🖊原作者(Original Story) : ONE
TVアニメ『モブサイコ100』 第2期2話話ネタバレ
♦放送日(Air Date): 2019年1月14日
第2期2話 都市伝説 〜噂との遭遇〜
Urban Legends ~Encountering Rumours~
CAST
🔷影山茂夫 モブ Kageyama Shigeo CV.伊藤節生
🔷森羅万象丸 Shira Banshomaru CV.楠大典
🔷おひきさん Dragger CV.小林ゆう
🔷赤レイン Red Raincoat CV.うえだゆうじ
霊幻新隆「あ~暇だな~モブ~」
影山茂夫「霊に悩んでる人がいないってことじゃないですか」
霊幻新隆「平和だな~おい」
影山茂夫「平和ですね」
霊幻新隆「平和だな~おい」
影山茂夫「平和ですね」
霊幻新隆「何かこっちから動き出さないとな…」
影山茂夫「都市伝説?」
霊幻新隆「ああ、お前もその手の話を友達としたことあるだろ?」
影山茂夫「ないですね」
影山茂夫「ツチノコを捕まえるような感覚ですね」
霊幻新隆「いや違う。おひきさんはただの作り話だ。そんなもんは実在しない」
影山茂夫「じゃあ何で?」
霊幻新隆「都市伝説が流行ってる地域はそういう雰囲気に飲まれやすい人種が多い。つまり、除霊依頼が山ほど埋もれてるって寸法だ」
影山茂夫「ここ通行の邪魔なんじゃ」影山茂夫「じゃあ何で?」
霊幻新隆「都市伝説が流行ってる地域はそういう雰囲気に飲まれやすい人種が多い。つまり、除霊依頼が山ほど埋もれてるって寸法だ」
影山茂夫「(この人も“世紀の”なんだ…)」
霊幻新隆「管轄って何だ?」
森羅万象丸「日輪霊能連合の会員じゃないのか?」
霊幻新隆「俺はフリーだ。霊幻新隆という。アンタも霊能詐…商売やってるなら上客を紹介してくれないか?最近カツカツでな」
森羅万象丸「フン!商売敵に塩を送るような真似はできんな。即刻立ち去れ!」
霊幻新隆「断る。アンタに何の権限がある?」
森羅万象丸「いや、道路交通法違反」
霊幻新隆「お前らが法律持ち出すんじゃねぇよ!」
霊幻・森羅「はい?」
「実は相談したいことがあって…」
霊幻新隆「喜んで!」
森羅万象丸「勿論です!」
依頼人「私昔から引き付け体質でよく霊や不思議なものを近くに呼んでしまうんです」
依頼人「今もホラ…隣に…」
霊幻新隆「隣?何も…」
森羅万象丸「いますね。見えます」
霊幻新隆「おい適当言うなよ」
霊幻新隆「喜んで!」
森羅万象丸「勿論です!」
依頼人「私昔から引き付け体質でよく霊や不思議なものを近くに呼んでしまうんです」
依頼人「今もホラ…隣に…」
霊幻新隆「隣?何も…」
森羅万象丸「いますね。見えます」
霊幻新隆「おい適当言うなよ」
森羅万象丸「何だと貴様」
霊幻新隆「はぁ~ヤダヤダ。こういう偽業者と一緒にされちゃ肩身が狭くなるぜ。なぁ?モブ」
影山茂夫「中年男性の霊ですね」
霊幻新隆「本題に入ろうか」
依頼人「よかった。本物の方ですね。前にインターネットで相談した時適当な事言われたので…」
森羅万象丸「何をメモしている?」
霊幻新隆「ホームページは盲点だった。帰ったらすぐ作ろう」
依頼人「それで特に最近悪い気が立ち込めているんです。ですから室内に盛り塩をしてなんとか生活しています」
影山茂夫「中年男性の霊ですね」
霊幻新隆「本題に入ろうか」
依頼人「よかった。本物の方ですね。前にインターネットで相談した時適当な事言われたので…」
森羅万象丸「何をメモしている?」
霊幻新隆「ホームページは盲点だった。帰ったらすぐ作ろう」
依頼人「それで特に最近悪い気が立ち込めているんです。ですから室内に盛り塩をしてなんとか生活しています」
森羅万象丸「なるほど、教本でも盛り塩の効果は証明されてます」
霊幻新隆「確かに、今も山盛りポテトフライの塩分で症状を緩和してます」
霊幻新隆「おいモブ、あんまり食うなよ」
依頼人「私気付いたんです。嫌な感じが大きくなったのは、この街で急激に広まってる都市伝説のせいだって。人面犬、ダッシュ婆、赤いレインコート、そしておひきさん。お願いです!これらの都市伝説を消し去って下さい!」
森羅万象丸「そんな雲をつかむような依頼…」
霊幻新隆「この霊幻新隆にお任せください!必ずや消し去ってみせましょう!」
霊幻新隆「で、どのコースにしましょう?土日はこのサービスパック」
森羅万象丸「驚いたぞ。まさか引き受けるとはな。しかも成果報酬2万円だと?」
霊幻新隆「この霊幻新隆にお任せください!必ずや消し去ってみせましょう!」
霊幻新隆「で、どのコースにしましょう?土日はこのサービスパック」
森羅万象丸「驚いたぞ。まさか引き受けるとはな。しかも成果報酬2万円だと?」
霊幻新隆「そのくらいいくだろ…」
森羅万象丸「ウチは基本料20万円からだぞ。この案件なら正式に見積もれば50万円…」
霊幻新隆「まーお前にも手伝ってもらうけどな」
森羅万象丸「(は!?今なんて言った?コイツ)」
霊幻新隆「ほら行くぞ。ウカウカしてたら日が暮れる。えーと…森田丸夫?」
霊幻新隆「まーお前にも手伝ってもらうけどな」
森羅万象丸「(は!?今なんて言った?コイツ)」
霊幻新隆「ほら行くぞ。ウカウカしてたら日が暮れる。えーと…森田丸夫?」
森羅万象丸「勝手な事を!」
エクボ「んだよ!お前と話すのうんざりで見えないモード強めてんのに」
霊幻新隆「そう邪見にすんなよ。仕事仲間だろ」
エクボ「どこがだぁああ!ただ霊使いが荒いだけじゃねぇか」
霊幻新隆「あのデブをそのステルスモードで尾行しといてくれ」
エクボ「なんで俺様が…逃げたら逃げたでほっとけよ」
霊幻新隆「いいや、あれは多分真面目なマニュアルバカだ。だからこそ、もしあいつに危険が及んだら指示した俺のせいになっちまう」
影山茂夫「頼むよエクボ。事故はない方がいいから」
エクボ「わかったよ。ギブアンドテイクな。シゲオもそのうち俺様の頼みを聞いてくれよ!」
霊幻新隆「どうしたモブ?」
影山茂夫「いや、依頼人の人の言ってた通りこの街なんかおかしいですよ。本当に何かがいるかもしれません」
影山茂夫「なんでネットカフェなんですか?」
霊幻新隆「子供相手に聞き込み調査してたら不審者扱いされかねん」
影山茂夫「すごい…悪口ばっかり」
霊幻新隆「罵詈雑言の中に有益な情報が…お!見ろよ!目撃情報だ」
「赤い服着たおじさんならさっきいたよ」
「話しかけてきたから逃げてきたの」
森羅万象丸「何!?さっきだって!?どこだい!?どこにいたんだい!?」
「ちょ!痛い!離してよ!」
「鼻息荒くない?このオッサン」
森羅万象丸「ああすまない!興奮して」
森羅万象丸「ああいや…そっちの興奮じゃない」
「きったね~」
影山茂夫「どういう事ですか?」
霊幻新隆「噂の正体なんてこんなもんなんだよ。小・中学生の間ではコイツは本物なのさ」
「あれ?俺らの人面犬小屋に誰かいっぞ」
「見物料取ろうぜ」
影山茂夫「この犬誰が飼ってるの?」
「ここの家のじいさん」
「目が悪いから落書きに気付かないのさ」
「あれ?俺らの人面犬小屋に誰かいっぞ」
「見物料取ろうぜ」
影山茂夫「この犬誰が飼ってるの?」
「ここの家のじいさん」
「目が悪いから落書きに気付かないのさ」
影山茂夫「キ…キミ達は孫なの?」
「は?何でだよ」
霊幻新隆「くらぁガキ共ォ!またこの犬に顔書いたらブチのめすからな!!」
「殴った後で言ったよこいつ」
「PTAに訴えてやる」
霊幻新隆「おーおー好きにしろ。世の中にはお前らクソガキを堂々と叱れる大人が必要なんだよ。教師に使った手がこの鈴木太郎に通じると思うなよ」
霊幻新隆「くらぁガキ共ォ!またこの犬に顔書いたらブチのめすからな!!」
「殴った後で言ったよこいつ」
「PTAに訴えてやる」
霊幻新隆「おーおー好きにしろ。世の中にはお前らクソガキを堂々と叱れる大人が必要なんだよ。教師に使った手がこの鈴木太郎に通じると思うなよ」
影山茂夫「(犬が好きなだけなんじゃ…) 最初からイタズラってわかってたんですか?」
霊幻新隆「当たり前だ。お前人の顔した犬でも探してたのか?」
森羅万象丸「どうした?息切れか?残念だったな。小学校では相撲部だったが中学時代は卓球部だったんだ」
森羅万象丸「スタミナには自信あんだよ!」
赤レイン「めちゃくちゃ息切れしてる」
赤レイン「お前なぜ俺を追いかけてくるんだ?関係ないだろ」
森羅万象丸「常人逮捕って知ってるか?現行犯だったら一般人でも逮捕できるんだよ。司法の裁きを受けろこの変態が!」
赤レイン「俺を追いつめたつもりだったか?誘い込んだのさ!」
森羅万象丸「うわあああああああ」
赤レイン「始まりは確かに変わった性癖からだった。だが途中から俺の噂が街で広まっていくのが快感になっていったのさ。大物になれた気分だった!このレインコートを着てるだけで力が湧いてくるような気がするんだ!」
赤レイン「始まりは確かに変わった性癖からだった。だが途中から俺の噂が街で広まっていくのが快感になっていったのさ。大物になれた気分だった!このレインコートを着てるだけで力が湧いてくるような気がするんだ!」
赤レイン「俺を警察に突き出すだぁ!?やれるもんならやってみろオラァ!」
赤レイン「気絶しやがった。だが顔も見られたし、この街じゃやりづらくなってきたな。そろそろトンズラ…ん?」
おひきさん「ねぇ、喉乾かない?」
赤レイン「気絶しやがった。だが顔も見られたし、この街じゃやりづらくなってきたな。そろそろトンズラ…ん?」
おひきさん「ねぇ、喉乾かない?」
赤レイン「なんだ…おかしい奴か?」
エクボ「どうだぁッ!」
エクボ「こんな形でマニュアルに助けられるとはな」
エクボ「命が優先!尻尾巻かせてもらうぜ!」
エクボ「SOSだ!」
霊幻新隆「よーしキレイになった。モブ、お前どうやったらそんなにビショビショになるんだ?」
エクボ「さすがに都市伝説界のトレンド。SNSで共有されまくってるからか搭載してるエンジンが他とは違うな」
エクボ「俺様がこいつを死なせたら茂夫の信頼を失う…そいつはいけねぇ!」
エクボ「あいつはビッグになる予定の男だ。こんな所で失態を晒すわけには…」
エクボ「あ、ヤベェ」
影山茂夫「ありがとうエクボ」
霊幻新隆「おー!あれがおひきさんか!本物か?写メで証拠にしないとな」
霊幻新隆「あれ?画面に映らねぇ」
霊幻新隆「逃げやがった!」
エクボ「あいつはビッグになる予定の男だ。こんな所で失態を晒すわけには…」
エクボ「あ、ヤベェ」
影山茂夫「ありがとうエクボ」
霊幻新隆「おー!あれがおひきさんか!本物か?写メで証拠にしないとな」
霊幻新隆「あれ?画面に映らねぇ」
霊幻新隆「逃げやがった!」
エクボ「あれは噂から生まれた怪物だ。本物とか偽物とかじゃ分類できねぇ」
霊幻新隆「というと?」
エクボ「多くの人間の想像力、恐怖や好奇心を媒介にしてこの世に出現した。あの容姿も強さもすべて人間が設定したんだ!」
霊幻新隆「イメージが実体化してるってのか」
森羅万象丸「そうだ…おひきさんを知ってる我々では除霊できない」
霊幻新隆「え?なんで?」
森羅万象丸「お前にも噂を聞いて震えあがった子供時代があるだろ」
霊幻新隆「ああそうだな。夕方の下校中におひきさんが現れて児童を連れ去り沼に引きずり込む。サンタクロースを信じなかった俺でも雨の日の街角でふと意識した時には鳥肌が立ったな…」
森羅万象丸「お前にも噂を聞いて震えあがった子供時代があるだろ」
霊幻新隆「ああそうだな。夕方の下校中におひきさんが現れて児童を連れ去り沼に引きずり込む。サンタクロースを信じなかった俺でも雨の日の街角でふと意識した時には鳥肌が立ったな…」
森羅万象丸「恐怖の象徴に対し恐怖を抱いている者の力は糧でしかない。俺の霊力も効かなかった。奴は恐怖する者の力を吸収して大きくなっていく。攻撃は逆効果だ」
霊幻新隆「仕方ない。逃げるか。おいモブ、一旦引くぞ」
森羅万象丸「抜けん」
エクボ「こりゃあ奴の仕業だな」
霊幻新隆「でっけぇ!」
霊幻新隆「モブ!お前の力も吸収されちまうらしいぞ!」
エクボ「いや!ちょっと待て!」
エクボ「効いてる効いてる!そうか!シゲオ都市伝説とか流行とかそういうみんな盛り上がる噂話から隔離されてんだよ」
エクボ「要するにみんなの話題についていけてない。だからおひきさんの何が怖いのかも知らねぇっていう!」
影山茂夫「雨の日に出るお化けでしょ?怖くなくはないよね」
霊幻新隆「わかってねぇな。おひきさんってのは握力が500kgあって一度捕まると脱出不可能で100mを20秒で泳いで…」
影山茂夫「なるほど!そういうキャラなんですね」
霊幻新隆「版権フリーの二次創作みたいなレベルで認識してるな…お前もうちょっと驚いたり怖がったフリしろよ。だから話題に入れてもらえないんだよ」
影山茂夫「前は人に合わせなくてもいいって言ってたのに…」
霊幻新隆「大人になると社交辞令が重要になってくんだよ」
森羅万象丸「気を失ってる間に怪我してたとはな…」
森羅万象丸「でもありがとよ。貴重な体験ができたぜ」
霊幻新隆「丁度いい時間だな」霊幻新隆「大人になると社交辞令が重要になってくんだよ」
森羅万象丸「気を失ってる間に怪我してたとはな…」
森羅万象丸「でもありがとよ。貴重な体験ができたぜ」
霊幻新隆「来た!ほんとに来たぞ!モブ!除霊だ!」
影山茂夫「あれ?」
エクボ「どうした?シゲオ」
霊幻新隆「来てるぞオイ!」
霊幻新隆「普通にランニングしてる婆さんだったな…」
エクボ「てかお前、超能力で高速移動とかできたんじゃないのか?」
霊幻新隆「なんで泣いてんだ?」
影山茂夫「僕だって…いつも走ってるのに…」
影山茂夫「おばあさんに負けた…」
エクボ「オイ…どこで張り合ってんだよ」
エクボ「胡散臭!」