第14話『Master of Flame』
CAST
🔷石神千空 Ishigami Senku CV.小林裕介
🔷浅霧幻 Asagiri Gen CV.河西健吾
🔷コハク Kohaku CV.沼倉愛美
🔷クロム Chrome CV.佐藤元
🔷ルリ RURI CV.上田麗奈
🔷金狼 KINRO CV.前野智昭
🔷銀狼 GINRO CV.村瀬歩
🔷スイカ SUIKA CV.高橋花林
🔷ジャスパー JASPER CV.竹内良太
スイカ「かっこいいんだよ金狼!でもそのマスクかぶったまま言ってもアレなんだよ!」千空・クロム「うん、うん」
銀狼「やったあ!もうマグマヘロヘロだぁ!これもう金狼の勝ちだよぉ!」
カセキ「おっほ~!ほんじゃもう優勝いただいちゃったじゃないの!」
クロム「これでルリに万能薬飲ませられんぜ!」
マグマ「そのスイカ仮面は妖術か?ルール違反じゃねえのかよ?」
金狼「そうだな。事後になってしまったが、ルールの確認をとらねばならん」
マグマ「俺はもう動けねえ。声も出ねえ。試合は終わりだ。審判のジャスパーに聞いてくれ。双方OKすんなら、潔く負けを認めるぜ」
スイカ「何話してるか聞こえないけど、なんかマグマが綺麗なマグマになったんだよ」
石神千空「あぁ?」
金狼「審判!この仮面は明らかにスイカが俺を助けようと投げ込んだ物だ」
金狼「俺はそれをわかっていて被った!反則であれば俺の負けになる。ルールはルールだ」
クロム「クッソ…自分が損するこたぁ黙っときゃいいのによ!」
銀狼「あのカタブツが金狼なんだよ」
ジャスパー「投げて直接攻撃したわけでもない。仮面はただの衣服だ。よって特に問題は…」
マグマ「ムハハハハ!せっせと確認しに行くと思ったぜ!クソがつくほど真面目バカのお前ならな!金狼!」
ジャスパー「勝者、マグマ!」
クロム「くっそぉ!汚ぇあのヤロー!」
スイカ「何話してるか聞こえないけど、なんかマグマが綺麗なマグマになったんだよ」
石神千空「あぁ?」
金狼「審判!この仮面は明らかにスイカが俺を助けようと投げ込んだ物だ」
金狼「俺はそれをわかっていて被った!反則であれば俺の負けになる。ルールはルールだ」
クロム「クッソ…自分が損するこたぁ黙っときゃいいのによ!」
銀狼「あのカタブツが金狼なんだよ」
ジャスパー「投げて直接攻撃したわけでもない。仮面はただの衣服だ。よって特に問題は…」
マグマ「ムハハハハ!せっせと確認しに行くと思ったぜ!クソがつくほど真面目バカのお前ならな!金狼!」
ジャスパー「勝者、マグマ!」
クロム「くっそぉ!汚ぇあのヤロー!」
銀狼「金狼ー!」
銀狼「金狼ー!金狼ー!」
金狼「すまん…」
銀狼「良かったぁあ!生きてたぁあ!」
石神千空「ククク…まあしゃぁねぇ。これはチーム戦だからな。誰かがマグマ倒しゃ勝ちなんだよ。今の試合で奴にも相当ダメージブチ込んだだろ。そこが一番重要だ」
ジャスパー「第2試合!クロム、マントル!前へ!」
クロム「おお!俺か!」
銀狼「金狼ー!金狼ー!」
金狼「すまん…」
銀狼「良かったぁあ!生きてたぁあ!」
石神千空「ククク…まあしゃぁねぇ。これはチーム戦だからな。誰かがマグマ倒しゃ勝ちなんだよ。今の試合で奴にも相当ダメージブチ込んだだろ。そこが一番重要だ」
ジャスパー「第2試合!クロム、マントル!前へ!」
クロム「おお!俺か!」
クロム「やべー!」
ジャスパー「続いての第3試合は、コハク欠場により勝者、千空!」
スイカ「間に合わなかったんだよ!」
コハク「スイカ!」
スイカ「コハクちゃん!」
クロム「クッソ!タッチの差で間に合わなかった!」
スイカ「ごめんなさいなんだよ!マントルに捕まっちゃってたん…」
コハク「よかった!」
コハク「ウソで本当によかった!スイカが溺れたのでなければそれでいい!」
スイカ「スイカのせいで…ごめんなさいなんだよ…コハクちゃん…負けになっちゃったんだよ」
コハク「仕方があるまい。それに、微塵もスイカのせいなどではないぞ」
「これでもう実質決まりじゃないか?」
「巫女様の夫、新しい長は…」
「巫女様の夫、新しい長は…」
「マグマだぜー!」
クロム「銀狼でマグマに勝ち目あんのかよ」
コハク「正直なところ厳しいな」
コハク「正直なところ厳しいな」
クロム「千空の科学ドリンクの生原料だろ!」
石神千空「リスみたくずっとハムってやがったのかテメーは」
銀狼「試合直前までとっといたんだよ!」
銀狼「フフフッ知ってるんだよう僕。硫酸取りに行った時に千空の科学パワーのすごさをね」
銀狼「千空特製パワーアップドリンク!生だから効きもすごいんじゃない!?」
クロム「生でって…そんなもん腹壊すだけじゃねえか!」
石神千空「しーっ!こうなったらなんも言わねぇほうがいい」
銀狼「きた、きた、きたよう!」
石神千空「謀略だらけのこの御前試合。ああいう単純なのがブチ破ったりすんだよ」
ジャスパー「第4試合、始め!」
チタン「攻撃にまるで躊躇ねえぇ!」
ガンエン「銀狼覚醒ー!」
金狼「薬草を生で食っただけで、強くなったと思い込んでるのか!」
石神千空「カフェイン初体験でテンション上がりまくってんだろ。ククク…思いこみで腹くくる。1ミリも悪いこっちゃねえ」
銀狼「フフフフ全然効かないよ。僕にあって君にないもの、それは科学の強さを信じる心だ!」
銀狼「えいっ」
「うわあああああああ!」
ジャスパー「勝者、銀狼!」
金狼「どこへ行く!銀狼!」
石神千空「リスみたくずっとハムってやがったのかテメーは」
銀狼「試合直前までとっといたんだよ!」
銀狼「フフフッ知ってるんだよう僕。硫酸取りに行った時に千空の科学パワーのすごさをね」
クロム「生でって…そんなもん腹壊すだけじゃねえか!」
石神千空「しーっ!こうなったらなんも言わねぇほうがいい」
銀狼「きた、きた、きたよう!」
石神千空「謀略だらけのこの御前試合。ああいう単純なのがブチ破ったりすんだよ」
ジャスパー「第4試合、始め!」
チタン「攻撃にまるで躊躇ねえぇ!」
ガンエン「銀狼覚醒ー!」
金狼「薬草を生で食っただけで、強くなったと思い込んでるのか!」
石神千空「カフェイン初体験でテンション上がりまくってんだろ。ククク…思いこみで腹くくる。1ミリも悪いこっちゃねえ」
銀狼「フフフフ全然効かないよ。僕にあって君にないもの、それは科学の強さを信じる心だ!」
「うわあああああああ!」
ジャスパー「勝者、銀狼!」
金狼「どこへ行く!銀狼!」
スイカ「たぶんお腹壊しちゃったんだよ」
クロム「あんだけドカ食いすりゃな」
スイカ「ボコボコのしおしおなんだよ」
金狼「ダメだ。もうまともに闘えるとは思えん」
石神千空「現況、わかってっと思うがな、マグマを決勝に行かせたらゲームオーバーだ」
コハク「満身創痍の銀狼、もしくは千空がマグマに勝てる可能性はゼロだ」
石神千空「ここでマグマさえブッ倒せば、村の長&ルリの夫はクロム、テメーってことになる」
コハク「まともにぶつかり合えばクロムがマグマに勝てる道理はない。だがこれはチーム戦だ」
石神千空「金狼の攻撃が効きまくってるっつうワンチャンに賭けるしかねえ!」
スイカ「クロムだってずっと的で練習がんばってたんだよ。闘いの神様がきっと見てくれてるんだよ!」
ジャスパー「準決勝!マグマ対クロム!始め!」
銀狼「ど…どうなったの!?クロム対マグマは…」
コハク「まともにぶつかり合えばクロムがマグマに勝てる道理はない。だがこれはチーム戦だ」
石神千空「金狼の攻撃が効きまくってるっつうワンチャンに賭けるしかねえ!」
スイカ「クロムだってずっと的で練習がんばってたんだよ。闘いの神様がきっと見てくれてるんだよ!」
ジャスパー「準決勝!マグマ対クロム!始め!」
銀狼「うわああああ!降参しちゃいなよう!」
浅霧幻「あっちゃ~これちょっとバイヤーなんじゃないの?クロムちゃん」
マグマ「クロム、お前がルリの為に勝負を投げるつもりがねえのはわかってる」
クロム「おう…意外と物わかりいいじゃねぇかマグマ…脳みそ筋肉のクセによ」
マグマ「余計燃えてくるぜ。ルリが泣いてお前の負けを乞うまで、二度と歩けねえほどのボロクズに仕立ててやるよ」
クロム「必殺目くらまし!」
マグマ「何が必殺だ!ふざけやがって!」
クロム「(そうだ…ハナっから俺がケンカでマグマに敵うわけもねえ!)」
クロム「そう、俺はクロム」
クロム「必殺目くらまし!」
マグマ「何が必殺だ!ふざけやがって!」
クロム「(そうだ…ハナっから俺がケンカでマグマに敵うわけもねえ!)」
クロム「そう、俺はクロム」
クロム「科学使い、クロムだ!」
クロム「(ド快晴!)」
クロム「(太陽光&レンズで着火。その一撃にすべてを賭けるしかねえ!)」
石神千空「勘違いしてやがる…クロムの狙いは、スイカメガネのレンズでマグマの黒い服に着火…どう見てもそれだ」
石神千空「着火用の虫眼鏡は光を集める凸レンズ。逆にメガネは光を広げる凹レンズ。スイカメガネじゃ火なんか100億%つかねえんだよ!」
クロム「(ルリは俺が救う。俺が勝ってこの村を科学王国にする!)」
クロム「(千空が作ったレンズと俺の執念があれば!)」
石神千空「ダメだクロム!メガネの凹レンズじゃ着火はできねえ!」
クロム「(太陽光&レンズで着火。その一撃にすべてを賭けるしかねえ!)」
石神千空「勘違いしてやがる…クロムの狙いは、スイカメガネのレンズでマグマの黒い服に着火…どう見てもそれだ」
石神千空「着火用の虫眼鏡は光を集める凸レンズ。逆にメガネは光を広げる凹レンズ。スイカメガネじゃ火なんか100億%つかねえんだよ!」
クロム「(ルリは俺が救う。俺が勝ってこの村を科学王国にする!)」
クロム「(千空が作ったレンズと俺の執念があれば!)」
石神千空「ダメだクロム!メガネの凹レンズじゃ着火はできねえ!」
クロム「おう!心配すんな千空先生!これでも俺も科学使いの端くれだ!(クッソ…腕を少しも震わせんな!
水面を鎮めろ)」
水面を鎮めろ)」
石神千空「文字通り、汗と涙で着火用の凸レンズを作り出しやがった!」
石神千空「ああ、収斂発火っつってな、吸盤+空気の凸レンズで火事んなったことすら…」
浅霧幻「クロムちゃんの着火にあと何秒要る?そこ肝だね」
石神千空「何気にシャレんなってねえんだ。計算がよ。今ソッコーで出してる。レンズが直径5㎝で太陽定数1366W/㎡…発熱速度の暗算がとんでもねぇ…2.6821…ざっくり2.68」
石神千空「60秒。ジャストだな」
浅霧幻「オッケー!こっからはメンタリストの仕事だね!」
浅霧幻「マグマちゃ~ん」
浅霧幻「こないだはどうも。殺してくれてありがとう」
マグマ「お…お前!よそ者妖術使い!」
マントル「ななななんで生きてるんでしょ~!?」
浅霧幻「マグマちゃんに今一歩でも動くと心臓が爆発する妖術をかけちゃったよ~」
マグマ「外野の妖術攻撃だろこれは!反則じゃ…」
石神千空「爆発したらそうだろな。でもハッタリならただのヤジだ。問題ねえだろ?試しに動いてみりゃいいじゃねえか。爆発すっかどうか」
金狼「(ゲスい…)」
石神千空「クロムちゃん!マグマが動けない今のうちに倒しちゃいなよ!」
クロム「だ…だめだおれ!こしがぬけてもううごけねえ!」
コハク「なななんというクロムの猿芝居!」
石神千空「ククク…まあいけんだろ。ゲンの方の迫力でな」
浅霧幻「頼む…よ!早く!この妖術、ジーマーで妖力使うから…1分しか止めらん…ない!」
マグマ「ムハハハハハ!お前が腰抜けで助かったぜ!このまま妖術使いがカ尽きるまで黙って待てば済む話だ!」
石神千空「(やるじゃねえかメンタリスト!)」
石神千空「ククク…まあいけんだろ。ゲンの方の迫力でな」
浅霧幻「頼む…よ!早く!この妖術、ジーマーで妖力使うから…1分しか止めらん…ない!」
マグマ「ムハハハハハ!お前が腰抜けで助かったぜ!このまま妖術使いがカ尽きるまで黙って待てば済む話だ!」
石神千空「(やるじゃねえかメンタリスト!)」
浅霧幻「(マグマちゃんには金狼ちゃんが相当ダメージを与えてる。クタクタでクロムちゃんを殴り続けたんだもんね~わかるよ?ホントは休みたい。そこに素敵な言い訳をプレゼント。妖術が切れるまで待つのが賢明だ)」
「おいどうした!」
「クロムいけよ!」
「さぁ早く!」
「やれやれ!」
石神千空「(ゲンが60秒作った。あとはクロム、テメー次第だ)」
石神千空「(60秒は理想値。レンズの水面が波打つだけで、計算が狂う)」
クロム「(俺がルリを救うんだ)」
クロム「(千空の科学、ゲンのマジック、俺の執念!)」
クロム「(力が合わされば、光はそこに火を点す!)」