第2期11話『Prologue of Dr. Stone』
CAST
🔷石神千空 Ishigami Senku CV.小林裕介
🔷獅子王司 Shishio Tsukasa CV.中村悠一
🔷氷月 HYOGA CV.石田彰
🔷紅葉ほむら Momiji Homura CV.豊崎愛生
🔷浅霧幻 Asagiri Gen CV.河西健吾
🔷大木大樹 Oki Taiju CV.古川慎
🔷小川杠 Ogawa Yuzuriha CV.市ノ瀬加那
🔷獅子王未来 Shishio Mirai CV.石見舞菜香
🔷西園寺羽京 Saionji Ukyo CV.小野賢章
🔷上井陽 Uei Yo CV.中島ヨシキ
金狼「大丈夫か!千空!?」
石神千空「ああ、こっちは100億%健康無傷だ」
石神千空「ククク…槍食らうの初めてじゃちっとヤバかったがな」
石神千空「金狼、テメーとの“受ける”特訓が生きた」
クロム「んでも、いつまでとっ捕まえとくんだよ」
石神千空「ククク…槍食らうの初めてじゃちっとヤバかったがな」
石神千空「金狼、テメーとの“受ける”特訓が生きた」
クロム「んでも、いつまでとっ捕まえとくんだよ」
石神千空「フッ…世界に文明を作るその日までだ。科学文明が完成しちまえば、氷月が最強もクソもねえんだ。裁判でも何でも好きに開きゃいい」
獅子王司「そこからまっすぐ…湖を抜けた辺りだ。次は…うっ!」
獅子王司「最期に…どうしても伝えておかなくちゃならない」
獅子王司「決着はついた。科学王国が勝った今、俺がこの手にかけた石像たちは、無意義な犠牲者になってしまう」
大木大樹「任せろ司!地道な力仕事なら誰にも負けん!壊した場所さえわかれば、俺が一片残らず集めてやる!」
西園寺羽京「司、まさか君は今まで自分が砕いた石像を全部覚えてるのか?」
獅子王司「もちろん…ただの一度も…忘れたことなんてないよ」
浅霧幻「次は何作るの?千空ちゃん」
石神千空「一気に現代人増えたんだ。1人くらいわかるヤツもいるかもな」
石神千空「酢プラス塩素。隠し味に硫黄でクロロ酢酸ゲット。これに水酸化ナトリウムブチ込みゃ、クロロ酢酸ナトリウムができる。血と鉄で作ったシアン化物と反応さして、シアノ酢酸できたら…」
獅子王司「もちろん…ただの一度も…忘れたことなんてないよ」
浅霧幻「次は何作るの?千空ちゃん」
石神千空「一気に現代人増えたんだ。1人くらいわかるヤツもいるかもな」
石神千空「酢プラス塩素。隠し味に硫黄でクロロ酢酸ゲット。これに水酸化ナトリウムブチ込みゃ、クロロ酢酸ナトリウムができる。血と鉄で作ったシアン化物と反応さして、シアノ酢酸できたら…」
浅霧幻「いや全員リームーだと思うよ」
石神千空「何やかんやしたあとは酒入れて、エチルシアノアセテート作ってホルムアルデヒド加えりゃ、傷口を塞ぐ瞬間接着剤の完成だ」
浅霧幻「おお!それで助かるの?司ちゃん」
石神千空「ただの傷口塞ぐ延命だ。魔法使いじゃねえ。ブチ壊された臓器は治せやしねえよ」
紅葉ほむら「(2人…氷月様と…悪くはない…)」
石神千空「何やかんやしたあとは酒入れて、エチルシアノアセテート作ってホルムアルデヒド加えりゃ、傷口を塞ぐ瞬間接着剤の完成だ」
浅霧幻「おお!それで助かるの?司ちゃん」
石神千空「ただの傷口塞ぐ延命だ。魔法使いじゃねえ。ブチ壊された臓器は治せやしねえよ」
紅葉ほむら「(2人…氷月様と…悪くはない…)」
コハク「ハ!貴様ごときに司は、殺せてすらいないかもしれんぞ」
氷月「ありえませんね。凡夫はいつも奇跡ばかり頼ろうと…」
コハク「奇跡?千空はそんなものにみじんもすがりはしない。いつかたどり着く科学の道を、地道に一歩一歩手繰るだけの世界一地道で世界一強い男だ」
石神千空「テメーを救う方法が1つだけある」
石神千空「司、テメーを石化させる!」
獅子王未来「うわーっ!」
小川杠「おおっごめん!」
小川杠「あれ?未来ちゃん」
獅子王未来「来たらあかん言われたけど、兄さん心配になってのぞいてもうた」
カセキ「おい!こっちじゃぞい杠!」
石神千空「あー針仕事で呼んだんだ。手芸部のヘルプがいる」
小川杠「えっ?針仕事ってまさか…」
浅霧幻「えーっと…麻酔とかあるわけないけど、手術?ジーマーで?」
石神千空「ククク…霊長類最強男ナメんな。麻酔なしでいけんだろ?司」
獅子王司「フッ…もちろん」
浅霧幻「うえええ!」
小川杠「うわあっ未来ちゃん!」
カセキ「いや、そりゃあ、中身は6歳児だもの、未来ちゃん」
氷月「ありえませんね。凡夫はいつも奇跡ばかり頼ろうと…」
コハク「奇跡?千空はそんなものにみじんもすがりはしない。いつかたどり着く科学の道を、地道に一歩一歩手繰るだけの世界一地道で世界一強い男だ」
石神千空「テメーを救う方法が1つだけある」
石神千空「司、テメーを石化させる!」
獅子王未来「うわーっ!」
小川杠「おおっごめん!」
小川杠「あれ?未来ちゃん」
獅子王未来「来たらあかん言われたけど、兄さん心配になってのぞいてもうた」
カセキ「おい!こっちじゃぞい杠!」
石神千空「あー針仕事で呼んだんだ。手芸部のヘルプがいる」
小川杠「えっ?針仕事ってまさか…」
浅霧幻「えーっと…麻酔とかあるわけないけど、手術?ジーマーで?」
石神千空「ククク…霊長類最強男ナメんな。麻酔なしでいけんだろ?司」
獅子王司「フッ…もちろん」
浅霧幻「うえええ!」
小川杠「うわあっ未来ちゃん!」
カセキ「いや、そりゃあ、中身は6歳児だもの、未来ちゃん」
獅子王司「うん…自分の体だ…一番よくわかってるよ…手術は時間稼ぎ…敗血症で俺の命は数日だ」
石神千空「焦んな。がっつくガキかテメーは。それをこれから調べるんじゃねえか」
石神千空「ただ…何年かかるかはわからねえ。それまでにテメーは100億%くたばる」
石神千空「だからその前に…司…俺がこの手でテメーを殺す」
浅霧幻「どういう…こと?」
石神千空「冷凍して殺す。文字どおりのコールドスリープだ。その間に石化法を見つけ出す。どんだけかかっても復活させてやる」
石神千空「それっきゃねえんだ。俺を信じて殺されろ」
獅子王司「もちろんだ…」
獅子王司「むしろ死ぬなら…君の手で」
獅子王司「何しろ俺は…千空…君を一度殺してるんだからね」
石神千空「ああそういやそうじゃねえか。ククク…ちょうどいいリベンジだ。おとなしくブチ殺されとけ」
カセキ「かわいいかわいいスチームゴリラ号が、またまたすっごいのに生まれ変わっちゃうんだホー」
石神千空「欲しいのはエンジンに使ってたピストン2本だ」
クロム「おう、携帯もいったん分解すっぞ」
スイカ「金の糸、いっぱい集めるんだよ~!」
上井陽「ウェ~…マジか原始人」
花田仁姫「何言ってんだ。私らのが今やよっぽど原始人じゃないか」
西園寺羽京「すごいね。何作ってるの?これは」
石神千空「ああ、冷蔵庫」
上井陽「冷!」
花田仁姫「蔵!」
西園寺羽京「庫!」
石神千空「つか冷凍庫な」
西園寺羽京「このストーンワールドに?」
浅霧幻「ああなるなる。そう現代人は。俺もおんなじこと言った。もう笑っちゃうしかないけど今は。アハハッ!」
石神千空「ポンプ2本でシュッポシュポ、金の糸ブチ込んだとこ通って空気行ったり来たりさせっとだ。熱が移動して…」
石神千空「凍る!」
石神千空「現代のやつはもうちょいややこいがな」
石神千空「つか冷凍庫な」
西園寺羽京「このストーンワールドに?」
浅霧幻「ああなるなる。そう現代人は。俺もおんなじこと言った。もう笑っちゃうしかないけど今は。アハハッ!」
石神千空「ポンプ2本でシュッポシュポ、金の糸ブチ込んだとこ通って空気行ったり来たりさせっとだ。熱が移動して…」
石神千空「凍る!」
石神千空「現代のやつはもうちょいややこいがな」
コハク「凍らせると腐らないのは知っているぞ?」
石神千空「ああ食料に関しちゃな。もっと100億%完璧な保存法もゲットできっかもしんねえぞ」
石神千空「石化光線!」
石神千空「ククク…復活液1滴でいつでも新鮮な刺身食べ放題だ」
西園寺羽京「人類を滅ぼした災厄を、そんな生活便利雑貨に…」
銀狼「石化最高~!」
金狼「不漁も乗り切れるな」
石神千空「フッ…70億人が支えきれねえなら、70億人支える手を、70億人で探しまくる。それが科学のやり口だ」
石神千空「ああ食料に関しちゃな。もっと100億%完璧な保存法もゲットできっかもしんねえぞ」
石神千空「石化光線!」
石神千空「ククク…復活液1滴でいつでも新鮮な刺身食べ放題だ」
西園寺羽京「人類を滅ぼした災厄を、そんな生活便利雑貨に…」
銀狼「石化最高~!」
金狼「不漁も乗り切れるな」
石神千空「フッ…70億人が支えきれねえなら、70億人支える手を、70億人で探しまくる。それが科学のやり口だ」
カセキ「友達にとどめを刺さなきゃならんとしたら、ぬしはそこ見られたいと思う人?」
獅子王司「コールドスリープか…SFの宇宙船でしか聞いたことがないな」
石神千空「宇宙船、ソユーズなら3人乗りだがな。今いる連中から選べんなら、宇宙旅行に誰連れてくよ?」
獅子王司「そうだな…最期に有能な人材のリストアップをしておいてほしいってことかい?」
石神千空「ああ?何言ってやがる。ただ聞いただけだ」
獅子王司「なぜそんな最期に…無意味な話を…」
石神千空「無意味な話は…ダメなのか」
獅子王司「うん…大樹と…千空…君だと惑星探査には体力が心もとないね…乗せるなら…クロムかな」
石神千空「ああ、俺もそこに俺は要らねえな」
石神千空「頭に貝の女いんじゃねえか。あれは?」
獅子王司「彼女は記者だよ。復活者選定の貴重な情報源だ」
石神千空「ククク…テメーの趣味かと思ったわ。霊長類最強はマリリン・モンローみてえなのがごひいきかとよ」
獅子王司「復活者の選定に、見た目は考慮してないよ」
石神千空「真面目か」
石神千空「ククク…テメーの趣味かと思ったわ。霊長類最強はマリリン・モンローみてえなのがごひいきかとよ」
石神千空「真面目か」
石神千空「そもそも司テメーの“霊長類最強”っつう肩書な、まさか自分でお名乗り始めたんじゃねえだろうな」
獅子王司「俺は自分のことを、そんなふうには思ってないよ」
石神千空「マジの霊長類最強ならあれだな。超絶マッスルのマウンテンゴリラ先生だ」
獅子王司「俺は自分のことを、そんなふうには思ってないよ」
石神千空「マジの霊長類最強ならあれだな。超絶マッスルのマウンテンゴリラ先生だ」
獅子王司「うん…確かに強敵だったよ…一度だけ戦ったんだ。テレビの企画でね」
石神千空「フッ…もはや猛獣ハンターじゃねえか。前にライオンとも戦ったろ」
獅子王司「ああ…」
石神千空「ありゃ焼いても煮てもさすがにまずすぎたな」
石神千空「俺もテメーも大樹も全員、罰ゲームかよっつう変顔祭りだ。大樹のキノコ一緒に食いまくって流し込む案で救われたわ」
獅子王司「懐かしいな…うん…君たちとのあの数日…」
石神千空「ああ、そういやあの時大樹が食った毒キノコな、“ベニテングダケ”っつって量食うと幻覚見る代物なんだわ」
石神千空「で、そのソックリなキノコを食って巨大化すんのがスーパーマリオ様だ。ククク…ただパワーは1ミリも変わらねえ。なぜかわかるか?」
石神千空「で、そのソックリなキノコを食って巨大化すんのがスーパーマリオ様だ。ククク…ただパワーは1ミリも変わらねえ。なぜかわかるか?」
石神千空「なあ…司」
獅子王未来「兄さんが私のこと…守ってくれてたんやから…何年も…何年も…」
獅子王未来「今度は私がずっと守るわ…毎日毎日全部見張って…絶対壊れんように…」
石神千空「さあて、そうなりゃ出発準備だ。とっとと始めんぞ」
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獅子王未来「今度は私がずっと守るわ…毎日毎日全部見張って…絶対壊れんように…」
石神千空「さあて、そうなりゃ出発準備だ。とっとと始めんぞ」
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浅霧幻「はいみんな注目!」
石神千空「ああ3700年前にいきなり降って湧いた謎すぎる人類全員石化光線だが…」
大木大樹「そもそもあれは何だったんだ?」
上井陽「俺なんか立ちションしてるときだぜ、固まったのよ」
花田仁姫「警官だろあんた」
西園寺羽京「もし何者かの攻撃だったなら、もう一度使われたら、今度こそ人類はおしまいだね」
石神千空「だからその前に科学で石化の元凶を突き止めてあの光をゲットする」
石神千空「百夜たちが数千年かけて残してくれた値千金の情報だ。目指すは光の発生源…」
石神千空「地球の裏側だ!」
石神千空「なあに問題ねえ。ネアンデルタール人ですら、ユーラシア大陸渡りきったんだ」
浅霧幻「いやそれ何万年もかけてでしょ?しかも旧人類のたぶんゴイスーにパワフルな足で…」
石神千空「海渡るっきゃねえ。そう、俺らはこれから全員で船を造る!」
石神千空「世界に飛び出て全部の謎を解き明かす!ストーンワールド大航海時代のスタートだ!」
大木大樹「うおおお!初めての海外旅行だぞ!」
小川杠「ワーオそこ?でも確かに!」
浅霧幻「世界を船で大冒険。これみんなテンション爆上がりするやつでしょ、ジーマーで」
上井陽「ウェウェウェーイ!」
西園寺羽京「アハハ…すごいや。本気で地球横断する気だ」
花田仁姫「本気じゃないお題目は掲げないよ。科学王国はさ」
石神千空「ああこっからが本番だ。いよいよ手ブチ込むぞ。石化の謎に!ファンタジーを人類の科学で染めてやる!」
石神千空「唆るぜ…これは!」
石神千空「だからその前に科学で石化の元凶を突き止めてあの光をゲットする」
石神千空「百夜たちが数千年かけて残してくれた値千金の情報だ。目指すは光の発生源…」
石神千空「地球の裏側だ!」
浅霧幻「いやそれ何万年もかけてでしょ?しかも旧人類のたぶんゴイスーにパワフルな足で…」
石神千空「海渡るっきゃねえ。そう、俺らはこれから全員で船を造る!」
石神千空「世界に飛び出て全部の謎を解き明かす!ストーンワールド大航海時代のスタートだ!」
大木大樹「うおおお!初めての海外旅行だぞ!」
小川杠「ワーオそこ?でも確かに!」
浅霧幻「世界を船で大冒険。これみんなテンション爆上がりするやつでしょ、ジーマーで」
上井陽「ウェウェウェーイ!」
西園寺羽京「アハハ…すごいや。本気で地球横断する気だ」
花田仁姫「本気じゃないお題目は掲げないよ。科学王国はさ」
石神千空「ああこっからが本番だ。いよいよ手ブチ込むぞ。石化の謎に!ファンタジーを人類の科学で染めてやる!」
石神千空「唆るぜ…これは!」