DETECTIVE CONAN
🖊原作者(Original Story):青山剛昌(Gosho Aoyama)
TVアニメ『名探偵コナン』 第1048話ネタバレ
♦放送日(Air date): 2022年6月25日
第1048話 赤いヒツジの不気味なゲーム(後編)
キャスト
🔷江戸川コナン Edogawa Conan CV.高山みなみ
🔷毛利小五郎 Mori Kogoro CV. 小山力也
🔷毛利蘭 Mori Ran CV. 山崎和佳奈
🔷目暮十三 Megure Juzo CV.茶風林
🔷高木渉 Takagi Wataru CV.高木渉
🔷別府亮太 CV.阿部敦
🔷滝川亜美 CV.後藤邑子
🔷向井幸吉 CV.岩崎ひろし
🔷神尾大輝 CV.下和田ヒロキ
🔷平沢基次郎 CV.加門良
🔷岩見秀人CV.長克巳
毛利小五郎「その通り!」
毛利小五郎「若林哲三郎さんを殺害した犯人はあなただ!」
毛利小五郎「平沢基次郎さん!」
小五郎(コナン)「神尾さん、自慢のヘアスタイルが台無しですね。昨日もあなたの髪の毛はそんなふうに潰れていまして」
小五郎(コナン)「ずっとヘアスタイルを気にしていたのではっきりと覚えています」
神尾大輝「昨日は…バイクに乗ってきたんで潰れてたんです」
小五郎(コナン)「事故を起こしてからはバイクには乗ってないと言いませんでしたか?」
滝川亜美「そうよ、ずっと前からね。あんたとはちょっと遊んだだけ。赤いヒツジゲームで呼び出したのは私のアリバイを作って貰う為だったの」
別府亮太「そ…そんな!」
神尾大輝「確かに俺と亜美でシェフから5000万を奪う計画を立てて」
神尾大輝「脅迫メールを送りましたよ」
神尾大輝「でも計画通りいったのはそこまでで身代金5000万も受けとれなかったし、シェフをやったりもしてねえよ!」
神尾大輝「亜美が米花公園に向かった後、俺は一旦着ぐるみを車の荷台に置いて休んでたんだ」
神尾大輝「そしたら…」
神尾大輝「気づいた時はヒツジが消えてたんだ!」
コナン「(消えた?……あ、そうか!もしかしたら)」
コナン「現金5000万円っていうと5kgくらいあるんだって。だから…」
コナン「そのペンギンだけが低くぶら下がっててボク頭をぶつけちゃったんだ」
岩見秀人「私は犯人を捕まえようとしたんです。レンタル料金も支払わずに夜中に着ぐるみを持ち出している不届き者を捕まえようとここで張り込んでいたんです」
目暮警部「毛利君、犯人がわかったというのはホントかね?」
毛利小五郎「ええ、警部殿」
平沢基次郎「探偵さん、私達が呼ばれたって事は、この中に若林を殺害した犯人がいるって事ですか?」毛利小五郎「その通り!」
毛利小五郎「若林哲三郎さんを殺害した犯人はあなただ!」
毛利小五郎「平沢基次郎さん!」
平沢基次郎「え!?ちょ…ちょっと待ってください」
毛利小五郎「平沢さん、あなたは3週間前米花仮装レンタルでこの赤いヒツジの着ぐるみをレンタルしてますよね?レンタル会社の記録にちゃんと残ってるんです」
平沢基次郎「た…確かにそうですが、私は若林を殺害してなんかいません!」
毛利小五郎「平沢さん、あなたは3週間前米花仮装レンタルでこの赤いヒツジの着ぐるみをレンタルしてますよね?レンタル会社の記録にちゃんと残ってるんです」
平沢基次郎「た…確かにそうですが、私は若林を殺害してなんかいません!」
毛利小五郎「だったら何の為にこれをレンタルしたんですか?」
平沢基次郎「この店は今年で5周年を迎えるんです。それで記念イベントの宣伝に赤いヒツジを使おうと思いまして」
毛利蘭「でも…これって10年も前のお祭りで使われたものですよね?何でそんな古い物を…」
平沢基次郎「この着ぐるみは私がデザインしたものなんです」
平沢基次郎「この店は今年で5周年を迎えるんです。それで記念イベントの宣伝に赤いヒツジを使おうと思いまして」
毛利蘭「でも…これって10年も前のお祭りで使われたものですよね?何でそんな古い物を…」
平沢基次郎「この着ぐるみは私がデザインしたものなんです」
目暮警部「あなたの本職は空間デザイナーなんじゃ…」
平沢基次郎「その頃は何でもやってました」
平沢基次郎「着ぐるみの中に入ってたのも私です。だから愛着があったというか…あの時の苦労とか忘れたくなかったので…しかし、これをイベントに使いたいと若林に伝えると」
平沢基次郎「着ぐるみの中に入ってたのも私です。だから愛着があったというか…あの時の苦労とか忘れたくなかったので…しかし、これをイベントに使いたいと若林に伝えると」
毛利小五郎「その事を恨んで若林さんを?」
毛利小五郎「何だ?」
コナン「若林さんのパソコンに脅迫状が届いたのか午後10時だったでしょ?もう銀行も閉まってる時間なのに5000万円なんて大金どうやって用意したのかなって」
目暮警部「つまり犯人は若林さんがすぐに大金を用意できる事を知っていたという事か」
平沢基次郎「私は知りません!」
目暮警部「つまり犯人は若林さんがすぐに大金を用意できる事を知っていたという事か」
平沢基次郎「私は知りません!」
毛利小五郎「厨房に5000万?」
目暮警部「まさか裏帳簿?」
目暮警部「つまり脱税てすな」
平沢基次郎「はい…しかしこの事は私と若林しか知らないはずなんですが…」
毛利小五郎「あなたは脱税した5000万を独り占めしたいが為に若林さんの恋人を誘拐し赤いヒツジで脅迫したって事じゃないんですか!?」
コナン「でもさぁ、平沢さんが犯人ならレンタルする時に名前を残したりしないんじゃないかなぁ。それに赤いヒツジが話題になったのは2、3週間前でしょ?着ぐるみが返却されたのは3週間前だからちょっとズレてるんじゃない?」
毛利小五郎「確かに…あ!あの社長返却された後何度か持ち出されたと言ってたな。もしかしたら誰かが平沢さんに罪を着せようとして…」
平沢基次郎「そういえば君達、着ぐるみの入ったダンボール箱を君達に預けただろ?宅配業者が引き取りに来るからと…」
毛利小五郎「あなたは脱税した5000万を独り占めしたいが為に若林さんの恋人を誘拐し赤いヒツジで脅迫したって事じゃないんですか!?」
コナン「でもさぁ、平沢さんが犯人ならレンタルする時に名前を残したりしないんじゃないかなぁ。それに赤いヒツジが話題になったのは2、3週間前でしょ?着ぐるみが返却されたのは3週間前だからちょっとズレてるんじゃない?」
毛利小五郎「確かに…あ!あの社長返却された後何度か持ち出されたと言ってたな。もしかしたら誰かが平沢さんに罪を着せようとして…」
平沢基次郎「そういえば君達、着ぐるみの入ったダンボール箱を君達に預けただろ?宅配業者が引き取りに来るからと…」
別府亮太「えっ!?あ…あの箱にこの着ぐるみが入ってたんですか!?」
平沢基次郎「ああ」
滝川亜美「伝票なんか見ちゃいないわ!」
毛利小五郎「着ぐるみの倉庫は古くて扉に鍵もかかっちゃいない。その気になれば簡単に持ち出させたはずだ」
別府亮太「そんな!倉庫の鍵が壊れてたなんて知るわけないじゃないですか!」
コナン「あれれ?おじさんは鍵がかかっていないと言っただけで壊れてたなんて一言も言ってないよ?」
毛利小五郎「小僧の言う通りだ!倉庫の扉には南京錠がかかっているが」
毛利小五郎「簡単に外れてしまう。そんな事は犯人しか知らないはずだ!」
別府亮太「亜美もうムリだよ…探偵さん…赤いヒツジの正体は僕達です」
別府亮太「亜美が赤いヒツジの着ぐるみを着て」
別府亮太「僕が撮影して動画サイトに投稿したんです」
コナン「(これではっきりした。俺と蘭が目撃した赤いヒツジは角で天井をこすっていったが)」
コナン「(動画サイトの赤いヒツジは角が天井に届いていない。つまり若林さんを殺害したのはもっと背の高い別人だ)」
コナン「あれれ?おじさんは鍵がかかっていないと言っただけで壊れてたなんて一言も言ってないよ?」
毛利小五郎「小僧の言う通りだ!倉庫の扉には南京錠がかかっているが」
毛利小五郎「簡単に外れてしまう。そんな事は犯人しか知らないはずだ!」
別府亮太「亜美が赤いヒツジの着ぐるみを着て」
別府亮太「僕が撮影して動画サイトに投稿したんです」
コナン「(これではっきりした。俺と蘭が目撃した赤いヒツジは角で天井をこすっていったが)」
コナン「(動画サイトの赤いヒツジは角が天井に届いていない。つまり若林さんを殺害したのはもっと背の高い別人だ)」
滝川亜美「オーナーが悪いのよ!あの着ぐるみでチラシ配りまでさせるって聞いたから、あのヒツジのイメージを悪くしてやろうと思ったのよ!」
毛利小五郎「ちょっと待て!着ぐるみでチラシ配りをさせるなんて誰から聞いたんだ?」
毛利小五郎「ちょっと待て!着ぐるみでチラシ配りをさせるなんて誰から聞いたんだ?」
平沢基次郎「いえ、若林に話しただけです。他には誰にも話していません」
毛利小五郎「てことは君が二人の会話を盗み聞きしたって事だな?その時隠し金庫に5000万がある事を聞いたんじゃないのか!?」
高木刑事「あの毛利さん、事件が発生した時彼らは毛利さんと一緒にいたんですよね?」
高木刑事「あの毛利さん、事件が発生した時彼らは毛利さんと一緒にいたんですよね?」
滝川亜美「そ…そうよ!私達にはアリバイがあるのよ」
毛利小五郎「確かに殺人の実行犯は別にいるかもしれません。だがアンリさんを誘拐して若林さんに5000万を要求したのはこの二人に間違いないんです。ここに映ってる赤いヒツジは君に間違いないんだろ!?」
毛利小五郎「確かに殺人の実行犯は別にいるかもしれません。だがアンリさんを誘拐して若林さんに5000万を要求したのはこの二人に間違いないんです。ここに映ってる赤いヒツジは君に間違いないんだろ!?」
毛利小五郎「あァ!?嘘をつくな!」
滝川亜美「あのヒツジは私だけどこのヒツジは私じゃないの」
コナン「(おいおいちょっと待ってって)」
小五郎(コナン)「失礼しました。皆さん少し訂正させて頂きます。そのタブレットに映ってる脅迫メールの赤いヒツジは亜美さんではありません」
小五郎(コナン)「赤いヒツジは亜美さんではなく人質になっている女性こそが亜美さんなんです。マッチングアプリで若林さんと知り合い彼の恋人になったというアンリさんの正体は」
小五郎(コナン)「亜美さんだったんです」
別府亮太「な…何言ってるんですか!?亜美の恋人は僕です!料理長の恋人なわけないじゃないですか」
小五郎(コナン)「若林さんはアルバイトの顔も名前も知らなかったそうですね。つまり亜美さんがアンリと名乗っていても若林さんには気づかれなかったはずです。この店では若林さんの事を料理長と呼ばせていましたよね?」
小五郎(コナン)「失礼しました。皆さん少し訂正させて頂きます。そのタブレットに映ってる脅迫メールの赤いヒツジは亜美さんではありません」
小五郎(コナン)「赤いヒツジは亜美さんではなく人質になっている女性こそが亜美さんなんです。マッチングアプリで若林さんと知り合い彼の恋人になったというアンリさんの正体は」
小五郎(コナン)「亜美さんだったんです」
別府亮太「な…何言ってるんですか!?亜美の恋人は僕です!料理長の恋人なわけないじゃないですか」
小五郎(コナン)「若林さんはアルバイトの顔も名前も知らなかったそうですね。つまり亜美さんがアンリと名乗っていても若林さんには気づかれなかったはずです。この店では若林さんの事を料理長と呼ばせていましたよね?」
平沢基次郎「ええ…まぁ…彼は不満そうでしたが…」
小五郎(コナン)「その不満のせいでしょうか…マッチングアプリではシェフと呼ばせていた。そしてこの中に若林さんの事をうっかり“シェフ”と呼んでしまった人物が二人います」
小五郎(コナン)「一人は亜美さん」
小五郎(コナン)「一人は亜美さん」
小五郎(コナン)「神尾さん、自慢のヘアスタイルが台無しですね。昨日もあなたの髪の毛はそんなふうに潰れていまして」
小五郎(コナン)「ずっとヘアスタイルを気にしていたのではっきりと覚えています」
神尾大輝「昨日は…バイクに乗ってきたんで潰れてたんです」
小五郎(コナン)「事故を起こしてからはバイクには乗ってないと言いませんでしたか?」
平沢基次郎「そうだ!確かに言ってました」
小五郎(コナン)「よく見てくれ。ベルトの所に赤い繊維が挟まってないか?」
小五郎(コナン)「いいえ、絶対に手を動かすなとコナンが言ったはずです」
目暮警部「その通りだ。あなたは着ぐるみには一切触れていない」
小五郎(コナン)「神尾さん、あなたはおそらく厨房に盗聴器か何かを隠して店の情報を得ていたんでしょう。そこで5000万円の隠し金の事を知った」
滝川亜美「もうダメね」
目暮警部「その通りだ。あなたは着ぐるみには一切触れていない」
小五郎(コナン)「神尾さん、あなたはおそらく厨房に盗聴器か何かを隠して店の情報を得ていたんでしょう。そこで5000万円の隠し金の事を知った」
滝川亜美「もうダメね」
神尾大輝「くそ!こんな給料の安い店早く辞めちまえばよかったんだ!」
別府亮太「亜美…まさか神尾さんと…」
別府亮太「亜美…まさか神尾さんと…」
滝川亜美「そうよ、ずっと前からね。あんたとはちょっと遊んだだけ。赤いヒツジゲームで呼び出したのは私のアリバイを作って貰う為だったの」
別府亮太「そ…そんな!」
神尾大輝「確かに俺と亜美でシェフから5000万を奪う計画を立てて」
神尾大輝「脅迫メールを送りましたよ」
神尾大輝「でも計画通りいったのはそこまでで身代金5000万も受けとれなかったし、シェフをやったりもしてねえよ!」
神尾大輝「亜美が米花公園に向かった後、俺は一旦着ぐるみを車の荷台に置いて休んでたんだ」
神尾大輝「そしたら…」
神尾大輝「気づいた時はヒツジが消えてたんだ!」
コナン「現金5000万円っていうと5kgくらいあるんだって。だから…」
コナン「そのペンギンだけが低くぶら下がっててボク頭をぶつけちゃったんだ」
岩見秀人「私は犯人を捕まえようとしたんです。レンタル料金も支払わずに夜中に着ぐるみを持ち出している不届き者を捕まえようとここで張り込んでいたんです」
岩見秀人「そしたら偶然」
岩見秀人「二人の計画を聞いてしまったんです」
岩見秀人「私の会社は今にも潰れそうだと言うのに!あいつらは遊び半分で大金を手に入れようとしている!そんな金なら横取りしたってかまわない!そう思って二人を尾行して」
赤いヒツジ(岩見)「金をそこに置いて離れろ」
岩見秀人「二人の計画を聞いてしまったんです」
岩見秀人「私の会社は今にも潰れそうだと言うのに!あいつらは遊び半分で大金を手に入れようとしている!そんな金なら横取りしたってかまわない!そう思って二人を尾行して」
赤いヒツジ(岩見)「金をそこに置いて離れろ」
目暮警部「金を奪っておきながらなぜ若林さんを殺害したんだ!」
岩見秀人「それは…金を確認しようとバッグを開けた時…中に包丁か!」
コナン「若林さんが護身用に隠してたんだよ。使い慣れた自分の包丁を」
岩見秀人「それで思わず顔をあげたら…」
岩見秀人「うう…殺すつもりなんかなかったんだ…顔さえ…顔さえ見られなければ…うわあああ!」
コナン「どうしちゃったのおじさん…」
毛利蘭「なんだが夜眠れないらしいのよ。夢の中にヒツジが現れて…やっぱりお父さんでも怖かったみたいね…あの赤いヒツジが」
毛利小五郎「あっち行け…来るなってば…フフフ」
コナン「(なんか違う気がする)」
コナン「若林さんが護身用に隠してたんだよ。使い慣れた自分の包丁を」
岩見秀人「それで思わず顔をあげたら…」
岩見秀人「うう…殺すつもりなんかなかったんだ…顔さえ…顔さえ見られなければ…うわあああ!」
コナン「どうしちゃったのおじさん…」
毛利蘭「なんだが夜眠れないらしいのよ。夢の中にヒツジが現れて…やっぱりお父さんでも怖かったみたいね…あの赤いヒツジが」
毛利小五郎「あっち行け…来るなってば…フフフ」
コナン「(なんか違う気がする)」