第9話『この手に科学の灯を』
Let There Be the Light of Science
CAST
🔷石神千空 Ishigami Senku CV.小林裕介
🔷浅霧幻 Asagiri Gen CV.河西健吾
🔷コハク Kohaku CV.沼倉愛美
🔷クロム Chrome CV.佐藤元
🔷ルリ RURI CV.上田麗奈
🔷金狼 KINRO CV.前野智昭
🔷銀狼 GINRO CV.村瀬歩
🔷スイカ SUIKA CV.高橋花林
🔷コクヨウ CV.金尾哲夫
石神千空「(科学のグルメがありゃ…鉄作りのマンパワーを集められる)」石神千空「猫じゃらしラーメン、お待ち」
ガンエン「もっちりとすっげえ!それでいてすっげえ!」
クロム「おう金狼銀狼!」
クロム「いいからテメーらも食えよ!ヤッベーぜこのラーメンって飯は!」
金狼「妖術の怪しい飯など口にできるか!そもそも警備が飯の差し入れを受けるなど言語道断!ルールはルールだ」
クロム「へー、ならそれはなんだ?飯はダメでも金の槍ならもらうのか?」
銀狼「そーだそーだ!」
ジャスパー「長、コハクお嬢さ…コハクが村民に食事をふるまっているようです」
コクヨウ「何!?」
ジャスパー「行かれますか」
コクヨウ「何しにだ」
ジャスパー「食べにです」
コクヨウ「行くわけがなかろう」
ルリ「(コハク…村の外から来た方と一体何を…)」
コハク「すさまじい反響だ!どんどん集まってきているぞ!」
石神千空「ククク…問題ねぇ」
石神千空「食ったぶんだけきっちり死ぬほど働いていただくだけだ」
コハク「相変わらずワッッルい顔するな…」
浅霧幻「あ~これ飲み物も欲しくなっちゃうね~コーラとか」
石神千空「あ?コーラ?」
コハク「千空、君の仲間か?」
石神千空「違うな」
銀狼「ラーメン!ラーメンラーメンラーメンラーメン」
クロム「麺ダルダルなっちまうぞ!」
ジャスパー「長、コハクお嬢さ…コハクが村民に食事をふるまっているようです」
コクヨウ「何!?」
ジャスパー「行かれますか」
コクヨウ「何しにだ」
ジャスパー「食べにです」
コクヨウ「行くわけがなかろう」
ルリ「(コハク…村の外から来た方と一体何を…)」
コハク「すさまじい反響だ!どんどん集まってきているぞ!」
石神千空「ククク…問題ねぇ」
石神千空「食ったぶんだけきっちり死ぬほど働いていただくだけだ」
コハク「相変わらずワッッルい顔するな…」
浅霧幻「あ~これ飲み物も欲しくなっちゃうね~コーラとか」
石神千空「あ?コーラ?」
コハク「千空、君の仲間か?」
石神千空「違うな」
銀狼「ラーメン!ラーメンラーメンラーメンラーメン」
クロム「麺ダルダルなっちまうぞ!」
浅霧幻「いや~こんな可愛い子にシメられるなら悪くはないけど…なんか俺を誰かとさ、間違えちゃってね?」
浅霧幻「長髪男なんて知らないなぁ。俺は石化がとけてから、ずっと1人だけど?」
石神千空「どっかで見た顔だと思ったら、テメー、あさぎりゲンか」
コハク「知りあいか?」
石神千空「いや、1ミリもしらねえ。ゴミみてえな心理本書いてたマジシャンだ」
浅霧幻「今日も一人で食料探してたらビックリ!懐かしいラーメンの香りがしてフラフラ~っとさ~」
コハク「(この男は微塵も怯えてなどいない。そのロの紡ぐ言葉が羽根のようにめっぽう軽い)」
浅霧幻「いやジーマーで、ドイヒーな生活だったわけよ」
石神千空「ククク…まあそういうことにしといてやるよ。ともかく世の中タダ食いはねえ。ラーメン食ったやつは全員、仕事があんだ」
浅霧幻「いやジーマーで、ドイヒーな生活だったわけよ」
石神千空「ククク…まあそういうことにしといてやるよ。ともかく世の中タダ食いはねえ。ラーメン食ったやつは全員、仕事があんだ」
浅霧幻「あ~そゆことね、必死こいてる心の隙にカマかけようと、勇気あんなあ~メンタリストにそういう勝負挑んじゃう?」
浅霧幻「でも安心しなよ。特に大樹ちゃんなんか底なしの体力」
浅霧幻「知ってんでしょ?千空ちゃん」
コハク「長髪男の手先確定だ!殺すか?」
石神千空「待てバカ。あさぎりゲン、テメー100億%カマかけに気付いてて…なんで急にアッサリ司の仲間だって認めた?」
浅霧幻「司が死のうが千空ちゃんが死のうが知ったこっちゃない。俺は誰を切ってでも勝ち馬に乗る。迷ってんだよ~科学王国VS司帝国でどっち勝たした方がオイシイのかな~俺はそこしか興味ないからさ」
浅霧幻「こっちにはイケてる科学アイテムとかラーメンなんかはあるけど、まぁ仕事は地獄すぎてドイヒーだよねぇ」
浅霧幻「逆に司ちゃん帝国は科学とかないしご飯はシンプルだけどね、仕事は楽だよ~?それでアイドルとか復活させれば夢のハーレム生活」
スイカ「ハーレムってなに?」
浅霧幻「あ~ごめん。子供はまだ知らなくていいんだ」
スイカ「スイカは絶対ラーメンのがいいと思うんだよ」
浅霧幻「ん~ラーメンもいいんだけど~こう暑いとね~なんだかんだ司ちゃん推しに傾くかな」
コハク「あさぎりゲンと言ったか?貴様のような薄っぺらで身勝手な男はやはり殺すか幽閉すべきだ」
浅霧幻「うあ怖っ!」
石神千空「いや、こいつ帰さなかったら司ご本人降臨でソッコー詰みだろが。ククク…安心しまくれ。素敵すぎるニューアイテム、鉄を使って今から作るもん見たら100億%科学王国に入りたくなっからよ」
浅霧幻「あ~なんだろ?刀とか作っちゃう?」
石神千空「発電所」
浅霧幻「発電所!?ジーマーでイッちゃってんの?いや無理ゲーすぎるでしょ!」
石神千空「なんだ自然銅あんじゃねえか」
クロム「それ綺麗だから壊したくねえんだよな~」
石神千空「溶かして銅線にすんぞ」
クロム「聞いちゃいねえよクッソ」
石神千空「あとは…雷さえ来てくれりゃ…」
スイカ「本当に来ちゃったんだよ」
コハク「ハ!たしかに雷の季節だが」
クロム「ラッキーすぎんだろ!」
石神千空「逆だバカ!最悪のパターンだ!まだ1ミリも準備してねえ時によ!」
浅霧幻「まさかの雷発電?」
石神千空「ねえよそんなもん」
浅霧幻「だよね」
石神千空「磁石だ。磁石さえありゃ発電機ができる」
スイカ「磁石なら、砂鉄とったのがあるんだよ?」
石神千空「天然もんじゃパワーが話にならねえ。鉄の棒に雷落としてハイパワー磁石を科学の力で自作すんだよ。避雷針アホほど立てて待つつもりだったがな」
浅霧幻「ん~ラーメンもいいんだけど~こう暑いとね~なんだかんだ司ちゃん推しに傾くかな」
コハク「あさぎりゲンと言ったか?貴様のような薄っぺらで身勝手な男はやはり殺すか幽閉すべきだ」
浅霧幻「うあ怖っ!」
石神千空「いや、こいつ帰さなかったら司ご本人降臨でソッコー詰みだろが。ククク…安心しまくれ。素敵すぎるニューアイテム、鉄を使って今から作るもん見たら100億%科学王国に入りたくなっからよ」
浅霧幻「あ~なんだろ?刀とか作っちゃう?」
石神千空「発電所」
石神千空「なんだ自然銅あんじゃねえか」
クロム「それ綺麗だから壊したくねえんだよな~」
石神千空「溶かして銅線にすんぞ」
クロム「聞いちゃいねえよクッソ」
石神千空「あとは…雷さえ来てくれりゃ…」
スイカ「本当に来ちゃったんだよ」
コハク「ハ!たしかに雷の季節だが」
クロム「ラッキーすぎんだろ!」
石神千空「逆だバカ!最悪のパターンだ!まだ1ミリも準備してねえ時によ!」
浅霧幻「まさかの雷発電?」
石神千空「ねえよそんなもん」
浅霧幻「だよね」
石神千空「磁石だ。磁石さえありゃ発電機ができる」
スイカ「磁石なら、砂鉄とったのがあるんだよ?」
石神千空「天然もんじゃパワーが話にならねえ。鉄の棒に雷落としてハイパワー磁石を科学の力で自作すんだよ。避雷針アホほど立てて待つつもりだったがな」
石神千空「ウルシの絶縁体性能はハンパじゃねえ。鉄の棒に塗りたくれ!」
カーボ「あいつらが妖術で呼んだんじゃねえのか、この空の怒りもよォ」
マントル「あい~」
マントル「あい~」
マントル「あい~!」
マグマ「空の怒りを呼んだのは貴様か?ムハハハ!自分から殺されに来るとはいい度胸だ!」
マグマ「空の怒りを呼んだのは貴様か?ムハハハ!自分から殺されに来るとはいい度胸だ!」
浅霧幻「いやだなぁ、逆だよ逆、俺らはさ、あの雷ちゃんを妖術で消しに来たのよ」
マグマ「なァーに適当な寝言ほざいてるんだ」
浅霧幻「こんな風にね」
マグマ「マジで消えた!目の前で!」
コハク「あれで見えていないのか!?マグマたちからは!」
マグマ「なァーに適当な寝言ほざいてるんだ」
浅霧幻「こんな風にね」
マグマ「マジで消えた!目の前で!」
コハク「あれで見えていないのか!?マグマたちからは!」
石神千空「バックパームとかいう技だ。手品師がトランプとか使ってやるやつだな」
石神千空「ククク…やるじゃねえかインチキマジシャン」
石神千空「(別に無理ゲーじゃねえ)」
石神千空「(実際NASAのワシレフスキーってオッサンが雷落ちやすいとこ狙って磁石作る実験成功させてる)」
石神千空「ククク…やるじゃねえかインチキマジシャン」
石神千空「(別に無理ゲーじゃねえ)」
石神千空「(実際NASAのワシレフスキーってオッサンが雷落ちやすいとこ狙って磁石作る実験成功させてる)」
「ワシレフスキー!」
クロム「はげ山でたまったま拾った超ヤベー石だぜ!」
石神千空「クロム、テメーの10年がかりの探索の戦果だな!」
クロム「おうよ!恐れいったか!」
石神千空「超絶雷スポットだ!狙うならここっきゃねえ!」
石神千空「ソッコーで避雷針を立てるぞ!」
銀狼「なんか…やぐら作ってるよ!手伝…」
金狼「銀狼!貴様は銀の槍が欲しいだけだろう!?俺たちの仕事は監視!ルールはルールだ!」
石神千空「雷が近い!」
クロム「ヤベー!じっくりやぐら組んでちゃ間に合わねえぞ!クッソ…少しでも高くしねえと!」
コハク「地面に突き立てられる長物でもあれば!」
石神千空「電気の爆誕だ」
石神千空「唆るぜ、これは!」
クロム「ヤリィイイ!発電機用の磁石ゲットォオオ!」
銀狼「うわぁ…ボロボロだぁ~金の槍」
コハク「すまないが許せ金狼。非常事態だったものでな」
スイカ「きっとまた千空が作ってくれるんだよ」
銀狼「あれぇ!どこいっちゃったのかな槍!無くなっちゃったねぇ!自分だけ作ってもらってさぁ、僕に貸してもくれなかった金の槍!あれぇええ!?」
コハク「千空!磁石作りは失敗かもしれんぞ!くっつくどころか近づけん!謎の力で弾かれる!」
石神千空「エスエヌ逆だ」
スイカ「わあ!すごい強さだよ!」
クロム「これで作れんだな!そのヤベー電気っつう奴をよ!」
浅霧幻「しっかし千空ちゃん、発電所って火力発電?風力発電?まさかの原子力発電?」
クロム「くらえ!こないだ見したヤベー硬さの石!コランダムで削りまくるぜ!」
石神千空「ダイヤモンドの次に硬ぇ石だ。やるじゃねえかクロムコレクション」
石神千空「銅線のカバーはリン酸でって思ったが、うるしがベッチョリでもいけるな」
浅霧幻「んーと千空ちゃん、いつツッコもうか悩みまくっちゃってたんだけどね~」
石神千空「あ?」
石神千空「あ?」
浅霧幻「なんでアンパンマンになってるの?」
石神千空「うるしかぶれ」
石神千空「ククク…科学王国特製、二刀流手回し発電機完成だ!」
コハク「円盤を2枚同時に回すのか!かなり難しいな」
スイカ「二人でやればいいんだよ!」
クロム「息合わせて回さねえとガッタガタにブッ壊れんぞ」
石神千空「ああ、息ピッタリで身体能力高ぇなんつうコンビでもいりゃ、そいつらに…あ!」
金狼「またお前たちか。今度は何の用だ」
クロム「おう!ヤベー科学の機械見せてやるからついてこい!」
金狼「行くわけないだろう!」
石神千空「うるしかぶれ」
石神千空「ククク…科学王国特製、二刀流手回し発電機完成だ!」
コハク「円盤を2枚同時に回すのか!かなり難しいな」
スイカ「二人でやればいいんだよ!」
クロム「息合わせて回さねえとガッタガタにブッ壊れんぞ」
石神千空「ああ、息ピッタリで身体能力高ぇなんつうコンビでもいりゃ、そいつらに…あ!」
金狼「またお前たちか。今度は何の用だ」
クロム「おう!ヤベー科学の機械見せてやるからついてこい!」
金狼「行くわけないだろう!」
コハク「いつにも増して意固地だな。何が気に入らないというのだ」
石神千空「ククク…どう考えても金の槍ぶっ壊したからだろうが」
浅霧幻「いやぁ電気ってスゴいんだよね~科学文明!俺らの妖術世界ではもうね、あらゆるカラクリが電気で動いてんの。電気さえあれば、金や銀の槍なんかも作れちゃったり直せちゃったりするのかな~?ねえ千空ちゃん」
石神千空「ククク…どう考えても金の槍ぶっ壊したからだろうが」
浅霧幻「いやぁ電気ってスゴいんだよね~科学文明!俺らの妖術世界ではもうね、あらゆるカラクリが電気で動いてんの。電気さえあれば、金や銀の槍なんかも作れちゃったり直せちゃったりするのかな~?ねえ千空ちゃん」
金狼・銀狼「おりゃああああ!」
コハク「さすが兄弟、息ピッタリだ」
石神千空「ククク…金狼銀狼ゲットで科学王国民もだいぶメンツが揃ってきたな」
浅霧幻「ホントにアレで発電できてんの?」
石神千空「蒸し焼きにした竹の繊維だ」
コハク「高い場所が必要なのか?」
石神千空「ククク…関係ねえよ。ただまあ、せっかくだからな」
石神千空「クロム、夜は怖ぇか」
クロム「おう…そりゃまあまっ暗だかんな。なんだよ急に」
石神千空「俺らの時代に暗闇はねえ」
石神千空「エジソンのおっさんが白熱電球で」
石神千空「世界から夜を消し、24時間をねじ伏せた。人類は科学で夜に勝ったんだよ」
クロム「おう…そりゃまあまっ暗だかんな。なんだよ急に」
石神千空「俺らの時代に暗闇はねえ」
石神千空「エジソンのおっさんが白熱電球で」
石神千空「世界から夜を消し、24時間をねじ伏せた。人類は科学で夜に勝ったんだよ」