モブサイコ100 | 第2期5話『最上VSモブ』ネタバレ | Mob Psycho 100

MOB PSYCHO 100

🖊原作者(Original Story) : ONE

TVアニメ『モブサイコ100』 第2期5話話ネタバレ 

♦放送日(AirDate): 2019年2月4日

第2期5話 不和 ～選択～

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CAST

🔷影山茂夫 モブ Kageyama Shigeo CV.伊藤節生

🔷霊幻新隆 Reigen Arataka CV.櫻井孝宏

🔷エクボ Dimple CV.大塚明夫

🔷影山律 Kageyama Ritsu CV.入野自由

🔷花沢輝気 テル Hanazawa Teruki CV.松岡禎丞

🔷最上啓示 Mogami Keiji CV.石田彰

🔷浅桐美乃莉 Asagiri Minori CV.M・A・O

🔷浅桐正志 Asagiri Masashi CV.星野充昭

🔷魔津尾 MATSUO CV.綿貫竜之介

▶霊とか相談所キャラクター一覧

先生「今日は転校生が来ています。じゃ自己紹介して」

浅桐美乃莉「浅桐みのりです。よろしく」

「え？浅霧さんのお父さんって社長なの！？」

「すごい！」

浅桐美乃莉「今度ウチ来る？」

「行く行く！」

「じゃ歓迎会やろうぜ」

「参加する人名前書いてって」
「影山はいいだろ」

「だよな～ハハハハ」

浅桐美乃莉「あの人何なの？いじられキャラ？」

「さァ…何の印象もないかも」

「存在感ゼロ」

浅桐美乃莉「ふーん、そっかそっか」

最上啓示「これらの登場人物はすべて実際にいる人間をそのまま再現したものだ。つまりキミは今環境さえ違えばこうなったかもしれないというパラレルワールドを体験している」

最上啓示「その上で超能力の使えなキミを観察させてもらおう」

先生「わかりませんじゃねぇよ！俺の授業そんなに退屈か？そのまま立ってろ」

最上啓示「現実のキミは縁に富んでいたが自分の周りはいい人ばかり。そんな環境はごく稀だ」

杉本「ケータイも財布もねぇし親もいねぇだと！？ふざけやがって！鼻のカタチ変えるぞ！」

最上啓示「優秀な弟もここでは他人だ」


最上啓示「キミは私生活では力の使用を控えてるみたいだな。より充実して生きるため超能力よりも要するに人間力を身に着けたいというわけなんだろうが」

最上啓示「いかにも恵まれた者の考えそうなことだ。世の中を甘く見ている」

影山茂夫「僕にもっと力があれば…」

浅桐美乃莉「はい牛乳」

浅桐美乃莉「あれ？たしか牛乳好きって言ってなかったっけ？こういう意味じゃなかった？ていうか牛乳くっさ」

先生「誰か後で雑巾かけておくように」

最上啓示「キミからすれば不可解だろうがこのいじめ行為は彼女が自分のポジションを確保するため日常的にやってきたことだ」

最上啓示「強くならなければ利用され搾取され踏み台にされ続ける」

エクボ「駄目だ。こりゃシゲオ負けたぞ」
霊幻新隆「まだ30分も経ってないだろ」
エクボ「かかりすぎだ！普通は１分もありゃ終わるもんだろ」

エクボ「このままじゃあいつの自我は崩壊する。死ぬってことだ！」

霊幻新隆「モブは自分の力で解決できる男だ。俺と違ってちゃんと強い部分がある」

エクボ「甘ぇよ。次に奴が目覚めたら今度こそ皆殺しだ！」

最上啓示「恐怖・不安・怒り。総合的な負の感情が高まってきたな」

最上啓示「超能力もなくこの世界で半年過ごせば当然の結果だ」

最上啓示「力の使い方を間違えてはいけない」

最上啓示「私は生まれつき霊が見えた。それを祓う力も持っていた。最初は世のため人のためいろいろな相談に乗り解決してきた」

最上啓示「母が原因不明の病にかかり治療費が馬鹿にならなかったんだ。やがて私は黒いルートから殺しの依頼を受けて金を受け取るようになった」

最上啓示「私は寝る間を惜しんで金を稼いだ。しかし母は死んだ」

最上啓示「最後まで病の原因は分からず成す術がなかった。だが私は知ってしまった」

最上啓示「死後、悪霊と化した母が…」

最上の母「お前のせいだ」

最上啓示「私の行為が自分の周りに魔を集め、その災いが母に降りかかっていたのだ」

最上啓示「利用されて生きることに疑問を持つべきだった」

最上啓示「私は悪霊と化し今度は自分の意志で力を使うことを決めた」

最上啓示「世直しだ」

最上啓示「私は人に不幸を与える人間に憑き制裁を与えてきた」

最上啓示「彼女の中に居座っていればくだらない霊能力者共にも制裁を加えられる。それが私の選んだ力の使い方だ」

最上啓示「力は自分の為に使っていい。いや、使うべきなんだ。今のキミならわかるだろう？」

影山茂夫「ほら」

浅桐美乃莉「いっけないんだ～野良猫に餌付けするのは公共のマナー違反だよね。その猫どうすんの？」
影山茂夫「どうもしないよ…」

浅桐美乃莉「何それかわいそーだったら早く死んだ方が猫も楽かも。保健所に連れてくね」

影山茂夫「やめろ…飼うよ！飼うよ！」
「テメ―浅桐さん怖がらせてんじゃねぇよ！」

「ドアが壊れた！」
「あんなに固く封じられてたのに…」

エクボ「奴がこっちに割く力を緩めたおかげでなんとかなったぜ…」

エクボ「逃げねぇのか？もうシゲオを助け出すのは不可能だ。どうして残る？」
霊幻新隆「信用してるからだ」
エクボ「この状況で…そんなにバカだったのか！」

霊幻新隆「ああバカだと思うぞ。お前もここまで他人に信じてもらえたのは初めてだろ？モブは俺達を信用してるんだ。バカだからな。あいつはまだまだ利用できる。そう思ったら逃げてる場合じゃねぇだろ」

エクボ「(確かに俺様じゃシゲオ本来のパワーは引き出せねぇ。だったらまだ影の参謀としてシゲオを利用した方が効率がいい)」

エクボ「気が変わった。俺様も残る」

霊幻新隆「まぁ待とうぜ」
エクボ「いや、待っててもシゲオは戻って来られねぇ。俺様が一肌脱いでやんぜ」

最上啓示「悔しいか？怒っているか？憎んでいるか？恨んでいるか？こいつらは社会のガン。もう利用される側に立つのはよせ」

最上啓示「キミは私の理解者として生まれ変わる。力を与えよう」

最上啓示「そして負の感情を世界に向けて爆発させろ」

エクボ「なかなか入れねぇ…シゲオの奴こんなシールドを突破したのか…くそ」


エクボ「お！？なんか霊力湧いてきたぞ！これならいけるぜー！」

魔津尾「(貸しにしとくわ。その代わり絶対勝ちなさいよね)」

浅桐美乃莉「なんなのあんた…か…影山くんなんてパパのボディーガードに頼めばぼっこぼこよ！」

影山茂夫「だから何？謝れ」

最上啓示「そう…消してしまえ！」

影山茂夫「謝れ」

浅桐美乃莉「ごめんなさい…」

影山茂夫「もし次僕に構ったら…」

「くたばれバケモノ！」

影山茂夫「僕があんたらに何をしたっていうんだ。さっぱりわからない。でもわからなくてもいい。どうでもいい」

最上啓示「完成だ。やっと変わってくれた。キミは私に似ていた。だから私のような人生を送ってほしくなかったんだ」

エクボ「おい」

影山茂夫「(鼻水が喋った)」

エクボ「あ～これだいぶイッちゃってんな。おい！俺様がわかるか？」

影山茂夫「(何だこの生き物…)」

エクボ「と…その前にっと…覗き見んな！」

エクボ「まやかしなんかに引っかかりやがって…しょうがねぇ！今までせっかく霊力を貯金してきたのに…」

エクボ「ショック療法だ！」


エクボ「思い出せシゲオ！外で霊幻と待ってんだ！」
影山茂夫「レイ…ゲン…？誰だ？」

霊幻新隆「おおモブ？悪いけどすぐ事務所来れるか？でかい仕事が入ってな。師匠の頼みだ。急げよ」

影山茂夫「師…匠…」

エクボ「くだらねー世界でくだらねー力を使うな。弟に尊敬される兄だろうが」

影山茂夫「弟…？僕に…？あ…間違えて履いてた！律の靴だコレ」

エクボ「最上ごときの口車に乗るな。お前は花沢にだって頑固を通してただろ」
影山茂夫「そうだ…人に使っちゃいけない力だったんだ」

エクボ「だいたい凡人相手に簡単に負けんなよ。肉体改造部の名が泣くぞ。あんなに鍛えた筋肉はどこ行った？どんだけ長い時間をここで過ごしたかわからんがらしくねーな！」

エクボ「憧れのツボミちゃんに嫌われるぞ！」

霊幻新隆「よくやった」

影山律「兄さん」
花沢輝気「やぁ」

郷田武蔵「肉改！」

エクボ「(そりゃ盛り過ぎだろ)」

影山茂夫「思い出した」

エクボ「相棒の俺様の事も思い出したか！？」

影山茂夫「いや、それはちょっと」
エクボ「おいなんでだよ！」
影山茂夫「冗談だよ。ありがとうエクボ」

最上啓示「記憶が戻ったからなんだと言うんだ。ここでの半年間はキミの心深くに刻み込まれたはずだ。私の声も無意識下で届いていただろう」

影山茂夫「あんたの言う通り世界は残酷で間違ってる部分もある。さすがに考えが変わったよ」
エクボ「お前まさか！」

影山茂夫「僕は幸せ者だ。もっと周りに感謝しよう。現実に戻ったらね」

最上啓示「そうなってしまうか…拍子抜けだ」

最上啓示「せっかく理解者になれそうだったのに」

影山茂夫「それともう一つ。人は人との関わり合いで変わることができる。みんなのおかげで僕は変わった。一人で生きる僕より少し強い僕になったんだ」

影山茂夫「僕が変われたならきっと誰でもそうなんだ。だったら価値のない人間なんていない」

最上啓示「そこまでにしておけ。地獄を見るぞ」

影山茂夫「あんたの作った僕があんたに負けても僕は違う。逃げないよ。まだ最低の浅桐さんを助けてないんだから」

エクボ「シゲオ！やれんのか！？」

エクボ「心配なさそうだな…」

エクボ「他にもいるぞ！」

エクボ「(この世界の住人全てが…)」

影山茂夫「悪霊を退治して現実に帰るんだ！」

最上啓示「帰ってどうする？同じような日々、不合理な社会、苛立って、煩わしいことも沢山起きる」

影山茂夫「外は…怖い？」

最上啓示「悔しい、虚しい、生きるのは苦しいもんだ」

影山茂夫「聞こえてくる…亡者達の声が…伝わってくる…多くの悲鳴が…」

影山茂夫「こんな気持ちで死んでいったのか…こんな気持ちで生きていたのか…こんな…過酷な世界に…」

影山茂夫「僕は…本当に…」
浅桐美乃莉「助けて…」
影山茂夫「この声！」

影山茂夫「あ…そうだった。僕は人を助けに来たんだった」

影山茂夫「何一つ人の役に立たないと思ってたこの力で人を生かすんだ！」

最上啓示「今更何をしても」

最上啓示「私には勝てんぞ！」

エクボ「シゲオ…やったな…さすが…」

最上啓示「さっきまでの少年じゃない…お前…誰だ！」

エクボ「やっとこいつの怖さがわかったか！これが影山シゲオがブチキレた時に見せる真の姿…」

影山茂夫「エクボ」

影山茂夫「危ないから僕に任せて」

影山茂夫「離れていて」

エクボ「(ほんとに誰だよ)」

『最上は見落としていた。モブの中に眠っていた人の心は表裏一体』

『悲しみがあるから喜びがあるようにそれは強い恐怖と対を成す勇気』

『正の感情が100％表出したモブの強烈な一撃により大悪霊最上は完全に消滅……したかに思えた』

最上啓示「私という器が壊れたことでこれまで取り込んで制御していた悪霊は一斉に解き放たれる。もう私自身の手に負えなくなる」

エクボ「シゲオ！」

影山茂夫「エクボ！先に戻れ！僕は大丈夫だから！」

エクボ「大丈夫ってお前」

影山茂夫「うわあああああ」

影山茂夫「僕は浅桐さんを助ける！確実に除霊してから脱出する！必ず帰るから心配するな！」

エクボ「俺様も空気か…畜生！捕まえてみろこのやろー！上等だー！待ってるぜー！」

影山茂夫「(この世界…目に入るもの全部が霊体…)」

影山茂夫「(全部…除霊しないと！)」

影山茂夫「(助けるんだ…僕は…こんな所で…)」

最上啓示「そうか…キミという器が壊れたことで…中身がそれか！」

霊幻新隆「死んだかと思ったぜ。結構長かったな」

影山茂夫「はい…とても…師匠…浅霧さんは？」


最上啓示「キミは選択をした。その生き方が正しいかどうか遠くから見ている」

魔津尾「まだ消えるのは早いわよ」

魔津尾「思わぬ収穫だったわ。ありがとう」

霊幻新隆「あいつは！全然気づかなかった…」

魔津尾「じっくり大切に育ててあげるわ。それじゃまたどこかで」

浅桐美乃莉「影山くん…」

霊幻新隆「何だ？知り合いだったのか？」
エクボ「いや、向こうでの出来事が記憶がされてんだな」

影山茂夫「キミは本当にあんな感じなの？」

浅桐美乃莉「う…うん…あんな感じ。ごめんね」

浅桐美乃莉「…本当に…ごめんなさい…ごめんなさい…ごめんなさい…」

影山茂夫「いいんだ。もうわかったから」
エクボ「何が？」
影山茂夫「人は変われるってこと。最上さんと浅桐さんが教えてくれたんだ。僕もみんなに変えてもらった。僕も誰かを変えられるかもしれないってわかったから」

影山茂夫「こうやって会えてよかったよ」

浅桐美乃莉「ありがとう…」

浅霧正志「みのりを救ったのは同級生の男子だと言ったな？」

浅桐美乃莉「それがどうしたの？」

浅霧正志「依頼した中に中学生なんていないんだ。頼んでもいないのに誰も退治できなかった悪霊を除霊して名乗らずに去って行った…」

浅桐美乃莉「かっこいいね。またいつか会いたいな」

浅霧正志「いろいろ調べてみたら一つひっかかる結果が出た」

浅桐美乃莉「あれ？これって…」

「教団の収入源が寄付だけじゃ維持できないなぁ…」
「これじゃ本部を作るなんて不可能だ」
「いつまで経っても教祖様は消息不明だし…」

影山茂夫「師匠、何で報酬を貰いに行かないんですか？」
霊幻新隆「あんなに怪我人が出たんだ。成功とは言えんだろ」

霊幻新隆「微妙な金は受け取らねぇ方がマシだ」
エクボ「責任追及されんのが怖ぇんだろ」
霊幻新隆「ちげーよバカ！」

霊幻新隆「ま、金でも権力でも力に溺れるとロクでもないことになっていくんだ。最上も自分の能力に飲まれたってことだな」

霊幻新隆「お前もさ、有名になったり偉くなるよりは俺の手伝いでバイトやってるくらいが、ちょうどいいバランスなんだよ」

エクボ「まーた勝手な事言ってやがる」

 

Mob Psycho 100
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