SPY×FAMILY
🖌原作(Original Story) : 遠藤達哉(Tatsuya Endo)
TVアニメ『SPY x FAMILY』 第1話ネタバレ
「大使館まではどれくらいかね」
「恐らく20分程度かと」
「あれ?ブレーキが…」
「おい!君前!前!」
「東国(オスタニア)において我が国の外交官が事故死した。だが当局は東の極右政党による暗殺と見ている。奴らは我が西国(ウェスタリス)への戦争を企てている。なんとしてもその計画を突き止めねば」
「東国(オスタニア)において我が国の外交官が事故死した。だが当局は東の極右政党による暗殺と見ている。奴らは我が西国(ウェスタリス)への戦争を企てている。なんとしてもその計画を突き止めねば」
「彼に任せよう。ウチで最も腕の立つエージェント“黄昏”」
「約束のものだ。外務大臣がヅラだという証拠写真」
「ネガもある」
「よくやった。これで奴を辞任に追い込める。次も頼んだぞ」
エドガー「オイ」
エドガー「さあ、約束のものを渡してもらおうか」
「あ!いや、だって今!やられた!」
「約束のものだ。外務大臣がヅラだという証拠写真」
「ネガもある」
「よくやった。これで奴を辞任に追い込める。次も頼んだぞ」
エドガー「オイ」
エドガー「さあ、約束のものを渡してもらおうか」
「あ!いや、だって今!やられた!」
カレン「え!?」
ロイド「君の話には知性を感じない。それじゃお幸せに」
カレン「ちょっとロバート!」
ロイド「(ごめんよカレン。君達親子に用はなくなった)」
ロイド「(ロバートという仮面も今夜限り。結婚?人並の幸せ?そんなものへの執着はスパイとなった日、身分証とともに処分した)」
ロイド「(C暗号か)
WISE局長「こんにちは。あるいはこんばんは黄昏くん。先の任務ごくろうであった」
WISE局長「おかげで大臣は命拾いし我が国にとって利となった。さて早速次の任務だ」
WISE局長「標的は国家統一党総裁ドノバン・デズモンド。東西平和を脅かす危険人物だ」
WISE局長「デジモンドは用心深くなかなか表舞台に顔を出さない」
WISE局長「唯一現れるのは、息子が通う名門校で定期的に開かれる懇親会のみ。これは政財界の大物たちが集う社交場にもなっている」
WISE局長「君は子どもをこの学校に入学させ懇親会へ潜入せよ。なお入学までの期限が迫っているため猶予は一週間とする」
ロイド「7日で子どもを作れと!?」
ロイド「失敬」
WISE局長「唯一現れるのは、息子が通う名門校で定期的に開かれる懇親会のみ。これは政財界の大物たちが集う社交場にもなっている」
WISE局長「君は子どもをこの学校に入学させ懇親会へ潜入せよ。なお入学までの期限が迫っているため猶予は一週間とする」
ロイド「7日で子どもを作れと!?」
ロイド「失敬」
WISE局長「勲章もなく新聞の片隅に載ることもない。だがそれでもその骸の上に人々の日常が成り立っていることを忘れるな」
ロイド「(いいだろ…名も顔も捨てたこの誰そ彼(たそがれ)…子持ちの父だろうと演じてみせる。すべてはよりよき世界のために)」
不動産屋「こちらがファミリータイプのお部屋になります」
ロイド「(盗聴器無し、逃走経路も確保可能) ここに決めます」
不動産屋「ではフォージャ―様こちらの書類にサインを」
ロイド「(ロイド・フォージャー。職業“精神科医”。それがオレの新しい人生。愛する家族。幸せな家庭)」
ロイド「あーそれは…これから決めます」
不動産屋「へ?」
「いいよ、どれでも好きなの持ってきな」
ロイド「(劣悪な環境だな。だがアングラな施設ほど素性のあやふやな子が多く経歴の改ざんに都合がいい)」
ロイド「(この任務は子どもさえいれば何とかなる)」
ロイド「あの、できれば読み書きができる子を探しているのですが」
ロイド「(劣悪な環境だな。だがアングラな施設ほど素性のあやふやな子が多く経歴の改ざんに都合がいい)」
ロイド「(この任務は子どもさえいれば何とかなる)」
ロイド「あの、できれば読み書きができる子を探しているのですが」
「あ…だったら」
「おいアーニャ!ウチで一番賢い。無口だがまあいい子さ (ブキミでいけすかんガキだからな。とっとともらわれてくれりゃ願ったりだ)」
ロイド「(確かイーデン校の就学年齢は6歳から)」
ロイド「(この子はどう見ても4、5歳かそこら)」
「おいアーニャ!ウチで一番賢い。無口だがまあいい子さ (ブキミでいけすかんガキだからな。とっとともらわれてくれりゃ願ったりだ)」
ロイド「(確かイーデン校の就学年齢は6歳から)」
ロイド「(この子はどう見ても4、5歳かそこら)」
アーニャ「むっつ」
ロイド「ん?」
「おまえ6歳だったのか?」
ロイド「(いや身長とか…)」
ロイド「(ん?新聞?クロスワード?子どもには難しすぎるんじゃないか?)」
ロイド「(まあオレにはとっては子どものお遊びだがな。縦1はホメオスタシス、横1は因果的閉包性、その下はシンプレクティック同相写像…)」
ロイド「できたの!?まじで!?(恐るべき知力!これなら入学試験も容易に突破できる!)」
ロイド「この子にします!(子作り任務達成…順調すぎて逆に不安だ)」
アーニャ「(すぱい…みっしょん…わくわく…っ!)」
ロイド「(ん?新聞?クロスワード?子どもには難しすぎるんじゃないか?)」
ロイド「(まあオレにはとっては子どものお遊びだがな。縦1はホメオスタシス、横1は因果的閉包性、その下はシンプレクティック同相写像…)」
ロイド「できたの!?まじで!?(恐るべき知力!これなら入学試験も容易に突破できる!)」
ロイド「この子にします!(子作り任務達成…順調すぎて逆に不安だ)」
アーニャ「(すぱい…みっしょん…わくわく…っ!)」
アーニャ「アーニャ」
ロイド「いいかアーニャ、今日からおまえはウチの子になるが、周りの人たちには元々の親子だってことにする。わかったか?」
ロイド「今日越してきたフォージャ―です」
アーニャ「ずっとまえからちちのこどものアーニャです」
「うん?」
ロイド「そうだ」
アーニャ「テレビ!」
ロイド「つけてもいいぞ」
📺「冒険アニメスパイ大戦争!」
アーニャ「アーニャこれすき」
アーニャ「アーニャこれすき」
アーニャ「けいかい」
ロイド「(警戒されるようなことしたか?手つなぎは早かったか?嫌われてる?まずいな…任務完了までにこいつとは良好な関係を保っておかねば…知らなくては!この生き物について!外交然り!相手を知ることが和平への第一歩!)」
アーニャ「(アーニャをしるとせかいがへいわに!)」
ロイド「(警戒されるようなことしたか?手つなぎは早かったか?嫌われてる?まずいな…任務完了までにこいつとは良好な関係を保っておかねば…知らなくては!この生き物について!外交然り!相手を知ることが和平への第一歩!)」
アーニャ「(アーニャをしるとせかいがへいわに!)」
ロイド「1ダルクの物は10ペント硬化じゃ買えないぞ」
ロイド「(こいつ実は頭よくない?クロスワードはまぐれ?今からでも他の子に変えた方が)」
アーニャ「すてたらやぁーーーーっ!!」
ロイド「どうした急に!?」
アーニャ「アーニャおかいどくだよ!」
ロイド「“子育ての基本は信頼感です。叱るより受けとめよう。子どもと同じ目線で…子どもは自分の気持ちをうまく言葉にできません。察してあげましょう”」
ロイド「尋問してはダメなのか…(世の親たちはこんな高難度ミッションをこなしているのか…) “将来のため自尊心を育てよう。自分で考える力を身につけさせることで将来”」
ロイド「(どうせ任務が終わったら孤児院へ戻す。ただそれだけの関係なんだ)」
アーニャ「やぁーーだぁーーっ!アーニャべんきょーやだっ!」
ロイド「試験のためにおまえの学力を知っておかなくちゃいけないんだ」
アーニャ「アーニャべんきょーしなくてもてすとできるもん!ほかのひとのここ!(こころきけば…)」
ロイド「カンニングでもするつもりか?あのな、おまえが入学できんと任…(任務が失敗)」
ロイド「もういい。出かけて来る。今日は連れていかないからな!絶対に!留守番してろ!」
ロイド「オイ!」
ロイド「ダメたと言ったろ!」
ロイド「コラそこ!バレないと思ってんのか!」
ロイド「そこ!」
ロイド「そこ!」
アーニャ「アーニャべんきょーしなくてもてすとできるもん!ほかのひとのここ!(こころきけば…)」
ロイド「カンニングでもするつもりか?あのな、おまえが入学できんと任…(任務が失敗)」
ロイド「もういい。出かけて来る。今日は連れていかないからな!絶対に!留守番してろ!」
ロイド「オイ!」
ロイド「ダメたと言ったろ!」
ロイド「コラそこ!バレないと思ってんのか!」
ロイド「そこ!」
ロイド「そこ!」
ロイド「子どもって奴は何を考えてるかわからん。何でも泣いて済まそうとする姿勢も腹立たしい」
ロイド「助かるよフランキー。答え丸暗記させれば何とかなるだろ」
フランキー「そうそう、おまえの娘、孤児院にはなかった過去の記録漁ってきた」
フランキー「出生に関するものは無し、年齢も両親も不明、ここ1年ちょいの情報しかなかったが4回も里子に出されては戻されてる。施設も2度移ってるし」
ロイド「アーニャ・ウィリアムズ、アーニャ・レブスキー、アーニャ・ロッシュ…」
アーニャ「(つまんない…すぱいおもってたのとちがう。アーニャばくだんとりかえしたいのに)」
ロイド「(スパイ道具をいじられたらかなわんから鍵かけとこ。番号は6110)」
アーニャ「お~~~~っ!ひみつつうしん!」
「ボス!新しい通信を傍受しました!」
エドガー「西の暗号か!?」
ロイド「(スパイ道具をいじられたらかなわんから鍵かけとこ。番号は6110)」
アーニャ「お~~~~っ!ひみつつうしん!」
「ボス!新しい通信を傍受しました!」
エドガー「西の暗号か!?」
「いえ、平文のようです。えっと…“タソガレサンジョウ…” 黄昏参上!?西の組織が使ってる周波数です!」
「あっまた!“オニサンコチラ”…」
「さぁ勉強の時間だよアーニャ」
アーニャ「アーニャおえかきしたい」
ロイド「(あいつ部屋散らかしてないだろうな)」
ロイド「なんだこいつら!?」
ロイド「アーニャ!攫われた!?」
ロイド「(すぐに探して…冷静になれ。状況から見て敵はオレがスパイであることを知った。今すぐ身を隠さねば危険だ。アーニャは…子どもは他にいくらでもいる。一から仕切り直して)」
ロイド「アーニャ!攫われた!?」
ロイド「(すぐに探して…冷静になれ。状況から見て敵はオレがスパイであることを知った。今すぐ身を隠さねば危険だ。アーニャは…子どもは他にいくらでもいる。一から仕切り直して)」
エドガー「このガキは何だ?まさか黄昏の?」
「部屋の外にバリケード築いて立てこもってました」
エドガー「何で外?」
エドガー「政治には透明性が大切だ。ヅラはよくない」
アーニャ「(おとのでないぴすとる…!)」
アーニャ「(ほんもののわるいひと)」
「ボス!家を張ってたグエンたちが戻ってきた」
アーニャ「(おとのでないぴすとる…!)」
アーニャ「(ほんもののわるいひと)」
「ボス!家を張ってたグエンたちが戻ってきた」
グエン「男を捕らえました」
エドガー「よくやった」「どういうことだ!?今…」
ロイド「うおっ!?大丈夫!おじさん何もしない!こわくないよ~」
ロイド「(そうか…子どもが泣いていると腹が立つ理由が何となくわかったぞ。小さかった頃の自分を思い出すからだ)」
ロイド「(誰も救いの手を差しのべてくれない。孤独や絶望とただ泣くことしかできない無力感)」
ロイド「(捨て去ったと思った過去の自分と無意識に重ねていたのだな。いやそれところか…)」
ロイド「あのなお嬢ちゃん」
ロイド「(そうか…子どもが泣いていると腹が立つ理由が何となくわかったぞ。小さかった頃の自分を思い出すからだ)」
ロイド「(誰も救いの手を差しのべてくれない。孤独や絶望とただ泣くことしかできない無力感)」
ロイド「(捨て去ったと思った過去の自分と無意識に重ねていたのだな。いやそれところか…)」
ロイド「あのなお嬢ちゃん」
アーニャ「アーニャ」
ロイド「あのなアーニャちゃん、おじさんたち実はプロの鬼ごっこ集団でね、才能がありそうな人を見つけてはいきなり勝負を挑んでるんだ」
アーニャ「ち…」
ロイド「よし行け!早く!」
ロイド「(スパイ失格?違う。失態なのはあの子を危険に巻き込んだことだ。そうだった)」
ロイド「(子どもが泣かない世界、これを作りたくてオレは)」
ロイド「(スパイになったんだ)」
「あの野郎を絶対逃がすな!」
「トラップ!?」
「何だこれ!小麦粉…」
エドガー「貴様!なぜ娘の名を!」
エドガー「バカ言え!娘がそんな」
ロイド「エドガー、おまえが娘思いなのはよく知っている」
ロイド「アーニャ!?」
ロイド「おまえなんで…あいや…勝手に家出て何してんだ…いやオレは偶然そこまで買い物に来たんだが潰れちゃったみたいダナー」
ロイド「そうか…楽しかったか?」
ロイド「(アーニャ・ウィリアムズ、アーニャ・レブスキー、アーニャ・ロッシュ)」
ロイド「だがあの家は危ないから引っ越そう。昨日毒ヘビが出たんだ」
アーニャ「へびきらい (ちちものすごいうそつき。でもかっこいいうそつき) アーニャおしろにすみたい」
ロイド「売りに出てたらな。新居に移ったら勉強だぞ」
アーニャ「むあっ!」
ロイド「今度は答え見て覚えるだけだ。カンタン」
ロイド「K-212…K-212…」
アーニャ「アーニャえらい?」
アーニャ「ははそんざいしない」
アーニャ「どうしたちち?」
ロイド「二次審査は三者面談」
ロイド「二次審査は三者面談」