「いや1ミリもぽくねえ」
小川杠「科学の旗みたくて千空くんに似合うかも!」
大木大樹「なるほど!」
小川杠「当て木とかしといた方が、ホラ!」
石神千空「いや1ミリもいらねえ」
石神千空「もう治ってんだよ。千空博士の身を挺した人体実験は成功だ」
石神千空「石化解除の修復力は思いのほかクッソ高えぞ!」
石神千空「(俺はずっと考えてた。誰が人類を石化した?誰の攻撃だ?いや…本当にこれは…攻撃なのか?)」
小川杠「千空くんの首が治るなら」
小川杠「バラバラな石像もひっつけて復活液かけたら繋がりました!みたいなことにならないかなぁ…」
石神千空「初っぱなに試したが、バラバラの死体に戻るだけだったな。こんな修復力高ぇならなんでそ…」
石神千空「雑な大樹じゃ100億%ムリだ。手芸部ウルトラ器用なテメーにしか頼めねえ。死ぬほどきついミッションだが、やれるか?」
小川杠「ワァオオ」
小川杠「ホントのホントにメチャクチャ大変だ~でもやる!」
石神千空「ククク…えらく軽いな」
小川杠「手芸は根気ですから」
大木大樹「なんだ内緒話か!?ズルいぞ俺も混ぜろ!」
小川杠「んっと…これから司くんとこに行こうかなって…」
大木大樹「おお!そうか!司のとこか!」
大木大樹「なにィ!?」
大木大樹「なんでだー!?千空を死なせたあぶない男だぞ!いや死んでないが!たしかに元は良い奴だが、じゃなくて!少なくとも司は干空を殺したと思って!」
石神千空「ククク…それこそが今回の大戦果じゃねえか。司は俺の居場所をあの世だと勘違いしてる。一方、俺は司の居場所がいつでもわかる。こんな有利なバトルはねえ」
石神千空「テメーら二人が、司帝国にスパイとして潜入しててくれりゃあな」
石神千空「ミッションの詳細は杠に伝えた。大樹、テメーは杠を守れ。雑アタマは余計なこと知らねえ方が強ぇからな」
大木大樹「ああ、わかった!任せろ!」
石神千空「司はこれから奇跡の水、石化復活液で若者だけを増やして武力で統べる新世界を作るはずだ」
石神千空「その司帝国を倒して人類浄化の大量破壊を止めるには、科学で闘う革命軍を作るしかねえ」
小川杠「手芸は根気ですから」
大木大樹「なんだ内緒話か!?ズルいぞ俺も混ぜろ!」
小川杠「んっと…これから司くんとこに行こうかなって…」
大木大樹「おお!そうか!司のとこか!」
大木大樹「なにィ!?」
大木大樹「なんでだー!?千空を死なせたあぶない男だぞ!いや死んでないが!たしかに元は良い奴だが、じゃなくて!少なくとも司は干空を殺したと思って!」
石神千空「ククク…それこそが今回の大戦果じゃねえか。司は俺の居場所をあの世だと勘違いしてる。一方、俺は司の居場所がいつでもわかる。こんな有利なバトルはねえ」
石神千空「テメーら二人が、司帝国にスパイとして潜入しててくれりゃあな」
石神千空「ミッションの詳細は杠に伝えた。大樹、テメーは杠を守れ。雑アタマは余計なこと知らねえ方が強ぇからな」
石神千空「司はこれから奇跡の水、石化復活液で若者だけを増やして武力で統べる新世界を作るはずだ」
石神千空「その司帝国を倒して人類浄化の大量破壊を止めるには、科学で闘う革命軍を作るしかねえ」
小川杠「でも千空くん一人でどうやって?」
大木大樹「そうだ!奇跡の水、ショー酸を司に押さえられてたら火薬も作れんし肝心の人間が増やせないんだぞ?」
石神千空「あ?んなもん手はひとつじゃねえか」
石神千空「狼煙をあげた謎の連中を探し出して仲間にゲットするんだよ」
石神千空「問題は先に司とその連中が接触することだが…まぁそこは会ってねえことに賭けるしかねえ」
大木大樹「つまり、この先俺たちは司帝国でスパイ」
大木大樹「千空は仲間を集めて科学革命軍。別れて戦うわけだな」
石神千空「ククク…そういうこった。切ない別れにお涙も溢れまくるぜ」
小川杠「なんか…すごいアッサリ…男同士はドライですな…」
大木大樹「ああ!千空は合理的だからな」
大木大樹「当分、会わんことにはなるな!何週間か…何ヶ月か…ひょっとしたら…」
石神千空「なぁに3700年待ったんだ。今さら数ヶ月や数年なんてどうっつうことねえだろうよ」
石神千空「必ず立ち上げる。科学の王国を!」
獅子王司「右後方57メートル、うん、2分前からそっとついてきてる君だよ。誰なんだい?」
石神千空「必ず立ち上げる。科学の王国を!」
獅子王司「右後方57メートル、うん、2分前からそっとついてきてる君だよ。誰なんだい?」
獅子王司「(青い目…若いな…大樹たちが今復活させたのか?もしくは他にも復活する方法が…)」
獅子王司「穏やかじゃないな。まずは初めましてじゃないのかい?」
コハク「問答無用!自己紹介なら地獄でしろ!」
獅子王司「(あり得ない。この若さでここまでの戦闘能力。格闘技界に聞こえてこないはずがない。何者だ)」
コハク「あの紳士な妖術使いの男に魂朽ちるまで詫び続けろ!」
獅子王司「妖術使い?」
コハク「今しがた浴びておいてもう忘れたのか!怪しげな黒い粉で山の怒りを呼ばれていたじゃないか!」
獅子王司「(山の怒り…噴火のことか)」
獅子王司「うん、ひょっとして君は石化からの復活者じゃあなく…その子供…いや何世代目なんだい?」
石神千空「無駄口叩くな!自己紹介は後で飽きる程聞いてやっから体力温存しやがれ!」
石神千空「夕方まで粘れるか?もう限界ならちょい残しの火薬で一か八かブチ飛ばす。だが粘れるなら死ぬほど時間はかかるが100億%助けてやる」
石神千空「夕方まで粘れるか?もう限界ならちょい残しの火薬で一か八かブチ飛ばす。だが粘れるなら死ぬほど時間はかかるが100億%助けてやる」
コハク「…………」
石神千空「テメー本人じゃなきゃ分からねえ二択なんだ!ソッコーで決めろ!どっちだ!?」
コハク「ああ、内臓も骨も無事だ。粘れる!」
石神千空「(倒木の重量はざっくり1トンか…傾けるなら半分の500キロ)」
石神千空「(俺の体重が60キロちょいとして、かける2の3乗で500キロ。3枚ありゃギリいける)」
コハク「ああ、内臓も骨も無事だ。粘れる!」
石神千空「(倒木の重量はざっくり1トンか…傾けるなら半分の500キロ)」
石神千空「(俺の体重が60キロちょいとして、かける2の3乗で500キロ。3枚ありゃギリいける)」
石神千空「(竹の強度がギリだな…土をパンパンに詰めるしかねえ)」
石神千空「(ククク…こんなとこで石鹸が火ィ噴くとはな~千空大先生の発明品オールスター大集合じゃねえか!)」
コハク「なんなのだ?これは…」
石神千空「あ?」
コハク「いや…そのアルキなんとかの知恵がじゃない。君のその…一歩一歩問題解決へと楔を打ち続ける揺らがぬ信念がだよ」
コハク「私の名はコハク。どうやら私は…君のことがめっぽう好きになってしまったようだ」
コハク「いや…そのアルキなんとかの知恵がじゃない。君のその…一歩一歩問題解決へと楔を打ち続ける揺らがぬ信念がだよ」
コハク「私の名はコハク。どうやら私は…君のことがめっぽう好きになってしまったようだ」