Dr.STONE | 第2期2話『Hot Line』ネタバレ

Dr. STONE

🖊原作(Original Story) : 稲垣理一郎(Inagaki Riichiro)

TVアニメ『Dr.STONE』 第2期2話ネタバレ

放送日(Air Date) : 2021年1月21日

第2期2話『Hot Line』

CAST

🔷石神千空 Ishigami Senku CV.小林裕介

🔷浅霧幻 Asagiri Gen CV.河西健吾

🔷大木大樹 Oki Taiju CV.古川慎

🔷小川杠 Ogawa Yuzuriha CV.市ノ瀬加那

🔷クロム Chrome CV.佐藤元

🔷金狼 KINRO CV.前野智昭

🔷銀狼 GINRO CV.村瀬歩

🔷コハク Kohaku CV.沼倉愛美

🔷ルリ RURI CV.上田麗奈

🔷スイカ SUIKA CV.高橋花林

🔷カセキ KASEKI CV.麦人

🔷コクヨウ KOKUYO CV.金尾哲夫

🔷マグマ MAGMA CV.間宮康弘

🔷紅葉ほむら Momiji Homura CV.豊崎愛生

マグマ「チッ！なんでこんなコソコソ出なきゃなんねえんだよ！」

浅霧幻「いや見つかったらつけられちゃうでしょ？」
クロム「極秘の携帯作戦が全部バレて終わりじゃねえかよ」

マグマ「そのほむらとかいう敵の監視が邪魔なら、ブッ殺すかとっ捕まえちまえばいいだろうが！」

クロム「隠れてる場所がわかりゃな！」

浅霧幻「でもね、今だけは普段隠れてるほむらちゃんも様子見に動かざるをえないの。だって向こうが警戒してんのは火薬でしょ？あんなゴイスーな爆音聞こえちゃって監視役がチェックしないとかありえない」

スイカ「あっ！チラッと見えたんだよ！急いで動く人影が」

スイカ「もう捕まえに行っちゃったんだよ」
カセキ「すさまじいのう！コハクちゃんは。行動力と決断力が」


紅葉ほむら「(爆発の跡)」

紅葉ほむら「(悪寒)」

紅葉ほむら「(首筋)」



コハク「(どうなっている…あの動き)」


紅葉ほむら「(体操)」

紅葉ほむら「(知るわけない。この時代のあなたが)」

コハク「むやみに殺す気はない！」
紅葉ほむら「知ってる。峰打ちだった。いつまで追うの？」

コハク「貴様を捕らえるまでだ！」

紅葉ほむら「ムリ。諦めて」

コハク「(こうなれば村方面に追い込む！)」

スイカ「あっ！こっちに来たんだよ！」

コクヨウ「隠居と子供は退避！残りは総出で包囲だ！」

紅葉ほむら「(千空？)」




石神千空「ククク…気になんだろ？目ん玉ひんむいてじっくり眺めていいぞ。科学のビックリドッキリアイテムレベル2」

石神千空「閃光玉だ」

メカ千空「久しぶりじゃねえか。俺の名はメカ千空！楽しい閃光玉の作り方を教えてやる」

メカ千空「まず海水を煮詰めると“にがり”っつうのが湧いて出るぞ。それをアッツアツに溶かして電気を流してやると、マグネシウムゲット！電球にブチ込みゃ完成だ。プリントゴッコのランプがこれだ。あ？“プリントゴッコなんて知らねえ”？パパ・ママに聞いてみろ。知ってっかもだぞ」

紅葉ほむら「変なとこ触らないで」

石神千空「ククク…その手の小芝居は相手見てやれ。科学文明作ったあとなら、いくらでもドキドキ純情少年してやっからよ」

紅葉ほむら「(力ずくで逃げる？パワーでかなうわけ…あっ！)」

石神千空「ああああっ！」

銀狼「ミジンコパワ！」


コクヨウ「パワーの問題ではない！」
金狼「どうなっている！？この女の体術！」


コクヨウ「逃げられたか」
コハク「まだ目がチカチカと…」
カセキ「目がよすぎると悪いこともあるのう」

紅葉ほむら「金狼、銀狼」

紅葉ほむら「コハク、スイカ、カセキ、ジャスパー、コクヨウ、ターコイズ、マントル、アルゴ」

スイカ「なんでみんなの名前知ってるんだよ？」
カセキ「それだけじっくりバッチリわしらのこと、監視されちゃってたってことっぽいのう」

紅葉ほむら「クロムとマグマとゲンは？村人が勢ぞろいなのに3人だけいない…不自然」

紅葉ほむら「どこ？」

紅葉ほむら「(技術のクロムと体力のマグマ。鉱石採掘？)」

紅葉ほむら「(違う。それならゲンは不要。ゲンはなぜ同行？案内？どこへ？)」

紅葉ほむら「(私たちの本陣に運んでる。陽動までして…何か重要な科学武器…何を？)」

金狼「恐らく気づかれたな…クロムたち携帯部隊の動きに」
銀狼「えっ！マズいよこれ！」

コハク「クロムたち先発隊は、司帝国本陣にまっすぐ進軍中だ。ほむらはそれを追っている。携帯を発見されるのは時間の問題」

コハク「破壊…もしくは司に報告されるだけでも終わりだ」
カセキ「ひぃー！やめてちょ！あんなに頑張って作ったのに」

石神千空「ククク…科学のビックリドッキリアイテム、最終兵器のレベル3が火ぃ吹くな」

銀狼「ライトで照らしたとこに…」
スイカ「光のマークなんだよ」

石神千空「さーて時間ねえんだ。とっとと始めんぞ。楽しい二重追跡レースのスタートだ」

スイカ「青い宝石！」

石神千空「の粉末だ」
コハク「なるほど！ほむらの手足に付けたのか」

カセキ「でもあれってば、朝日の直前に一瞬だけ光るとかじゃなかった？」

石神千空「紫外線な。それを人工的に照らす科学の明かりが、このブラックライトだ」

石神千空「ニッケル、バリウム、お宝洞窟で採れた石のおかげだ。要はただガラスに混ぜもんして紫色にした電球だ」

コハク「千空、確認しておく」
石神千空「ん？」
コハク「ほむらの動きは尋常ではない」

石神千空「体操な。テメーらの時代にはねえ技だ」
コハク「傷つけずに捕らえるのは不可能だろう。だが峰打ちをやめ、一太刀で首をはねるなら可能だ」

コハク「よいのだな？殺して」
石神千空「コハク、テメーは人間ブチ殺したこと、あんのか？」

コハク「あるわけがなかろう」

コハク「だからこそ、やらねばならぬその瞬間、私は必ず躊躇する。己の弱さを露呈する。その刹那の迷いを消すために。強い言霊にしなくてはならぬのだ」

石神千空「フッ…安心しろ。もしかすっとその腰の物騒なもんは出番すらねえかもしんねえぞ。ククク…苦労して作ったそのアホほどでけえ箱は、何のためにあると思ってんだよ。現代戦最強の武器“情報通信”だ」

クロム「ヤベー！」

浅霧幻「割れてない？中の真空管とか」

クロム「どっちにしろ移動中時々点検はしねえとな」

クロム「わっ！かかってきた」
浅霧幻「ストーップ！出ちゃダメクロムちゃん！」

クロム「なんでだよ？」
マグマ「止まったぞ」

浅霧幻「この段階でかけてくるってことは用件は1個しかないでしょ。しかもワン切り」

浅霧幻「見つかっちゃったのよほむらちゃんに。俺らは追われてんの。受話器で話してるとこ見られたら、携帯運んでんのがバレちゃうからねえ。俺らの仕事は、今はまだそしらぬ顔で進むこと」

石神千空「このレースは二重の鬼ごっこだ。携帯を運ぶクロムたち、それを追うほむら、そのほむらを追う俺ら」

石神千空「だがな、この位置関係で俺らが電波で連携とったらどうなる？」

コハク「鬼ごっこがいきなり挟み撃ちに変わる？」
石神千空「ククク…それが情報戦だ」

紅葉ほむら「氷月様…」


コハク「マズいな…川でこの先光が途切れている」
石神千空「チッ…完璧に粉洗われたな。朝日で光って気づいたか」

金狼「それよりずっとこの携帯とやらがブツ切れに鳴っているが…」

石神千空「あ～そりゃゲン先生がワン切りしまくってんだ。呼び出し音を使ったモールス信号」

石神千空「電話器使えねえから文字通信してんだよ。言ってみりゃ、こういうことだな」
金狼「いや、さっぱりイメージできんが」
コハク「科学文明の例えはわからんぞ」

石神千空「数キロほど前から、ゲンの申告位置とほむらのルートが一致してる」

コハク「つまりほむらはクロム隊を発見して、追尾を始めたのだな？」
石神千空「ククク…値千金の情報じゃねえか」

石神千空「ほむらが前をつけてる今、携帯で位置データを通信してる俺らには、全ての駒の配置が見える。情報の挟み撃ちだ」

浅霧幻「ダメだリームー。電波拾えなくなっちゃった。クロムちゃん、木の上に立ててみて」
クロム「おうよ」

紅葉ほむら「(電波？はっ！まさかこの石の世界に…)」


紅葉ほむら「(通信機！？…確認！)」

紅葉ほむら「(絶対！監視として…今なら破壊すら可能！千載一遇)」

紅葉ほむら「(偽物？なぜ？)」


紅葉ほむら「(ゲンの…すり替えマジック)」

金狼・マグマ「うおおおお！」

紅葉ほむら「(とれない…受け身…確実な…死…さよなら氷月様)」

石神千空「今だ！」

コハク「全ての情報を制すれば、無傷で確保も可能だな！」

クロム「よっしゃ！」
石神千空「ククク…唆るだろ？これが科学王国の情報通信戦争だ」



クロム「ここが…」

クロム「着いたぜついに！ラスボス司の本拠地によ！」

浅霧幻「しーよクロムちゃん！司ちゃん軍に耳ゴイスーなのとかいるんだから」
クロム「おっ！お…おう悪い…ヤベえ…せっかくここまで来て見つかったら…」


クロム「何だ石像か…ヤベえクッソ強そうなヤツばっかじゃねえか」

マグマ「何か顔に血で書いてあんぞ？」
浅霧幻「復活させる優先順位っぽいねえ。前俺が見たときはなかったけど」

浅霧幻「一番若い番号で33」

浅霧幻「つまり、司ちゃんはあれから最低でも32人は復活させちゃってる。思ったより、かなりペース早いよ」

クロム「司軍の連中ガンガン仲間に引き込んでもよ、もっとガンガン戦士作られちゃ意味ねえな」
浅霧幻「ちょーっとズイマーだね～これ」

マグマ「あ？んなもん今ここで全部ブッ壊しちまえばいいだろうが。いや、それすら面倒くせえ。腕でも足でも適当にベキベキちぎっときゃもう戦力になんねえよ」

クロム「エグいなマグマテメー…なんか味方っぽくなったから忘れてたぜ」
浅霧幻「自分の敵には容赦ないよねジーマーで…まあリアルな話、ありかなしかで言ったらさ、ベストなんだろうね、今壊すのが」





浅霧幻「いや～リームーリームー。な～んにも悪くないからさ、この石像のみんなは。せめてド悪人とかだったらねえ」

浅霧幻「人間リアリストぶってもさ、いざ自分がジーマーで手え下すってなるとねえ。弱いねえ実際…弱い」

浅霧幻「だからこそ、やっぱそれができちゃう司ちゃんはバイヤーすぎんのよ。止めないと」

クロム「弱くなんかねえぞ。俺らはもっと上目指してんだ。なるべく無血開城。要は司軍が増えるより早く味方に引き込みゃいいだけだろ。なら行こうぜ！俺らのミッションは、1秒でも早く携帯のホットライン作ることじゃねえか！」


クロム「つうかマグマ、テメー余裕で石像ブッ壊そうとしてたよな」
マグマ「あ？あんな知らねえ連中どうだっていいじゃねえか」
浅霧幻「ああうんそうね。マグマちゃんは味方でよかった、ジーマーで」

クロム「ああ…ここって…」
浅霧幻「お墓～」
マグマ「司軍の連中のか？」
浅霧幻「いや」
マグマ「じゃ誰のだよ？」

浅霧幻「千空ちゃんのお墓～」

マグマ「死んだのか千空が！？」
クロム「いや生きてんだろどう考えてもよ。司に死んだと思わせるための建て前だろ」

石神千空「ククク…俺は死んだことになってんだ。墓参りは欠かすんじゃねえぞ」

コハク「ハ！千空の墓が物資の受け渡し場所になるわけか」
石神千空「ククク…完璧な聖域だ。司軍の連中は俺の墓なんか興味ねえからな」
金狼「しかも墓参りなら、通いつめても疑われはしない」

石神千空「死人の千空様としゃべくれる墓。霊界通信機の爆誕だ」

浅霧幻「うまいよねえジーマーで。墓だから死者とトークしてても不自然じゃない」

浅霧幻「けどこれは…さすがに不自然かなあ」
クロム「バレバレすぎんだろ隠し方」

クロム「クッソ岩だ…邪魔だな」

マグマ「ムハーッ！」


クロム「自由すぎんだろマグマテメー！」
浅霧幻「ともかく隠さないと！」

クロム「おう…なんとかバレねえで済んだっぽいな」
マグマ「ビビりすぎだヒョロガリどもはよ」
浅霧幻「いやまだわかんないよ？言ったでしょ、耳ゴイスーすぎるのがいるって」


クロム「ヤッベー！」


西園寺羽京「(確かに…この辺で音がしたはずなんだけど)」

スイカ「もし司軍の人に先に携帯見つけられちゃったら、アウトなんだよ」
石神千空「ククク…メンタリストがついてんだ。んなチョロい隠し方しねえよ。それにあの2人なら問題ねえ。根気と根性のタッグだ」

石神千空「必ず見つけ出す。どんな状況だろうとな」

スイカ「かか…かかってきたんだよ！」

石神千空「よう」


大木大樹「千空ーーーーーーーー！！」

石神千空「超絶懐かしくてお涙が出るなあ」

石神千空「アホほどでけえその声もよ」

 

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