第2期8話『Final Battle』
CAST
🔷石神千空 Ishigami Senku CV.小林裕介
🔷浅霧幻 Asagiri Gen CV.河西健吾
🔷大木大樹 Oki Taiju CV.古川慎
🔷花田仁姫 Hanada Niki CV.種﨑敦美
🔷北東西南 Hokutozai Minami CV.日笠陽子
🔷クロム Chrome CV.佐藤元
🔷金狼 KINRO CV.前野智昭
🔷銀狼 GINRO CV.村瀬歩
🔷コハク Kohaku CV.沼倉愛美
金狼「あれが?」
石神千空「ああ」
大木大樹「(俺と千空が目覚め、全てが始まった場所…奇跡の洞窟)」
小川杠「(硝酸は石に命を吹き込む復活液にもなれば)」
小川杠「(この原始の世界で、全てを破壊する火薬にもなる。生と死を操る奇跡の水。だからこそ、司君は大勢の見張りをつけている)」
西園寺羽京「司と氷月は墓にいる。距離はかなりあるよ」
石神千空「おありがてえ情報だ。この戦車のハッタリ大砲で1発ドカーンとかましてやりゃ、現代人なら100億%ソッコーで戦意喪失だ。ただし奇襲決めても敵が衝動的に“ヤベー逃げてえ”ってパニクってくれんのは、最初の20秒だけだ」
石神千空「それを過ぎたら敵も冷静になって反撃が来る。斬り合えば必ず死人が出る」
金狼「“誰一人死なない”それが共闘の条件。ルールはルールだ。破れば戦局は崩壊するぞ」
石神千空「ククク…つまり科学の電撃速攻で、1人も死なねえ殺さねえで奇跡の洞窟を攻め落とすっつうわけだ」
石神千空「さーて、とっとと始めんぞ」
石神千空「撃て!」
石神千空「硫酸たっぷたぷのガラス瓶が、着弾と同時にブチ割れるとだ。石炭の粉やアルコールを混ぜた燃料と硫酸が混ざって、見た目だけはハリウッド級の大爆発だ」
クロム「司はよ、科学王国の蒸気機関突撃読んでるぜ!」
浅霧幻「じゃあ奇跡の洞窟なんて超重要施設、車両対策でジーマーでワナだらけだろうねえ」
石神千空「100億%そうだろうな」
浅霧幻「じゃあ千空ちゃん、迂回でも…」
石神千空「フッ…無視!突撃!」
幻・クロム「ヤベー!」
石神千空「ククク…つまり科学の電撃速攻で、1人も死なねえ殺さねえで奇跡の洞窟を攻め落とすっつうわけだ」
石神千空「さーて、とっとと始めんぞ」
石神千空「撃て!」
石神千空「硫酸たっぷたぷのガラス瓶が、着弾と同時にブチ割れるとだ。石炭の粉やアルコールを混ぜた燃料と硫酸が混ざって、見た目だけはハリウッド級の大爆発だ」
クロム「司はよ、科学王国の蒸気機関突撃読んでるぜ!」
浅霧幻「じゃあ奇跡の洞窟なんて超重要施設、車両対策でジーマーでワナだらけだろうねえ」
石神千空「100億%そうだろうな」
浅霧幻「じゃあ千空ちゃん、迂回でも…」
石神千空「フッ…無視!突撃!」
幻・クロム「ヤベー!」
浅霧幻「ひいーっ!」
石神千空「行けえ!」
「何だありゃ?…って!」
「ま…まさか…せ…戦車!?」
「ダメだ!」
「ワナ全部無理やり踏み潰して…」
マグマ「ムハハハハハ!最高じゃねえか戦車!」
銀狼「マグマ、そういうの好きそうね」
金狼「(“殺さず”このルールの中で、敵の初撃をどうさばくか)」
「く…砕けやがった!」
「しゃあ!ワナでブッ潰れたぞ!」
クロム「ヤベ~」
浅霧幻「ドイヒ~」
石神千空「ククク…思ったよか長もちしたな」
石神千空「マグマ、テメーの出番だ」
マグマ「フン、偉そうに指図すんじゃねえ。“お願いします”だろが」
クロム「ヤベ~」
浅霧幻「ドイヒ~」
石神千空「ククク…思ったよか長もちしたな」
石神千空「マグマ、テメーの出番だ」
マグマ「フン、偉そうに指図すんじゃねえ。“お願いします”だろが」
石神千空「ククク…科学のビックリドッキリアイテム、音爆弾の応用編だ」
石神千空「パラボラ集音で爆鳴気の音を固めて、敵に吹っ飛ばす!」
石神千空「食らいやがれ!音響兵器ショックキャノン!」
北東西南「(みんな混乱しちゃってる。奇襲受けちゃったらすぐ現場捨てて、いったん撤退が戦いのセオリーだってつかさんが言ってたじゃん)」
西園寺羽京「ここから先は行かせないよ」
花田仁姫「させないよ」
石神千空「パラボラ集音で爆鳴気の音を固めて、敵に吹っ飛ばす!」
石神千空「食らいやがれ!音響兵器ショックキャノン!」
北東西南「(みんな混乱しちゃってる。奇襲受けちゃったらすぐ現場捨てて、いったん撤退が戦いのセオリーだってつかさんが言ってたじゃん)」
西園寺羽京「ここから先は行かせないよ」
花田仁姫「させないよ」
石神千空「クロム!」
クロム「(クッソ…ヤベーもう音爆弾が!)」
大木大樹「(ダメだ。あの人数は防げん!)」
大木大樹「うわああああああ!」
石神千空「死者数は…」
石神千空「フッ…ゼロだ」
「うおおおおおおおお!」
大木大樹「長かった…千空と二手に分かれて…戦って…丸1年」
大木大樹「うおおお!ついに!ついに取り戻したぞー!」
クロム「これがコウモリのフンから生まれた硝酸!」
大木大樹「奇跡の水だ!」
クロム「あ?何やってんだ千空!せっかく勝ったのによ」
大木大樹「ハハハッ!千空はいつも冷静だからな。喜ぶのも遅いんだ!おーい千空!」
石神千空「ああ勝利のおパーリーで楽しくウェーイしてえとこだがな~ちんたら遊んでる暇もねえ。ソッコーで火薬作んぞ」
石神千空「タッタラ~!硫黄アンド炭~」
石神千空「ここに硝酸さえ混ぜりゃ、ソッコー火薬完成の即席火薬作成キットだ」
西園寺羽京「!!」
西園寺羽京「(ありえない!いくら何でも早すぎる!どうして…)」
クロム「(クッソ…ヤベーもう音爆弾が!)」
大木大樹「(ダメだ。あの人数は防げん!)」
大木大樹「うわああああああ!」
石神千空「死者数は…」
石神千空「フッ…ゼロだ」
大木大樹「長かった…千空と二手に分かれて…戦って…丸1年」
大木大樹「うおおお!ついに!ついに取り戻したぞー!」
クロム「これがコウモリのフンから生まれた硝酸!」
大木大樹「奇跡の水だ!」
クロム「あ?何やってんだ千空!せっかく勝ったのによ」
大木大樹「ハハハッ!千空はいつも冷静だからな。喜ぶのも遅いんだ!おーい千空!」
石神千空「ああ勝利のおパーリーで楽しくウェーイしてえとこだがな~ちんたら遊んでる暇もねえ。ソッコーで火薬作んぞ」
石神千空「タッタラ~!硫黄アンド炭~」
石神千空「ここに硝酸さえ混ぜりゃ、ソッコー火薬完成の即席火薬作成キットだ」
西園寺羽京「!!」
西園寺羽京「(ありえない!いくら何でも早すぎる!どうして…)」
石神千空「よう司」
獅子王司「長い…長い戦いだった。あれから1年…悲しいな…君を2度もこの手にかけなくちゃならないのは」
石神千空「ククク…冷てえヤツだ。テメーに会いにせっせと地獄からのぼってきてやったのによ。アホほど細い科学の糸でな」
石神千空「ククク…冷てえヤツだ。テメーに会いにせっせと地獄からのぼってきてやったのによ。アホほど細い科学の糸でな」
リリアン(幻)「Don't worry!」
「リリアン?」
「戦車の中にいたのか」
「よっしゃ守れ!リリアンは戦車の中にいるぞ!」
「そうよ大丈夫よ」
「復興したアメリカ軍がもうすぐ!」
氷月「それも全てウソです。茶番はやめて出てきなさいゲン君。こんな原始的な携帯電話でアメリカまで通話できるわけないでしょう」
「ゲン!」
「モノマネ!?そんな…!」
「戦車の中にいたのか」
「よっしゃ守れ!リリアンは戦車の中にいるぞ!」
「そうよ大丈夫よ」
「復興したアメリカ軍がもうすぐ!」
氷月「それも全てウソです。茶番はやめて出てきなさいゲン君。こんな原始的な携帯電話でアメリカまで通話できるわけないでしょう」
「ゲン!」
「モノマネ!?そんな…!」
氷月「話が早くていいですね。さすがちゃんとしてる」
大木大樹「ダメだ!ダメだ千空!あの時と…また同じになってしまう!俺は…もう二度と!」
石神千空「フッ…ククク…気色悪い泣き顔さらしてんじゃねえデカブツ」
石神千空「どこが同じだ?目ん玉ほじくり返して洗ってこい。あん時は大樹、テメーも間に合わなくて俺一人だった。でも今は、今ここに、山ほどいんじゃねえか。テメーも、科学王国のお仲間たちもよ!」